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<<第2幕>>

(喜びに満ちたヒマラヤスギの森
パルナッソス山が見え、そこには「美徳」の宮殿がある)

<第1場>

(クレオパトラ、ニレーノ)


CLEOPATRA
ニレーノ、頼んでたことはやった?

NIRENO
はい、完璧でございます

CLEOPATRA
チェーザレは宮殿に着いたの?

NIRENO
私がお連れしました
すでにこちらへお向かいです

CLEOPATRA
ねえ、それで計画した舞台は
準備できた?

NIRENO
雲間に 高貴なる王宮が
光り輝いておりますよ
でも一体何をお考えで?

CLEOPATRA
愛が 奇妙な作戦を
思いつかせたのね
私 もう決めたの
変装して あの素敵な人を
恋の虜にするのよ

NIRENO
彼に正体を明かすんですか?

CLEOPATRA
まだその時じゃないけど

NIRENO
私はどういたしましょう?

CLEOPATRA
あちらでチェーザレを待っていて
そしてこの森へ連れてくるの
それから私の部屋へもね
そして彼を快く思ってない
王の企てを知らせるために
日が落ちる前にリディアが
待っている、と伝えるのよ
(出て行く)


<第2場>

ニレーノ、そしてチェーザレ、クレオパトラ(「美徳」の姿で)

NIRENO
愛の求道者はクレオパトラ様より
その手練手管を学びなさいまし

CESARE
(入ってくる)
どこだ、ニレーノ、私のあの大切な人は?

NIRENO
ここにもうすぐ
リーディア様がおいでですよ
(様々な楽器の美しい音楽が聴こえてくる)

CESARE
シーッ!

NIRENO
ああ、何と?

CESARE
天よ、どこからこのうっとりする
美しい音楽が降ってくるのだ?

NIRENO
これに魅了されないのは
心が石の人くらいでしょうね
(再び音楽が聴こえる
パルナッソス山が姿を現し、王座には9人のミューズを従えた「美徳」の姿が見える)

CESARE
ジューリオ、この光景は何だ?
神々はいつ あふれ輝く光と共に
地上に降りてきたのだ?

CLEOPATRA
(「美徳」の姿で)
私はあなたを恋い慕う
瞳よ 愛の矢よ
そのきらめきは
私の心を喜ばせる
打ちひしがれた私の心は
切なくあなたを求め
愛するその人を
いつも呼んでいる

CESARE
天界のジュピターも
こんなに美しい歌を知らないだろう
舞い上がれ、心よ、この美しい魔力に・・・
(チェーザレがクレオパトラに駆け寄ると、パルナッソス山は閉じられ、以前の光景に戻る)
...どういうことだ?
ああ!私の喜びを妬んでいるのは神か?

NIRENO
お聴きになったでしょう、どうですかリーディア様は?

CESARE
リーディアがこれほど魅力的だったとは・・・
ああ!彼女の涙が私の鎧を貫いてしまったから
かくも優雅な彼女の美しさが
歌えば私を束縛し 泣けば私の心を痛めるのが
よくわかることだ

NIRENO
愛の炎にやられたからと
自分を責めることはありませんよ
リーディア様は親切な方です
それでもしもお嫌でないのなら 彼女は
あなた様を部屋で待っておりますよ

CESARE
リーディアが私を求めてるのか?

NIRENO
そして彼女はクレオパトラ様にも
会わせてくれますよ

CESARE
すぐに彼女の元へ連れて行ってくれ
この苦しみを和らげるために

もし花咲く美しい野辺で
小鳥が花や草の中に
身を隠していれば
その歌はもっと素晴らしいだろう
もし愛らしいリーディアが
歌い語れば
より優美で
どんな心をも魅了するだろう


場面変わる
猛獣がいる庭と隣合わせの
後宮の庭

<第3場>

コルネーリア、後でアキッラ
(コルネーリアは小さな鍬を手に
花壇を耕している)

CORNELIA
ああ、悲しみの瞳よ
もうお前には何の希望もないわ

ACHILLA
(入って来る)
美しい人よ、泣くんじゃない!
君の苛酷な運命もじきに変わるさ

CORNELIA
嘆くために生まれた者は永遠に泣き続けるのよ

ACHILLA
このアキッラの愛を
受け入れてくれるなら
この辛い拘束から解放してやるぞ

CORNELIA
やめて!二度とそんなこと言わないで
(彼から離れようとする)

ACHILLA
おいおい、聞いてくれ、どこへ行くんだ?

CORNELIA
あなたを見なくてもいい所へ逃げるわ


<第4場>

上記に加えて、トロメーオ

(逃げるコルネーリアは、途中でトロメーオに出くわし
彼に手で押さえられる)

TOLOMEO
お前さん、そう怒るなよ!

CORNELIA
離して!邪悪な王!

ACHILLA
陛下、私は愛するこの女の頑なな心を
ほぐすために ここへ来たんですが

TOLOMEO
色良い返事はもらったのか?

ACHILLA
相変わらずのツレない返事で がっかりです

TOLOMEO
(自分に)
(おお、それは好都合だ!)
お前さん、機嫌を直せよ!
(アキッラを側に引っぱって)
おい、それで?

ACHILLA
いいですか、今日地に倒れ息絶えた
チェーザレをお見せしますよ
これで王も気が晴れ、唯一の統治者ですな

TOLOMEO
行け、実行するんだ、首尾良くな
褒美はこのつれない女だぞ
(自分に)
(真に受ける愚か者め!)

ACHILLA
(コルネーリアに)
もしお前が私につれなくなければ
この心は永遠に
お前に忠実でいるだろう
でもお前が冷たいままで
私に心を開かないなら
厳しさだけが待ち受ける!
(出て行く)

TOLOMEO
お前、愛を求める奴が
そんなに嫌なのか?

CORNELIA
裏切り者は
愛に値しないわ

TOLOMEO
随分頑なだな
もし王がお前を求めたとしても?

CORNELIA
怒り狂ってそいつを震え上がらせてやるわ

TOLOMEO
この顔には少しばかりの情けもないのかね?
この胸にも・・・
(コルネーリアの胸に右手を伸ばすと
コルネーリアは怒って身を引く)

CORNELIA
何をするの
みだらなことはやめて
私はコルネーリア、ローマの女よ
(出て行く)

TOLOMEO
王に対してこの頑なさ? 不遜な女め!
言うことを聞かないのなら 力ずくででも
お前が拒んでいるものを奪ってやるからな

つれない女め お前の頑なさが
俺の心に憎しみを目覚めさせる
お前が俺の心を踏みにじるなら
毒でもくらってもらおうか 不実な女よ
(出て行く)


<第5場>
コルネーリア、後でセスト

CORNELIA
(戻って来る)
さあ、何をためらってるの?
あの好色な男は行ったわ
勇気が私の貞節を守ってくれますように
この高い壁から
猛獣の口めがけて飛び込んで
彼らの餌になるわ
気丈な魂は死を怖れない
さらばローマ、さらばセスト!私は死ぬわ

SESTO
(入って来る)
待って!何するんだ?

CORNELIA
誰、私を引き止めるのは?

SESTO
母さん!

CORNELIA
母さん?ああ何と?
息子セストじゃないの、私の心!
どうやってここへ来たの?

SESTO
あの好色な王から母さんを守るため
ニレーノに案内してもらい
こっそりここに来たんだ

CORNELIA
こんな所で姿をさらしたら
あまりに危険だわ、お前

SESTO
復讐に燃える者は
命なんか構わないんだよ、母さん
セストが死ぬかあの暴君が死ぬか、どちらかだ


<第6場>
上記に加えて、ニレーノ

NIRENO
(入って来る)
コルネーリア、良くない知らせです 王があなたを
伽の相手として連れてくるよう私に命じています

CORNELIA
ああ、神よ!

SESTO
神よ、何だって?

NIRENO
どうか気を確かに
トロメーオ王は私を疑うことを知りません
あなた方は二人で残忍な王がみだらな行為に
ふけっている所に行くのです
そこで身を隠していたセストが
大いなる復讐を果たすことが出来ますよ
彼は一人 しかも無防備ですから
身を守ることは出来ないでしょう

SESTO
ありがとう、恩に着るよ

CORNELIA
この正義なる企てに天の助けがあることを!

嘆くのはもう終わり!
天はいつまでもこの不幸に憤ってはいない
たとえ遅くなったとしても
復讐は果たされるものだから
舵手は悪天候の時も
決して望みを捨てない
粘り強い意志が
彼に身の安全を約束する
(ニレーノと共に退場)

SESTO
(一人で)
父を虐殺した仇への復讐を
諦めるのは息子ではない
さあ頑強な魂よ
復讐に備えよ
そしてお前が死ぬ前に他の奴に死を!

怒りの蛇は決して休まない
敵の血液に毒を
注ぐまでは
だから僕の魂も
あの邪心をたたきのめすまでは
気高く偉大な姿を現すことはない
(退場)


場面変わる
うっとりするような場所

<第7場>
クレオパトラ、後からチェーザレ

CLEOPATRA
もうすぐここに来るはずよ
私の心の君、愛するチェーザレが
彼はここで彼を愛するリーディアが
待っていると知っているわ
彼の心痛 いかばかりか計るために
眠ったふりをしていましょう
まどろみながら盲目の愛の神と共にいましょう
(腰を下ろす)

美しいヴィーナスよ
しばしの間
愛の神の魅力全てを
私に授けてください
あなたの力添えで
私の美しさは
高貴な心を捉えることが
できるのです
(眠っているふりをする)


CESARE
(入って来る)
何と?おお神よ、彼女が一人ここで眠っている
愛する美しいリーディア
ああ!もしこの胸に沸き上がる激情が
君の心に鋭く入り込むなら
君はいつか私の花嫁となり
伴侶となる運命を
望むだろうに

CLEOPATRA
(身を起こしながら)
花嫁?私は死ぬまであなたを愛すわ

CESARE
まさか!

CLEOPATRA
何をうろたえてるの?

CESARE
クレオパトラの侍女が
そんなに熱くなるものかい?

CLEOPATRA
チェーザレ、怒らないで!
起きてる私が嫌なんでしょ
私を愛したいなら、私はまた眠るわ
(元の場所に戻る)


<第8場>
上記に加えクーリオ、後で陰謀者達 (舞台裏で)

CURIO
(剣を手にして入って来る)
チェーザレ、謀られていますぞ

CESARE
(剣を抜いて)
私が謀られていると?

CLEOPATRA
何ですって?

CURIO
私があなたを待って部屋におりますと
人の気配と騒々しい剣の音がして
「チェーザレに死を!」と
怒鳴る声が聞こえました
それで急いで知らせに来たのです

CESARE
ということは エジプトでは
反逆行為がのさばっているのか?
リーディア、ここに残るんだ
二人でいるのは危ない

CLEOPATRA
やめて、行かないで・・・私死んじゃうわ

CESARE
行かせてくれ、リーディア!

CLEOPATRA
リーディアですって? 私はあなたを
守るためなら戦いにすっ飛んでいくわ
地獄の果てにだって
クレオパトラは下りて行く
(自分に)
(ああ、私何を言ったの?)

CESARE
クレオパトラ?

CLEOPATRA
ええ

CESARE
どこにいるんだ?

CLEOPATRA
チェーザレ、私が愛する
そのきらめく瞳を他ならぬこの胸に向けて
私はクレオパトラよ
もう変装したリーディアじゃないわ

CESARE
君がクレオパトラ?

CLEOPATRA
この王たる私が出ていけば
陰謀者達の無謀な企ても
すぐに収束するわ
だからその剣を脇に戻して
(出て行く)

CESARE
クーリオ、このただならぬ状況に
私は動かぬ石となるぞ

CURIO
それは驚きです

CESARE
何を聞いた、私の心よ?
リーディアがクレオパトラ?
そして彼女を軽んじた?ああ神よ!

CLEOPATRA
(慌てて戻ってきて)
逃げて!チェーザレ、逃げて!
王宮のあなたの部屋からこの泉へ
陰謀者達が走ってくるわ

CESARE
何だと!クレオパトラでさえ
この悪意ある企てを抑えられなかったのか?

CLEOPATRA
国王の高貴な紫も 反逆を抑える
十分な盾にはならないわ

CESARE
来るなら来い、私は恐れないぞ
チェーザレは恐怖など知るものか

CLEOPATRA
おお神よ!私を苦しめないで
どうか無事にあなた、チェーザレ、逃げて!

CESARE
武器のきらめきで
この戦士の魂が
復讐を果たす
この右腕は戦い続ける
戦士が力を与えてくれる限りは

(クーリオと共に出て行く)

CONGIURATI(陰謀者達)
(舞台裏で)
チェーザレに死を、死を!

CLEOPATRA
(一人で)
何てこと?おお神よ!クレオパトラにも死が
臆病な魂よ、一体何を言うの?お黙り!
戦いに勝って報いるために
私はベッローナ(戦いの女神)の姿と
軍神の心を持とう
その間、天を治める神々よ
私の大切な人をお守り下さい
彼は私の心の支え、希望なのです

正しき天よ 私を哀れんでくださらなければ
私は死んでしまうでしょう
私の苦しみを和らげて下さい
そうしなければ この魂は息絶えてしまうでしょう

場面変わる
後宮の一室

<第9場>

愛妾達に囲まれているトロメーオ
その中にコルネーリア、後からセスト

TOLOMEO
我が心の美しき女神達よ
その顔には天国が宿っている
天国にも星のようなその双眸ほど
まばゆく光り輝くものはない
ここは剣を脇に置く
やすらぎの場所だ
(剣をテーブルの上に置く)
愛し合う時には
何と物騒な飾りであることよ

CORNELIA
(自分に)
(神よ!どうなるの私は?)

TOLOMEO
ここか、コルネーリア?
お前が手にしているこの白いリネンは
俺のならわしでは
王の床に夜の相手として
指名された印なんだぞ
(コルネーリアはその小布をつかんで
怒りと共に彼に投げつける)

SESTO
(入って来て、自分に)
(今こそこの手でやる時だ!
父さんを殺したまさにあの剣で
奴を刺し殺す!)


<第10場>

上記に加えて、アキッラ

(セストがトロメーオの剣に手を伸ばすと突然アキッラにつかまれアキッラは中に突進して剣を手に取る)

ACHILLA
陛下、お取り下さい!

TOLOMEO
どうした?

SESTO
(自分に)
なんて不運な!

ACHILLA
戦いの用意を、陛下
女とイチャついている時ではありませんぞ
こんな愛の神々など放って軍神の元へ急ぐのです!

TOLOMEO
何か悪いことでも?

ACHILLA
私がチェーザレを殺そうとすると
彼は我々の中に突進してきました
しかし数で上回る我々に
結局彼一人ではかないません
彼はクーリオと逃げ、高いバルコニーから突然
港の真ん中へと身を投げました
そしてたちまちクーリオは海中に沈み
すでに死んでいるチェーザレが見えたのです

CORNELIA
(自分に)
チェーザレが死んだ?

SESTO
(自分に)
おお神よ!

ACHILLA
今やクレオパトラは
ローマ陣営の元へ飛び
戦闘を煽るトランペットが響く中
チェーザレの仇を討とうと 武装した兵が
あなたの軍めがけて急いでいます

TOLOMEO
軟弱な女の怒りなんざ
恐れるに足らん

ACHILLA
私の尽力に対する褒美として
あの女を私の妻にしていただける
約束が残っていますが

TOLOMEO
厚かましい!その程度のことで
美女を報酬に要求するのか?

ACHILLA
陛下・・・

TOLOMEO
黙れ、出て行け!
俺は王だ、お前への褒美は俺が決める

ACHILLA
これが私の任務への褒美ですか?

TOLOMEO
そうだ!

ACHILLA
(自分に)
忠実でない者にはそれを守る義務もないってことか
(出て行く)

TOLOMEO
皆の者、後に下がれ
近々俺はお前達のところへ
勝者として戻ってくるからな
(愛妾達と共に出て行く)


<第11場>

セスト、コルネーリア

SESTO
今や復讐の望みは
完全についえた
役立たずの剣よ、これ以上の苦しみから
逃れるために 僕はお前に死を求める
(自殺しようと剣を抜く)

CORNELIA
やめて!何をするの?
あなたのとどめを運命が邪魔したとしても
絶望するのは無駄よ、セスト

SESTO
チェーザレが亡くなった今
これ以上僕達に何が望める?

CORNELIA
元気を出して、気を強く持つのよ!
ニレーノの道案内で戦地に行きなさい
そこであの人でなしの暴君にまた会えるわ
彼に 死をも怖れない
あなたの強い心を見せるのよ
(出て行く)

SESTO
(一人で)
あの暴君を追い詰めるまで
知られぬようにその足跡を
くまなく辿って行こう
父を殺したあいつを息子の手で
血まみれにして倒すのだ

残忍な暴君は
生きるための空気を
吸う資格などない
あの血も涙もない心が
僕の怒りを呼び覚ます
あいつの死だけがそれを鎮められる
Atto Secondo

Deliziosa selva di cedri con il monte Parnaso nel prospetto,
il quale contiene in se' la reggia della Virtù.

Scena prima

Cleopatra, Nireno


CLEOPATRA
Eseguisti, oh Niren, quanto t'imposi?

NIRENO
Adempito è il comando.

CLEOPATRA
Giunto è Cesare in corte?

NIRENO
Io ve'l condussi,
ed ei già a queste soglie il piè rivolge.

CLEOPATRA
Ma dimmi: è in pronto
la meditata scena?

Nireno
Infra le nubi
l'alta regina sfavilla;
ma che far pensi?

CLEOPATRA
Amore
già suggerì all'idea
stravagante pensier: ho già risolto,
sotto finte apparenze
far prigionier d'amor ch'il cor m'ha tolto.

NIRENO
A lui ti scoprirai?

CLEOPATRA
Non è ancor tempo.

NIRENO
Io che far deggio?

CLEOPATRA
Attendi
Cesare qui in dispare; indi lo guida
in questi alberghi, e poi lo guida ancora
colà nelle mie stanze e a lui dirai,
che per dargli contezza
di quanto dal suo re gli si contende,
pria che tramonti il sol Lidia l'attende.
(parte)


Scena seconda

Nireno, poi Cesare; Cleopatra (nelle vesti di Virtù)

NIRENO
Da Cleopatra apprenda
chi è seguace d'amor l'astuzie e frodi.

CESARE
(entra)
Dov'è, Niren, dov'è l'anima mia?

NIRENO
In questo loco in breve
verrà Lidia, signor.
(Qui s'ode vaga sinfonia di vari strumenti)

CESARE
Taci!

NIRENO
Che fia?

CESARE
Cieli, e qual delle sfere
scende armonico suon, che mi rapisce?

NIRENO
Avrà di selce il cor chi non languisce.

(S'ode nuovamente una sinfonia;
s'apre il Parnasso, e vedesi in trono la Virtù,
assistita dalle nove Muse)

CESARE
Giulio, che miri? e quando
con abisso di luce
scesero i Numi in terra?

CLEOPATRA
(nelle vesti di Virtù)
V'adoro, pupille,
saette d'amore,
le vostre faville
son grate nel sen.
Pietose vi brama
il mesto mio core,
ch'ogn'ora vi chiama
l'amato suo ben.

CESARE
Non ha in cielo il Tonante
melodia che pareggi un sì bel canto.
Vola, mio cor, al dolce incanto...
(Mentre Cesare corre a Cleopatra,
si chiude il Parnasso, e torna la scena come prima)
... e come?
Ah! che del mio gioir invido è il Nume!

NIRENO
Signor, udisti, e che ti par di Lidia?

CESARE
Virtù cotanta da Lidia possiede?
Ah! Che se già piangente
mi saettò tra le armi, io ben m'aveggio
che bellezza sì vaga
cantando lega, e lagrimando impiaga.

NIRENO
Signor, se amor t'accese,
non affligger, no, no; Lidia è cortese.
Anzi, se non t'è grave, ella t'attende
nelle sue stanze oror.


CESARE
Lidia mi brama?

NIRENO
Ed ella a Cleopatra
anche ti scorterà.

CESARE
Guidami tosto in seno al mio tesoro,
acciò che dolce rendo il mio martoro.

Se in fiorito ameno prato
l'augellin tra fiori e fronde
si nasconde,
fa più grato il suo cantar.
Se così Lidia vezzosa
spiega ancor notti canore,
più graziosa
fa ogni core innamorar.


Cambiamento
Giardino del serraglio,
dove corrisponde quello delle fiere

Scena terza

Cornelia, poi Achilla
(Cornelia, con piccola zappa nelle mani,
che vien coltivando i fiori)

CORNELIA
Deh. Piangete, oh mesti lumi,
già per voi non v'è più speme.

ACHILLA
(entra)
Bella, non lagrimare!
Canterà il tuo destin le crude tempre.

CORNELIA
Chi nacque a sospirar piange per sempre.

ACHILLA
Un consenso amoroso,
che tu presti ad Achilla,
può sottrarti al rigor di servitù.

CORNELIA
Olà! Così non mi parlar mai più.
(Vuol partire)

ACHILLA
Oh dio! ascolta; ove vai?

CORNELIA
Fuggo da te per non mirarti mai.


Scena quarta

I detti, Tolomeo

(mentre Cornelia fugge, incontra Tolomeo,
che la prende per la mano)

TOLOMEO
Bella, placa lo sdegno!

CORNELIA
Lasciami, iniquo re!

ACHILLA
Sire, qua mi portai,
per ammollir questa cruedel, che adoro.

TOLOMEO
Fu pietosa a' tuoi detti?

ACHILLA
Ella mi sprezza ognor, ed io mi moro.

TOLOMEO
(da se'):
(Respiro, oh ciel!)
Bella, lo sdegno ammorza!
(tira da parte Achilla)
Amico, e ben?

ACHILLA
Signor, oggi vedrai
Cesare estinto al suolo,
re vendicato, e regnator tu solo.

TOLOMEO
Parti, eseguisci, e spera; avrai in mercede
la tua crudel.
(da se'):
(Folle è costui se'l crede).

ACHILLA
(a Cornelia)
Se a me non sei crudele,
ognor sarà fedele
a te questo cor.
Ma se spietata sempre
ver me non cangi tempre,
aspetta sol rigor!
(parte)

TOLOMEO
Bella, cotanto aborri
chi ti prega d'amar?

CORNELIA
Un traditore
degno non è d'amor.

TOLOMEO
Tanto rigore?
Ma se un re ti bramasse?

CORNELIA
Sarei una furia in agitargli il core.

TOLOMEO
Possibil che in quel volto
non alberghi pietà? che in questo seno...
(stende la destra al seno di Cornelia,
che sdegnosa si ritira)

CORNELIA
Freni l'anima insana
lo stimolo del senso:
pensa che son Cornelia,. e son Romana.
(parte)

TOLOMEO
Tanto ritrosa a un re? perfida donna!
Forza userò, se non han luogo i prieghi,
e involarti saprò ciò ch'or mi nieghi.

Sì, spietata, il tuo rigore
sveglia l'odio in questo sen,
Giacché sprezzo questo core,
prova, infida, il mio velen!
(parte)


Scena quinta
Cornelia, poi Sesto

CORNELIA
(che rientra)
Su, che si tarda? or che partì il lascivo,
un generoso ardir l'onor mi salvi;
tra le fauci de' mostri
mi scaglierò da queste eccelse mura,
cibo sarò di fiere;
non paventa il morir un'alma forte.
Addio Roma, addio Sesto! Io corro a morte.


SESTO
(entra)
Ferma! che fai?

CORNELIA
Chi mi trattiene il passo?

SESTO
Madre!

CORNELIA
Madre? che veggio?
Figlio, Sesto, mio core!
Come qui ne venisti!

SESTO
Io, per sottrarti al regnato lascivo
di Niren con la scorta
quivi occulto mi trassi.

CORNELIA
Troppo è certo il periglio
in cui, figlio, t'esponi.

SESTO
Chi alla vendetta aspira
vita non cura, oh madre.
Sì cadrà Sesto, o cadrà il tiranno.


Scena sesta
I detti, Nireno

NIRENO
(entra)
Cornelia, infauste nove. Il re m'impone,
che tra le sue dilette io ti conduca.

CORNELIA
Oh dio!

SESTO
Numi, che sento?

NIRENO
Non vi turbate, no: unqua sospetto
a Tolomeo non fui; ambi verrete
là dove il re tiranno
è in preda alle lascivie;
colà Sesto nascoso
in suo potere avrà l'alta vendetta;
egli solo ed inerme
far non potrà difesa.

SESTO
Molto, molto ti devo.

CORNELIA
Assista il cielo una sì giusta impresa!

Cessa omai di sospirare!
Non è sempre irato il cielo
contro i miseri; suol fare
benché tardi, le vendette.
Il nocchier, s'irato è il mare,
mai non perde la speranza,
onde avvien che la costanza
la salute a lui promette.
(parte con Nireno)

SESTO
(solo)
Figlio non è, chi vendicar non cura
del genitor lo scempio.
Su dunque alla vendetta
ti prepara, alma forte,
e prima di morir altrui dà la morte!

L'angue offeso mai riposa,
se il veleno pria non spande
dentro il sangue all'offensor.
Così l'alma mia non osa
di mostrarsi altera e grande,
se non svelle l'empio cor.
(parte)


Cambiamento
Luogo di delizie

Scena settima
Cleopatra, poi Cesare

CLEOPATRA
Esser qui deve in breve
l'idolo del mio sen, Cesare amato;
ei sa che qui l'attende
Lidia sua, che l'adora;
per discoprir, se porta il sen piagato,
fingerò di dormir, porterò meco,
mascherato nel sonno, Amor ch'è cieco.
(si pone a sedere)

Venere bella,
per un istante,
Deh, mi concedi
le grazie tutte
del dio d'amor!
Tu ben prevedi
ch'il mio sembiante
dee far amante
d'un regio cor.
(finge di dormire)

CESARE
(entra)
Che veggio, oh Numi? il mio bel sol qui dorme?
Vaga Lidia, adorata,
ah! se di tanto incendio
che mi bolle nel seno,
ti penetrasse al cor qualche scintilla,
ben potresti sperar dalla tua sorte
d'essermi forse un dì sposa e consorte.

CLEOPATRA
(sporgendo)
Sposa? t'adorerò fino alla morte.

CESARE
Olà!

CLEOPATRA
Che ti conturbi?

CESARE
Una donzella,
serva di Cleopatra a tanto aspirar?

CLEOPATRA
Cesare, frena l'ire!
Giacché desta m'aborri,
perché m'abbi ad amar, torno a dormire.
(va per tornar al suo luogo)


Scena ottava
I detti, Curio, dopo congiurati (di dentro)

CURIO
(entra con spada impugnata)
Cesare, sei tradito.

CESARE
(snuda il brando)
Io tradito.

CLEOPATRA
Che sento?

CURIO
Mentr'io ver le tue stanze,
signor', t'attendo, odo di genti e spade
ripercosso fragor, ed una voce
gridar: Cesare mora, ed improvviso
a te ne volo, ad arrecar l'avviso.

CESARE
Così dunque in Egitto
regna la fellonia? Bella, rimanti;
sono infausti per noi cotesti lidi.


CLEOPATRA
Fermati, non partir, che tu m'uccidi.

CESARE
Lascia, Lidia!

CLEOPATRA
Che Lidia?
Io volerò al conflitto in tua difesa,
sino agli stessi abissi
scenderia Cleopatra.
(da se'):
(ohimè, che dissi?)

CESARE
Cleopatra?

CLEOPATRA
Sì.

CESARE
Dov'è?

CLEOPATRA
Cesare, volgi
in questo seno, e non altrove, il lampo
di quegli occhi che adoro:
Son Cleopatra, e non più Lidia in cambio.

CESARE
Sei Cleopatra?

CLEOPATRA
In breve
de' congiurati il temerario ardire
questo aspetto regal farà che cada;
torna al fianco, signor, quella tua spada!
(parte)

CESARE
Curio, a sì strani eventi
resto immobile sasso.

CURIO
Stupido son.

CESARE
Che udisti mai, cor mio?
Lidia è Cleopatra? e la spregiasti? Oh dio!


CLEOPATRA
(che frettolosa ritorna)
Fuggi, Cesare, fuggi!
Dalle regie tue stanze a questa fonte
volano i congiurati.

CESARE
Come! nemmen Cleopatra
valse a frenar sì perfido ardimento?

CLEOPATRA
La porpora reale
scudo non è bastante al tradimento.

CESARE
Vengano pure, ho core.
Cesar non sappe mai che sia timore.

CLEOPATRA
Oh dio! tu il mio cor mi struggi;
salvati, o mio bel sol! Cesare, fuggi!

CESARE
Al lampo dell'armi
quest'alma guerriera
vendetta farà.
Non fia che disarmi
la destra guerriera
che forza le dà.
(parte con Curio)

CONGIURATI
(di dentro):
Mora Cesare, mora!

CLEOPATRA
(sola)
Che sento? Oh dio! Morrà Cleopatra ancora.
Anima vil, che parli mai? Deh taci!
Avrò, per vendicarmi,
in bellicosa parte,
di Bellona in sembianza un cor di Marte.
Intanto, oh Numi, voi che il ciel reggete,
difendete il mio bene!
Ch'egli è del seno mio conforto e speme.

Se pietà di me non senti,
giusto ciel, io morirò.
Tu da pace a' miei tormenti,
o quest'alma spirerò.

Cambiamento
Camera nel serraglio

Scena nona

Tolomeo circondato dalle sue favorite,
Cornelia fra loro, poi Sesto

TOLOMEO
Belle dee di questo core,
voi portate il ciel nel volto,
non ha il ciel più bel splendore
di quel ch'avete in doppie stelle accolto.
Questo è luogo di pace,
onde il ferro depongo,
(pone la spada sopra una tavola)
che inutile ornamento
ora è questo in amor fiero stromento.

CORNELIA
(da se' ):
(Numi! che fia di me?)

TOLOMEO
Ma qui Cornelia?
Questo candido lin tu prendi in segno,
secondo il mio costume,
di colei che destino
al regio letto, alle notturne piume.
(Cornelia prende il fazzoletto,
e poi lo getta con sdegno)

SESTO
(entra, da se' ):
(Ora è il tempo, oh mia destra!
il proprio ferro
che uccise il genitore, l'empio trafigga).


Scena decima

I detti, Achilla

(mentre Sesto vuol prendere la spada di Tolomeo, vien sorpreso da Achilla, che entra in furia e la prende)

ACHILLA
Sire, prendi!

TOLOMEO
Che fia?

SESTO
(da se' ):
Stelle crudeli!

ACHILLA
Arma la man che non è tempo, o Sire,
di star fra vezzi in amorosa parte;
queste Veneri lascia, e vola a Marte!

TOLOMEO
Qual nemica la fortuna...

ACHILLA
Mentre io cerco di Cesare la strage,
s'avventa egli fra i nostri,
ma il numero di molti
alla virtù d'un solo al fin prevale;
fugge con Curio, e da balcon sublime
si scaglia d'improvviso in mezzo al porto,
ed io miro in un punto Curio sommerso,
e Cesare già morto.

CORNELIA
(da se'):
Cesare morto?

SESTO
(da se'):
Oh Numi!

ACHILLA
Or Cleopatra
vola al campo romano,
e delle trombe ai bellicosi carmi,
di Cesare in vedetta, corre co' suoi
contro il tuo campo all'armi.

TOLOMEO
D'una femmina imbelle
non pavento i furori.

ACHILLA
A te sol resta
che in premio di tant'opra
in isposa costei tu mi conceda.

TOLOMEO
Temerario! Beltà che non ha pari
d'un tradimento in guiderdon pretendi?

ACHILLA
Sire...

TOLOMEO
Ammutisci e parti!
Son re, e saprò premiarti.

ACHILLA
Il mio servir questa mercé riceve?

TOLOMEO
Olà!

ACHILLA
(da se'):
A chi fede non ha, fe' non si deve.
(parte)

TOLOMEO
Ciascuna si ritiri;
dopo breve soggiorno
vittorioso fra voi farò ritorno.
(parte con le favorite)


Scena undicesima

Sesto, Cornelia

SESTO
Ecco in tutto perduta
la speme di vendetta!
Ferro, inerme ti vedo;
io per non più soffrir morte a te chiedo.
(tira la spada per uccidersi)

CORNELIA
Ferma! che fai? se perverso il destino
fè vano il colpo, invan disperi, oh Sesto.


SESTO
Or che Cesare è estinto
che più sperar possiamo?

CORNELIA
Animo, ardire!
Niren già t'apre il passo; al campo vanni;
colà tu rivedrai l'empio tiranno,
e a lui fa poi mirar con alma forte,
che incontrar sai, non paventar la morte.
(parte)

SESTO
(solo)
Seguirò tanto con ignoto passo
ogn'orma del tiranno,
finché nel suo periglio
farò che cada esangue
del padre l'uccisor per man del figlio.

L'aure che spira
tiranno e fiero
egli non mertadi respirar.
Mi sveglia all'ira
quel cor severo,
sua morte solomi può placar.


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