オペラ作曲家別索引

オペラ対訳完成

その他対訳完成

対訳一部完成

このサイトについて

アクセス数

  • 今日  -
  • 昨日  -
  • 累計  -

翻訳エンジン


bose_soundlink_color_ii





<<第1幕>>

Ballo

<第1場>

高く切り立った岩山に囲まれた荒野、
ふもとにはくり抜かれた小さな洞窟。
ブラダマンテは雄々しい戦士の装束に身を包んでおり、
メリッソも又、戦士の格好をしている。

BRADAMANTE
ああ神様!ここ迄来たけれど、もう先が分からないわ。

MELISSO
静かに! あの洞窟から女が
我々を出迎えに来るようですぞ。

MORGANA
(洞窟から出て)
なんという幸運が、勇敢な戦士たちを
私達の元に遣わしたのかしら?

MELISSO
海の嵐と風が我々をここに連れてきたのです。

BRADAMANTE
で、この結構な場所は誰のものなのかね?

MORGANA
ここは権力者、アルチーナの王国ですよ。

MELISSO
おお、なんてついてるんだ!

BRADAMANTE
彼女の権力とその美しさは有名だ。
ところで、我々はその高貴なる女王に
ご挨拶する事は出来るかね?

MORGANA
(ブラダマンテに)
高貴な戦士よ、あなたを見ていると
甘い愛が私の胸に沸き起こるわ。
此処で少しお待ちなさい、彼女は直ぐに来るでしょう。

微笑が
雄弁でも寡黙でも、
愛しい人、
あなたの美しい顔は
何故か
私の心を魅了する。
愛らしいあなたのまなざし、
初めてそれを
じっと見た時
私は感じた。
なんて強力な
キューピッドの矢なのかしらと。

(退出)


<第2場>

雷の大音響が鳴り響き、稲妻が光り、突然山が割れ、あちこちから崩壊し、消えるとそこにアルチーナの素晴らしい王宮が現れる。アルチーナはルッジェーロのそばに着飾って座っている。ルッジェーロはアルチーナの顔に向けて鏡を支え、若いオベルトはもう一方の側にいる。小姓と少女たちは様々な装身具を準備し、花の冠を被った他の若い騎士と婦人達は歌い踊っている。



CORO
ここは喜びの天国。
ここは享楽のメッカ。
ここは生者の楽園。
楽しんだ者が勝ち。

Ballo

ブラダマンテとメリッソはしばしたたずんで、その場の壮麗な祝典を見つめている。
それからアルチーナに向かって歩いていくと、ブラダマンテはルッジェーロに気付く。

BRADAMANTE
(小さな声で)
ああ、裏切り者!

MELISSO
(小さな声で)
黙って。
(アルチーナの方に向かって進みながら)
高貴な女王、戦士リッチャルドと共に
メリッソが慎ましくひざまづいてご挨拶を。

ALCINA
友よ、私の王国に着いたのは
あなた達の運命だったのよ。

MELISSO
天に感謝だ。
我々に御慈悲を。荒れた海が静まるまで 
ここに留まらせてくださらぬか。

ALCINA
ええ喜んで。それじゃあなた、愛しいルッジェーロ、
この宮殿や狩り場や泉を案内して。
私たちが互いの秘めた愛の炎を見つけた
愛しい木陰を見せてさし上げて。

話してあげて、愛しい人よ、
どんなに私があなたを愛していたか。
森や泉や小川を見せてあげて。
慈悲を請う前に
私が沈黙し、ため息をついた場所を。

私の目をじっと見つめながら
私のため息にため息をつき
君と同じくらい苦しく、熱い思いだと、
あなたが私にそう言った場所を。

(退出)


<第3場>

OBERTO
寛大な騎士たちよ、ああ!お願いだ、
騎士アストルフォのことを何か知らないか?

MELISSO
アストルフォ?

BRADAMANTE
従兄弟の?

MELISSO
何故?

OBERTO
父だよ。僕たちは難破した船から脱出し
此処にたどり着いたんだ。
アルチーナは寛大に歓迎してくれ
それどころか、父に名誉まで与えてくれた。

MELISSO
で、それから?

BRADAMENTE
(メリッソに小さな声で)
彼は他の者と同じように
獣に変えられているのでは?

OBERTO
彼は行方不明、絶望だ。
(泣く)

誰が教えてくれるの?父上のことを。
誰が返してくれるの?父上を。
僕がまた幸せになる為に。
希望は去り、
気力は減じ、
愛は揺らぐ。

(退出)


<第4場>

BRADAMANTE
(ルッジェーロに)
俺が誰だか分かるか?ルッジェーロ、言ってくれ。

RUGGIERO
お前の顔はリッチャルドに似てるな。

BRADAMANTE
まさにそうだ、
お前の愛するブラダマンテの弟さ。

RUGGIERO
俺の?いや、違う。俺はアルチーナの恋人だ。

MELISSO
貴方、剣と盾はどうしました?

RUGGIERO
俺は愛の神に仕えている、だから武器も防具も必要ない。

MELISSO
自分の過去の名声に もう関心はないと?

BRADAMANTE
そして、婚約した姉に対する
忠誠も?

RUGGIERO
(小さな声で)
アルチーナは何故来ない?
(ブラダマンテとメリッソに)
お前らうるさいな。

(ブラダマンテに)
笑わせるぜ、この単細胞
(メリッソに)
俺はキューピッドに仕えているんだ。あの美しい顔を愛してる。嘘じゃない。
俺が心を奪われている
愛しい人
来ないのか?
もう戻らないのか?
何をしてる?何処にいるんだ?

(急ぎ退出)


<第5場>

(怒ったオロンテが入ってくる)

ORONTE
(ブラダマンテに)
貴様は気まぐれな女を奪うために
此処に来たのだな?
ゆゆしき侮辱だ・・・
(剣を抜いて)
剣だけがこの争いに決着をつけてくれよう。

BRADAMANTE
何たる侮辱、我々がどんな無礼を貴様にした?

ORONTE
剣に物を言わせてやる。

MORGANA
(急いで入ってきて、ブラダマンテに)
私はあなたの弁護者よ、私は…
(オロンテに)
…あなたの敵。
(ブラダマンテに)
客人よ、彼に構わないで。
(オロンテに)
そして、傲慢なお前!
あなたは女王の気分を害したわ。

BRADAMANTE
我々はよそへ行くか。

MORGANA
(ブラダマンテに)
愛しい人、私は行かない、オロンテのプライドを罰してみせるわ。

BRADAMANTE
(オロンテに)
それは嫉妬、
(モルガーナに)
それは愛の力、
(オロンテに)
お前の心を苦しめるのは。
(モルガーナに)
きみが心に感じるのは。
(オロンテに)
だがそれは、俺の苦しみでもある。
(モルガーナに)
だがその抗し難い力を、俺も心に感じる。
(オロンテに)
お前が失った
美しい顔の為に
お前は痛ましく苦悶する。
(モルガーナに)
我々は互いに憤っているが
何の見返りも無く
全てを愛する。

アルチーナの部屋の前室。
(彼女を探していた ルッジェーロが戻ってくる)

RUGGIERO
俺の愛すべき悩みの種を捜しているんだが
来てくれ早く、俺の元へ!いとしい人よ!

俺は何としても勝者になりたい
ただ愛の喜びのために
だがいまだ心は満たされず
不安が渦巻くばかり
栄光は気高い情熱を
伴っているものだ
しかし愛がなくては
心が安らぐことなどあり得ない
俺は何としても勝者にetc.


<第6場>

ORONTE
俺はどうなるのか…

MORGANA
無謀なオロンテ、自分を取り戻して、 これからは
私が誰で、自分が何者なのか、見極めるのね、
そして、私は恋の狩猟を好きなようにやるつもり、
禁止することが出来て? オロンテ、厚かましい!

ORONTE
我々の誓いは?

MORGANA
突風で吹き飛んだわ。

ORONTE
だが、愛する人よ、私の嘆きは?

MORGANA
愛すも愛さないも私の勝手、
行くわ。オロンテ、さようなら。

(退出)


<第7場>

アルチーナの部屋の前室。彼女を探していた
ルッジェーロが戻ってくる。

RUGGIERO
無駄に探し回ったが
あの冷酷な女は戻ってこない。

ORONTE
(入ってくる、独り言)
新しい作戦を思いついた。
嫉妬深い女たらしを利用しよう。
(ルッジェーロに)
聞け、ルッジェーロ、聞け。お前はアルチーナの偽りの愛の眼差しを信じているのか?

RUGGIERO
そう言うのはオロンテか?

ORONTE
そうだ。 この森には
数千もの不運な恋人達が波や岩や獣に
姿を変えられ隠されているんだ。
知らないのはお前だけだろ?

RUGGIERO
彼女との愛の絆がどれほどのものか
俺は良く分かっている。

ORONTE
その絆はほどけたぜ。

RUGGIERO
彼女が愛し、欲しているのは俺だけだ。

ORONTE
なんて、馬鹿なんだ。
リッチャルドもその一人だよ。

RUGGIERO
彼女はもう彼を好きなのか?

ORONTE
彼だけを好きなんだよ。
だから、お前も獣に変えられるぞ。

馬鹿だな! 女を信じるのか?
女がじっと見つめて
ため息ついて
話しかけてきたら、
それは騙してるんだよ。

あのご機嫌取りの溜息と
ゆっくりと向けられる眼差し、
嘘つき達はそうやるんだよ。
愛すること無く、愛を見せる。

(オロンテ、出て行く。アルチーナが入ってくる。)


<第8場>

RUGGIERO
ああ!浮気者、不誠実な!これが愛なのか?

ALCINA
私の大切な、愛する人、私の魂!
アルチーナを浮気者と呼ぶの?

RUGGIERO
そうだ、事実だろ、この冷酷な女。
行けよ、リッチャルドが待ってるぞ。
奴はお前の希望通り、此処に来るだろう。
ここで、お前を待つだろうよ。

ALCINA
嫉妬深いあなた、私を怒らせてもまだ魅力的だわ。


<第9場>

BRADAMANTE
(入ってくる)
女王、たぐい稀な素晴らしい万物が
あなたのこの領地には集まっていますね。
けれど、もっと驚くべきはあなたの美貌だ。

ALCINA
ルッジェーロの為だけに美しいのよ。

BRADAMANTE
彼はそれに値する男だが。

RUGGIERO
ああ!帰れ祖国へ、帰れリッチャルド。
武器をとるために・・・

BRADAMANTE
(小さな声で)
不実な男!

ALCINA
その前に、波に静まってもらわなくてはね。

BRADAMANTE
それは情け深いこと!

ALCINA
それは義務というものよ。

RUGGIERO
(アルチーナに、憤慨して。)
それは愛だろ、恩知らずめ!

ALCINA
私の貞節をそんな風に言うの、
あなたの冷たい心は?
私はいつだってあなたの貞節な恋人よ、
まだ、あの時の私のままよ。

そう、私はまだ、あの時の私よ!
あなたの目には
もう美しく
愛しく映らないとしても。
あなたが私を
愛する気持ちが無くなっても
裏切り者、ああ私を嫌いにならないで。
私の目を見て、言葉を聞けばわかるでしょう。
もし私が貞節ならば、恩知らずな人よ、
私を責めるあなたの偽りの心に
そう教えてあげなさい。

(アルチーナ退出。ブラダマンテ入ってくる。)


<第10場>

BRADAMANTE
(ルッジェーロに)
もし俺を敵だと思っているのなら、もっと酷い事ができるよな?

RUGGIERO
お前はライバルだ。嫌いだよ、リッチャルド。

BRADAMANTE
あんたは愛するブラダマンテの弟を嫌うのか?

RUGGIERO
ああ、だから嫌いなんだよ。

BRADAMANTE
不誠実な恋人、そんな風に見下すの?

RUGGIERO
愛で怒り狂ったか?

BRADAMANTE
なんて恋人!

RUGGIERO
何言ってるんだ?誰に言ってるんだ?

BRADAMANTE
私を見て、この思い上がった男!
ブラダマンテがこうしてルッジェーロに話してるのよ。


<第11場>

(メリッソ、こっそり入ってくる。)

RUGGIERO
ブラダマンテが話してる? ブラダマンテがあんな武装を?
女王、騙されてるぞ!

MELISSO
ああ!彼女じゃない。

BRADAMANTE
ええ、あなたの魔女の怒りに
私を晒せばいいわ。

MELISSO
ルッジェーロ、彼の言うことを聞くな。

RUGGIERO
気でもふれたか。
(ブラダマンテに)
蠱惑的な口と
黒い瞳
それがお前を虜にしたんだろう。
だけど、まだ信じてるのか
お前が惚れた女は
お前を愛してない。

行け、なんて馬鹿なんだ
考えを改めろよ!
あの顔は魅力的だが
諦めろ、
お前の物じゃない。

(退出)


<第12場>

MELISSO
(ブラダマンテに)
なんて事を言うんだ
どんな危険な目にあうか分からないぞ。

BRADAMANTE
人の苦しみに対して
助言するのは簡単よ。

(メリッソ退出。モルガーナ急いで入ってくる。)


<第13場>

MORGANA
(ブラダマンテに)
逃げて、愛する人、早く!
愛に夢中になった魔女が
嫉妬したルジェーロをなだめる為に
あなたを獣に変えるわ。

BRADAMANTE
行って、彼を見つけて言ってくれ。
俺はアルチーナを欲してないし、愛することも無いだろうと。
他の人に恋焦がれていると。

MORGANA
行くわ。 それは私の事ね。

BRADAMANTE
ああ。

MORGANA
幸せな私!

BRADAMANTE
それからアルチーナには、こんなにも君に忠実な恋人を 否定しないでくれと頼むんだ。

MORGANA
彼女の所に行って、言うわ。そしたらあなたは私のもの?

BRADAMANTE
誓うよ。これが証明だ。
(手を差し出し、そして退出)

BRADAMANTE
(傍白)
この策略が上手く行き私の深い苦しみが和らいでくれれば

ALCINA
愛するルッジェーロは激しい嫉妬で心を痛めているわ
それでも ただ彼を思っているから愛は私を苦しめるの
<続くアリアをアルチーナが歌う場合に挿入されるレチ>


<第14場>

MORGANA
もう一度私をじっと見つめて、愛しい人よ。
こんなにも忠実な心で
愛したいのはあなただけ。


私が恋焦がれる愛する人よ
既に私の心はあなたのもの。
私の愛はあなたに忠実であるでしょう。
あなたにひどい事は決してしないわ。


Gavotte I - Sarabanda - Menuetto - Gavotte II
ATTO PRIMO

Ballo

SCENA I

Luogo deserto chiuso da alti e scoscesi monti, a' piedi de' quali è cavato un picciolo antro.
Bradamante in abito virile guerriero, Melisso pure in abito guerriero.

BRADAMANTE
Oh dei! quivi non scorgo alcun sentiero!

MELISSO
Taci! Da quello speco donna, mi sembra,
ad incontrar ne viene.

MORGANA
(esce dalla caverna)
Qual felice ventura, animosi guerrieri,
a noi vi reca?

MELISSO
Il mar turbato, il vento qui ne sospinse.

BRADAMANTE
E a chi è 'I felice suolo?

MORGANA
Della possente Alcina, il regno è questo.

MELISSO
Oh! noi felici!

BRADAMANTE
Intesi il suo poter, la sua beltà.
Ma dinne, lice a noi d'inchinar
l'alta regina?

MORGANA
(a Bradamante)
Per te, nobil guerriero, un dolce amore
mi si desta nell'alma.
In questo loco attendetela sì: verrà fra poco.

O s'apre al riso,
o parla, o tace,
ha un non so che,
il tuo bel viso,
che troppo piace,
caro, al mio cor.
Il primo sguardo,
che in voi fissai
provar mi fe'
vezzosi rai,
quanto è col dardo
possente Amor.

(Parte)


SCENA II

S'ode strepito di tuoni, e folgori, aprendosi improvvisamente da più lati rovinando il monte: e dileguandosi, appare la deliziosa reggia di Alcina, d'ond'ella in atto di adornarsi siede presso a Ruggiero, che le sostiene al
volto uno specchio. Il giovinetto Oberto si tiene da un canto, pagi e damigelle, che le apprestano vari abbigliamenti. Altri giovani cavalieri e dame coronati di fiori formano il coro, ed il ballo.

CORO
Questo è il cielo de' contenti,
questo è il centro del goder;
qui è l'Eliso de' viventi,
qui l'eroi forma il piacer.

Ballo

Bradamente e Melisso si arrestano alquanto ad ammirare la magnificenza del luogo, e delle feste.
Avanzando poi verso Alcina, Bradamente riconosce Ruggiero.

BRADAMANTE
(sotto voce)
Ecco l'infido.

MELISSO
(sotto voce)
Taci.
(avanzando verso Alcina)
Alta Reina, con Ricciardo guerriero,
Melisso a' piedi tuoi umil s'inchina.

ALCINA
Fu vostra sorte, amici,
al mio regno approdar.

MELISSO
Diam lode al cielo.
Ti preghiam che pietosa, sin che 'I mar
sia placato, ne permetti a restar.

ALCINA
Tanto mi è grato. E tu, odi Ruggiero,
anima mia, mostra or la mia reggia,
e caccie, e fonti. Veggan dove scoprimmo
all'ombra amica d'un scambievole amor,
fiamma pudica.

Di', cor mio, quanto t'amai,
mostra il bosco, il fonte, it rio,
dove tacqui e sospirai,
pria di chiederti mercé.

Dove fisso ne' miei rai,
sospirando al sospir mio,
mi dicesti con un sguardo:
peno, ed ardo al par dite.

(Parte)


SCENA III

OBERTO
Generosi guerrier, deh! per pietade,
udiste mai dei paladino Astolfo?

MELISSO
D'Astolfo?

BRADAMANTE
Del cugin?

MELISSO
Perché?

OBERTO
E' mio padre. Dal naufragio scampati
il genitor ed io quivi approdammo;
e la clemente Alcina generosa ne accolse,
anzi d'onori colmò il mio genitor.

MELISSO
Che arrivò poi?

BRADAMENTE
(sotto voce a Melisso)
Sarà con gli altri
in fera.

OBERTO
Più non lo trovo, e 'alma mia dispera.
(Piange.)

Chi m'insegna il caro padre?
Chi mi rende il genitor,
per far lieto questo cor?
M'abbandona la speranza;
langue in me bella costanza;
agitato è in me l'amor.

(Parte)


SCENA IV

BRADAMANTE
(a Ruggiero)
Mi ravvisi, Ruggier, dimmi?

RUGGIERO
Il tuo volto di Ricciardo rassembra.

BRADAMANTE
Io pur son quello,
germano alla tua cara Bradamante.

RUGGIERO
Mia? no: t'inganni. lo son d'Alcina amante.

MELISSO
Signor, tu senza il brando, e senza scudo?

RUGGIERO
Servo ad amor, che va senz'arme e nudo.

MELISSO
Della tua prima fama nulla curi?

BRADAMANTE
E la fede, che alta germana mia
di sposa desti?

RUGGIERO
(sotto voce)
E Alcina mia non vien?
(a Bradamente e Melisso)
Siete molesti.

(a Bradamante)
Di te mi rido, semplice stolto.
(a Melisso)
Sieguo Cupido, amo un bel volto,
né so mancar di fé.
Il caro bene
che m'innamora,
a me non viene?
Non torna ancora?
Che fa? Dov'è?

(Parte frettoloso)


SCENA V

(Entra, furioso, Oronte)

ORONTE
(a Bradamente)
Qua dunque ne veniste, d'una donna
incostante a involarmi l'amor?
Grave è l'offesa...
(tirando la spada)
Decida il brando sol la ria contesa.

BRADAMANTE
Qual ingiuria, qual'onta, ricevesti da noi?

ORONTE
La spada il dica.

MORGANA
(entrando frettolosa, a Bradamante)
lo son tua difesa, io …
(ad Oronte)
… tua nemica.
(a Bradamante)
Ospite, nol curare.
(ed Oronte)
E tu superbo!
La reina offendesti.

BRADAMANTE
Volgiamo altrove il piè …

MORGANA
(a Bradamante)
Caro, no’l voglio, che di Oronte punir saprò l’orgoglio.

BRADAMANTE
(ad Oronte)
E' gelosia,
(a Morgana)
Forza è d'amore,
(ad Oronte)
ch'il sen t'affanna,
(a Morgana)
che senti al core,
(ad Oronte)
ma quest'è ancora la pena mia,
(a Morgana)
ma pur tiranna la provo in sen.
(ad Oronte)
Per un bel volto,
che ne vien tolto,
tu mesto gemi;
(a Morgana)
noi ci sdegniamo
e tutti amiamo
senza mercé.

Camera, che guarda agli appartamenti di Alcina
(Ruggiero torna dal cercare)

RUGGIERO
Vo cercando la bella cagion delle mie pene;
vieni, deh! vieni a me, caro mio bene!

Bramo di trionfar
sol per piacer d'amor,
ma non contento ancor
m'agita l'alma.
Suol gloria accompagnar
un generoso ardor,
ma senza amor il cor
non può aver calma.
Bramo di trionfar, ecc.


SCENA VI

ORONTE
Io dunque...

MORGANA
Audace Oronte, in te ritorna, e riconcosci
ormai qual mi son, chi tu sei. Voglio, e
non voglio seguir quel che mi piace;
puoi tu forse vietarmi? Oronte audace!

ORONTE
La fè del giuramento?

MORGANA
La portò seco via rapido il vento.

ORONTE
Ma cara, la mia doglio?

MORGANA
Amar, e disamar quest è mia voglia.
Men vado, Oronte addio.

(Parte)


SCENA VII

Camera, che guarda agli appartamenti di Alcina.
Ruggiero torna dal cercare.

RUGGIERO
La cerco invano,
e la crudel non torna.

ORONTE
(entrando, fra sé)
Nuovo inganno si trovi:
un geloso amator all'altro giovi.
(a Ruggiero)
Senti, Ruggiero, senti: e credi a' sguardi,
alla mentita frode d'Alcina tua?

RUGGIERO
Così favella Oronte?

ORONTE
Così. Tu sol non sai,
che chiudon queste selve
mille amanti infelici, conversi in onda,
in fredde rupi, in belve?

RUGGIERO
lo so ben di quai lacci
per me la strinse amore.

ORONTE
Il laccio è sciolto.

RUGGIERO
Me sol ama e desia.

ORONTE
Va, che sei stolto;
Ricciardo è l'idol suo.

RUGGIERO
Già di lui s'invaghi?

ORONTE
Lui solo adora:
e per lui cangeratti in belva ancora.

Semplicetto! a donna credi?
Se la vedi,
che ti mira,
che sospira,
pensa e di':
ingannar potrebbe ancor.
Quei sospiri lusinghieri,
Quelli sguardi a volger tardi,
Menzogneri fa così,
Senza amar, mostrare amor.

(Oronte parte. Entra Alcina.)


SCENA VIII

RUGGIERO
Ah! infedele, infedel! Questo è l'amore?

ALCINA
Mio tesoro, mio ben, anim mia!
chiami Alcina infedele?

RUGGIERO
Sì, ché lo sei, crudele.
Va, Ricciardo t'attende;
egli a' tuoi prieghi qui volse il pié;
quivi per te dimora.

ALCINA
Tu geloso m’offendi, e piaci ancora.


SCENA IX

BRADAMANTE
(entrando)
Regina, il tuo soggiorno quanto di raro
Ha il mondo ha in sé raccolto; ma il
Portento maggior è il tuo bel volto.

ALCINA
Bello è sol per Ruggiero.

BRADAMANTE
Egli lo merta.

RUGGIERO
Eh! Torna al patrio lido, torna Ricciardo,
a trattar l’arme…

BRADAMANTE
(sottovoce)
Infido!

ALCINA
Lascia prima, che sia l’onda placata.

BRADAMANTE
E’ pietade.

ALCINA
E’ dovere.

RUGGIERO
(ad Alcina, sdegnato)
E’ amore, ingrata!

ALCINA
Alla costanza mia così favella
il tuo core crudele?
E pur ti son fedel,
e pur son quella.

Sì, son quella,
non più bella,
non più cara
agli occhi tuoi;
ma se amar
tu non mi vuoi,
infedel, deh! non mi odiar.
Chiedi al guardo, alla favella,
Se son quella, dillo ingrato
Al tuo core mentitore,
Che mi vuole rinfacciar.

(Alcina parte. Entra Bradamante.)


SCENA X

BRADAMANTE
(a Ruggiero)
Se nemico mi fossi, potresti peggio far?

RUGGIERO
Rival mi sei, t'odio, Ricciardo.

BRADAMANTE
Odii il german diletto della tua Bradamante?

RUGGIERO
E perciò t'odio ancor.

BRADAMANTE
Perfido amante, tu così mi dispreggi?

RUGGIERO
Forse d'amor vaneggi?

BRADAMANTE
Indegno amante!

RUGGIERO
Che favelli? ed a chi?

BRADAMANTE
Mirami, altero:
Bradamante così parla a Ruggiero.


SCENA XI

(Melisso entra inosservato.)

RUGGIERO
Bradamante favella? Bradamante
in tal arme? Regina, sei tradita.

MELISSO
Eh! non è quella.

BRADAMANTE
Sì: va della tua maga
a espormi all'ira.

MELISSO
Ruggier, non l'ascoltar.

RUGGIERO
So che delira.
(a Bradamante)
La bocca vaga,
quell'occhio nero,
lo so, t'impiaga;
ma è fida ancora;
chi t'innamora
per te non è.

Va, che sei stolto;
cangia pensiero!
Piace quel volto,
ma datti pace,
non è per te.

(Esce.)


SCENA XII

MELISSO
(a Bradamante)
A quai strani perigli
n'espone il tuo parlar.

BRADAMANTE
Nell'altrui mal,
facile è dar consigli.

Esce Melisso. Morgana entra di corsa.


SCENA XIII

MORGANA
(a Bradamante)
Fuggi, cor mio, ti affretta!
Al geloso Ruggiero
concesse alfin l'innamorata maga
in belva di cangiarti.

BRADAMANTE
Va, lo ritrova, e digli
che Alcina non desio, che amarla
non saprei: che ardo per altro volto.

MORGANA
Io volo; è 'l mio.

BRADAMANTE
Sì.

MORGANA
Me beata!

BRADAMANTE
E vanne ad Alcina, co’ prieghi fa ch’un
Sì fido amante a te non nieghi.

MORGANA
A lei rivolgo il piede: e sarai mio?

BRADAMANTE
Tel giuro. Ecco la fede.
(Le dà la mano, e poi parte)

BRADAMANTE
(fra sé)
Dia l'inganno ristoro al mio gran duolo.

ALCINA
Tiranna gelosia dell'amato Ruggier tormenta il core,
e pur solo per lui mi strugge amore.



SCENA XIV

MORGANA
Tornami a vagheggiar,
te solo vuoi amar
quest'anima fedel,
caro mio bene.

Già ti donai il mio cor;
fido sarà il mio amor;
mai ti sarò crudel,
cara mia speme.


Gavotte I - Sarabanda - Menuetto - Gavotte II


Creative Commons License
To the extent possible under law,
REIKO & ALCINA have waived all copyright
and related or neighboring rights
to the Japanese text above.
This work is published from Japan.



|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|