"リゴレット"

対訳【朝比奈隆 訳】

あれかこれか / 女心の歌(動画対訳)



編集者より

  • 朝比奈隆訳で参考にしたのが、大フィルに保管されている、ヴォーカルスコアです。EDITION PETERS の Klavierauszug(出版年不明) に全訳が書き込まれています。そこでWEBでダウンロードしたイタリア語のテキストと朝比奈訳をできるだけ楽譜に合わせて並べました。
  • 朝比奈隆は上演の度ごとに訳詞に手を入れていたとオペラ歌手の方々からは聞いています。実際、書き直されていたり、訳詞が2種類あったりする箇所があります。そこで、もとの訳詞の上に更に書かれている場合は、(別訳:)という形で併記しました。ダウンロードしたイタリア語のト書きは、あるほうが分かりやすいので、訳しておきました。歌の番号も、ダウンロードしたテキストと楽譜で一致していませんでしたので、楽譜に合わせました。
  • 対訳で難しいのは、繰り返しの場面です。繰り返しが同じ訳の場合は、省略してありますが、同じテキストで訳語が異なるときは、訳をつけておきました。
  • 「リゴレット」はマントヴァ公爵の宮廷の場面から始まります。その宮廷の場面の雰囲気をどう出すか、朝比奈隆訳では、マントヴァ公爵を‘殿’と呼ぶことで、その雰囲気を出しています。例えば、モンテローネ伯爵が出て来る場面はこんな風です。

管理人より

  • 指揮者の朝比奈隆(1908年7月9日 - 2001年12月29日)が翻訳した「歌える日本語訳」を使用しています。日本語訳は左のイタリア語の意味とは必ずしも一致しません。
  • 朝比奈のテキストは遺族の許可をいただいて掲載しています。複製・転載・転用は固くお断りいたします。

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最終更新:2022年10月28日 19:52