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<<第3幕>>

(ミンチョ川の寂しい岸辺。左側には半分崩れかけた二階建ての家があり、その前面には、大きなアーチ型の門がある。一階に質素な宿屋の室内と、大雑把な構造の納屋へと通じる階段が見え、納屋の中の扉の無いバルコニーからは、小さなベッドが見える。通りに面した正面には内開きの扉がある。壁は亀裂だらけのため、外部からは中の出来事全てを見ることが出来る。ミンチョ川の寂しい場所、川は壊れかけた欄干の後ろを流れている。対岸にはマントヴァの町。)


(夜である。路上には落ち着きのないジルダとリゴレットがいる。宿屋の内部にはスパラフチーレがいる。)

<No. 11 - 叙唱とカンツォーネ>

【リゴレット】
あの男が恋しいか?

【ジルダ】
いつも。

【リゴレット】
とは言え、
諦めるための時間をやったのに。

【ジルダ】
私は愛しています。

【リゴレット】
哀れな女心よ!ああ、あの下劣な卑怯者め!・・・
だが、この復讐は果たされるのだ、ジルダよ。

【ジルダ】
お慈悲を、お父様・・・

【リゴレット】
ではお前は、確かに
奴がお前を裏切っていても、まだ愛せるのか?

【ジルダ】
分からないのです。でも私を愛してくれています。

【リゴレット】
奴が?

【ジルダ】
ええ。

【リゴレット】
よし、
ならば見るのだ。

(彼女を壁の亀裂の所へ連れて行き、そして彼女は中を見る)


【ジルダ】
男の人が
見えます。

【リゴレット】
少し待ちなさい。

(公爵は騎兵将校の制服を着て、左側の扉から一階の部屋に入ってくる。)

【ジルダ】
(びっくりして)
ああ、お父様!

【公爵】
(スパラフチーレに)
二つだ、
直ぐに・・・

【スパラフチーレ】
何を?

【公爵】
部屋と酒だ!

【リゴレット】
〔これこそ奴の本性だ!〕

【スパラフチーレ】
〔ああ、大した色男だな!〕

(隣の部屋に入る)

【公爵】
女は気まぐれ、
風に踊る羽根のよう、
言葉は変わり、
思いも同じ。
いつも愛らしく
優美な顔、
しかし、涙も笑顔も
偽りのもの。

いつでも哀れ、
女を信じる奴、
委ねてしまう奴、
無用心にもその心を!
しかし味わえぬのだ、
十分な幸せを、
女の胸で
愛に溺れぬ者は!

女は気まぐれ・・・

(スパラフチーレは戻ってきて、ワインの瓶と二つのグラスをテーブルの上に置く。そして彼の長剣の柄で二回、天井を打つ。この合図で笑顔のジプシーの格好をした若い女が、軽快に階段を降りてくる。公爵は彼女を抱擁しようとして走り寄るが、彼女はそれをあしらう。一方スパラフチーレは通りへ出て、脇のほうにリゴレットを呼んで言う。)

【スパラフチーレ】
あんたの敵はあそこだ・・・生かすのか、殺すのか?

【リゴレット】
後で戻ってかたをつける。

(スパラフチーレは家の裏の川の方に遠ざかる。)

<No. 12 - 四重唱>

【公爵】
いつのことか、思い起こせば確か、
美しい人よ、君に出会った・・・
君のことを尋ねたいと思う間に、
ここに居ることを知ったんだ。
分かってほしい、あの日から
この心は君を慕っていると。

【ジルダ】
〔酷いわ!〕

【マッダレーナ】
ああ!・・・それなら近くにいる他の女のこと、
今はそんなこと忘れているのね?
この人ったら、雰囲気があるね、
本当の遊び人の・・・

【公爵】
そう・・・私は怪物なんだ・・・
(抱擁する)

【ジルダ】
ああ、お父様!

【マッダレーナ】
放してよ、
お馬鹿さん。

【公爵】
ええい、何を騒ぐんだ!

【マッダレーナ】
わきまえてちょうだい!

【公爵】
それなら君は大人しくしてくれ、
あまり騒がないでおくれ。
分別なんて締め出すんだ、
喜びと愛の前ではね。
(彼女の手を握る)
白くて美しい手だ!

【マッダレーナ】
冗談なんでしょ、お兄さん。

【公爵】
いや、ちがう。

【マッダレーナ】
あたし綺麗じゃないわ。

【公爵】
抱きしめてくれ。

【ジルダ】
〔酷いわ!〕

【マッダレーナ】
酔ってるのね!

【公爵】
燃える愛に。

【マッダレーナ】
お兄さん、その気が無いのに、
からかうのがお好みなの?

【公爵】
いいや、君と結婚したい・・・

【マッダレーナ】
約束して欲しいわ・・・

【公爵】
(からかうように)
愛しい娘さん!

【リゴレット】
(全てを見て理解したジルダに)
まだ十分ではないのか?

【ジルダ】
悪賢い裏切り者!

【公爵】
美しい愛の娘よ、
僕は君の魅力の奴隷だ、
君はたった一言で、
僕の痛みを慰めることが出来る。
ここへ来て感じて欲しい、僕の胸の
激しいときめきを。

【マッダレーナ】
ああ!心から笑っちゃう、
言うだけなら簡単なのよ、
あなたの冗談の価値を、
あたしは値踏みできるんだから。
あたしは慣れてるのよ、お兄さん、
こんな冗談には。

【ジルダ】
ああ、このように愛について
あの悪者が私に話すのを聞いたわ!
裏切られた不幸な心、
不安のために張り裂けないで。

【リゴレット】
(ジルダに)
お黙り、泣いても何にもならない・・・
奴の嘘はお前も分かっただろう。
お黙り、わしが気にするのは、
早急な復讐だ。
そう、準備されるだろう、不可避なのだ、
わしは奴に雷撃をくらわす。

聞きなさい!家にお帰り。
お金を持って、馬で、
お前に準備した男の服を着て、
ヴェローナへお行き。
明日にはわしも行くから。

【ジルダ】
ご一緒に・・・

【リゴレット】
出来ぬのだ。

【ジルダ】
怖いのです。

【リゴレット】
行きなさい。

(公爵とマッダレーナは互いに話し、笑い、飲んでいる。)

(ジルダが去ると、リゴレットは家の裏に行き、スパラフチーレと話して、硬貨を数えながら戻ってくる。)

<No. 13 - 叙唱と三重唱と嵐>

【リゴレット】
20スクードだな?ここに10だ、
残りは仕事の後で。
奴はいるのか?

【スパラフチーレ】
ああ。

【リゴレット】
真夜中に
戻ってくる。

【スパラフチーレ】
必要ない、
奴を川に投げるには、一人で十分だ。

【リゴレット】
いいや、それはわしがやりたい。

【スパラフチーレ】
いいだろう・・・奴の名前は?

【リゴレット】
わしのも知りたいか?
奴は罪で、わしは罰だ。

(退出する。空が暗くなり、雷が鳴る。)

【スパラフチーレ】
嵐が近づいてるな!・・・
今夜はもっと暗くなるぞ。

【公爵】
マッダレーナ?

(抱きつく)

【マッダレーナ】
(かわす)
待って・・・兄さんが
来る。

【公爵】
関係ないだろ?

【マッダレーナ】
雷だわ!

【スパラフチーレ】
(入ってくる)
もうすぐ降ってきそうだな。

【公爵】
いいじゃないか!
お前には寝てもらう、馬小屋か・・・
地獄か・・・好みの場所で。

【スパラフチーレ】
おお、ありがたい。

【マッダレーナ】
(小声で公爵に)
ああ、駄目!帰ってよ。

【公爵】
(マッダレーナに)
この天気で?

【スパラフチーレ】
(小声でマッダレーナに)
20スクードだぞ。
(公爵に)
光栄だな、
あんたに俺の部屋を貸すなんて。よかったら
すぐに見に行きましょう。

(灯りを持って階段に向かう。)

【公爵】
よし、ついて行こう・・・早く見てみよう。

(マッダレーナに耳打ちしてからスパラフチーレに従う。)


【マッダレーナ】
〔かわいそうな若い人!・・・すごくいい人なのに!
ああ!何て夜なんだ!〕

【公爵】
(納屋に行き、扉の無いバルコニーを見て)
空の下で寝るのか?よし、よし。
お休み。

【スパラフチーレ】
旦那に神のご加護がありますように!

【公爵】
一眠りするか、私は疲れた。
(剣や帽子を置き、ベッドに横になる。)
(一方マッダレーナはテーブルのところに座り、スパラフチーレは公爵の残した酒を瓶から飲んでいる。どちらも深刻な考えで不安になり、少しの間、黙っている。)
女は気まぐれ・・・

(眠る)

【マッダレーナ】
あの若い男、素敵じゃないか。

【スパラフチーレ】
そうだ・・・20スクードになるんだからな。

【マッダレーナ】
たったの20!少ないよ!もっと価値があるよ。

【スパラフチーレ】
奴が眠ったら、剣を下に持ってくるんだ。

(マッダレーナは納屋へ上がって、眠っているのを見る。その後かろうじてバルコニーを閉めて、剣を持って降りてくる。その間に、拍車のついたブーツを履いて、男性の格好をしたジルダが通りの奥から現れる。そして、ゆっくりと宿に向かって進む。スパラフチーレは飲み続けている。幾度も稲妻と雷鳴。)


【ジルダ】
ああ、もう訳が分からないわ!
恋に魅了されてるの・・・お父様、許して!
(雷)
何て恐ろしい夜!偉大なる神よ、どうなるのですか?

【マッダレーナ】
(公爵の剣をテーブルの上に置く。)
兄さん?

【ジルダ】
(割れ目から覗く)
誰かしら?

【スパラフチーレ】
(大きな棚の中を探す)
畜生、なんてことだ。

【マッダレーナ】
あいつはアポロみたいだよ・・・あいつが好き・・・
あいつも私が好き、寝かしとこうよ、殺さずにさ。

【ジルダ】
(聞きながら)
ああ、そんな!

【スパラフチーレ】
(袋を投げる)
その袋を繕っておけ!

【マッダレーナ】
どうして?

【スパラフチーレ】
俺に殺された、お前のアポロをそいつに入れて、
川に投げ込むんだよ。

【ジルダ】
ここはまるで地獄だわ!

【マッダレーナ】
お金だったら無事に手に入るよ、
生かすことにしても。

【スパラフチーレ】
それは難しいな。

【マッダレーナ】
聞いて・・・簡単な手を教えるからさ。
10スクードはもう貰ってるんだよね、
後であいつが残りを持ってきた時に・・・
殺しちまうんだ、それで20手に入るよ。
こうして全額頂くってわけさ。

【ジルダ】
何て事を!・・・お父様!

【スパラフチーレ】
あいつを殺すだと!・・・何て酷い事を言うんだ!
俺は泥棒か?強盗か?
俺がどんな客を裏切ったんだ?
奴は俺に金を払う・・・俺は筋を通すんだ。

【マッダレーナ】
ああ、見逃してやって!

【スパラフチーレ】
あいつは死ぬ必要があるんだ。

【マッダレーナ】
今から逃がすよ。

(上に行こうとする)

【ジルダ】
まあ、いい人だわ!

【スパラフチーレ】
(制止する)
金を失うぞ。

【マッダレーナ】
だけど!

【スパラフチーレ】
任せるんだ・・・

【マッダレーナ】
助けないといけないよ。

【スパラフチーレ】
もし夜中になる前に
ここに来るやつがいれば、そいつが身代わりだ。

【マッダレーナ】
闇夜だし、天気も悪いし、
誰もこんな時間に来ないよ。

【ジルダ】
ああ、何て誘惑なの!・・・不誠実な人の身代わりに?
死ぬ!・・・そうすればお父様は!主よ、憐れみを!

(11時半が告げられる)

【スパラフチーレ】
まだ半時間ある。

【マッダレーナ】
(涙を流して)
待ってちょうだい、兄さん・・・

【ジルダ】
まあ!彼女も涙を!・・・私が助けなくてどうするの!
ああ、あの人は私の愛を裏切ったけど、
私はあの人の身代わりになりたい。

(扉をノックする)

【マッダレーナ】
叩いているの?

【スパラフチーレ】
風だよ。

(ジルダは再度ノックする)

【マッダレーナ】
叩いてるわよ。

【スパラフチーレ】
妙だな!・・・誰だ?

【ジルダ】
物乞いに憐れみを、
一夜の宿を恵んでください。

【マッダレーナ】
長い夜になるよ!

【スパラフチーレ】
少し待ってくれ。

(棚の中を見に行く)

【マッダレーナ】
さあ、急いで、早く、やってしまおうよ、
別のを使ってでも、命を一つ救いたいの。

【スパラフチーレ】
よし、準備完了だ、扉を開けるんだ、
俺には他の事よりも、金を守るのが大事なんだ。

【ジルダ】
〔ああ!私は若くして死ぬのよ!
神様、この酷い人たちをお許し下さい!
許して、お父様、惨めな娘を!
これから救おうとする方の幸せを願います。〕

【マッダレーナ】
急いでよ!

【スパラフチーレ】
開けろ!

【マッダレーナ】
入ってちょうだい!

【ジルダ】
〔神よ!彼らに許しを!〕

【マッダレーナ、スパラフチーレ】
入りなさい!

(スパラフチーレは短剣を持って扉の背後にいる。マッダレーナは扉を開き、前方の大きなアーチ型の門を閉めるために走る。そしてジルダが入ってくると、スパラフチーレは背後で扉を閉める。そして全ては暗闇と沈黙の中に埋もれる。)


<No. 14 - 徐唱と最終幕の二重唱>

(マントに包まれたリゴレットが一人で進んでくる。激しい嵐は弱くなり、時々の稲光と雷鳴以外は見ることも、聞くこともない。)


【リゴレット】
とうとう復讐の瞬間がやってくる!
この30日待っていた、
血の涙にくれながら、
道化の仮面の下で・・・この扉か・・・
(家の様子を調べて)
閉まっている!ああ、まだ時間じゃない!待つとするか。
何て不思議な夜だ!
天には嵐が!・・・
地上では殺しが!
ああ、実に最高の気分だ!
(真夜中の鐘の音)
真夜中だ!

(扉をノックする)

【スパラフチーレ】
(家から)
誰だ?

【リゴレット】
(入ろうとして)
わしだ。

【スパラフチーレ】
待ってくれ。
(中へ入り、袋を引いて戻る)
あんたの敵はここで死んでるよ。

【リゴレット】
ああ、嬉しい!・・・灯りを!

【スパラフチーレ】
灯り?・・・いや、金だ。
(リゴレットは財布を渡す)
早く川に投げ込んじまおう・・・

【リゴレット】
いや、わし一人で十分だ。

【スパラフチーレ】
好きなように・・・ここはいい場所じゃない。
もっと先に深い淵がある。早く、
見つからないうちに。おやすみ。

(家に入る)

【リゴレット】
奴がいる!死んで!そうだ!見てみたい!・・・
だが何故だ?・・・奴じゃないか!・・・
奴の拍車だ!
皆わしを見てくれ!
こちらは道化で、こちらは有力者!
そしてわしの足下にいる!・・・奴だ!嬉しいぞ!
ついに来たのだ!お前の復讐は、悲しみよ!・・・
波が奴の墓となり、
袋が死に装束となる!
沈め!沈め!

(岸へと袋を引っ張っていこうとした時、舞台の奥を横切る遠くから聞こえる公爵の声に驚く。)


【公爵】
女は気まぐれ・・・

【リゴレット】
何の声だ!・・・これは夜の幻だ!
(動揺して)
いや!・・・いや!これは奴だ・・・
(家に向けて)
忌々しい!おい・・・悪魔め、盗賊め!
誰が奴の身代わりに?
(袋を破る)
震える・・・人の体だ!
(稲妻が走る)
わしの娘!・・・神よ!わしの娘!・・・
いいや・・・ありえない!ヴェローナに向かったはず!
幻か・・・
(跪く)
娘だ!
ああ、わしのジルダ、娘よ、答えてくれ!
誰にやられたのだ・・・おい?・・・
(必死に扉を叩く)
誰もいない?
いない!・・・
(ジルダの所に戻る)
わしの娘よ?わしのジルダ?ああ、わしの娘!

【ジルダ】
私を呼ぶのは誰?

【リゴレット】
娘が話した!動いた!生きてる!・・・神よ!
ああ、わしの最愛の者よ・・・
わしを見ろ・・・わしが分かるか・・・

【ジルダ】
ああ、お父様!

【リゴレット】
何たる謎だ!どうした?怪我してるのか?教えてくれ!

【ジルダ】
(胸を指差して)
剣が私を傷つけて・・・

【リゴレット】
誰がやった?

【ジルダ】
騙したの・・・私が悪かったの・・・
彼を愛しすぎたから・・・代わりに死にます!

【リゴレット】
〔恐るべき神よ!我が正当な復讐の矢に撃たれたのが
わしの娘だったとは!〕
愛する天使よ、わしを見てくれ、聞いてくれ・・・
話して・・・話してくれ、最愛の娘よ。

【ジルダ】
ああ、静かにさせて・・・私を・・・彼を許して!
娘を祝福してちょうだい、ああ、お父様・・・
空の上で、お母様の許で・・・
ずっとお父様のために祈っています。
もう駄目だわ・・・さようなら!

【リゴレット】
死ぬんじゃない、わしの宝よ、頼むから・・・
わしの小鳩、わしをおいていくな!
お前が飛び立てば、わし一人残されるのだぞ。
死んではならん、そうなればわしも死ぬ!
ああ、わしの娘よ!ああ、わしのジルダ!
(ジルダは息を引き取る)
ジルダ!わしのジルダが!・・・死んでしまった!
ああ、あの呪いだ!

(髪を掻き毟り、娘の体の上に崩れ落ちる)

(台本:フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ)
ATTO TERZO

Destra sponda del Mincio. A sinistra è una casa a due piani, mezzo diroccata, la cui fronte lascia vedere per una grande arcata l'interno d'una rustica osteria al pian terreno, ed una rozza scala che mette al granaio, entro cui, da un balcone senza imposte, si vede un lettuccio. Nella facciata che guarda la strada è una porta che s'apre per di dentro; il muro poi è sì pieno di fessure, che dal di fuori si può facilmente scorgere quanto avviene nell'interno. Infondo, la deserta parte del Mincio, che scorre dietro un parapetto in mezza ruina; di là dal fiume è Mantova.
È notte. Gilda e Rigoletto inquieti sono sulla strada, Sparafucile nell'interno dell'osteria.

No. 11 - Scena e Canzone

RIGOLETTO
E l'ami?

GILDA
Sempre.

RIGOLETTO
Pure
Tempo a guarirne t'ho lasciato.

GILDA
Io l'amo.

RIGOLETTO
Povero cor di donna! Ah, il vile infame! …
Ma ne avrai vendetta, o Gilda.

GILDA
Pietà, mio padre...

RIGOLETTO
E se tu certa fossi
Ch'ei ti tradisse, l'ameresti ancora?

GILDA
Nol so, ma pur m'adora.

RIGOLETTO
Egli?

GILDA
Sì.

RIGOLETTO
Ebben,
Osserva dunque.

La conduce presso una delle fessure del muro, ed ella vi guarda.

GILDA
Un uomo
Vedo.

RIGOLETTO
Per poco attendi.

Il Duca, in assisa di semplice ufficiale di cavalleria, entra nella sala terrena per una porta a sinistra.

GILDA
trasalendo
Ah, padre mio!

DUCA
a Sparafucile
Due cose
E tosto...

SPARAFUCILE
Quali?

DUCA
Una stanza e del vino!

RIGOLETTO
(Son questi i suoi costumi!)

SPARAFUCILE
(Oh, il bel zerbino!)

Entra nella stanza vicina.

DUCA
La donna è mobile
Qual piuma al vento,
Muta d'accento
E di pensiero.
Sempre un amabile
Leggiadro viso,
In pianto o in riso
È menzognero.

È sempre misero
Chi a lei s'affida,
Chi le confida
Mal cauto il core!
Pur mai non sentesi
Felice appieno
Chi su quel seno
Non liba amore!

La donna è mobile, ecc.

Sparafucile rientra con una bottiglia di vino e due bicchieri che depone sulla tavola: quindi batte col pomo della sua lunga spada due colpi al soffitto. A quel segnale una ridente giovane, in costume di zingara, scende a salti la scala. Il Duca corre per abbracciarla, ma ella gli sfugge. Frattanto Sparafucile, uscito sulla via, dice a parte a Rigoletto:

SPARAFUCILE
È là il vostr'uomo …viver dee o morire?

RIGOLETTO
Più tardi tornerò l'opra a compire.

Sparafucile s'allontana dietro la casa verso il fiume.

No. 12 - Quartetto

DUCA
Un dì, se ben rammentomi,
O bella, t'incontrai…
Mi piacque di te chiedere
E intesi che qui stai.
Or sappi che d'allora
Sol te quest'alma adora.

GILDA
(Iniquo!)

MADDALENA
Ah! Ah!... e vent'altre appresso
Le scorda forse adesso?
Ha un'aria il signorino
Da vero libertino...

DUCA
Sì... un mostro son …
per abbracciarla

GILDA
Ah, padre mio!

MADDALENA
Lasciatemi,
Stordito.

DUCA
Ih, che fracasso!

MADDALENA
Stia saggio!

DUCA
E tu sii docile,
Non farmi tanto chiasso.
Ogni saggezza chiudesi
Nel gaudio e nell'amore.
Le prende la mano.
La bella mano candida!

MADDALENA
Scherzate voi, signore.

DUCA
No, no.

MADDALENA
Son brutta.

DUCA
Abbracciami.

GILDA
(Iniquo!)

MADDALENA
Ebbro!

DUCA
D'amore ardente,

MADDALENA
Signor, l'indifferente
vi piace canzonar?

DUCA
No, no, ti vo' sposar…

MADDALENA
Ne voglio la parola…

DUCA
ironico
Amabile figliuola!

RIGOLETTO
a Gilda che avrà tutto osservato ed inteso
E non ti basta ancor?

GILDA
Iniquo traditor!

DUCA
Bella figlia dell'amore,
Schiavo son dei vezzi tuoi;
Con un detto sol tu puoi
Le mie pene consolar.
Vieni e senti del mio core
Il frequente palpitar.

MADDALENA
Ah! ah! rido ben di core,
Che tai baie costan poco
Quanto valga il vostro gioco,
Mel credete, so apprezzar.
Son avvezza, bel signore,
Ad un simile scherzar.

GILDA
Ah, così parlar d'amore
A me pur l'infame ho udito!
Infelice cor tradito,
Per angoscia non scoppiar.

RIGOLETTO
a Gilda
Taci, il piangere non vale...
Ch'ei mentiva sei sicura.
Taci, e mia sarà la cura
La vendetta d'affrettar.
Sì, pronta fia, sarà fatale,
Io saprollo fulminar.

M'odi! ritorna a casa.
Oro prendi, un destriero
Una veste viril che t'apprestai,
E per Verona parti.
Sarovvi io pur doman.

GILDA
Or venite...

RIGOLETTO
Impossibil.

GILDA
Tremo.

RIGOLETTO
Va'.

Il Duca e Maddalena stanno sempre fra loro parlando, ridendo, bevendo.
Partita Gilda, Rigoletto va dietro la casa, e ritorna parlando con Sparafucile e contandogli delle monete.

No. 13 - Scena, Terzetto e Tempesta

RIGOLETTO
Venti scudi hai tu detto? Eccone dieci,
E dopo l'opra il resto.
Ei qui rimane?

SPARAFUCILE
Sì.

RIGOLETTO
Alla mezzanotte
Ritornerò.

SPARAFUCILE
Non cale;
A gettarlo nel fiume basto io solo.

RIGOLETTO
No, no; il vo' far io stesso.

SPARAFUCILE
Sia... il suo nome?

RIGOLETTO
Vuoi sapere anche il mio?
Egli è Delitto, Punizion son io.

Parte; il cielo si oscura e tuona.

SPARAFUCILE
La tempesta è vicina!...
Più scura fia la notte.

DUCA
Maddalena?

per prenderla

MADDALENA
sfuggendogli
Aspettate... mio fratello
Viene.

DUCA
Che importa?

MADDALENA
Tuona!

SPARAFUCILE
entrando
E pioverà tra poco.

DUCA
Tanto meglio!
Tu dormirai in scuderia...
All'ínferno … ove vorrai.

SPARAFUCILE
Oh, grazie.

MADDALENA
piano al Duca
Ah no! partite.

DUCA
a Maddalena
Con tal tempo?

SPARAFUCILE
piano a Maddalena
Son venti scudi d'oro.
al Duca
Ben felice
D'offrirvi la mia stanza. Se a voi piace
Tosto a vederla andiamo.

Prende un lume e s'avvia per la scala.

DUCA
Ebben, sono con te … presto, vediamo.

Dice una parola all'orecchio di Maddalena e segue Sparafucile.

MADDALENA
(Povero giovin!... grazioso tanto!
Dio! qual notte è questa!)

DUCA
giunto al granaio, vedendone il balcone senza imposte
Si dorme all'aria aperta? bene, bene.
Buona notte,

SPARAFUCILE
Signor, vi guardi Iddio!

DUCA
Breve sonno dormiam; stanco son io.
Depone il cappello, la spada e si stende sul letto. Maddalena frattanto siede presso la tavola. Sparafucile beve dalla bottiglia lasciata dal Duca. Rimangono ambedue taciturni per qualche istante, e preoccupati da gravi pensieri.
La donna è mobile, ecc.

S'addormenta.

MADDALENA
È amabile invero cotal giovinotto.

SPARAFUCILE
Oh sì … venti scudi ne dà di prodotto.

MADDALENA
Sol venti!… son pochi! …valeva di più.

SPARAFUCILE
La spada, s'ci dorme, va', portami giù.

Maddalena sale al granaio e contempla il dormente, poi ripara alla meglio il balcone e scende portando con sé la spada. Nel frattempo Gilda comparisce dal fondo della via in costume virile, con stivali e speroni, e lentamente si avanza verso l'osteria, mentre Sparafucile continua a bere. Spessi lampi e tuoni.

GILDA
Ah, più non ragiono!
Amor mi trascina … mio padre, perdono!
tuono
Qual notte d'orrore! Gran Dio, che accadrà?

MADDALENA
posata la spada del Duca sulla tavola
Fratello?

GILDA
osservando per la fessura
Chi parla?

SPARAFUCILE
frugando in un credenzone
Al diavol ten va.

MADDALENA
Somiglia un Apollo, quel giovine …io l'amo ...
Ei m'ama … riposi... né più l'uccidiamo.

GILDA
ascoltando
Oh cielo!

SPARAFUCILE
gettandole un sacco
Rattoppa quel sacco!

MADDALENA
Perché?

SPARAFUCILE
Entr'esso il tuo Apollo, sgozzato da me,
Gettar dovrò al fiume.

GILDA
L’inferno qui vedo!

MADDALENA
Eppure il danaro salvarti scommetto
Serbandolo in vita.

SPARAFUCILE
Difficile il credo.

MADDALENA
M'ascolta... anzi facil ti svelo un progetto.
De' scudi già dieci dal gobbo ne avesti;
Venire cogli altri più tardi il vedrai...
Uccidilo, e venti allor ne avrai:
Così tutto il prezzo goder si potrà.

GILDA
Che sento!... Mio Padre!

SPARAFUCILE
Uccider quel gobbo!... che diavol dicesti!
Un ladro son forse? Son forse un bandito?
Qual altro cliente da me fu tradito?
Mi paga quest'uomo... fedele m'avrà.

MADDALENA
Ah, grazia per esso!

SPARAFUCILE
È d'uopo ch'ei muoia.

MADDALENA
Fuggire il fo adesso.

Va per salire.

GILDA
Oh, buona figliuola!

SPARAFUCILE
trattenendola
Gli scudi perdiamo.

MADDALENA
È ver!

SPARAFUCILE
Lascia fare...

MADDALENA
Salvarlo dobbiamo.

SPARAFUCILE
Se pria ch'abbia il mezzo la notte toccato
Alcuno qui giunga, per esso morrà.

MADDALENA
È buia la notte, il ciel troppo irato,
Nessuno a quest'ora da qui passerà.

GILDA
Oh, qual tentazione!… morir per l'ingrato?
Morire!… e mio padre! … Oh cielo, pietà!

Battono le undici e mezzo.

SPARAFUCILE
Ancor c'è mezz'ora.

MADDALENA
piangendo
Attendi, fratello...

GILDA
Che! piange tal donna! …Né a lui darò aita! …
Ah, s'egli al mio amore divenne rubello,
Io vo' per la sua gettar la mia vita.

Picchia alla porta.

MADDALENA
Si picchia?

SPARAFUCILE
Fu il vento.

Gilda torna a bussare.

MADDALENA
Si picchia, ti dico.

SPARAFUCILE
È strano!... Chi è?

GILDA
Pietà d'un mendico;
Asil per la notte a lui concedete.

MADDALENA
Fia lunga tal notte!

SPARAFUCILE
Alquanto attendete.

Va a cercare nel credenzone.

MADDALENA
Su, spicciati, presto, fa' l'opra compita:
Anelo una vita con altra salvar.

SPARAFUCILE
Ebbene, son pronto; quell'uscio dischiudi,
Più ch'altro gli scudi mi preme salvar.

GILDA
(Ah! presso alla morte, sì giovine sono!
Oh ciel, per quegl'empi ti chieggo perdono!
Perdona tu, o padre, a quest'infelice!
Sia l'uomo felice ch'or vado a salvar.)

MADDALENA
Spicciati!

SPARAFUCILE
Apri!

MADDALENA
Entrate!

GILDA
(Dio! Loro perdonate!)

MADDALENA, SPARAFUCILE
Entrate!

Sparafucile va a postarsi con un pugnale dietro alla porta; Maddalena apre e poi corre a chiudere la grande arcata di fronte, mentre entra Gilda, dietro a cui Sparafucile chiude la porta, e tutto resta sepolto nel silenzio e nel buio.


No. 14 - Scena e Duetto Finale

Rigoletto solo si avanza chiuso nel suo mantello. La violenza del temporale è diminuita, né più si vede e sente che qualche lampo e tuono.

RIGOLETTO
Della vendetta alfin giunge l'istante!
Da trenta dì l'aspetto
Di vivo sangue a lagrime piangendo,
Sotto la larva del buffon... Quest'uscio...
esaminando la casa
È chiuso!... Ah, non è tempo ancor! S'attenda.
Qual notte di mistero!
Una tempesta in cielo!…
In terra un omicidio!
Oh, come invero qui grande mi sento!
Suona mezzanotte.
Mezzanotte!

Picchia alla porta.

SPARAFUCILE
uscendo di casa
Chi è là?

RIGOLETTO
per entrare
Son io.

SPARAFUCILE
Sostate.
Rientra e torna trascinando un sacco.
È qua spento il vostro uomo.

RIGOLETTO
Oh gioia! … un lume!

SPARAFUCILE
Un lume?... No, il danaro.
Rigoletto gli dà una borsa.
Lesti all'onda il gettiam...

RIGOLETTO
No, basto io solo.

SPARAFUCILE
Come vi piace... Qui men atto è il sito.
Più avanti è più profondo il gorgo. Presto,
Che alcun non vi sorprenda. Buona notte.

Rientra in casa.

RIGOLETTO
Egli è là! … morto! ... Oh sì! vorrei vederlo! …
Ma che importa? ... è ben desso!…
Ecco i suoi sproni!
Ora mi guarda, o mondo!
Questi è un buffone, ed un potente è questo!
Ei sta sotto ai miei piedi!... È desso! O gioia!
È giunta alfine! la tua vendetta, o duolo! …
Sia l'onda a lui sepolcro,
Un sacco il suo lenzuolo!
All'onda! All'onda!

Fa per trascinare il sacco verso la sponda, quando è sorpreso dalla lontana voce del Duca, che nel fondo attraversa la scena.

DUCA
La donna è mobile, ecc.

RIGOLETTO
Qual voce!... Illusion notturna è questa!
trasalendo
No!… No! egli è desso...
verso la casa
Maledizione! Olà … dimon bandito!
Chi è mai, chi è qui in sua vece?
Taglia il sacco.
Io tremo … È umano corpo!
Lampeggia
Mia figlia!... Dio! mia figlia!...
Ah no... è impossibil!... per Verona è in via!
Fu vision...
inginocchiandosi
È dessa!
O mia Gilda: fanciulla, a me rispondi!
L’assassino mi svela …Olà?...
Picchia disperatamente alla porta.
Nessuno?
Nessun!...
tornando presso Gilda
Mia figlia?... Mia Gilda?... Oh, mia figlia!

GILDA
Chi mi chiama?

RIGOLETTO
Ella parla! … si muove! … È viva! … oh Dio!
Ah, mio ben solo in terra...
Mi guarda... mi conosci...

GILDA
Ah, padre mio!

RIGOLETTO
Qual mistero!... Che fu?... Sei tu ferita? … Dimmi!...

GILDA
indicando al core
L'acciar qui mi piagò...

RIGOLETTO
Chi t'ha colpita?

GILDA
V'ho ingannato... colpevole fui...
L'amai troppo... ora muoio per lui!

RIGOLETTO
(Dio tremendo! Ella stessa fu colta
Dallo stral di mia giusta vendetta!)
Angiol caro, mi guarda, m'ascolta...
Parla … parlami, figlia diletta.

GILDA
Ah, ch'io taccia... a me... a lui perdonate!
Benedite alla figlia, o mio padre ...
Lassù in cielo, vicino alla madre ...
In eterno per voi pregherò.
Non più... Addio!

RIGOLETTO
Non morir, mio tesoro, pietate...
Mia colomba, lasciarmi non dei!
Se t'involi, qui sol rimarrei.
Non morire, o ch'io teco morrò!
Oh, mia figlia! Oh, mia Gilda!
Gilda muore.
Gilda! mia Gilda!... è morta!
Ah, la maledizione!

Strappandosi i capelli, cade sul cadavere della figlia.

(libretto: Francesco Maria Piave)


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