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間奏曲
懲役-ル・アーブルの旅立ち

(デ・グリュー:
…本当に僕は彼女を愛していたのだ!-僕の情熱はあまりにも強く 自分がこの世で最も不幸な生き物であるかのように感じていた-どれほど多くのことをパリで彼女を自由にするためにしたことか!…僕は役所に懇願した!…僕はあらゆるところの戸を叩き懇願した!…僕は暴力に訴えようとさえした!だがすべてが…無駄であった-僕に残された手はただひとつ:彼女について行くことだけだったのだ!そして僕はついて行くのだ!彼女の行くところはどこへでも!…それが世界のどこであろうとも!…)
アベ・プレヴォー「騎士デ・グリューとマノンレスコーの物語」から


第3幕
ル・アーブル

港の広場
奥に港 左手には兵舎の角
一階の正面には鉄格子で守られた大きな突出した窓  通りに面した正面玄関は戸が閉まっており歩哨が歩き回っている

海が舞台の奥を占めている 軍艦の姿が半分だけ見える 右手には家 それから小道 角には街灯

弱弱しくオイルランプが灯っている
もう夜が最後の時を迎えて、空が次第に明るくなってきている


【デ・グリュー】
(レスコーと一緒に兵舎の反対側で)
永遠の不安よ 残酷な…

【レスコー】
もう少しの辛抱だ…
(彼は護衛が歩き回っているところを指さす)
もうすぐ護衛が交代する
俺が買収した護衛がな…もう少しの辛抱だ!

【デ・グリュー】
待つことが私を苛立たせるんだ!
私の人生が 魂のすべてがあそこにある!
(彼は兵舎の窓を指さす)

【レスコー】
マノンはすでに知っていて、俺の合図を待っている
俺たちの前にやってくるだろう その間俺は友人とここで
騒ぎを起こす!
マノンは夜明けには自由になるだろう!

マントを目のところまで包み隠して奥の方を慎重に見に行く


【デ・グリュー】
運命の後を
僕は追いかけてきた
夜と昼の旅路を
幻が僕を苦しめ
僕をかき立てるのだ!…近づいたかと
思って捕まえようとすると逃げてしまう!
パリとアーヴル、激しくも悲しい苦悩!
ああ!長い苦しみよ 僕の人生の!

【レスコー】
(近づきながらデ・グリューに その間に兵舎から軍曹に率いられた部隊が出てきて交代しようとしている)
あれだ!

【デ・グリュー】
やっと!

【レスコー】
(注意深く兵士たちを見て それから一人を指さし)
あの男だ あいつだ!
(軍曹と一緒に守備隊は兵舎に戻って行く
快活にデ・グリューに)
ル・アーブルは眠ってる!
時は来たぞ!

(彼は兵舎に近づくとすばやく交代する見張りを合図を交わす 彼は更に鉄格子のある窓のところまで行き注意深く鉄格子を叩く デ・グリューはじっとして震えながらそれを見ている 窓ガラスが大きく開くとマノンが現れる

デ・グリューは彼女に駆け寄る)

【デ・グリュー】
マノン!

【マノン】
デ・グリュー!

(手を窓から差し出す デ・グリューは熱烈にその手にくちづけをする)

【レスコー】
(アメリカの地獄へ!
マノンを行かせてはならない!)

彼は右手から走り去る

【マノン】
あなたが…愛しい人!?愛しい人?恥辱の中で
私を捨てないで?

【デ・グリュー】
あなたを捨てる?絶対しないさ!

【マノン】
愛するひと!愛するひと!愛するひと!

【デ・グリュー】
もしあなたに僕がこの長い道のりをついて行くならば
それは僕の誠実さがいつも心を支配しているからさ

【マノン】
愛するひと!

【デ・グリュー】
(くちづけしながら)
もうすぐあなたは僕のものだ!

【マノン】
あなたのものに…すぐに!…すぐに!…あなたのものに!

(ランプの点灯係が右手奥から入ってきて 鼻唄を歌いながら舞台を横切る)

【デ・グリュー】
(驚いて中断する)
黙って!黙って!

【ランプの点灯係】
(ゆるめてランプを外す)
…ケイトは王さまにこう言ったとさ
"娘の心を
なぜ試そうとなさいますの?
ひとりの夫のために
私を美しくして下さったのです 主は!"
(ランプを消す)
王さまは笑って
彼女にくれてやったのさ
宝石や黄金を
それに夫を、そして心を感動させたのさ
(ランプをもとに戻し 小道から去って行く)

夜が明け始める

【デ・グリュー】
もう夜明けだ!おお僕のマノン
留置所の扉のところで準備しておくれ
そこにはレスコーと仲間たちがいる
そこへ行くんだ そうすればあなたは助かる!

【ランプの点灯係】
(舞台裏で)
ケイトは王さまに言ったとさ…
王さまは笑って
彼女にくれてやったのさ
宝石や黄金を

【マノン】
私は震えるの あなたのことが心配で!…
私は震えるの 不安なのです なぜかは分からないけれど!
ああ!私は恐ろしい脅威を感じるのです!
私には分からないその危険に震えるのです

【デ・グリュー】
マノン 望みはないのか
僕のこの懇願に!トラブル
言葉が私を壊す…
僕をここで殺そうというのか?
君にお願いしてるんだ マノン
ああ!来てくれ!
(道を指さして)
僕らは助かるんだ!
来てくれ お願いだ!…
ああ!来てくれ!僕らは助かるんだ!

【マノン】
そうね!言われた通りにするわ!
私はあなたのもの 待っていて 愛するお方!

デ・グリューはマノンの手をつかみ、そして再び右を指し示して念を押す マノンは彼に投げキスをして窓から退く 突如奥から銃声がする デ・グリューは驚いて通りに向かって走って行く


【声】
(舞台裏から)
武器だ!武器だ!

【レスコー】
(剣を抜いて駆け込んでくる)
作戦は失敗だ!
騎士殿 身を護れ!

【デ・グリュー】
何が起きたのだ?

【声】
(舞台裏から)
武器だ!ああ!

【レスコー】
叫び声が聞こえるだろう!
襲撃は失敗だ!

【デ・グリュー】
(衝動的に)
死んでしまおう!
ああ!逃げる?絶対にいやだ!

彼は剣を抜こうとする

【レスコー】
(さえぎって)
ああ!クレイジーな奴め!

【マノン】
(動揺しながらあわてて窓のところに再び現れて デ・グリューに向かって)
あなたが私を愛しているなら
神の名にかけて
逃げてください 愛する人よ!
(窓から離れて消えて行く)

【デ・グリュー】
ああ!マノン!

【レスコー】
(かぶりを振りながらデ・グリューを引きずって去って行く)
今はだめだ!

明るい炎と警告の叫び声に引きつけられて いったい何が起こったのかとひしめきあって小市民たち 庶民の男や女たちがあちこちから集まってくる

【小市民たち 庶民たち】
ああ!聞いたか!何が起こったのだ?
何だったんだ?おい!誘拐か?暴動か?
女が一人逃げた!いや一人以上だ!
あの厚い暗闇が誘拐犯を匿ったようだ!

ドラムが鳴る
兵舎の扉が開き 軍曹が兵士の一団と共に出て来る 彼らの間には鎖に繋がれた数人の女たち 兵士たちと女たちは港のところで停止する

【軍曹】
(群衆に 下がるように命令する)
道をあけろ!

船から艦長が降りてくる 彼に続いて水兵の一団が現れて右側に整列する

【艦長】
(軍曹へ)
出航の準備はできている
点呼を急げ!

【小市民たち 庶民たち】
(徐々に後退して)
黙っていろ!点呼がすでに始まっている!


点呼

書類を手に、軍曹は名前を読み上げる 名前を呼ばれた娼婦はひとりまたひとりと左から右へと水兵たちの列を横切る 士官はそれを記録につける

【軍曹】
ロゼッタ

(反抗的な様子で堂々と通り過ぎる)

【小市民たち 庶民たち】
おい!何て態度だ!
美人だな!

【軍曹】
マデロン!

(冷淡にほほ笑みながら通る)

【小市民たち 庶民たち】
(意地悪く)
ああ!落ちぶれたもんだな!ハハ!ハハ!
何て横柄な笑いだ!

【軍曹】
マノン…

(マノンは地面に目を落としてゆっくりと通って行く)

【小市民たち 庶民たち】
知っているぞ!誘惑された女だ!
本当に美しいな!
悲しみのマドンナだ!ハハ!ハハ!
おい…何て悲しげなんだ!

【軍曹】
ニネッタ!

(群衆を見つめて通り過ぎる)

【小市民たち 庶民たち】
何て態度だ!

【軍曹】
カトン!

(堂々と歩いて行く)

【小市民たち 庶民たち】
あれは女神だ!

【軍曹】
レジーナ!

(媚態でめかしこんで通って行く)

【小市民たち 庶民たち】
ああ!ああ!何て落ちぶれて!
この娘はいいな 可愛いぞ!
その横柄な笑いが!

【軍曹】
クラレッタ!

(金髪である 足早に通り過ぎて行く)

【小市民たち 庶民たち】
ハ!ハ!金髪だな!
何て楽しい一団だ!

【軍曹】
ヴィオレッタ!

(栗毛の女が堂々と広場を歩いてゆく)

【小市民たち 庶民たち】
ハ!ハ!栗毛だな!

【軍曹】
ネリーナ!

(まだ頭の上に立派な髪飾りをいくつも着けている)

【小市民たち 庶民たち】
何て素敵なんだ!
飛び切りの美人はいないけどな!
何て楽しい一団だ!

【軍曹】
エリサ!

(静かに歩いてゆく)

【小市民たち 庶民たち】
何て楽しい一団だ!
飛び切りの美人はいないけどな!

【軍曹】
ニノン!

(両手で顔を覆って通り過ぎる)

【小市民たち 庶民たち】
ハ!ハ!

【軍曹】
ジョルジェッタ!

(両手を背中に当てて、ニヤニヤと軍曹を見ながら通り過ぎる)

【庶民たち 小市民たち】
ハ!ハ!ハ!ハ!


レスコーと小市民たちの一団

(群衆を横切ったのちマントに身を包んだレスコーはマノンを見つめている小市民連中のところに左から近づく)


【レスコー】
彼女?あの娘には秘密が!

【市民たちの一団】
(驚いてレスコーに)
誘惑されたのか?
裏切られたのか?

【レスコー】
彼女は引き裂かれたのです
その愛を
凛々しい若者との!

【市民たちの一団】
何たる邪悪!何たる恐怖!
可哀想に!

【レスコー】
結婚式から略奪されて
汚らわしい愛撫へと投げ出された!

【市民たちの一団】
(激怒したて)
いつものやり方だな!

【レスコー】
(激昂した聴衆たちに)
たった一日の快楽のために
老いた貴族の…
それから 飽きられて 追放された!

【市民たちの一団】
何たる邪悪!何たる恐怖!
ああ!可哀想に!気の毒に…

【レスコー】
(デ・グリューを指さして)
あの青ざめた男を見てごらんなさい
彼女のそばに立っている?
その悲惨な花婿なのです
こんな風に鎖につながれ
泥にまみれて
再び戻ってきたのです
誘拐された花嫁が!

【市民たちの一団】
何たる邪悪!何たる恐怖!
同情してしまうぞ
可哀想に!気の毒に!


マノンとデ・グリュー

(デ・グリューは群衆の中に紛れていたが マノンが通ったときに注意深く近づいて彼女の後ろに隠れようとする マノンはそれに気づき驚きの叫びをかろうじて抑える 彼らの手は触れ合って震えている)

【マノン】
(情熱的にそして苦悩しながら)
デ・グリュー すぐに私は遠くに行きます…
これが私の運命です
そして、あなたを私は永久に失うことになるのです!
愛する方よ!…さようなら!
あなたの家にお帰りください!さようなら!
あなたは、マノンを忘れなければなりません!
たぶん私はあなたを十分に愛せなかった
それが私の後悔です!
許してください 愛する人 ああ!
深く愛した方よ さようなら!

【デ・グリュー】
ああ!僕を見てくれ どれほど沈んでいるのかを
このつらい苦悩に ああ!
あらゆる思いは涙の中に溶けてゆく!

【マノン】
今すぐあなたのお父様のところへお帰りください
マノンのことは忘れて!
愛するお方…さようなら!
(激しくすすり泣く)

【デ・グリュー】
ああ!この魂には憎しみだけがある
人への そして神への!

(軍曹は娼婦たちの前に立つ)

【軍曹】
急げ!整列!
(娼婦たちは並ぶ)
進め!
(マノンがデ・グリューのところで止まっているのを見て その腕を乱暴に掴んで他の女たちの背後に押しやる)
まだそこに居るのか?
とっとと切り上げろ!

【デ・グリュー】
(自分を抑えることができず 軍曹の手からマノンを引き離して叫ぶ)
返せ!

【軍曹】
(デ・グリューに)
去れ!

【市民たちの一団】
(レスコーに煽動されてデ・グリューに)
がんばれ!

【デ・グリュー】
(激怒して脅すように)
ああ!彼女に触れる奴に災いあれ!
(マノンにしっかりと抱きつき 誰も近づけないようにする)
マノン 僕につかまって!

【市民たちの一団】
(デ・グリューを助けようと殺到し、マノンに近づこうとする軍曹を妨害する)
そうだ!やれ!

【艦長】
(群衆の中から突然現れる 群衆は恐れ入って引き下がる)

何の騒ぎだ?

【デ・グリュー】
(絶望のあまり興奮して脅すように)
ああ!誰も僕から奪えないぞ!
僕が生きている限り彼女を
僕から引き裂くことはできないんだ!…
(艦長を見て感情が爆発し すすり泣きながらマノンに腕を伸ばして)

そうさ!僕は狂ってるさ!
(艦長に)
見て下さい
僕は狂ってる 見て下さい
僕が泣いて頼む姿を…
僕が泣いて頼む姿を ご覧ください
どれほど憐みを求めているのかを!…

(軍曹は、船に娼婦たちを乗せ始めようとマノンも一緒にして彼女たちを押す マノンはゆっくりと歩き 手で顔を隠して絶望ですすり泣いている
射手たちによって両側に押し出された群衆は、同情の深い思いで静かに見ている
感極まって声に詰まり)
お聞きください!僕を雇ってください
水夫でも どんな下層の仕事でもします
喜んでやります!…ご承認ください!
ああ!見てください 僕は泣いてお願いします!
(立ち上がる)
僕の血を…命を!…
僕はあなたに懇願します あなたにお慈悲を求めます!
ああ!お慈悲を!このご恩は決して忘れませんから!
(彼は艦長の前にひざまずいてお願いする)

【艦長】
(心動かされ 優しくデ・グリューに近づき 荒々しい船乗りらしい豪胆な笑顔で言う)
ああ!アメリカの市民権を 若造よ お前も欲しいのか?
(デ・グリューはとても不安そうに彼を見る)
よし..いいだろう…ならば!
(デ・グリューの肩を叩いて)
行くぞ 見習いよ 急げ!

デ・グリューは喜びの叫びをあげて艦長の手に感謝のくちづけをする マノンは振り返って見てすべてを理解し、喜びに顔を輝かせてデ・グリューに腕を差し伸べる レスコーは離れたところでそれを見て頭を振りながら去っていく

INTERMEZZO
La prigionia - Il viaggio aII'Havre

(DES GRIEUX:
«… Gli è che io l'amo! - La mia passione è così forte che io mi sento la più sfortunata creatura che viva. - Quello che non ho io tentato a Parigi per ottenere la sua libertà! ... Ho implorato i potenti! ... Ho picchiato e supplicato a tutte le porte! … Persino alla violenza ho ricorso! … Tutto fu inutile. - Una sol via mi rimaneva: seguirla! Ed io seguo! Dovunque ella vada! ... Fosse pure in capo al mondo! …»)

dalla "Storia del cavaliere Des Grieux e di Manon Lescaut" dell'abate Prévost

ATTO TERZO
L'Havre

Piazzale presso il porto.
In fondo il porto; a sinistra l'angolo d'una caserma.
Nella parte di faccia al pubblico, al pianterreno, una finestra con grossa ferriata sporgente. Nella facciata verso la piazza il portone chiuso, innanzi al quale passeggia una sentinella.
Il mare occupa il fondo della scena. Si vede la metà di una nave da guerra. A destra una casa, poi un viottolo; all'angolo un fanale ad
olio che rischiara debolmente.
È l'ultima ora della notte; il cielo si andrà gradatamente rischiarando.

DES GRIEUX
con Lescaut, dal lato opposto alla caserma
Ansia eterna, crudel …

LESCAUT
Pazienza, ancor …
indicandogli dove passeggia la scolta
La guardia là fra poco monterà
l'arcier che ho compro ... pazienza ancor!

DES GRIEUX
L'attesa m'accora!
La vita mia, l'anima tutta è là!
Accenna alla finestra della caserma.

LESCAUT
Manon sa già e attende il mio segnale
e a noi verrà. Io intanto cogli amici là
I colpo tenterò!
Manon all'alba libera farò!

Si avvolge fino agli occhi nel ferraiuolo e va cautamente nel fondo ad osservare.

DES GRIEUX
Dietro al destino
mi traggo livido,
e notte e dì cammino.
E un miraggio m'angoscia,
m'esalta! … Vicino
or m'è, poi fugge se l'avvinghio!
Parigi ed Havre, fiera, triste agonia!
Oh! lungo strazio della vita mia!

LESCAUT
avvicinandosi a Des Grieux mentre dalla caserma esce un picchetto guidato da un sergente che viene a mutar la scolta
Vengono!

DES GRIEUX
AIfin!

LESCAUT
guardando attentamente i soldati, poi indicandone uno
Ecco là l'uomo. E quello!
Il picchetto col sergente rientra in caserma.
allegramente a Des Grieux
È l'Havre addormentata!
L'ora è giunta!

S'avvicina alla caserma, scambia un rapido cenno colla sentinella che si allontana. Si oppressa alla finestra del pianterreno, picchia con precauzione alle sbarre di ferro. Des Grieux immobile, tremante, guarda. S'aprono i vetri della finestra e appare Manon.
Des Grieux corre a lei.

DES GRIEUX
Manon!

MANON
Des Grieux!

Sporge le mani dalla ferriata; Des Grieux le bacia con febbrile trasporto.

LESCAUT
(Al diavolo l'America!
Manon non partirà!)

Si allontana da destra.

MANON
Tu … amore!? amore? Nell'onta
non m'abbandoni?

DES GRIEUX
Abbandonarli? Mai!

MANON
Amore! amore! amore!

DES GRIEUX
Se t'ho seguita per la lunga via,
fu perché fede mi regnava in core.

MANON
Amore!

DES GRIEUX
baciandola
Fra poco mia sarai!

MANON
Tua ... fra poco! ... fra poco! ... tua!

Un Lampionaio entra dal fondo a destra cantarellando, traversa la scena.

DES GRIEUX
interrompendola impaurito
Taci! taci!

LAMPIONAIO
Scioglie e cala la lampada.
… e Kate rispose al Re:
"Duna zitella
perché tentar il cor?
Per un marito
mi fe' bella il Signor!"
spegne la lampada
Rise il Re,
poi le die'
gemme ed or
e un marito, e n'ebbe il cor.
Incamminandosi, si allontana dal viottolo.

Comincia ad albeggiare.

DES GRIEUX
E l'alba! O mia Manon,
pronta alla porta del cortil sii tu.
V'è là Leseaut con uomini devoti.
Là vanne e tu sei salva!

LAMPIONAIO
internamente
… e Kate rispose al Re.
Rise il Re
poi le die'
gemme ed or.

MANON
Tremo, pavento per te! …
Tremo e m'angoscio né so il perché!
Ah! una minaccia funebre io sento!
Tremo a un periglio che ignoto m'è.

DES GRIEUX
Manon, disperato
è il mio prego! L'affanno
la parola mi spezza …
Vuoi che m'uccida qui?
Ti scongiuro, Manon,
ah! vieni!
Addita il viottolo.
Salviamoci!
Vien' ti scongiuro! …
Ah! vieni! Salviamoci!

MANON
E sia! Chiedimi tutto!
Son tua, m'attendi, amore!

Des Grieux afferra le mani di Manon, e rassicurandola, le accenna di nuovo a destra. Manon gli getta un bacio, e si ritira dalla finestra. Colpo di fuoco interno. Des Grieux trasalisce, e corre verso il viottolo.

VOCI
interne
All'armi! All'armi!

LESCAUT
Entra dal viottolo fuggendo colla spada sguainata.
Perduta è la partita!
Cavalier, salviam la vita!

DES GRIEUX
Che avvenne?

VOCI
interne
All'armi! Ah!

LESCAUT
Udite come strillano!
Fallito è il colpo!

DES GRIEUX
con impeto
Venga la morte!
Ah! fuggir? Giammai!

Fa per sguainare la spada.

LESCAUT
impedendoglielo
Ah! pazzo inver!

MANON
Riappare alla finestra, agitata; con immenso slancio a Des Grieux:
Se m'ami,
in nome di Dio
t'invola, amor mio!
Abbandona la finestra e scompare.

DES GRIEUX
Ah! Manon!

LESCAUT
trascinando via Des Grieux, crollando il capo
Cattivo affar!

Attratti dal colpo di fuoco e dai gridi d'allarme, accorrono da ogni parte Borghesi, Popolani, Popolane, domandandosi l'un l'altro che cosa è avvenuto, confusione generale.

BORGHESI, POPOLANI
Ah! Udiste! Che avvenne?
Che fu? Olà! Fu un ratto? Rivolta?
Fuggiva una donna! Più d'una!
La folta tenebra protesse laggiù i rapitori!

Rullo di tamburi.
S'apre il portone della caserma, esce il Sergente con un picchetto di soldati, in mezzo al quale stanno parecchie donne incatenate. I soldati e le donne si arrestano avanti il porto.

IL SERGENTE
alla folla, ordinando di retrocedere
Il passo m'aprite!

Dalla nave scende il Comandante. Lo segue un drappello di soldati di marina, il quale si schiera a destra.

COMANDANTE
al Sergente
È pronta la nave.
L'appello affrettate!

BORGHESI, POPOLANI
ritirandosi poco a poco
Silenzio! L'appello cominciano già!


L'Appello

Con un foglio in mano, il Sergente fa l'appello. Le Cortigiane, mano mano che sono chiamate passano da sinistra a destra presso il drappello dei marinai. Il Comandante nota su di un libro.

IL SERGENTE
Rosetta

Passa sfrontatamente guardando come in atto di sfida.

BORGHESI, POPOLANI
Eh! Che aria!
È un amore!

IL SERGENTE
Madelon!

Indifferente, va al suo posto ridendo.

BORGHESI, POPOLANI
con astio
Ah! qui sei ridotta! Ah! ah!
Che riso insolente!

IL SERGENTE
Manon …

Manon passa lentamente cogli occhi a terra.

BORGHESI, POPOLANI
Chissà! Una sedotta!
E bella davvero!
Madonna è dolente! Ah! ah!
Affè ... che dolore!

IL SERGENTE
Ninetta!

altera, fissando la folla

BORGHESI, POPOLANI
Che incesso!

IL SERGENTE
Caton!

con passo e fare imponente

BORGHESI, POPOLANI
È un dea!

IL SERGENTE
Regina!

Passa, pavoneggiandosi con civetteria.

BORGHESI, POPOLANI
Ah! ah! Qui sei ridotta!
Questa vorrei, che amor!
Che riso insolente!

IL SERGENTE
Claretta!

È bionda; passa sveltamante.

BORGHESI. POPOLANI
Ah! ah! Che bionda!
Che gaia assemblea!

IL SERGENTE
Violetta!

Una bruna; traversa la piazza con modo procace.

BORGHESI, POPOLANI
Ah! ah! Che bruna!

IL SERGENTE
Nerina!

Conserva ancora una ricca acconciatura sul capo, ed alcuni nei.

BORGHESI, POPOLANI
Che splendidi nei!
Di vaghe nessuna!
Che gaia assemblea!

IL SERGENTE
Elisa!

Se ne va tranquillamente.

BORGHESI, POPOLANI
Che gaia assemblea!
Di vaghe nessuna!

IL SERGENTE
Ninon!

Passa, coprendosi il volto colle mani.

BORGHESI, POPOLANI
Ah! ah!

IL SERGENTE
Giorgetta!

Colle mani dietro la schiena passa sogghignando al Sergente.

POPOLANI. BORGHESI
Ah! ah! ah! ah!


Lescaut e un gruppo di Borghesi

Dopo essersi aggirato in mezzo alla folla, chiuso nel mantello, Lescaut s'avvicina a sinistra ad un gruppo di borghesi che stanno osservando Manon.

LESCAUT
Costei? V'è un mistero!

UN GRUPPO Dl BORGHESI
a Lescaut, con sorpresa
Sedotta?
Tradita?

LESCAUT
Costei fu rapita
fanciulla all'amore
d'un vago garzone!

UN GRUPPO DI BORGHESI
Che infamia! Che orror!
Fa compassione!

LESCAUT
Rapita alle nozze
e a sozze carezze gittata!

UN GRUPPO DI BORGHESI
indignati
E sempre così!

LESCAUT
eccitando gli ascoltatori
Pel gaudio d'un dì
d'un vecchio signor …
poi, sazio, cacciata!

UN GRUPPO DI BORGHESI
Che infamia! Che orrore!
Ah! fa compassion! pietà …

LESCAUT
additando Des Grieux
Vedete quel pallido
che presso le sta?
Lo sposo è quel misero.
Così, fra catene,
nel fango avvilita,
rivede e rinviene
la sposa rapita!

UN GRUPPO Dl BORGHESI
Che infamia! Che orror!
Inver fa pietà,
fa compassion, pietà!


Manon e Des Grieux

Des Grieux è nel fondo perduto tra la folla. Appena è passata Manon, esso cautamente le si avvicina, cercando di nascondersi dietro di lei. Manon se ne accorge ed a stento trattiene un grido di riconoscenza. Le loro mani si toccano e si stringono.

MANON
con passione ed angoscia
Des Grieux, fra poco lungi sarò …
questo è il destino mio.
E te perduto per sempre avrò!
Ultimo bene! ... addio!
Alla tua casa riedi! Addio!
Devi Manon scordar!
Forse abbastanza non fosti amato,
quest'è il rimorso mio!
Ma tu perdona, mio amor, ah!
amore immenso, addio!

DES GRIEUX
Ah! guardami e vedi com'io soggiaccio
a questa angoscia amara, ah!
Ogni pensierosi scioglie in pianto!

MANON
Ora a tuo padre dei far ritorno,
devi Manon scordar!
Mio amor … addio!
Singhiozza disperatamente.

DES GRIEUX
Ah! m'ho nell'animo l'odio soltanto
degl'uomini e di Dio!

II Sergente va a collocarsi di fronte alle Cortigiane.

IL SERGENTE
Presto! In fila!
Le Cortigiane si mettono in fila.
Marciate!
Vede Manon ferma presso a Des Grìeux, la prende brutalmente per un braccio e la spinge dietro le altre.
Costui ancor qui?
Finiamola!

DES GRIEUX
Non può trattenersi, e d'un tratto strappa Manon dalle mani del Sergente, gridando.
Indietro!

IL SERGENTE
a Des Grieux
Via!

IL GRUPPO DI BORGHESI
aizzati da Lescaut, a Des Grieux
Coraggio!

DES GRIEUX
furente e minaccioso
Ah! guai a chi la tocca!
Avvinghia stretta a sè Manon, coprendola colla propria persona.
Manon, ti stringi a me!

IL GRUPPO Dl BORGHESI
Accorrono in soccorso di Des Grieux ed impediscono al Sergente di avvicinarsi a Manon.
Così! Bravo!

COMANDANTE
apparendo ad un tratto in mezzo alla folla, che si ritira rispettosamente
Che avvien?

DES GRIEUX
nell'impeto della disperazione, minaccioso
Ah! non v'avvicinate!
Ché, vivo me, costei
nessun strappar potrà! …
Scorgendo il Comandante, vinto da profonda emozione, erompe in uno straziante singhiozzo mentre le sue braccia che stringevano Manon si sciolgono.
No! pazzo son!
al Comandante
Guardate,
pazzo son, guardate,
com'io piango ed imploro …
come io piango, guardate,
com'io chiedo pietà! …

Il Sergente avvia le Cortigiane verso la nave, e spinge con esse Manon, la quale lenta s'incammina e nasconde il volto fra le mani, disperatamente singhiozzando.
La folla, cacciata ai lati dagli Arcieri, guarda silenziosa con profondo senso di pieta.
con voce interrotta dall'affanno
Udite! M'accettate
qual mozzo o a più vile mestiere,
ed io verrò felice! … M' accettate!
Ah! guardate, io piango e imploro!
Vi pigliate
il mio sangue … la vita! …
V'imploro, vi chiedo pietà!
Ah! pietà! ingrato non sarò!
S'inginocchia davanti al Comandante, implorandolo.

COMANDANTE
Commosso, si piega verso Des Grieux, gli sorride benignamente e gli dice col fare burbero del marinaio:
Ah! popolar le Americhe, giovinotto, desiate?
Des Grieux lo guarda con ansia terribile.
Ebben … ebben … sia pur!
battendo sulla spalla a Des Grieux
Via, mozzo, v'affrettate!

Des Grieux getta un grido di gioia, e bacia la mano al Comandante. Manon si volge, vede, comprende, e, il viso irradiato da suprema gioia, dall'alto dell'imbarcatoio stende le braccia a Des Grieux che vi accorre. Lescaut, in disparte, guarda, crolla il capo e si allontana.



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