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<<第2幕>>

アルチーナの魔法にかけられた宮殿の
豪奢な大広間。

<第1場>

RUGGIERO
愛らしい瞳よ、お前を愛している者の前から
一瞬でも隠れるとは、何て残酷なんだ!
俺はお前らを探す。だがそれでもなお喜びの希望の
眼差しをお前らは俺から奪う・・・

(メリッソが、かつてルッジェーロを教育したアトランテの姿で入って来る)

MELISSO
黙れ、黙れ、この腰抜けが。
私の顔をよく見るのだ。
こうしてアトランテと再会して恥ずかしくないか。

RUGGIERO
おお!若き日の私の忠実な教育者・・・

MELISSO
白々しい。

RUGGIERO
其方を抱きしめよう。

(抱きしめようとするが、押し返される)

MELISSO
あっちへ行け、お前なんぞ追い払うわ。
軟弱で恥さらしもいいところだ、ルッジェーロ。
あれだけお前のために苦労したのに
こんな形で恩返しをするのか?

RUGGIERO
愛・・・ 義務・・・

MELISSO
それから?

RUGGIERO
親切な・・・礼儀正しさ・・・

MELISSO
続けよ。

RUGGIERO
思いやり・・・

MELISSO
そこまでか、とまどっているな?
愛でフヌケになった戦士よ
これが栄光への正しい道なのか?

RUGGIERO
これは宿命なんだ・・・

MELISSO
さあ、この真実の宝石を指にはめるのだ。
そしてこれ以上私が信じられないなら
見よ、ルッジェーロ、お前の悪評を。

(メリッソがルジェーロに、かつて稀代の魔女アンジェリカが持っていた指輪を手渡すやいなや、広間全体が不気味な荒涼とした場所に変わる。その間にメリッソは彼本来の姿に戻る。)


RUGGIERO
何という奇跡が俺の記憶を
明瞭によみがえらせたのだ?
アトランテ、どこにいる?

MELISSO
貴方を自由にするために、私がその姿をしていたのだ。

RUGGIERO
ああ!ブラダマンテ!

MELISSO
まさに彼女が、私をあなたの元へ遣わして・・・

RUGGIERO
直ぐにアルチーナの所へ行って
ルッジェーロはもう彼女を愛していない、
彼女は俺の心を名誉を裏切ったと
言ってくれ。

MELISSO
貴方のその憤りに、ブラダマンテも喜ぶと。

RUGGIERO
彼女に言ってくれ、お前を熱望し切望していると。
で、俺は何をすれば?

MELISSO
まず最初にいつものように武装なさい。
しかしアルチーナには黙って、今まで通り
愛している振りをし、何食わぬ顔でいること。
狩りをしたがっていると見せて
無事脱出する機会を狙うのだ。

愛に傷つき
苦しむ者のことを考えよ。
彼女はお前に捨てられるのかと
絶えずおびえている、つれない男よ。
再び彼女を愛し、癒してあげなさい、
情(なさけ)もなく彼女を悲しみの中
一人このように置き去りにするでない。


<第2場>

BRADAMANTE
(入って来て、ルッジェーロに)
私をあれほど嫌うとは、あんまりな話だな?

RUGGIERO
許してくれ、強い魔力が俺の理性に勝っていた。
今まで、うわ言を言っていたが
ほら、俺は元の自分に戻ったんだ。
値しない絆を絶ち切るぞ。
そして、もしお前が俺の恋敵なら
お前の酷い運命に俺は泣き抱きしめる。

BRADAMANTE
じゃあ本当に私のことを思い出したと?

RUGGIERO
そうだ。ああ!お前の姉である、俺の愛する妻が
ここにいればいいのに。

BRADAMANTE
ルッジェーロ、私がわからないの?
私がその愛する妻よ。

RUGGIERO
神よ!本当か?ブラダマンテ!
だが、ブラダマンテ!まさか?
そうだ、アルチーナの新しい魔法か。
じゃなきゃ、素晴らしい贈り物をくれた人が
黙ってないだろう。
失せろ。俺の愛する人の
姿を真似て人を欺く
魔女め。

BRADAMANTE
私を追い払うなんて酷い、私はその彼女よ。

その不実な心に
仕返しをしたい。
愛の神よ、私に武器を
私に怒りを与えてください。
あなたを思い、心患う者に
辛く当たり恩知らずのあなた。
なら奪うがいいわ、薄情な人
欲しいのなら 私のこの血さえも。

(退出)


<第3場>

RUGGIERO
誰か俺の考えをはっきりさせてくれないか?
又、騙されているのか、それとも聞いたのは真実なのか。

愛する人の姿が
甘い愛情によって
俺の機嫌を取っている。
いや、そうだろうか?
愛ゆえに彼女だと信じてしまうのだろう。
そうに違いない。
だが、もしあの人が俺がかつて
愛していた人だとしたら
そしてそういう彼女を突き放すのだとしたら
俺は不実で、恩知らずだ
俺は残酷で、裏切り者だ。


<第4場>

場面変わる。
王宮の庭へと続く場所。
その中央には、人間を獣に変える、
魔女キルケの彫像がある。

(アルチーナが一人で、悪霊に懇願している)

ALCINA
愛するあの人を苦しめている邪なる疑いよ
鎮まるがよい。
リッチャルドよ、獣の衣をまとうがよい。
恐ろしい亡霊達よ
名だたるこの王国の下へと降りてくるがよい。
太陽の娘よ、私はお前に
いつもの祈祷を捧げよう。

MORGANA
(走って入ってきながら)
魔法の呪文を唱えるのを
もうやめてよ!

ALCINA
うるさいわねえ、私を邪魔する気?


<第5場>

MORGANA
(ルッジェーロに)
それで、あなたはそんなに残酷な代償を払ってでも
心の平安を手に入れたいのね?

ALCINA
(ルッジェーロに)
愛しい人、あなたを喜ばせたいのよ。

RUGGIERO
もう充分だ、アルチーナ、
俺の愛情はそれ以上、要求しない。
お前がリッチャルドを愛していない事は分かった。
今、俺は満足している。そして彼がかつて恋敵で
あったとしても、今は許している。

MORGANA
(ルッジェーロに)
彼は愛し、ため息をついている。だけど怒ってないわ。
(アルチーナに)
彼の心をかき立てている愛。だけどそれはあなたへのものじゃ無いわ。彼は苦しんでいる。
だけど私に心の支えと、
平安を求めているわ。

(退出)


<第6場>

ALCINA
あなたの顔を見ても 以前のような
満たされた様子じゃないわね。
教えて、何が不満なの?

RUGGIERO
無為にしてきた勇敢さが今、再び沸き起こってきた。

ALCINA
楽しむことを考えて・・・

RUGGIERO
女王、せめて認めてくれ。
鎧を付け、俺の不抜けた魂を再び
奮い立たせる為に、野獣と戦う事を。

ALCINA
いつだって私の心とあなたの思いは一つだったわ。
行きなさい、でも少しの間だけよ。
せつない私の気持ちも考えて。
私は怖いの、あなたを行かせるけどそれを悲しんでもいるわ。

RUGGIERO
大切な人よ、
俺は熱愛する人に対して、
忠実だ。
俺は崇拝する人に対して、
固く忠誠を約束する。
(心の中で)
だが、それはお前に対して、ではない。
親愛なる恋人は、離れず、
いつまでも忠実であるから。
(だが、それはお前と共にではなく)
いつまでも痛ましいぐらい
平安と慈悲を
求める人と共に。


(退出)


<第7場>

(オベルト、悲しそうに入って来る)

OBERTO
(アルチーナに)
女王、僕は愛する父を捜しているけれど見つからないよ!

ALCINA
希望を持つのよ、オベルト、元気を出して。

OBERTO
ああ神よ!もうダメだ。

ALCINA
笑いと活気と喜びが 良い結果をもたらすわ。

OBERTO
何もかも僕を悩ませる。

ALCINA
あなたは私の宝物を自由にしていいのよ。

OBERTO
そんなのどうだっていいよ。

ALCINA
私の親心を
そんな風に無下にするの?

OBERTO
父の居場所を教えてくれたら
一生恩に着るけどさ。

ALCINA
(自分に)
可哀想になってきたわ。
期待を持たせてあげようかしら。
(オベルトに)
お聞き、じきにお父さんに会えるわよ。
あなたに約束するわ。

OBERTO
心に力がみなぎってきたよ。

希望と恐怖の狭間で
僕の心は激しく鼓動する。
これが喜びか悲しみか
まだよく分からないけれど。
僕の星は今や より美しさを増し
昇ってくるようだ。
そして曙は 太陽の輝きを
僕に教えてくれる。

(退出)


<第8場>

ORONTE
(落ち着かない様子で入ってきて)
女王、騙されてます。
悪意ある客人達について、内密の忠告を。
あなたのルッジェーロは逃げる準備をしていますよ。

ALCINA
神よ!何ですって、オロンテ?
それは本当なの?

ORONTE
残念ながら。それで・・・

ALCINA
なぜ彼が武器を身につけたのか今わかったわ。
酷い、嘘つき!
絶対に復讐してやる、彼とあいつらに。

ああ!私の心よ、お前は騙された!
星よ!何と!
愛の神よ!
裏切り者!
私はあなたをこんなに愛してるのに。
あなたは私を一人涙の中に置き去りにできるの?
ああ神よ、どうして?
でもアルチーナ、何を苦しんでいるの?
私は女王よ、まだ時間はあるわ。
ルッジェーロ行かないで、さもなくば死よ。
永遠に苦しむのよ、さもなくば私の元へ。

(アルチーナ退出、モルガーナが入って来る)


<第9場>

ORONTE
(モルガーナに)
さて、君はどう思う?モルガーナ。
君の新しい恋人は
不誠実さと、裏切りで
お前を捨てるんだ。知ってるか?

MORGANA
そんなの信じないわ、オロンテ。
嫉妬があなたを駆り立てているんでしょうけれど
あなたへの愛はもう無いわ。
私は自由よ。あなたに許しを請わないわ。

(微笑みながら尊大に腰をかがめて挨拶して退出)


<第10場>

ORONTE
恩知らずな女が侮辱するだけでなく軽蔑するようになったか?
さあ、勇気をだせ、オロンテ。
貴奴を心から追い払え。
そして、万が一彼女が戻り、後悔して又お前を愛するのならば
彼女のやり方とそっくりそのままのやり方で、彼女をくじくんだ。

お前の心を高慢に打ち負かすものは
狂気と卑しい執着であって
彼女の美しさではない。

侮辱された愛の息子よ、
心の中で育まれた憤怒を
口と眼で表現せよ。

(オロンテ退出、ブラダマンテ、続いてルッジェーロが入ってくる。)


<第11場>

(ブラダマンテとオベルト)

OBERTO
僕に話してくれたことは本当?

BRADAMANTE
私の従兄弟アストルフォの(息子)、愛しいオベルト、
すぐにもあなたの大切なお父さんに会えるわ。
そして彼をライオンに変えたあの邪悪な魔女が
困惑してさ迷う姿にもね。
この秘密は絶対に漏らさないように。

OBERTO
恐れないで・・・

BRADAMANTE
用意はいいわね、行きなさい、元気にしてるのよ。

(オベルト退出)


<第12場>

RUGGIERO
そうだ、足元に跪くよ、寛容な娘に。
二重の誤解による罪に・・・
(跪こうとする。)

BRADAMANTE
立って、ルッジェーロ!あなたの弁明と私の訴えは
もっといい使い道のために取っておきましょうよ。
行きましょう、どこに目を向けても私からあなたを奪う
あの邪悪なアルチーナがいるんじゃないかと
私はいつも恐れてるの。
(抱き合う)

RUGGIERO
ブラダマンテ、俺の魂!

BRADAMANTE
愛するルッジェーロ、
このおぞましい場所を逃れましょう。

(隠れて全てを聞いていたモルガーナが
怒り狂って姿を現す)

MORGANA
(ブラダマンテに)
この嘘つき、何を企んでるの?
(ルッジェーロに)
何を考えているの?この恩知らず。
アルチーナが相応の報いを与えるでしょう。
(ブラダマンテに)
客人よ、この詐欺師!
(ルッジェーロに)
信用の無い男!
(怒って出て行く。)

RUGGIERO
緑の草原、心踊る森も
その美しさを失うだろう。
愛らしい花々、川々の流れ、
その愛らしさ、その美しさも
すぐに変わるだろう。
緑の草原、心踊る森も
美しさを失うだろう。
そして、姿を変えられた美しい物は
全て元通りのぞっとする光景に
戻るだろう。

(退出)


<第13場>

場面変わる。
魔術を行う地下室。魔法に関わる様々な物や道具が置いてある。

ALCINA
ああ!つれないルッジェーロ、
あなたは私を愛してなかった!
ああ!愛する振りをして、私を騙していた!
それでもまだ私の心は あなたを愛している。
ああ!つれないルッジェーロ、裏切り者!

青白いアケローン(冥界の川)に住む霊達よ
闇に潜む復讐の使者達よ
見境もなく冷酷な娘達よ、私の元へ来たれ!
私の願いに手を貸したまえ、
愛するルッジェーロが薄情にも
私から逃げていかぬよう。

(あたりを見回し、祈りをやめて)

ああ、どうして!哀れな私!
こんなはずでは・・・どうして何も起こらないの?
お前達、聞いてないの?
(怒って)
私が求めてるのに、身を隠すの?
私が命じてるのに、押し黙るの?
私、間違ったの?何か悪いことをした?
(逆上して)
私の杖の魔力はどうなったの?
力尽き望みを絶たれたアルチーナよ
どうしたらいいの?

おぼろな霊達よ、分かっているわ、お前達が
私の声を聞き、あたりをさ迷っているのは。
でも姿を隠し
聞かぬことにしているのね。
なぜ?なぜなの?

私の愛する人が逃げていく。
お前達、彼を止めて、
ああ!お願いだから。
今や無益としか思えない
この杖に
何の力もないのなら
へし折ってやるわ。

(アルチーナ、魔法の杖を投げ捨て、激情にまかせ出て行く。
すると色々な精や霊が姿を現して、踊り始める。)

Ballo
ATTO SECONDO

Ricca e maestosa sala del palazzo
incantato di Alcina.

SCENA I

RUGGIERO
Col celarvi a chi v'ama un momento,
care luci, crudeli voi siete!
Io vi cerco, e pur voi mi togliete
il contento, la speme d'un sguardo...

(Entra Melisso nella forma di Atlante, che aveva educato Ruggiero)

MELISSO
Taci, taci, codardo.
Rimira il mio sembiante,
ed arrossisci in rivedere Atlante.

RUGGIERO
Oh! de' primi anni miei fedele educator… …

MELISSO
Menti.

RUGGIERO
T'abbraccio.

(vuole abbracciarlo, ma esso lo risospinge)

MELISSO
Vanne lunge; io ti scaccio,
molle, infame Ruggiero.
Cosi tu corrispondi
a tanti miei per te sofferti affanni?

RUGGIERO
Amor... dovere...

MELISSO
E poi?

RUGGIERO
Cortesia.. di … gentil...

MELISSO
Segui.

RUGGIERO
Pietate...

MELISSO
Ti arresti, e ti confondi?
D'amor vile guerriero:
è questo della gloria il bel sentiero?

RUGGIERO
Un fato...

MELISSO
Questa in dito ora ti poni, verace gemma,
e se più a me non credi,
mira, Ruggiero, e la tua infamia vedi.

(Non così tosto Melisso porge a Ruggiero l'anello stato già della grandissima maga Angelica, che la sala tutta si cangia in luoco orrido, e deserto. Melisso in tanto riprende la sua prima forma.)

RUGGIERO
Qual portento mi richiama
la mia mente a rischiarar?
Atlante, dove sei?

MELISSO
Io quel sembiante presi per liberarti.

RUGGIERO
Ah! Bradamante!

MELISSO
A te appunto mi manda...

RUGGIERO
Or vanne ad Alcina. Dille pur,
che Ruggiero più non l'ama,
che 'l mio core ha tradito,
e la mia fama.

MELISSO
Il tuo sdegno fia caro a Bradamante.

RUGGIERO
Di' a questa, che l'adoro,
che bramo … . e che far degg'io?

MELISSO
Ora rivesti tutte pria l'arme usate;
ma taci con Alcina, e fingi
il primo amore, il primo volto.
Mostra desio di caccia,
cosi fuga e salute a te procaccia.

Pensa a chi geme
d'amor piagata,
e sempre teme abbandonata
crudel, da te.
Torna ad amarla, e la consola,
Né mesta e sola così lasciarla
Senza mercè.


SCENA II

BRADAMANTE
(entrando, a Ruggiero)
Qual'odio ingiusto contro me?

RUGGIERO
Perdona, vinse la mia ragion
forza d'incanto.
Fin'ora vaneggiai; ecco, a me torno;
rompo l'indegno laccio;
e se rival mi sei, il tuo crudel destin
piango, e t'abbraccio.

BRADAMANTE
Ed è ver, mi rammembri?

RUGGIERO
Sì. Ah! fosse teco ancora,
l'adorata mia sposa, tua sorella.

BRADAMANTE
Ruggier, non mi conosci?
e pur son quella.

RUGGIERO
Numi! è ver? Bradamante!
Ma Bradamante! e come?
Un nuovo incanto, sì,
che d'Alcina è questo.
Non l’avria no taciuto chi m’offerse il bel dono.
Va, insidiosa maga,
della mia donna amata tu mentir vuoi
la forma, e la favella.

BRADAMANTE
Crudel tu mi discacci, e pur son quella.

Vorrei vendicarmi
del perfido cor,
amor dammi l' armi
m'appresta il furor.
Sei barbaro, ingrato,
ver chi per te langue;
ma prendi, spietato,
se vuoi anche il mio sangue.

(Parte)


SCENA III

RUGGIERO
Chi scopre al mio pensiero,
se tradito pur son, o s'odo il vero?

Mi lusinga il dolce affetto
con l'aspetto
del mio bene.
Pur chi sa? temer conviene,
che m'inganni
amando ancor.
Ma se quella fosse mai
che adorai,
e l' abbandono;
infedele, ingrato io sono,
son crudele e traditor.


SCENA IV

Cambiamento.
Luogo, che conduce ai giardini reali,
con statua di Circe nel mezzo, che
cangia gli uomini in fiere.

(Alcina, sola, invoca gli spiriti malvagi.)

ALCINA
S'acquieti il rio sospetto, che tormenta
il mio ben.
Vesta Ricciardo ferina spoglia.
O voi temute larve,
al noto imper scendete.
A te, figlia del sole,
porgo i miei prieghi usati.

MORGANA
(entrando di corsa)
Ancor per poco sospendi
il suon di magiche parole!

ALCINA
Importuna: mi arresti?


SCENA V

MORGANA
(a Ruggiero)
E la tua pace, con tanta crudeltà,
comprarsi deve?

ALCINA
(a Ruggiero)
Caro, ti vuò appagar.

RUGGIERO
Ciò basta, Alcina, più non chiede
il mio amor.
Veggo a tai segni, che Ricciardo non ami.
Or pago sono; e se fu mio rivale,
io gli perdono.

MORGANA
(a Ruggiero)
Ama, sospira, ma non t'offende;
(ad Alcina)
d'amor s'accende, ma non per te.
Pena, ma chiede
Da me conforto
Pace da me.

(Parte.)


SCENA VI

ALCINA
Non scorgo nel tuo viso il contento
di pria.
Di': che ti offende?

RUGGIERO
Una oziosa virtute or mi riprende.

ALCINA
Pensa a goder...

RUGGIERO
Concedimi, o regina, almen
che nel mio usbergo, faccia guerra alle fiere,
per ravvivar lo spirto mio languente.

ALCINA
Al tuo voler sempre s'unì mia mente.
Vanne; ma sia per poco:
ma pensa al mio martiro.
Temo; partir ti lascio, e ne sospiro.

RUGGIERO
Mio bel tesoro,
fedel son io,
al ben, che adoro,
all'idol mio
prometto fé,
(fra sé)
ma non a te.
Il caro amante
Non siegue il piede
E fido resta,
(ma non con te)
Con chi gli chiede,
Costante e mesta
Pace e mercè.

(Parte.)


SCENA VII

(Entra, mesto, Oberto)

OBERTO
(ad Alcina)
Reina: io cerco invano l'amato genitore!

ALCINA
Spera, Oberto, e sta lieto.

OBERTO
Oh Dei! non posso.

ALCINA
Il riso, il brio, la gioia, qui t’invita a goder.

OBERTO
Tutto m’annoia.

ALCINA
Disponi de’ miei tesori.

OBERTO
Io non li curo.

ALCINA
Al mio materno amore
così mal corrispondi?

OBERTO
Sempre grato ti sarò,
se m'insegni il genitore.

ALCINA
(fra sé)
Mi fa pietade;
or si lusinghi.
(ad Oberto)
Ascolta; vedrai in breve tuo padre,
io tel prometto.

OBERTO
Comincia a respirar l'anima in petto.

Tra speme e timore
mi palpita il core
né so ben ancora,
s'è gioia o dolor.
Suntar la mia stella
Già parmi più bella;
Mi mostra l’aurora
Del giorno il splendor.

(Parte.)


SCENA VIII

ORONTE
(entrando, inquieto)
Reina, sei tradita.
Con segreto consiglio degli ospiti malvagi
a fuggir s'apparecchia il tuo Ruggiero.

ALCINA
Numi! che intendo, Oronte?
e questo è vero?

ORONTE
Purtroppo: ed...

ALCINA
Ora intendo perchè l'arme vestì;
crudel, spergiuro!
di lui, di lor farne vendetta io giuro.

Ah! mio cor! schernito sei!
Stelle! Dei!
Nume d'amore!
Traditore!
T'amo tanto;
puoi lasciarmi sola in pianto,
oh Dei! Perchè?
Ma, che fa gemendo Alcina?
Son reina, è tempo ancora:
resti o mora,
peni sempre, o torni a me.

(Alcina parte, mentre Morgana entra)


SCENA IX

ORONTE
(a Morgana)
Or che dici, Morgana?
Il tuo novello amante
con perfidia ed inganno,
t'abbandona; lo sai?

MORGANA
Nol credo, Oronte.
La gelosia ti sprona:
ma più gli affetti miei per te non sono.
Libera son, né chieggo a te perdono.

(Parte sorridendo, e facendogli una gran riverenza.)


SCENA X

ORONTE
All'offesa il disprezzo giunge l'ingrata?
Su: coraggio, Oronte,
scaccia costei dell'alma;
e se mai torna pentita a riamarti,
deludi l'arti sue con l'istess'arti.

È un folle, è un vil affetto,
non è la sua beltà,
che trionfar la fa
superba del mio cor.
Vieni, sul labbro e al ciglio,
Sdegno, che nutro in petto,
Figlio d’offeso Amor.

(Partito Oronte, entra Bradamante seguita da Ruggiero.)



SCENA XI

(BRADAMANTE E OBERTO)

OBERTO
Ed è ver che mi narri?

BRADAMANTE
Amato Oberto, del mio cugin Astolfo,
tuo caro genitor, presto il sembiante
vedrai; l’empia maga, che il lion lo
cangiò, errar confusa. Guarda cauto il
secreto.

OBERTO
Non temer … .

BRADAMANTE
Tienti pronto; or va, sta lieto.

(Oberto parte)


SCENA XII

RUGGIERO
Eccomi a' piedi tuoi, generosa donzella,
doppio error mi fa reo...
(vuole inginocchiarsi)

BRADAMANTE
Sorgi, Ruggiero! serbiamo a miglior uso
tu le discolpe, io le querele. Andiamo,
temo sempre dovunque il guardo volga,
vedere Alcina ria,
che mi ti tolga.
(si abbracciano)

RUGGIERO
Bradamante, cor mio!

BRADAMANTE
Ruggiero amato, fuggiam l'infame loco.


(Morgana, che ha tutto ascoltato in disparte,
si presenta loro infuriata.)

MORGANA
(a Bradamante)
Mentitrice, che vuoi?
(a Ruggiero)
Che pensi, ingrato?
Alcina vi darà giusta mercede.
(a Bradamante)
Ospite ingannatrice!
(a Ruggiero)
Uom senza fede!
(Parte sdegnata)

RUGGIERO
Verdi prati, selve amene,
perderete la beltà.
Vaghi fior, correnti rivi,
la vaghezza, la bellezza,
presto in voi si cangerà.
Verdi prati, selve amene,
perderete la beltà.
E cangiato il vago oggetto,
all'orror del primo aspetto
tutto in voi ritornerà.

(parte)


SCENA XIII

Cambiamento.
Stanza sotterranea delle magie, con varie figure e strumenti, che appartengono a quest'uso.

ALCINA
Ah! Ruggiero crudel, tu non mi amasti!
Ah! che fingesti ancor, e m'ingannasti!
E pur ti adora ancor fido mio core.
Ah! Ruggiero crudel! ah, traditore!


Del pallido Acheronte spiriti abitatori,
e della notte ministri di vendetta,
cieche figlie crudeli, a me venite!
Secondate i miei voti,
perché Ruggiero amato
non fugga da me ingrato.

(guarda d'intorno, sospesa)

Ma ohimè! misera!
e quale insolita tardanza?
eh! non m'udite?
(sdegnata)
Vi cerco, e vi ascondete?
Vi comando, e tacete?
Evvi inganno? evvi frode?
(infuriata)
La mia verga fatal non ha possanza?
Vinta, delusa Alcina, e che ti avanza?


Ombre pallide, lo so, mi udite;
d'intorno errate,
e vi celate,
sorde da me:
perchè? perchè?

Fugge il mio bene;
voi lo fermate
deh! per pietate,
se in questa verga,
ch'ora disprezzo,
e voglio frangere,
forza non è.

(Partita Alcina con impeto gittando via la verga magica, ed allora manifestandosi diversi spiriti, e fantasmi, questi formano il ballo.)

Ballo


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REIKO & ALCINA have waived all copyright
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This work is published from Japan.



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