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(彼らは互いに飛びかかり殴り合いをしようとする 他の者たちが彼らを引き離そうとするが手遅れであった そこへひとりの女性が跳ねるように飛びこんできて荒々しい手で二人を引き離すとソノーラの手から銃を奪い取る ミニーだ ベロがあとに続きテーブルのところで感嘆したように彼女を見る あちこちから賞賛の叫びがあがり怒りはあっという間におさまる ランスだけは離れて憂鬱そうに左の自分の椅子に腰かける)

【全員】
(熱狂的に 帽子を振りながら)
ハロー ミニー!ハロー ミニー!

【ミニー】
(堂々と踏み出して)
何が起こったの?...

(きつくソノーラに)

いつもあなたね ソノーラ?

【トリン】
何でもないよ ミ​​ニー 下らないことさ...
ふざけてたんだ!

【ミニー】
(怒って)
あなただちみんなまとめて地獄に行きなさい!
恥ずかしい!...

【ジョー】
ミニー...

【ミニー】
もう学校を開いてあげないわよ

【全員】
駄目だ ミニー 駄目だ!...

【ソノーラ】
(恥ずかしそうに)
分かってくれ あんたが来るのが遅いと みんな退屈なんだ...
それだから...

【ミニー】
(首を振ると静かにほほ笑み カウンターに近くと自分をじっと見ているベロに気付いて)
ねえ、何をしてるの?
あなたは何を見てるの?

【ベロ】
(首を振り、きまり悪そうに笑って)
何でもない...

【何人か】
(笑って)
良く見てみろよ...あんた!

【ジョー】
(彼女に花束を贈って)
ミニー 俺はこれを摘んだんだ
ブラッククリークに沿いでね..俺の国には
いっぱい咲いてるんだ!牧場に山のようにな...

【ミニー】
ああ、ありがとう ありがとう ジョー!...

【ソノーラ】
(彼のポケットから折りたたんだリボンを取り出して)
今日キャンプに小間物屋が来たんだ
サンフランシスコから...レースやリボンも売ってて

(愛情にみちた仕草でリボンを広げて)

これはあんたのためさ...見てくれ 真っ赤だろ
あんたの唇の色だ...

【ハリー】
(ソノーラのようにシルクのハンカチを広げて)
これは青いぜ あんたの瞳のように!

【ミニー】
ありがとう、ありがとう!...

【アシュビー】
(立ち上がってカウンターに近づき グラスを掲げて)

ウェルズ・ファーゴからの贈り物だ!

【ミニー】
(アシュビーのグラスと自分のグラスを重ねて)
カンパイ!カンパイ!...

(アシュビーに葉巻を差し出して)

レガリアス? オーロラ? それともエウレカス?

【アシュビー】
(気取ったそぶりで)
あんたが選ぶんなら
どれでも構わんよ どれだって
私に香りを運んでくれるんだからな
その葉巻に触れた手の!

【ニック】
(ミニーにそっと)
お願いだからみんなに言葉をかけてやってくださいよ
あんたの笑顔をみな欲しがってるんだから!

【ミニー】
(肩を叩いて)
言い過ぎよ!

(脇にいるランスを見て)

こんばんはを言わなくちゃね 保安官さん!

【ランス】
こんばんは ミニー

【ソノーラ】
(ミニーに砂金の入った袋を渡す)
これで俺の勘定の方をつけてくれ!

(ミニーはソノーラのつけを消して、金の重さを量るとI印をつけて樽の中に入れる)

【アシュビー】
(ランスに)
あたりに盗賊どもがうようよしてるのに 気違い沙汰だぞ
ここに金を置いとくなど...会社に置く方が
ずっと安全だ

(トランプのテーブルに座ってランスと話し続ける ミニーは机の引き出しから聖書を取りだして部屋の真ん中に来る すべての鉱夫たちはそれに従って周りに輪を作る 立っていた二人が近くのベンチを運んで来て座る ミニーも座って聖書を開く ランスとアシュビーは遠くから黙って見ている)



【ミニー】
(聖書のページをめくりながら)
どこからかしら?...ルツ... エゼキエル ...違うわね...
エステル?...いいえ ここに印がつけてあるわ
詩篇第51 ダビデの...

(座っているハリーに)

ハリー、あなたはダビデがどんな人だったか覚えてますか?

【ハリー】
(レッスンを暗唱する男子生徒のようにぎこちなく立ちあがって)

彼は古代の王さまで本当の英雄だった
ガキのころに 武装してた
ロバの顎の骨で
でっかい巨人に出会ってそいつをやっつけた...

【ミニー】
(笑いながら)
めちゃくちゃね!...お座りなさい

(ハリーはどぎまぎしながら座る)

すべての権利は​​、ジョー!
さあ それじゃ読みましょう 次の節を
ヒソップで私の罪を清めください 私は清らかになりましょう...

【トリン】
(無邪気に)
ヒソップって何だい ミニー?

【ミニー】
これは、東洋にあるハーブのことよ...

【ジョー】
(そっと)
それはここには生えてないのかい?

【ミニー】
あるわ ジョー 私たち一人一人の心の中で育てるのよ
茂みの中で...

【ジョー】
(笑って)
心の中だって?

【ミニー】
心の中よ

(読み続ける)

私を洗ってください 私は雪のように白くなりましょう
私の心の内側にお授けください
純粋な心を そして私の中によみがえらせてください
優れた精神を...

(中断して)

これはこういう意味よ みんな 
この世に 罪人はいないのです
救いの道が開かれていない...
あなた方のそれぞれが 心の中に持っているならば
愛のこの最高の真実のことを

(馬のギャロップが聞こえてくる)

【ニック】
(ドアのところに走って)
郵便だ!

【郵便配達夫】
(外から馬に乗って 戸口のところに現れ)
ハロー みんな!

(やってきたニックに手紙を渡す)

気を付けろよ!
道の途中で怪しい奴を見たぜ...

(ニックは届けられたものを配る アシュビーに速達 ハピー・ベロ・ジョーに手紙 ハリーに新聞を アシュビーは速達を開いて読み 驚く)

【アシュビー】
郵便屋!

(郵便屋は中へ入ってくる みな寄り集まる アシュビーは彼に質問する)

ニーナという女を知ってるか?
ニーナ・ミケルトレーナを?

【ミニー】
(その女を知ってる様子で会話に入る)
偽のスペイン女よ
カチュカ生まれの 妖婦ね
煤をいっぱい使ったアイシャドウで
憂いに満ちた目つきを作ってるのよ
... 聞いてごらんなさいよ みんなに!

(郵便屋はニックと一緒に出て行く ミニーはベンチに戻る ハピー・ベロ・ジョーたちは思い思いの場所で、何人かは前の方 他は後ろで手紙を読む ハリーは新聞を読む アシュビーとランスは前舞台の方に進み出る)

【アシュビー】
保安官よ 今夜こそ
ラミレスは縛り首だ...

【ランス】
どういうことだ?

【アシュビー】
(速達を広げて見せて)
この浮気女め
盗賊の隠れ家を知っているって言うんですよ
そして今夜 真夜中に来るんだと
「パルメ」に そのことを話しにね

【ランス】
(疑わしげに)
ミケルトレーナは悪女だぞ
アシュビー 信用するな 悪い賭けだ

【アシュビー】
(ウィンクして)
うーむ!恋する女の復讐か...
だがランス 私は招待を受けることにするよ

(アシュビーはランスを伴って奥のドアのところに行く あちこちに散らばった鉱夫たちは手紙を読み続ける 何人かは手紙を読み終えたあとでそれを引きちぎり呪いの言葉を吐く 他の何人かは手紙にくちづけをしてそれを注意深く胸にしまう 他の者は読んで手紙を置き まあまあかとつぶやく ミニーはカウンターのところでソノーラやトリンと話し 冗談を言いあっている)


【ベロ】
(手紙を読む)
ケティが花嫁だって?誰が俺のケティと結婚するんだ?
聞いてくれ!隣の時計屋だと...
あの耳が遠い老いぼれとか!...何てこった!...

(たくさんの昔の思い出にため息をついて)

かわいそうなケティ!

【ハピー】
(小声で読む)
...オウムまでがしょんぼりとして
もう喋らないのです「おはよう 兄弟!」とは
呼ぶのです「ハピー」と そして言います「行っちゃった!」と...

【ハリー】
(新聞を読みながら)
火災、戦争、地震、洪水...
何て多くのことが世界では起きてるんだ!...俺の村では
何が起きてるんだろうか?みんな大丈夫だろうか?...

【ジョー】
(読みながら)
ところでジョー 悲しいお知らせがあります...

(小声で読み続けると 突然テーブルの上を拳で叩き ベンチの上のガラクタを放り投げると手で顔を覆ってうめき声を上げる)


【全員】
(周りを取り囲んで)
ジョー 何があったんだ? - 悪い知らせって? -
おい しっかりしろよ!

【ジョー】
(激しい怒りで、地面に彼の帽子を叩きつける)
ばあさんが死んじまった!

(他の言葉を言おうとするがそれを飲みこみ 指を噛んで手の甲で涙を拭き それから素っ気なく注文する)


ウイスキーだ!

(ミニーのいるカウンターに行き 飲んで出て行く)

【ニック】
(奥の戸口から戻ってきて)
見知らぬ奴はあそこに...

【ミニー】
誰なの

【ニック】
俺は見たことがない...
サンフランシスコから来たみたいだったが
奴は水割りを注文したぜ

【ミニー】
ウイスキーの水割り?何てでたらめな飲み方なの?

【ニック】
それは俺も奴に言ったよ
ポルカではウイスキーはストレートで飲むもんだと

【ミニー】
いいわ 入れて 根性を叩き直してやりましょう

(ニックは再び現れる テーブルの周りではサイコロばくちを3~4人がしているがしばらくして出て行く 皆次第に動き出す ダンスホールに行く者 出てきて上に上がる者 最後にミニーとランスだけ残る 。ランスはミニーの近くによって欲望に満ちた震える声で話しかける)


【ランス】
愛してるぜ ミニー...

【ミニー】
(笑顔で 関心なさそうに)
そんなこと言わないでちょうだい...

【ランス】
ここに千ドルあるぜ もしもキスさせてくれるなら!...

【ミニー】
(神経質に笑う)
ランス あなた私を笑わせるわね...
ねえ やめてよ!

【ランス】
(彼女ににじり寄り)
あんたはここじゃ独りでいられない!
俺が結婚してやるぜ...

【ミニー】
(かわすように 皮肉っぽく)
でもあなたの奥さんは いったい何て言うかしら?...

【ランス】
あんたが望むのなら 俺は二度とあいつには会わねえ!

【ミニー】
(誇りを持って)
ランス いい加減にして! 怒るわよ!
私が一人で暮らすのは あなたも分かってるように
そうするのが好きだからよ...

(懐を探ると、拳銃を取り出してランスの顔の前でそれをきらめかせる)

この信頼するいい仲間と一緒にね
こいつは絶対裏切らないのよ...
ランス 私を放っておいてちょうだい

(彼女は胸に銃を当てる ランスは黙ってベンチから離れてカードゲームのテーブルに座り神経質にカードを切る ミニーは横から彼を見て、その後彼に近づく)


怒ったのね ランス?どうして?
私は自分の思うままを言っただけよ...

【ランス】
(荒々しいジェスチャーでテーブルの上にカードを置いて それから声を荒げて)
ミニー 俺は家を飛び出してきた
山の向こうのもうひとつの海のそばにある家を
後悔してないぜ ミニー 持ってきたものにも
後悔してないぜ 残してきたものにも!
誰もこれまで俺を愛さなかったし 誰も俺は愛さなかった、
何も今まで俺には喜びを与えてくれなかった!
俺の胸の中にはギャンブラーの心があるだけだ
苦く毒にみちた
愛も運命もあざ笑う心が
俺は旅を始めた
黄金の魅力に惹かれてな...
それだけは俺を欺かなかったからだ だけど
今あんたのキスのためにその宝物を投げ出そうってわけさ!

【ミニー】
(夢見るように)
愛は別のものよ...

【ランス】
(からかうように)
詩的だね

【ミニー】
ソレダードで私が小さかったときに
私は煙たい小さな部屋に住んでたの
居酒屋の台所の上の
そこにパパやママと住んでいたのよ
みんな覚えてるわ 私は人々を見てたの
夜に出たり入ったりしてるのを
ママは料理をしたり 酒蔵の番をしてた
パパはカードゲームの胴元をしてたわ
ママは美人で きれいな足をしてた
時々カードもしたのよ そのとき私
よくテーブルの下に座っていたの
何枚かコインが落ちてくるのを拾おうと
それでお菓子が買えたから 私が見ていたわ
パパの足がそっとママのに触れていたのを...
それがとっても素敵だった!...だから私もそんな風に
心から愛することのできる人を見つけたいのよ

【ランス】
(脅すように彼女をじっと見て、その後、自分自身を見て)
たぶん ミニー 真珠はもう見つかったんじゃないか?

(ミニーが答えようとした時ニックが戻ってくる 彼と一緒にディック・ジョンソンが入ってくる 腕の下には馬の鞍を持っている)

【ジョンソン】
(激しく、地面に鞍を置く)
誰が私の根性を叩き直してくれるんだい?...

【ミニー】
(驚いてはっとする 誰が来たのか分かったからだ だがすぐに落ち着きを取り戻し)
見知らぬ人に挨拶を!

【ジョンソン】
(彼も一瞬驚くが 一層ていねいに)
私がウイスキーの水割を頼んだんですよ

【ミニー】
(考え込んで)
そうなの?
ニック この人のお好みにウイスキーを作ってあげて

(ニックランスは不思議そうな表情で カウンターの下の水差しを探す ランスは顔をしかめて見ている)


(ジョンソンにベンチを指さして少し恥ずかしそうに)

座って...疲れてるでしょ...

【ジョンソン】
(同じように恥ずかしそうに彼女を見て)
あの野原の娘さん?

【ミニー】
(赤面して)
...ええ

【ランス】
(からかい嘲るようにジョンソンに近づいて)
よそ者は誰もこのキャンプには入れないんだ
きっとあんた 道を間違えたんだろう お若いの
もしかすると会いにいくところか
ニーナ・ミケルトレーナに?

【ミニー】
(ランスを叱るように)
ランス!

【ジョンソン】
私が馬を止めたのはちょっと
一休みするためさ...それと
バカラでもやってみようかとね

【ランス】
(苦々しく)
ギャンブルか?で あんたの名は?

【ミニー】
(笑いながら)
知ってますか ここでは
名前を訊かなきゃいけないのを?

【ジョンソン】
(ランスを見つめて)
ジョンソン

【ランス】
(敵対するように)
ジョンソン...で それから?

【ジョンソン】
私はサクラメントから来た

【ミニー】
(非常に優しく)
ようこそ 私たちの中に
サクラメントのジョンソンさん!

(ランスは震えながら離れて行く ニックは出て行く)

【ジョンソン】
(一緒にベンチで休んでいるミニー.に)
ありがとう...あなたは私を覚えていますか?

【ミニー】
(笑顔で)
ええ あなたは私を覚えてるかしら...

【ジョンソン】
どうして忘れられるでしょう?
あれはモントレーへの道の途中でしたね...

【ミニー】
戻ってくるところだったの...
私にジャスミンの枝をくれたわよね...

【ジョンソン】
そして私はあなたに言った「もっと取りに行きませんか...

【ミニー】
だけど私は行かなかった...

【ジョンソン】
そうでしたね...

【ミニー】
覚えています あなたは?

【ジョンソン】
たった今起きたことのように...

【ミニー】
私は 旅をまたはじめました
あなたが言ったのは...

(目を伏せる)

覚えていないわ...

【ジョンソン】
(彼女に近寄って)
いや 覚えてるでしょう
私は言いました たった今から...

【ミニー】
私を決して忘れないって

【ジョンソン】
そして今までずっと忘れませんでしたよ!

【ミニー】
どれほど願ったかしら
あなたに会えることを...だけどずっと会えなかったわ!

【ランス】
(カウンターに近づいてジョンソンのグラスをひっくり返し)

ジョンソンさんよ すっかり俺をイラつかせてくれるじゃないか!
俺はジャック·ランス 保安官だ 俺をからかうのは許さねえ
あんた ここに何しに来た?

(ジョンソンは一歩下がって蔑むように彼を見る ランスはダンスホールの戸口のところで皆に呼びかける)

みんな!
よそ者が答えるのを拒んだぞ
何しにこのキャンプに来たのかを!

【鉱夫たち】
(ジョンソンを取り囲み)
誰だ?どこから来た?
俺たちが喋らせてやる!

【ミニー】
(堂々と立ちはだかって)
私が彼を知っているわ!このキャンプの皆の前で
私がジョンソンの保証人になりましょう!...

(ミニーが割り込んだお蔭でジョンソンのまわりの鉱夫たちは皆静まり 友好的に手を振る)

【ソノーラ】
こんばんは、ミスター・ジョンソン!

【ジョンソン】
(感動して 差し出された手を握りながら)
みんな、こんばんは

【トリン】
(引き下がると いつもより蒼ざめているランスを指して)

俺は嬉しいよ!
このオヤジが彼女の亭主づらするのを止めさせられて!

【ハリー】
(ジョンソンに ダンスホールを指さして)
ミスター・ジョンソン ワルツは?...

【ジョンソン】
させて貰いましょう

(ミニーに彼の腕を差し出して)

いかがです?

(誰もがミニーを面白がって見つめる まるでミニーが踊るのを扇動するかのように笑う ランスだけが眉をしかめている)


【ミニー】
(困惑し 笑って)
私が?...ごめんなさいジョンソン 信じてくれないでしょうけど
私 今まで一度も踊ったことがないのよ...

【ジョンソン】
(笑顔で)
さあ...

【全員】
さあ ミニー!...失礼だろ!

【ミニー】
(決心して やさしく)
じゃ行きましょう!

(ジョンソンの腕を取る)

【全員】
さあ!ミュージックだ!...それ!...いいぞ!

(トリンとソノーラは部屋のドアを開いたままで押さえる ハリーと他の鉱夫たちは手で拍子を取る ミニーとジョンソンはダイニングに消え 踊る 男たちも続く ソノーラ トリン ベロ ハリー ランスは残る)

【ニック】
(戻ってきて)
ミニーはどこにいるんだい

【ランス】
(罵るように)
あの中にいるぜ
髪を上げた犬野郎と踊ってるんだ
サクラメントから来た!

(地面に置かれたジョンソンの鞍を見てそれを蹴飛ばす ニックは肩をすくめる 外から叫びが聞こえてきて アシュビーが戸口のところに何人かの男と一緒に現れると ホセ・カストロを前に投げ出す)

【アシュビー】
ロープだ!ふん縛れ!

(幾人かが彼を縛る カストロは地面に倒れる ほとんど舞台左端のところでおびえた獣のような様子である)

【カストロ】
(ジョンソンの鞍を見て 独白)
親分の鞍だ!捕まったのか!

【アシュビー】
(ニックに あえぎながら)
飲みものをくれ!...死にそうだ

【ランス】
(カストロに 髪と頭を乱暴に掴んで)
ごろつきめ 見せろ
貴様の汚い面を!
ラミレスの仲間だな!...

(鉱夫たちの一団がダンスホールから飛び出してくる 中ではダンスは続いている)

【カストロ】
(おびえて)
逃げてきたんです 奴を憎んでね
お望みでしたら お連れしますぜ
奴の行くところに!

【ソノーラ】
(荒々しく)
この汚い泥棒は俺たちを騙してるぜ!

【カストロ】
騙したりしませんよ!

【ランス】
隠れ場所を知ってるのか?

【カストロ】
(かすれた声で)
ここから1マイルほどの
カニャーダ・サマドローの方ですぜ

(ランス以外の全員が近づいて屈みこみ カストロの言うことを心配そうに聞いている)

道を教えましょう
俺のおふくろの名
マリア・サルターヤにかけて
誓いますぜ 嘘は言わねえって!
お望みならお連れしましょう
奴の背中に突き立ててやるんだ
俺の短刀を!

【ランス】
(周りに尋ねる)
行ってみるか?

【アシュビー】
(外を見て 空を見上げ)
曇ってきたぞ...
嵐になるかも知れん...

【ランス】
縛れ!

【ソノーラ】
こりゃいい獲物だな...

【トリン】
試して見るか!

(トリンとソノーラ
ダンスホールのドアに向かって呼びかける)

【トリン ソノーラ】
馬だ!馬だ!

(カストロ戸口のところで中を覗きこみ ジョンソンを見つける ジョンソンも彼に気づく)

【カストロ】
(喜んで独白)
捕まっていないぞ!
ダンスしてるんだな!

【デル・モンテのキャンプの男たち】
(ダンスホールから出て来て)
どこへ行くんだ?

【ランス】
ラミレスを追うのさ!急げ

【ニック】
(ソノーラに ミニーと樽を心配して)
あの金はどうするんだ?

【ソノーラ】
(勇敢に)
ミニーの目で十分さ 宝物を守るのは!

(全員出て行く すぐ後にジョンソンが部屋から出て来てカストロを見て威圧する ニックは彼のベルトからピストルを取り出し 見張りのために戸口の方に向かう)

【カストロ】
(ニックに)
飲み物をくれよ!

(ニックはブランデーを取りにカウンターの後ろに行き、ジョンソンは気づかれないようにカストロに近づく)

【カストロ】
(小声で 早口に)
わざと捕まったんです
奴らを混乱させるためにね 森の中に従って来てますぜ
俺たちの仲間は すぐに聞こえるでしょう
口笛が もし吹かれたら答えてください
親分の口笛で

(ニックはカストロにブランデーを持ってくる ジョンソンは無関心を装って背を向ける カストロは貪欲に飲み干す)

【ニック】
(ジョンソンに)
この男はラミレスの行方を知っているんだ...

(カウンターの後ろの窓のところから、赤と白の松明の光が現れたり消えたりするのが見える 馬の足音が聞こえ 馬の頭が窓から見える 代わる代わる声がする ランスは何人かの同行者と一緒に入ってくる)

【ランス】
(ジョンソンを軽蔑の眼差しで見て さよならも言わず ひそかな怒りを手にたぎらせながら カストロに道案内をするように命じて出て行く カストロは意味ありげにジョンソンを見る)

さあ 行くぞ!

(皆出て行く ニックは戸口で別れを言う)

【ニック】
グッドラック!

(ニックは「ポルカ」の店じまいの準備を始める 上の階にあがりランプを消す あちこちのランプやキャンドルを消してダンスホールに行く ミニーが出てくる ニックは入り 再び出てくる)


【ミニー】
(ジョンソンに)
ああ、ジョンソンさん あなたは
私と一緒にいてくれるために残ったの
この家を守るために?...

【ジョンソン】
(少し困惑した様子で)
もしお望みなら...

(賭けのテーブルに座る ミニーは彼の前に立ったままテーブルに寄りかかっている しばしの沈黙の後)

とても不思議なのは ここであなたを見つけたことだ'
誰もが入ってこれる場所で
休息を口実にして
酒を飲むために あるいはわざと
盗みに入ろうとして...

【ミニー】
あなたに私が言ったように
私は受け入れるのよ
誰であっても...

【ジョンソン】
(笑顔で じっと見つめて)
たとえ盗みに来た奴であってもかい
キス以上のものを?...

【ミニー】
(笑って)
もちろんよ!...
正直言うとそんな人は前にもいた...

(優雅に目を伏せて)

だけど私はまだ初めてのキスを誰にもあげていないのよ

【ジョンソン】
(興味深そうに彼女を見て)
本当かい?
この「ポルカ」に住んでいるの?

【ミニー】
山の中腹の小屋に住んでるのよ

【ジョンソン】
もっと良い場所にも住めるのだろうに

【ミニー】
私は満足しています
私にとってはこれで十分 信じてください
私は一人で 一人で生きているの
恐れることもなく...

(空の煙草入れにコインを入れて 樽に近づく)


不思議ね!
私はあなたが信頼できるように思えるの
まだあなたが誰なのかよくわからないのに...

【ジョンソン】
私だってまだ自分が何なのかよくわかっていませんよ
人生を愛していたし 今も愛している
それはまだ私には美しく思えるのです
もちろん あなたも人生を愛しているのでしょう
けれどあなたはまだそれほど
その奥底を見据えるほどには生きていない
この世の物事を...

【ミニー】
私には分かりません あなたのおっしゃることは
私はただの貧しい娘です
暗くて 愚かな
私にすばらしいことを教えてくれているのでしょう
私が多分知らないでいることを...
私には分からないけれど 感じるのです
この満たされない心の中に
このとても小さな
あなたのところまで私を高めて行きたいという望みを
高く 高く 星たちのように
あなたに近づいて行きたいと
お話しできるように

【ジョンソン】
あなたが黙っていても
私にあなたの心が語ってくれている
私が腕を差し出した時に
私と一緒に踊ろうと
そのときに私の胸には
あなたの震えるのが聞こえてきて
私は喜びを感じたのです
不思議な 新鮮な安らぎが
今まで知らなかった!

【ミニー】
そして私も あなたのように
自分の心の中が読み取れないのです
けれど私の魂の中には満ちています
いっぱいの喜びが
いっぱいの不安が...

(ニックが心配そうに彼女を探しながら戸口に現れる ミニーは驚く)

どうしたの?

【ニック】
気を付けてくれよ 俺たちは見たんだ
この近くに別のメキシコの悪党を...

【ミニー】
(ドアに向かって立ち上がり)
どこなの ニック?

【ジョンソン】
(謎めいた仕草で引きとめて)
行ってはいけない!

(夜闇に甲高い口笛が聞こえる ジョンソンは独白)

合図だ!...

【ミニー】
(急におののいてまるで避難するようにジョンソンのそばに来て)
聞こえるわ!
あれは何の口笛かしら?

(樽を指さして)

その樽の中には ジョンソン 宝物が入ってるの
みんなの金を入れているのよ...

【ジョンソン】
なのにあなたを残して?...

【ミニー】
毎晩 この樽を見張るためにここに残っているの
順番に何人かが
今夜は私がひとり残されているけれど 
疫病神が現れたせいで...

(激しく)

ああ もしも誰かが
その金を奪おうとしても それに触れる前に
ここで私を殺さなければならないの!
気の毒な人々!どれほど多くの人たちが
家族を遠くに残して
妻や子供たちを
ここへ犬のように死にに来たかしら
泥の中にまみれて
ほんの少しの金を送るために
愛する老親に そして遠くの子供たちに!

(あっさりと 決意したように)

ここでは ジョンソン だから
この金を奪おうと思った人は
私を乗り越えてかなくちゃならないの!

(ミニーはカウンターの後ろに行って二挺の拳銃を取り上げ 樽の上に置いてそれを守っているように見せる)

【ジョンソン】
ああ、心配しないで、誰もそんなことはしないよ

(情熱的な仕草で)

私はあなたが話すのをずっと聞いてたかった!
だけど私は行かなければならない...私はしたかった
最後のお別れを言うまで
あなたの小屋でね...

【ミニー】
(憂鬱そうに)
あなたは行かなくちゃいけないの?残念だわ!

(ドアに近づくと一瞬耳を澄まして)

みんなすぐにここに戻ってくるわ
戻ってきたら 私は家に帰るの
あなたがさよならを言うために私のところに来たければ
私たちは、会話を続けられるわ
火のそばで...

【ジョンソン】
(ためらうが すぐに決心して)
ありがとう ミニー...行かせてもらうよ

【ミニー】
(ユーモラスにしかし悲しげに)
あまり期待しないでください!
私は30ドル分しか受けてないのよ
唯一の教育は...

(笑おうとするが 彼女の目は涙で潤む)

もっと勉強していたら
私がどうなっていたのかしら?
あなたはどう思う?

【ジョンソン】
(感動して 空想するように)
どうなっていただろうかって!...
私が分かっているのはただ
今はあなただけを見ているってことだよ ミニー!

【ミニー】
(涙を拭いて)
本当ですか?...でもそれに価値があるの!

(立ち上がって腕を机の上で支えて顔を隠し すすり泣きながら)


私はただのみすぼらしい娘です
暗い 何の取り柄もない...

【ジョンソン】
(優しそうに彼女に近づいて)
いいやミニー 泣くんじゃない...
あなたは自分のことを知らないんだ
あなたは娘さんだよ
善良で純粋な心の...
それにあなたは天使の顔を持っている!...

(彼は鞍を取って荒々しい仕草でドアに向かって進む 一瞬耳を澄ましたあと急いでドアを開ける ニックは机の上のランプを消してミニーを見 それから階段を昇って行く)


【ミニー】
(ミニーは気を失ったかのように暗い部屋の真ん中でじっとしている 突然、酔いしれた記憶が失われているかのように小声でつぶやく)
彼は言った...何て言ったのかしら?...

(深いため息をついて 手で顔を覆う)


天使の顔ですって!...

(ゆっくりと幕)
(Gli si slancia contro; si azzuffano; gli altri cercano dividerli, ma non fanno a tempo; una donna è entrata d'un balzo, li ha, con ferino polso, divisi violentemente, strappando dalle mani di Sonora la pistola, È Minnie. Bello la segue, fermandosi al banco a guardare, ammirato. Un grido scoppia da tutte le parti: l'ira cade subitamente. Solo Rance si apparta, tutto cupo, nella sua sedia di sinistra).

TUTTI
(con entusiasmo, agitando i cappelli)
"Hallo" Minnie! "Hallo" Minnie!

MINNIE
(avanzandosi, con autorità)
Che cos'è stato?...

(severa, a Sonora)

Sempre tu, Sonora?

TRIN
Nulla, Minnie; sciocchezze...
Si scherzava!

MINNIE
(adirata)
Voi manderete tutto alla malora!
Vergogna!...

JOE
Minnie...

MINNIE
Non farò più scuola.

TUTTI
No, Minnie, no!...

SONORA
(imbarazzato)
Sai, quando tu ritardi ci si annoia...
Ed allora...

MINNIE
(scuote la testa e sorride rabbonita; avvicinandosi al banco, vede Bello in contemplazione)
Bello, che fai?
Che guardi?

BELLO
(si scuote, sorridendo impacciato)
Nulla...

ALCUNI
(ridendo)
Guardava... te!

JOE
(offrendole il mazzolino di fiori)
Minnie, li ho colti
lungo il Torrente Nero... Al mio paese
ce ne son tanti! I prati ne son folti...

MINNIE
Oh, grazie, grazie, Joe!...

SONORA
(levandosi di tasca un nastro ripiegato)
È passato pel campo oggi un merciaio
di San Francisco... Aveva trine e nastri.

(con galanteria affettuosa, svolgendo il nastro)

Questo è per voi... Vedete, è color porpora
colpe la vostra bocca...

HARRY
(come Sonora, spiegando un fazzoletto di seta)
E questo è azzurro, come il vostro sguardo!

MINNIE
Grazie, grazie!...

ASHBY
(che si è rialzato e si è avvicinato al banco, alzando il bicchiere)
Gli omaggi di Wells Fargo!

MINNIE
(toccando il suo bicchiere con quello di Ashby)
Hip! Hip!...

(offrendo sigari ad Ashby)

"Regalias" ? "Auroras" ? "Eurekas" ?

ASHBY
(con galanteria affettata)
Se li scegliete voi, la qualità
non conta nulla. Ognuno
avrà per me il profumo
della man che li tocca!

NICK
(a Minnie, sommessamente)
Vi prego, andate in giro ogni vostra parola,
ogni sorriso è una consumazione!

MINNIE
(battendolo sulla spalla)
Mala lingua!

(scorgendo Rance in disparte)

Vi do la buona sera, sceriffo!

RANCE
Buona sera, Minnie.

SONORA
(a Minnie consegnandole un sacchetto d'oro)
Tira una riga sul mio conto!

(Minnie cancella il conto di Sonora, pesa l'oro, io contrassegna e lo ripone nel barile)

ASHBY
(a Rance)
Con queste bande in giro, è una pazzia
tener l'oro qua dentro... All'Agenzia
starebbe molto meglio.

(Continua a parlare con Rance, seduto al tavolo del faraone. Minnie ha preso dal cassetto del banco un libro, la Bibbia, ed è venuta in mezzo alla stanza. Tutti i minatori la seguono e le fanno circolo intorno. Qualcuno rimane in piedi, due portano lì vicino una panca e si siedono. Anche Minnie si siede ed apre la Bibbia. Rance e Ashby, di lontano, guardano e tacciono)

MINNIE
(sfogliando la Bibbia)
Dove eravamo?... Ruth... Ezechiel... No...
Ester?... Ali, ecco il segno.
"Salmo cinquantunesimo, di David..."

(a Harry che si è seduto)

Harry, ricordi chi era David?

HARRY
(alzandosi, grottescamente, come uno scolaretto che reciti la lezione)
Era un re dei tempi antichi, un vero eroe
che quando ancor era ragazzo, armatosi
d'una mascella d'asino,
affrontò un gran gigante e l'ammazzò...

MINNIE
(ridendo)
Che confusione!... Siedi.

(Harry siede confuso)

A posto, Joe!
Ora leggiamo. "Versetto secondo
Aspergimi d'issòpo e sarò mondo..."

TRIN
(ingenuo)
Che cos'è quest'issòpo, Minnie?

MINNIE
È un'erba che fa in Oriente...

JOE
(dolcemente)
E qui da noi non fa?

MINNIE
Sì, Joe, nel cuore ognun di noi ne serba
un cespuglietto...

JOE
(ridendo)
Nel cuore?

MINNIE
Nel cuore.

(continuando a leggere)

"Lavami e sarò bianco come neve.
Poni dentro al mio petto
un puro cuore, e rinnovella in me
uno spirito eletto..."

(interrompendosi)

Ciò vuol dire, ragazzi, che non v'è,
al mondo, peccatore
cui non s'apra una via dl redenzione...
Sappia ognuno di voi chiudere in se
questa suprema verità d'amore.

(se senti il galoppo d'un cavallo)

NICK
(accorrendo alla porta)
La posta!

POSTIGLIONE
(fuori, apparendo sulla porta, a cavallo)
"Hallo", ragazzi!

(dà le lettere a Nick, che le porta dentro)

State attenti!
S'è visto sul sentiero un ceffo di meticcio...

(Nick distribuisce; un dispaccio per Ashby; lettere a Happy, Bello e Joe; a Harry un giornale. Ashby apre il dispaccio, lo legge con stupore)

ASHBY
Postiglione!

(Entra il Postiglione. Tutti gli sono intorno: Ashby lo interroga)

Conosci certa Nina?
Nina Micheltorena?

MINNIE
(interponendosi, con aria di donna informata)
E una finta spagnola
nativa di Cachuca, una sirena
che fa molto consumo di nerofumo
per farsi l'occhio languido.
... Chiedetene ai ragazzi!

(Il Postiglione esce con Nick. Minnie torna al banco. Happy, Bello, Joe ed altri, in varie pose, chi più indietro, chi più avanti scorrono le loro lettere. Harry legge il giornale. Ashby e Rance si avanzano verso il proscenio)

ASHBY
Sceriffo, questa sera
ho Ramerrez al laccio...

RANCE
Come?

ASHBY
(mostrandogli il dispaccio ripiegato)
L'avventuriera
mi dice che sa il covo del bandito
e che stanotte a mezzanotte vada
alle "Palme" a trovarla.

RANCE
(dubitoso)
Quella Micheltorena è una canaglia.
Ashby non vi fidate: è un brutto azzardo.

ASHBY
(strizzando l'occhio)
Hum! Vendette di donne innamorate...
Ad ogni modo, Rance, tengo l'invito.

(Asbby esce per la porta di fondo, accompagnato da Rance. Sparsi qua e là i minatori continuano a leggere le loro lettere; chi straccia con dispetto la lettera dopo averla letta, dicendo: Maladetta. Altri invece la bacia e la mette con grande cura nel portafoglio; altri leggono e ripongono le loro lettere dicendo: va bene. Minnie, al banco, parla scherzosa con Sonora e Trin)

BELLO
(leggendo una lettera)
Ketty sposa? E chi sposa la mia Ketty?
Sentì! L'orologiaio suo vicino...
Quel vecchio sordo!... Mah!...

(sospiro di chi ricorda molte cose)

Povera Ketty!

HAPPY
(leggendo sottovoce)
"... Perfino il pappagallo s'è avvilito;
non grida più: "Buongiorno, fratellino!"
ma chiama: te Happy" e poi dice: "Partito!"...

HARRY
(leggendo il giornale)
Incendi, guerre, terremoti, piene...
Quante cose nel mondo!... E al mio villaggio,
che faranno laggiù? Staranno bene?...

JOE
(leggendo)
"Pur troppo, Joe, ci son notizie tristi..."

(continua a leggere sottovoce, poi dà un gran pugno sul tavolo e si butta di schianto sdraiato su una panca, con la testa fra le mani, mugolando)

TUTTI
(facendoglisi attorno)
Joe, che c'è? - Brutte nuove? -
Su, coraggio!

JOE
(sbattendo in terra il berretto, con ira dolorosa)
Ed anche nonna se n'è andata!

(sta per dire altre parole, ma si trattiene, si morde un dito, asciuga gli occhi col dorso della mano e ordina, seccamente)

Whisky!

(va al banco dove è Minnie, beve ed esce).

NICK
(rientrando, dalla porta di fondo)
C'è fuori uno straniero...

MINNIE
Chi è

NICK
Non l'ho mai visto...
Sembra di San Francisco.
Mi ha chiesto un whisky ed acqua.

MINNIE
Whisky ed acqua? Che son questi pasticci?

NICK
È quello che gli ho detto
Alla "Polka" si beve l'whisky schietto.

MINNIE
Bene, venga. Gli aggiusteremo i ricci.

(Nick esce di nuovo. Intorno a un tavolo rimangono tre o quattro a giuocare ai dadi; dopo poco se ne vanno; tutti a poco a poco si allontanano, chi nella sala da ballo, chi esce, chi va sopra. Rimangono soli Minnie e Rance. Rance si fa più dappresso a Minnie, parlandole con voce tremante di desiderio)

RANCE
Ti voglio bene, Minnie...

MINNIE
(sorridendo, indifferente)
Non lo dite...

RANCE
Mille dollari, qui, se tu mi baci!...

MINNIE
(nervosa, ridendo)
Rance, voi mi fate ridere...
Su via, finitela!

RANCE
(incalzandola)
Tu non puoi star qui soia!
Ti sposo..,

MINNIE
(scansandolo, ironica)
E vostra moglie, che dirà?...

RANCE
Se tu lo vuoi, mai più mi rivedrà!

MINNIE
(con fierezza)
Rance, basta! M'offendete!
Vivo sola così, voi lo sapete,
perchè così mi piace...

(frugandosi ili petto e facendo luccicare in faccia a Rance una pistola )

con questa compagnia sicura e buona,
che mai non m'abbandona...
Rance, lasciatemi in pace.

(Si ripone la pistola nel petto. Rance si allontana dal banco in silenzio, siede al tavolo del faraone e nervosamente mischia le carte. Minnie lo guarda di sottecchi, poi gli si avvicina)

Siete in collera, Rance? Perchè?
Vi ho detto il mio pensiero schietto...

RANCE
(getta le carte sul tavolo con un gesto violento, poi con voce aspra e tagliente)
Minnie, dalla mia casa son partito,
ch'è là dai monti, sopra un altro mare:
non un rimpianto, Minnie, m'ha seguito,
non un rimpianto vi potea lasciare!
Nessuno mai mi amò, nessuno ho amato,
nessuna cosa mai mi diè piacere!
Chiudo nei petto un cuor di biscazziere,
amaro e avvelenato,
che ride dell'amore e del destino:
mi son messo in cammino
attratto sol dal fascino dell'oro...
È questo il solo che non m'ha ingannato.
Or per un bacio tuo getto un tesoro!

MINNIE
(sognando)
L'amore è un'altra cosa...

RANCE
(beffardo)
Poesia

MINNIE
Laggiù nel Soledad, ero piccina,
avevo una stanzuccia affumicata
nella taverna sopra la cucina.
Ci vivevo con babbo e mamma mia.
Tutto ricordo: vedo le persone
entrare e uscire a sera.
Mamma facea da cuoca e cantiniera,
babbo dava le carte a faraone.
Mamma era bella, aveva un bel piedino.
Qualche volta giuocava anch'essa; ed io,
che me ne stavo sotto al tavolino
aspettando cader qualche moneta
per comprarmi dei dolci, la vedevo
serrar furtiva il piede al babbo mio...
S'amavan tanto!... Anch'io così vorrei
trovare un uomo: e certo l'amerei.

RANCE
(guardandola fisso, minaccioso, poi reprimendosi)
Forse, Minnie, la perla è già trovata?

(Minnie stà per rispondere, quando Nick rientra. È con lui Dick Johnson. Ha sotto il braccio la sella del suo cavallo)

JOHNSON
(posando la sella in terra, fieramente)
Chi c'è, per farmi i ricci?...

MINNIE
(ha uno scatto di sorpresa, come chi riconosce una persona. Ma si frena subito)
Salute allo straniero!

JOHNSON
(anche lui, dopo un moto di stupore, con fare più dolce)
Io son quello che chiesi whisky ed acqua.

MINNIE
(premurosa)
Davvero?
Nick, il signore prende l'whisky come gli pare.

(Controscena di meraviglia di Nick e Rance. Nick cerca sotto il banco la caraffa dell'acqua. Rance osserva, con le ciglia aggrottate)

(indicando a Johnson una panca, un po' imbarazzata)

Sedetevi... Dovete essere stanco...

JOHNSON
(con lo stesso imbarazzo, guardandola)
La ragazza del campo?

MINNIE
(arrossendo)
... Sì.

RANCE
(provocante e canzonatorio, avvicinandosi a Johnson)
Nessuno straniero può entrare al campo.
Certo, voi sbagliaste sentiero, giovinotto.
Per caso, andavate a trovare
Nina Micheltorena?

MINNIE
(a Rance, sgridandolo)
Rance!

JOHNSON
Fermai il cavallo qualche momento appena
per riposarmi... e,
al caso, tentare un baccarat.

RANCE
(aspro)
Giuocare? E il vostro nome?

MINNIE
(ridendo)
Forse che qui si sa
il nome della gente?

JOHNSON
(fissando Rance)
Johnson.

RANCE
(ostile)
Johnson... E poi?

JOHNSON
Vengo da Sacramento.

MINNIE
(con molta gentilezza)
Benvenuto fra noi,
Johnson di Sacramento!

(Rance si ritira in disparte, fremendo. Nick esce)

JOHNSON
(a Minnie. Entrambi sono appoggiati al banco)
Grazie... Vi ricordate di me?

MINNIE
(sorridendo)
Sì, se anche voi mi ricordate...

JOHNSON
E come non potrei?
Fu pel sentiero di Monterey...

MINNIE
Fu nel tornare...
Mi offriste un ramo di gelsomino...

JOHNSON
E poi vi dissi: Andiamo a cogliere le more...

MINNIE
Ma io non venni...

JOHNSON
È vero...

MINNIE
Ricordate, signore?

JOHNSON
Come adesso...

MINNIE
Io ripresi il mio cammino,
Voi dicevate...

(abbassando gli occhi)

Non ricordo più...

JOHNSON
(avvicinandolesi)
Sì, che lo ricordate
Dissi che da quell'ora...

MINNIE
Non m'avreste scordato.

JOHNSON
Nè v'ho scordato mai!

MINNIE
Quanto tempo sperai
di rivedervi... E non vi vidi più!

RANCE
(si è avvicinato al banco. Con un colpo rovescia il bicchiere di Johnson)
Signor Johnson, infine voi m'avete seccato!
Sono Jack Rance, sceriffo. Non mi lascio burlare.
Che venite a far qui?

(Johnson si ritrae d'un passo e lo guarda sdegnosamente. Rance va alla porta della sala da ballo e chiama:)

Ragazzi!
Uno straniero ricusa confessare,
perchè si trova al campo!

I MINATORI
(investendo Johnson)
Chi é ? Dov'è?
Lo faremo cantare!

MINNIE
(arrestandoli con un gesto imperioso)
Io lo conosco! Innanzi al campo intero
sto garante per Johnson!...

(L'intervento di Minnie calma tutti i minatori, che si avvicinano a Johnson, salutando con fare cordiale)

SONORA
Buona sera, signor Johnson!

JOHNSON
(con effusione, stringendo le mani che gli si tendono)
Ragazzi, buona sera

TRIN
(indicando Rance, che si è ritirato indietro, più pallido del consueto)
Ho piacere per lui!
Questo cialtrone smetterà quel suo fare da padrone!

HARRY
(a Johnson, indicando la sala da ballo)
Signor Johnson, un valzer?...

JOHNSON
Accetto.

(offrendo il braccio a Minnie)

Permettete ?

(Tutti guardano Minnie, fra lo stupore e la gioia, sorridendo come per incitare Minnie a ballare. Soltanto Rance ha l'aspetto accigliato)

MINNIE
(confusa, ridendo)
Io?... Scusatemi, Johnson : voi non lo crederete,
tua non ho mai ballato in vita mia...

JOHNSON
(sorridendo)
Andiamo...

TUTTI
Avanti, Minnie!... Sarebbe scortesia!

MINNIE
(decidendosi, graziosamente)
E andiamo pure!

(prende il braccio di Johnson)

TUTTI
Avanti! Musica!... Hip!... Hurrah!

(Trin e Sonora tengono aperto l'uscio della sala: Harry ed altri minatori battono il tempo con le mani: Minnie e Johnson scompaiono nella sala, danzando, seguiti dagli uomini; restano Sonora, Tin, Bello, Harry, Rance)

NICK
(rientrando)
Dov'è Minnie ?

RANCE
(ringhioso)
E là dentro
che balla con quel can di pelo fino
giunto da Sacramento!

(Vede la sella di Johnson a terra, con un calcio la butta lontano Nick scrolla le spalle. Si sentono di fuori delle grida. Appare sulla porta Ashby, con pochi uomini, gettandosi innanzi José Castro)

ASHBY
Al laccio! Legatelo!

(Alcuni lo legano. Castro cade a terra, a sinistra, quasi al proscenio, con aria di bestia terrorizzata)

CASTRO
(vedendo la sella di Johnson, fra sè)
La sella del padrone! L'hanno' preso!

ASHBY
(a Nick, ansando)
Da bere!... Sono morto.

RANCE
(afferrando Castro per i capelli e rovesciandogli il capo)
Figlio di cane, mostraci
la tua lurida faccia!
Tu sei con Ramerrez!...

(Un gruppo di minatori esce precipitosamente dalla sala da ballo. Di dentro la danza continua)

CASTRO
(impaurito)
Son fuggito. L'odiavo.
Se volete, vi porto
sulla sua traccia!

SONORA
(violento)
Questo sudicio ladro c'inganna!

CASTRO
Non v'inganno!

RANCE
Conosci il nascondiglio?

CASTRO
(con voce fioca)
É a poco più d'un miglio:
alla Madrona Canyada.

(tutti, meno Rance, si avvicinano, curvandosi, a Castro, e ansiosamente ascoltano)

Vi mostrerò la strada.
In nome di mia madre
Maria Saltaja,
giuro che non v'inganno!
Se volete, vi porto.
Gli pianterò nel dorso
la mia navaja!

RANCE
(interrogando intorno)
Si Va?

ASHBY
(guardando fuori, scrutando il cielo)
S'è annuvolato...
Avremo la tormenta...

RANCE
Legatelo!

SONORA
E un buon colpo...

TRIN
Si tenta!

(Trin e Sonora,
verso la porta della sala da ballo, chiamando)

TRIN, SONORA
A cavallo! a cavallo!

(all'aprirsi della porta Castro ha guardato dentro; ha visto Johnson; Johnson lo ha notato)

CASTRO
(fra se, lieto)
Non è preso!
É nel ballo!

UOMINI DEL CAMPO E DEL MONTE
(uscendo dalla sala da ballo)
Dove si va?

RANCE
S'insegue Ramerrez! Presto

NICK
(a Sonora, preoccupato per Minnie e per il barile)
E l'oro ?

SONORA
(con galanteria)
Gli occhi di Minnie bastano a guardarci il tesoro!

(Tutti escono. Poco appresso esce dalla sala Johnson: vede Castro, si domina. Nick si trae dalla cintura la pistola e si mette sulla porta a fare la guardia)

CASTRO
(a Nick)
Aguardiente!

(Nick va dietro il banco a prendere l'acquavite, Johnson si avvicina a Castro senza farsi notare)

CASTRO
(pianissimo, rapido)
Mi son lasciato prendere
per sviarli. Mi seguono nel bosco
i nostri. Presto udrete
un fischio; se c'è il colpo, rispondete
col fischio vostro.

(Nick porta a Castro l'acquavite. Johnson si volge, indifferente. Castro beve con avidità)

NICK
(a Johnson).
Quest'uomo sa la traccia di Ramerrez...

(Dalla finestra, dietro il banco, si vedono apparire e sparire torce e lumi bianchi e rossi: si odono passi di cavalli: le teste dei cavalli appariscono all'altezza della finestra: si alternano voci. Rance entra con alcuni nomini)

RANCE
(Fissa Johnson, con dispetto, senza salutare; si morde di nascosto rabbiosamente una mano; ordina agli nomini di portare fuori Castro, che esce, guardando furtivamente Johnson)
Ora via!

(Partono: Nick, sulla porta, saluta)

NICK
Buona fortuna!

(Nick si dispone a chiudere la "Polka". Sale ai piano superiore e spegne il lume: spegne, qua e là, lumi e candele; va alla sala da ballo; Minnie ne esce; Nick entra, spegne e ritorna)

MINNIE
(a Johnson)
Oh, signor Johnson, Siete
rimaste indietro a farmi compagnia
per custodir la casa?...

JOHNSON
(con un lieve turbamento)
Se volete...

(siede presso al tavolo del giuoco. Minnie rimane in piedi dinanzi a lui, appoggiata al tavolo. Dopo una pausa)

Che strana cosa' Ritrovarvi qui
dove ognuno può entrare
col tranquillo pretesto
di bere, e con l'intento
di rubare...

MINNIE
Vi dò la mia parola
che saprei tener fronte
a chiunque...

JOHNSON
(osservandola, sorridendo)
Anche a chi non volesse rubare
più che un bacio?...

MINNIE
(ridendo)
Anche!...
Onesto mi è accaduto, talvolta...

(abbassando gli occhi con grazia)

Ma il primo bacio debbo darlo ancora.

JOHNSON
(guardandola con interesse crescente)
Davvero?
Ed abitate qui alla «Polka?»

MINNIE
Abito una capanna a mezzo il monte.

JOHNSON
Meritate di meglio.

MINNIE
Mi contento
a me basta; credete.
Ci vivo sola, sola,
senza timore...

(mette le monete in una cassetta da sigari vuota e si avvicina al barile)

Strano!
Io sento che di voi mi fiderei,
ben ch'io non sappia ancora chi voi siate...

JOHNSON
Non so ben neppur io quello che sono.
Amai la vita, e l'amo,
e ancor bella mi appare.
Certo anche voi l'amate,
ma non avete tanto
vissuto per guardare fino in fondo
alle cose del mondo...

MINNIE
Non so, non vi comprendo.
Io non son che una povera fanciulla
oscura e buona a nulla:
mi dite delle cose tanto belle
che forse non intendo...
Non so che sia, ma sento
nel cuore uno scontento
d'esser così piccina,
e un desiderio d'innalzarmi a voi
su, su, come le stelle,
per esservi vicina,
per potervi parlare.

JOHNSON
Quello che voi tacete
me l'ha già detto il cuore
quando il braccio v'ho offerto
alla danza con me,
quando contro il mio petto
sentendovi tremare
ho provato una gioia
strana, una nuova pace
che ridire non so!

MINNIE
Ed anch'io, come voi,
leggermi in cuor non so,
ma ho l'anima piena
di tanta allegrezza,
di tanta paura...

(Nick è apparso sulla soglia, con aria preoccupata. Minnie resta contrariata)

Che cosa c'è?

NICK
Guardatevi. S'è visto
qui attorno un altro ceffo messicano...

MINNIE
(alzandosi, verso la porta)
Dove, Nick?

JOHNSON
(trattenendola, con mistero)
Non andate!

(Si ode un fischio acuto, nella notte. Johnson fra se)

Il segnale!...

MINNIE
(a un tratto timorosa, come rifugiandosi accanto a Johnson)
Ascoltate!
Che sarà questo fischio?

(indica il barile)

In quel barile, Johnson, c'è un tesoro.
Ci ripongono l'oro i ragazzi...

JOHNSON
E vi lasciano così?...

MINNIE
Ogni notte rimangon qui a vegliarlo
a turno, un po' per uno.
Stanotte son partiti sulle peste
di quel dannato...

(con impeto)

Oh, ma, se qualcuno
vuole quell'oro, prima di toccarlo,
dovrà uccidermi qui!
Povera gente! Quanti son di loro
che han lasciato lontano una famiglia,
una sposa, dei bimbi,
e son venuti a morir come cani,
in mezzo alla fanghiglia,
per mandare un po' d'oro
ai cari vecchi, ed ai bimbi lontani!

(risoluta, con semplicità)

Ecco, Johnson, perchè
chi vuol quest'oro, prima
passerà su di me!

(Minnie va dietro il banco, vi piglia due revolver e viene a posarli sul barile come per custodirlo)

JOHNSON
Oh, non temete, nessuno ardirà

(con un movimento appassionato)

Come mi piace sentirvi parlare!
E me ne debbo andare... Avrei voluto
salire a darvi l'ultimo saluto
nella vostra capanna...

MINNIE
(malinconica)
Dovete proprio andare? Che peccato!

(si avvicina alla porta, sta un momento in ascolto)

I ragazzi saranno qui fra poco.
Quando saran tornati, io me ne andrò.
Se volete venirmi a salutare,
seguiteremo la conversazione
standoci accanto al fuoco...

JOHNSON
(esita, poi decidendosi)
Grazie. Minnie... Verrò.

MINNIE
(scherzosa e triste)
Non vi aspettate molto!
Non ho che trenta dollari
soli di educazione...

(si sforza a ridere, ma gli occhi le si gonfiano di lacrime)

Se studiavo di più,
che avrei potuto essere?
Ci pensate?

JOHNSON
(commosso, come fantasticando)
Ciò che avremmo potuto essere!...
Io lo comprendo
ora soltanto che vi guardo, Minnie!

MINNIE
(asciugandosi una lacrima)
Davvero?... Ma che vale!

(risale la scena, appoggia le braccia al banco colla faccia nascosta, singhiozzando)

Io non son che una povera fanciulla
oscura, e buona a nulla...

JOHNSON
(le si avvicina, con tenerezza)
No, Minnie, non piangete...
Voi non vi conoscete.
Siete una creatura
d'anima buona e pura...
e avete un viso d'angiolo!...

(Prende la sella, si avvia verso la porta con un gesto violento. Sta un momento in ascolto, poi apre, esce rapidamente. Nick rientra, spegne il lume sul banco, guarda Minnie e se ne va pel sottoscala)

MINNIE
(Minnie come stordita, rimane ferma in mezzo alla stanza oscura. A un tratto, come perduta in un ricordo inebriante, mormora, piano)
Ha detto... Come ha detto?...

(raccogliendosi tutta in un sospiro e coprendosi il viso con le mani)

Un viso d'angiolo!...

(Cala la tela lentamente)


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@ 藤井宏行



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