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第1幕

田園 コワニー伯爵家の城の中 冬の庭

モールをつけた横柄な家令の厳格な指示のもとで 従僕や召使たち 下足番たちが駆け回り 家具や花瓶を運んで来てはグラスルームの中を飾っている
カルロ・ジェラールが作業着をつけて他の召使たちと一緒に重いブルーのソファを抱えて入ってくる

【家令】
その青いソファをそこに置くんだ

ジェラールと従僕たちは作業する それから家令は内部の部屋を指さしてその中へ入る ジェラールを除くすべての従僕が後に従う 彼は青いソファの前にひざまずいて 皺を伸ばしたり 絹の毛をブラッシングしたり クッションを整えたりする


【ジェラール】
(ソファに向かって)
盗み聞きしてたんだなお前は 伊達男どもの会話を
熟女たちにその手を差し伸べてた奴らの!
そこじゃ赤いヒール野郎が付けボクロ女にため息つき言ってた
オリティア オー クロリ オー ニーチェ 白塗りで
年増で厚化粧でも わたくしはあなたに焦がれまーす
いや むしろそれゆえに きっと あなたを愛するのでーす!
これが時代の流行って奴か!
庭から痛々しく足を引きずり老いた庭師がやってくる 運んできた家具の重みで腰が曲がっている 彼はジェラールの父親である ジェラールは刷毛を放り出して父親を助けに駆け出すが 身を震わせながら父親はねじれた小道を歩き去って行く 心動かされてジェラールは父親を見送る

六十年間 おお年老いた父さん あんたは仕えてきた!
あんたの横柄で傲慢な主人どもに
むさぼられて来たんだ 忠誠心を 汗を
あんたの神経の強靭さを
あんたの魂を 心を
そして あんたの人生だけじゃ十分じゃないかのように
続けさせてきたんだ 限りない永遠の
この恐ろしい苦しみを
あんたは自分の子供たちをこの世に授けると
自分と同じ召使にした!
(涙を拭い 激しく振り返ってグラスルームを見つめる)

お前が憎いぞ 黄金の家よ!
その姿はこの世の虚飾に満ちている!

美しい女たちよ シルクやレースを身につけ
急いで 踊りに行くがいい
陽気なガヴォットやらメヌエットをな!
決まってるんだ お前たちの運命は!
美しくも邪悪な一族め
召使いたちの息子が ひとりの召使が
ここで作業着の判事となった
貴様らは泣くのだ:やって来たんだ 死の時が!

伯爵夫人 マッダレーナとベルシが温室の入り口のアーチの向こうに登場する
伯爵夫人は家令にいくつかの指示を与えるために立ち止まる マッダレーナはベルシとゆっくりと進み出る

【マッダレーナ】
日はもうゆっくりと傾いているわ!
神秘的な影の中で
幻想的な姿になってる あらゆるものが!
今 その魂たちは安らいでるのよ 人間みたいに!

【ジェラール】
(マッダレーナを憧れて見ながら独白)
なんという甘美さが このすさんだ魂に
あなたのおかげで満ちるのだろう!
たとえ理想が死のうとも あなたは死にはしない
あなたは 永遠の歌声だ!

伯爵夫人がグラスルームに入ってくる 柄付き眼鏡を手に横柄に 準備が出来ているかどうか注意深く調べている

【伯爵夫人】
(ジェラールとその他の召使いたちに)
さあ 急ぐのよ
全部の明かりをつけなさい!
従僕たちは巡回し グラスルーム全体の灯りをつけ始める 少しずつ明るくなってくる
(ジェラールに)
お言い すべて仕度はできたの?

【ジェラール】
すべて!

【伯爵夫人】
コーラスは?

【ジェラール】
もう衣装を着けています

【伯爵夫人】
楽師たちは?

【ジェラール】
楽器の調律を

【伯爵夫人】
(彼に背中を向けて)
もうすぐお客様が来られるわね

【マッダレーナ】
ひとりはフレヴィルさんでしょ…

【伯爵夫人】
有名な作家のね

【マッダレーナ】
それで他には誰が来られるの?

【伯爵夫人】
修道院長さまよ!

【マッダレーナ】
ひとりはイタリアから来るんでしょ?

【伯爵夫人】
ええ! フレヴィルさんが 修道院長さまはパリからよ
(娘が部屋着のままであることに気づいて)
どうしたの?マッダレーナ!ドレスに着替えてないじゃない?
(彼女を撫でると何か上の部屋で不足しているものがないかどうか確かめに行く)

ベルシはマッダレーナのところに駆け寄ると おかしな格好で彼女の足元にうずくまる

【ベルシ】
ため息ですか?

【マッダレーナ】
ええ 拷問に思えるわ
自分を美しく飾るのって!

【ベルシ】
あなた様はどんな服を着てもお美しいですわ!
私は何を着てもだめなのに!
(ドレスの襞を怒って引っ張る)

【マッダレーナ】
(ベルシに近付いて穏やかな笑顔で)
窒息しそうよ 閉じ込められて
きついコルセットの中で
死の影に脅かされているわ
このコルセットをつけて じっとしてるなんて
ナカラの絹の!

【ベルシ】
あなた様のコルセットは立派なものですわ!

【マッダレーナ】
ひどいスカートよ
「ニンフの白い脚」とかいう
私を縛り付けて疲れさせ すっかりへとへと
それにあの帽子
「カッサ・ディ・スコント」とか「バジリオ」とか
「モンゴルフィエ」とか
耳も目もふさいでしまって
生まれつきの美女でさえも醜くしてしまうわ
(面と向かって 戻ってきた伯爵夫人に
遠くからは訪問客たちが近づくのが聞こえてくる)
今夜は我慢しなくちゃね!
ママ 聞こえない?

【伯爵夫人】
もうお客様がいらっしゃったのね

【マッダレーナ】
じゃあ着て来るわ 白いドレスを
それとバラを頭に!
(走り去って行く ベルシが続く)

招待客たちがペアで部屋に入って来る 伯爵夫人は彼らに挨拶する

【伯爵夫人】
(淑女たちに)
まあ!何てエレガントな…
(ひとりの騎士に)
お洒落で素敵ですわ!
(男爵に)
ご立派なお姿!
(侯爵に)
とっても魅力的ですのね
あなたの奥様は
皆 釘付けになりますわ!
(ひとりの老婦人に)
いつも変わらずお綺麗ですわね!
伯爵夫人 全然お変わりありませんわよ!

三人の人物が入ってくる 高齢の小説家フレヴィル 髭のない若者のシェニエ 年齢不詳のミュージシャンのフィオネッリである


【フレヴィル】
感動し 圧倒されております これほどのおもてなしに
このような あまりの この栄誉…
(適当な言葉を探して)
過分なるご高配に!
フランド・フィオネッリをご紹介します
イタリアの騎士で ミュージシャンです!
アンドレア・シェニエ 彼は詩を書きます
今とても嘱望されています

修道院長が入ってくる

【伯爵夫人】
修道院長!

【マッダレーナ】
(戻ってきて)
修道院長!

【伯爵夫人】
(マッダレーナに)
ようやくだわ!

【マッダレーナ】
パリから来られたのですか?

【修道院長】
はい!

【伯爵夫人】
何か新しいことは 宮廷では?

【マッダレーナ】
お話しくださいますか?

【伯爵夫人】
早く!

【マッダレーナ】
私たち 好奇心でいっぱいですの!
急いで!おっしゃって!さあ!

修道院長はおだてられて 皆の手にキスをし まるで片膝をついているかのように何度もお辞儀をする

【修道院長】
弱っておられる 王は!

【フレヴィル】
譲歩されたのですか?

【修道院長】
酷い助言を受けて!

【伯爵夫人】
ネッケルに?

【修道院長】
その話はやめましょう!

【マッダレーナ 伯爵夫人 フレヴィル 招待客たち】
あのネッケルったら!
好奇心のあまり死んでしまいそう!

【修道院長】
第三階級が台頭しています!

【マッダレーナ 伯爵夫人 フレヴィル 招待客たち】
ああ!ああ!

【修道院長】
そして 私は見ました 侮辱されるのを…

【マッダレーナ 伯爵夫人 フレヴィル 招待客たち】
誰がですか?

【修道院長】
エンリーコ四世の像が!

【招待客たち】
ひどい!

【伯爵夫人 その後マッダレーナ】
ひどい!

【伯爵夫人】
いったいどうなるのでしょう?

【修道院長】
私がお聞きしたいくらいですよ!

【伯爵夫人】
もはや神をも恐れてないのね!

【修道院長】
お美しいマダム 申し訳ありません
こんな話をして

【フレヴィル】
われら陽気に夜を過ごしましょう!
春の穏やかなそよ風に
遠くの雲が消えて行く!
太陽は私たちに再び与えてくれます バラやスミレを
私たちは感じるのです 花の香りに満ちた大気を
こだまは繰り返すのです 羊飼いたちの牧歌を

何人かの羊飼い娘たちが登場して 優雅なポーズで自分たちを見て驚いているフレヴィルのまわりを取り囲む

【フレヴィル】
おお甘いささやき!

【何人かの招待客】
それは風!

【修道院長】
そよ風だ!

【フレヴィル】
泉のささやき!

【招待客たち】
翼のはためき!

【修道院長】
小川のささやきが聞こえる!

フレヴィルは感動のあまりほとんど泣きそうになっている


【フレヴィル】
これが私のロマンツォです!

【羊飼いと羊飼い娘たちのコーラス】
おお羊飼いの娘たちよ さよなら さよなら さよなら!
ぼくらは向かって行くんだ 見知らぬ不思議な岸辺に!
ああ!ああ!遠くにいかなくちゃならない 明日には!
この土地を捨てて!ああ!ああ!
ああ!ああ!ああ!ああ!
戻って来れるまでこの心に喜びはない!
ああ!ああ!遠くにいかなくちゃならない 明日には!
おお羊飼いの娘たちよ さよなら...
ああ!ああ!遠くにいかなくちゃならない 明日には!ああ!
さようなら!さようなら!ああ!ああ!さようなら!
ああ!ああ!

【伯爵夫人】
(シェニエに)
ムッシュー・シェニエ?

【シェニエ】
伯爵夫人ですか?

【伯爵夫人】
あなたのミューズは沈黙しているのですか?

【シェニエ】
内気ですから黙っているのです

【伯爵夫人】
あなたのミューズは憂鬱症ですのね!
(自分の扇をあおぎながら遠ざかり フレヴィルに話しかける)
全く 無愛想な!

【フレヴィル】
ちょっと変わり者なんですよ!

【修道院長】
いつでも意のままになるミューズは
なかなか居ない女なんでしょうな!

【伯爵夫人】
本当に!この詩人ときたら!

マッダレーナはシェニエが自分の母親にした答えを聞いて 自分のまわりに集まって来た友人たちに明るく語りかける


【マッダレーナ】
(友人たちに)
私 あの人に詩を書かせてみせるわ 賭けてみない?

伯爵夫人は修道院長の腕を取り 彼と共にフィオネッリをクラヴィコードのところに連れて行く…フィオネッリは座って演奏を始める その間にマッダレーナはシェニエのところに彼女の友人たちと一緒に近付く

【マッダレーナ】
お話しするのをお許し下さい しかもこんな不躾に!
でも女としては興味があって
お聞きしたいのです 何か牧歌をあなたから
でなければ詩を 修道女や花嫁向きの

【友人の娘たち】
修道女や花嫁向きの!

【シェニエ】
あなたのご希望は慎ましい要求ですね!
けれど ああ ファンタジーは従ってはくれないのです
命令にも 慎ましい懇願にも
詩情というのは気まぐれで
装いをしているのです 愛の!

「愛」という言葉にマッダレーナと娘たちは笑い出す フィオネッリは演奏を止める 皆はシェニエとマッダレーナのところに集まってくる

【伯爵夫人】
何をあなたたち笑っているの?

【招待客の男たち】
何だ? 何だ?

【友人の娘たち】
聞いて!聞いて 面白いお話よ!…

【マッダレーナ】
(母親に)
お願いしたけれど
お母親 断られたわよね…

【友人の娘たち】
詩人さんは罠にかかったの!

【マッダレーナ】
…だから面白いことを
私 思いついて…

【友人の娘たち】
仕返しをね!

【マッダレーナ】
…私言ったの 賭けませんこと?って…

【伯爵夫人 招待客たち】
何を?

【マッダレーナ】
…どんな風に語って下さるかを 「愛」について

【伯爵夫人 それから招待客たち】
どういうこと?何なのです?

【マッダレーナ】
彼はミューズを呼び出して ミューズは求められるまま
彼の口を通してその言葉を口にしたの
私に向かって…
(一人の老いた奇妙な人に)
…あなたが…
(修道院長に)
…それから あなたが…
(太った侯爵に)
…それからもしかしてあなたが…
(見知らぬ不細工な若い男に)
…そしてあなたが私に今夜に語るかも知れないことを -
ミューズがいなくても

【シェニエ】
(蒼ざめて)
あなたは傷つけたのです 私が人知れずしまっていた場所を
この上なく純粋な魂の震えを
(心臓を指さして)
ではお聞き下さい お嬢さん この詩を
「愛」という言葉の ここで嘲笑されている!
(驚いて 皆興味深そうに聞き入る)

ある日 青い大空を
私はじっと眺めていました
そして野原を スミレでいっぱいの
雨のように降りそそいでいました 太陽が
黄金の輝きを この世界へと:
大地は巨大な宝物のように見えました
そしてその宝箱だったのです あの大空は
この大地の上で 私の額には
与えられたのです 生き生きとした愛撫が くちづけが
私は叫びました この愛の勝利に:
あなたを愛します 私にくちづけをくれたあなたを
神々しくも美しい おおわが祖国よ! と
そして私は祈りたいと願いました 愛に満ちて!
私が教会の戸口をくぐると
そこでは司祭がくすねていました
聖人たちや聖母マリアに
捧げられた贈り物をー
そして耳をふさいでいたのです
震える老人たちが
空しくパンを求めているのを
そして空しく手を伸ばしているのを!

(修道院長らが憤慨して立ち上がる)

私はいくつかの家の敷居をまたいでみました
ひとりの男がそこで怒りに満ち
大地を呪っていました
その恵みが年貢として みな収奪されてしまうことを
そして激しく罵っていました 神を
それから人間たちを
子供たちの涙のために

全員がシェニエに対して怒りを示す ジェラールだけがグラスルームの奥で彼に耳を傾けつつ感動している 他の人々は聞かないふりをする

これほどまでの悲惨さを
貴族の子らはどうしようというのでしょう?
(マッダレーナに)
ただ あなたの瞳だけが
人間らしさを表していました ここでは
慈悲のまなざしをして
だからこそ私はあなたを見ていたのです
まるで天使のようだと
そして私は言ったのです:これこそ生命の美しさだ!と
けれどその後 あなたの言葉から
新たな悲しみが私の胸を捕らえたのです
おお美しい乙女よ
この詩人に対して軽蔑を口にしないで欲しいのです
聞いてください!あなたは知らない 愛を
愛 この神の贈り物を軽蔑しないでください
この世の魂と生は愛なのです!

【マッダレーナ】
(シェニエに)
お許しください!

シェニエは心動かされて立ち去り 居なくなる

【伯爵夫人】
(マッダレーナに同情して)
何ておかしな人でしょう!
許してくれてもいいのに!
彼は気まぐれでちょっとロマンチスト過ぎね
(ガヴォットの前奏がコーラスから流れてくる)
でもお聞き下さい!ガヴォットの陽気な音ですわ
さあ 騎士の方々!めいめい 女性をお選びください!

召使たちは騎士や淑女たちが踊れるように場所を空ける…ちょうどその時遠くから乱れた歌声が近づいてくるのが聞こえる


【遠くからの声】
夜も 昼も
われらは抱えてる
苦しみを
不幸な民衆だ
飢えのあまりに
死ぬしかない
(伯爵夫人はダンスを中断させ 皆は近づいてくる歌声に耳を傾ける)
空腹に あえぎながら
死んで
われらは倒れ伏すのだ
汚れた土の上に

ジェラールが現れる ボロを着て嘆いている集団を率いている


【ジェラール】
これぞ悲惨さの極みです!

【伯爵夫人】
(激怒して)
誰がこの者たちを入れたのです?

【ジェラール】
このジェラールです!

【伯爵夫人】
(従僕たちに)
この狼藉者どもを追い払いなさい!
(ジェラールに)
あなたが出て行きなさい 最初に!

【ジェラール】
ええ 行きますよ 伯爵夫人!
この作業着は重すぎる 俺には
そして俺には下劣なんだ ここのパンは
ここであてがわれてる!
苦しむ者たちの声が俺を呼んでるんだ!
(そこへ老いた庭師 ジェラールの父親が伯爵夫人の前に進み出て跪く)
(父親を立たせて)
行きましょう 父さん 俺と一緒に!
なぜひざまずいているんですか
聞こうとしない奴らに 慈悲の声を?
(作業着を引き裂いて)
この肉体から消え去れ
恥辱の印よ!

家令 召使たち 下僕たちは群衆を追い払う 伯爵夫人は怒りのあまりに息が詰まってソファーに倒れこむ ジェラールは父親を無理矢理引っ張って一緒に歩き去って行く

【伯爵夫人】
あのジェラール!駄目になって 本なんか読むから!
私だって 毎日…
与えてきたわ 施しは…
貧しさを恥ずかしいと思えない程にはね…
可哀想に思って着せてやったのよ 服までを
憐みから!
(彼女は気絶したように青いソファーの上に倒れ込む 大勢がまわりに集まってくる!…ある者はラモット将軍の水薬を飲ませようとしたり 英国の薬を与えたりする 胸を緩めようとする者もある おかげで彼女は意識を取り戻す)
(戻ってきた家令に)
みないなくなりましたか?

【家令】
はい

【伯爵夫人】
(招待客たちに)
申し訳ございませんでした!
中断したガヴォットを 淑女の方々
再び始めます!呼び戻しましょう 喜びを!

(踊りが再び始まる)
ATTO PRIMO

In provincia; nel castello della Signoria dei Conti di Coigny. Il giardino d'inverno.
Sotto i rigidi comandi di un arrogante e gallonato Maestro di Casa, corrono lacchè, servi, valletti carichi di mobili e vasi completando l'assetto della serra.
Carlo Gérard, in livrea, entra, sostenendo con altri servi un azzurro e pesante sofà.

IL MAESTRO DI CASA
Questo azzurro sofà là collochiam.

Gérard e i lacchè eseguono, poi il Maestro di Casa accenna verso le sale interne e vi entra seguito da tutti i lacchè, eccettuato Gérard, che inginocchiato avanti all'azzurro sofà, ne liscia le frange arricciatesi e ridona lucido alla seta rasata, sprimacciandone i cuscini

GÉRARD
al sofà
Compiacente a' colloqui del cicisbeo
che a dame maturate porgeva qui la mano!
Qui il Tacco rosso al Neo sospirando dicea:
Oritia, o Clori, o Nice, incipriate
vecchiette e imbellettate io vi bramo,
ed anzi sol per questo, forse, io v'amo!
Tal dei tempi è il costume!
Dal giardino si avanza trascinandosi penosamente un vecchio giardiniere curvo sotto il peso di un mobile. È il padre di Gérard. Questi gitta lo spolveraccio che tiene in mano e corre a porgere aiuto al padre, che tutto tremulo si allontana per contorti sentieri del giardino. Commosso Gérard guarda allontanarsi il padre.
Son sessant'anni, o vecchio, che tu servi!
A' tuoi protervi, arroganti signori
hai prodigato fedeltà, sudori,
la forza dei tuoi nervi,
l'anima tua, la mente,
e, quasi non bastasse la tua vita
a renderne infinita eternamente
l'orrenda sofferenza,
hai dato l'esistenza dei figli tuoi.
Hai figliato dei servi!
asciuga le lagrime poi torna a guardare fieramente intorno a sè la gran serra
T'odio, casa dorata!
L'immagin sei d'un mondo incipriato e vano!

Vaghi dami in seta ed in merletti,
affrettate, accellerate
le gavotte gioconde e i minuetti!
Fissa è la vostra sorte!
Razza leggiadra e rea,
figlio di servi, e servo,
qui, giudice in livrea,
ti grido: È l'ora della morte!

La Contessa, Maddalena e Bersi appaiono al di là dell'arco d'ingresso alla serra.
La Contessa si sofferma a dare alcuni ordini al Maestro di Casa. Maddalena si avanza lentamente con Bersi.

MADDALENA
Il giorno intorno già s'inserra lentamente!
In queste misteriose ombre
forme fantastiche assumono le cose!
or l'anime s'acquetano umanamente!

GÉRARD
fra sè, guardando ammirato Maddalena
Quanta dolcezza ne l'alma tetra
per te penetra!
Anche l'idea muor, tu non muori giammai,
tu, l'Eterna canzon!

La Contessa entra nella serra, e coll'occhialetto, e con fare altezzoso, guarda attentamente se e come è stata disposta.

CONTESSA
a Gérard ed altri lacchè
Via, v'affrettate,
e alle lumiere luce date!
I lacchè cominciano ad accendere i bracciali e a dar luce a tutta la serra. A poco a poco tutto sfolgora di luce allegra.
a Gérard
E dite, tutto è pronto?

GÉRARD
Tutto!

CONTESSA
I cori?

GÉRARD
Stanno di già vestendosi.

CONTESSA
E i suonatori?

GÉRARD
Accordan gli strumenti.

CONTESSA
volgendogli le spalle
A momenti arriveranno gli ospiti.

MADDALENA
Uno è il signor Fléville…

CONTESSA
Scrittore emerito.

MADDALENA
E l'altro chi è?

CONTESSA
È l'Abatino!

MADDALENA
Uno vien dall'Italia?

CONTESSA
Sì! Fléville, l'Abate da Parigi.
osservando che ancora sua figlia è in vestaglia
Ancor così? Maddalena! Ancor non sei vestita?
la accarezza e va ad esaminare se nulla manca anche nelle sale superiori

Bersi corre a Maddalena e si accoccola grottescamente ai suoi piedi con gesti strani e bizzarri:

BERSI
Sospiri?

MADDALENA
Sì; io penso alla tortura
del farsi belle!

BERSI
Sei tu che fai belle le vesti tue!
Io le fo' brutte tutte!
gualcendo con rabbia le pieghe dalla veste

MADDALENA
s'avvicina a Bersi e la calma sorridendo
Soffoco, moro tutta chiusa
in busto stretto
a squame ombra di moro
o in un corsetto, come s'usa
in seta di nakara!

BERSI
Il tuo corsetto è cosa rara!

MADDALENA
L'orribile gonnella
coscia di ninfa bianca
m'inceppa e stanca, mi sfianca tutta,
e, aggiungivi un cappello
Cassa di sconto o quello alla "Basilio"
od alla "Montgolfier",
e tu sei sorda e cieca,
e, nata bella eccoti fatta brutta.
coraggiosamente affrontando la Contessa che rientra.
Da lontano si ode l'avvicinarsi delle visite.
Per stasera, pazienza!
Mamma, non odi?

CONTESSA
Sono di già gli ospiti.

MADDALENA
Così mi metto: Bianca vesta
ed una rosa in testa!
corre via seguita da Bersi.

Gli invitati entrano nella sala a coppie. La Contessa li accoglie.

CONTESSA
alle dame
Oh! Come elegante…
ad un cavaliere
e voi gentil galante!
al Barone
Vera galanteria!
al marchese
A ben più d'una brama
la vostra dama
accendar saprà l'esca!
ad una vecchia dama
Appariscente e fresca sempre!
Contessa, sempre, sempre la stessa!

Entrano tre personaggi: uno avanzato di età, il romanziere Fléville; un giovane imberbe, Chénier; uno senza età, il musicista Fiorinelli.

FLÉVILLE
Commosso, lusingato a tanti complimenti
e a questo, più, che omaggio…
cerca la parola adatta
amabil persiflaggio!
Ch'io vi presenti Flando Fiorinelli,
cavaliere italiano e musico!
Andrea Chénier, un che fa versi
e che promette molto.

Entra l'Abate.

CONTESSA
L'Abate!

MADDALENA
rientrando
L'Abate!

CONTESSA
a Maddalena
Finalmente!

MADDALENA
Da Parigi voi venite?

L'ABATE
Sì!

CONTESSA
Che novelle della corte?

MADDALENA
Dite?

CONTESSA
Presto!

MADDALENA
Noi curiose tutte siam!
Presto! Dite! dite!

L'Abate, lusingato, bacia molte mani e fa inchini che sembrano genuflessioni:

L'ABATE
Debole è il Re!

FLÉVILLE
Ha ceduto?

L'ABATE
Fu male consigliato!

CONTESSA
Necker?

L'ABATE
Non ne parliamo!

MADDALENA, CONTESSA, FLÉVILLE, OSPITI
Quel Necker!
Noi moriamo della curiosità!

L'ABATE
Abbiamo il terzo stato!

MADDALENA, CONTESSA, FLÉVILLE, OSPITI
Ah! Ah!

L'ABATE
Ed ho veduto offender…

MADDALENA, CONTESSA, FLÉVILLE, OSPITI
Chi?

L'ABATE
La statua di Enrico quarto!

OSPITI
Orrore!

CONTESSA, poi MADDALENA
Orrore!

CONTESSA
Dove andremo a finire?

L'ABATE
Così giudico anch'io!

CONTESSA
Non temono più Dio!

L'ABATE
Assai, madame belle, sono dolente
de le mie novelle!

FLÉVILLE
Passiamo la sera allegramente!
Della primavera ai zefiri gentili
codeste nubi svaniranno!
Il sole noi rivedremo e rose e viole,
e udremo ne l'aria satura de' fior
l'eco ridir l'egloghe dei pastori.

Escono alcune pastorelle che in vaghe pose si fanno intorno a Fléville che meravigliato le guarda.

FLÉVILLE
O soave bisbiglio!

Alcuni OSPITI
È il vento!

L'ABATE
È zefiro!

FLÉVILLE
È mormorio di fonte!

OSPITI
È fruscio d'ali!

L'ABATE
Un ruscelletto odo mormorar!

Fléville scoppia quasi in pianto per la commozione e per la vanità.

FLÉVILLE
È questo il mio romanzo!

CORO di Pastori e Pastorelle
O Pastorelle, addio, addio, addio!
Ci avviamo verso lidi ignoti e strani!
Ahi! Ahi! sarem lungi diman!
Questi lochi abbandoniamo! Ahi! Ahi!
Ahi! Ahi! Ahi! Ahi!
Non avrà fino al ritorno più gioie il cor!
Ahi! Ahi! sarem lungi diman!
O pastorelle addio, etc.
Ah! Ah! Sarem lungi diman! Ah!
Addio! Addio! Ah! Ah! Addio!
Ah! Ah!

CONTESSA
a Chénier
Signor Chénier?

CHÉNIER
Madama la Contessa?

CONTESSA
La vostra musa tace?

CHÉNIER
È una ritrosa che di tacer desia.

CONTESSA
La vostra musa è la malinconia!
si allontana agitando piccata il ventaglio, dicendo a Fléville:
Davver poco cortese!

FLÉVILLE
È un po' bizzarro!

L'ABATE
Musa ognor pronta
è donna a molti vieta!

CONTESSA
È ver! Ecco il poeta!

Maddalena ha sentito la risposta data da Chénier a sua madre che le sue amiche hanno vivacemente commentato; ora le raccoglie intorno a sè.

MADDALENA
alle sue amiche
Io lo farò poetare. Scommettiamo?

La Contessa prende il braccio all'Abatino e con lui si avvicina a Fiorinelli, inducendolo gentilmente al clavicembalo…Fiorinelli siede e suona. Intanto, Maddalena si avvicina a Chénier seguita dalle sue amiche.

MADDALENA
Al mio dire perdono, ed al mio ardire!
Son donna e son curiosa.
Bramo di udire un'egloga da voi,
o una poesia, per monaca o per sposa.

AMICHE
Per monaca o per sposa!

CHÉNIER
Il vostro desio è comando gentil!
Ma, ohimè, la fantasia non si piega
a comando o a prece umile;
è capricciosa assai la poesia,
a guisa dell'amor!

Alla parola "amore"Maddalena e le ragazze escono fuori in una risata. Fiorinelli interrompe; tutti si avvicinano al gruppo di Chénier e Maddalena.

CONTESSA
Perchè ridete voi?

OSPITI uomini
Che c'è? Che c'è?

AMICHE
Udite! Udite, che il racconto è bello!…

MADDALENA
a sua madre
A tua preghiera,
mamma, opponeva un rifiuto…

AMICHE
Il poetino è caduto in un tranello!

MADDALENA
…Allor bizzarro pensier
venne a me:…

AMICHE
La vendetta!

MADDALENA
…Io dissi: scommettiamo?…

CONTESSA, OSPITI
Di che cosa?

MADDALENA
…Che parlato avria d'amor.

CONTESSA poi OSPITI
Ebben? Ebben?

MADDALENA
Chiamò la Musa, e la implorata Musa
per sua bocca ridisse la parola
che a me,…
ad un vecchio ridicolo
…voi,…
a un abate
…e voi…
a un marchese grasso
…e voi pur anco,…
a un giovanotto strano per la sua bruttezza
…e voi mi diceste stasera -
senza Musa.

CHÉNIER
pallidissimo
Colpito qui m'avete ov'io geloso celo
il più puro palpitar dell'anima.
accenna al cuore
Or vedrete, fanciulla, qual poema
è la parola "Amor", qui causa di scherno!
Sorpresi, tutti stanno curiosi ad udirlo.

Un dì all'azzurro spazio
guardai profondo,
e ai prati colmi di viole,
pioveva loro il sole,
e folgorava d'oro il mondo:
parea la terra un immane tesor,
e a lei serviva di scrigno il firmamento.
Su dalla terra a la mia fronte
veniva una carezza viva, un bacio.
Gridai vinto d'amor:
T'amo tu che mi baci,
divinamente bella, o patria mia!
E volli pien d'amore pregar!
Varcai d'una chiesa la soglia;
là un prete ne le nicchie
dei santi e della Vergine,
accumulava doni -
e al sordo orecchio
un tremulo vegliardo
invan chiedeva pane
e invano stendea la mano!

L'Abate ed altri si levano scandalizzati:

Varcai degli abituri l'uscio;
un uom vi calunniava
bestemmiando il suolo
che l'erario a pena sazia
e contro a Dio scagliava
e contro agli uomini
le lagrime dei figli.

Tutti si sono arrabbiati contro Chénier. Gérard solo lo ascolta dal fondo della serra, agitatissimo. Gli altri fingono non udirlo.

In cotanta miseria
la patrizia prole che fa?
a Maddalena
Sol l'occhio vostro
esprime umanamente qui
un guardo di pietà,
ond'io guardato ho a voi
si come a un angelo.
E dissi: Ecco la bellezza della vita!
Ma, poi, a le vostre parole,
un novello dolor m'ha colto in pieno petto.
O giovinetta bella,
d'un poeta non disprezzate il detto:
Udite! Non conoscete amor,
amor, divino dono, non lo schernir,
del mondo anima e vita è l'Amor!

MADDALENA
a Chénier
Perdonatemi!

Chénier commosso si allontana e scompare.

CONTESSA
scusando Maddalena
Creatura strana assai!
Va perdonata!
È capricciosa e un po' romantichetta.
il preludio di una Gavotta viene dall'alto della cantoria
Ma udite! È il gaio suon della gavotta.
Su cavalieri! Ognun scelga la dama!

I servi fanno posto e i cavalieri e le dame si preparano alla danza…lontanissime appena distinte si sentono venire avvicinandosi confuse cantilene.

VOCI LONTANE
La notte il giorno
portiamo intorno
il dolore;
siam genti grame
che di fame
si muor.
La Contessa fa interrompere la danza, tutti prestano orecchio al canto interno.
Affamati, languenti,
morenti,
noi cadiam sovra
suoli infecondi.

Gérard appare alla testa di una folla di gente stracciata e languente.

GÉRARD
Sua grandezza la miseria!

CONTESSA
livida dall'ira
Chi ha introdotto costoro?

GÉRARD
Io, Gérard!

CONTESSA
ai suoi valletti
Questa ciurmaglia via!
a Gérard
E tu pel primo!

GÉRARD
Sì, me ne vo, Contessa!
Questa livrea mi pesa
ed è vile per me il pane
che qui mi sfama!
La voce di chi soffre a sé mi chiama!
intanto, il vecchio giardiniere, padre di Gérard, si butta in ginocchio avanti alla Contessa
rialzando suo padre
Vien padre mio, vien con me!
Perchè ti curvi ai piè
di chi non ode voce di pietà?
strappandosi la livrea di dosso
Dalle mie carni giù,
giù questa viltà!

Il Maestro di Casa, i servi, i lacchè, respingono la folla. La Contessa si lascia cadere sul sofà ansante dalla bile che la soffoca. Gérard costringe suo padre ad allontanarsi con lui

CONTESSA
Quel Gérard! L'ha rovinato il leggere!
Ed io, che tutti i giorni…
facevo l'elemosina…
e a non fare arrossire di sè la povertà…
perfin m'ho fatto un abito, costume
di pietà!
Si lascia cadere come svenuta sull 'azzurro sofà. Un gran da fare in tutti!…chi vuol somministrarle goccie del General Lamothe, chi d'Inghilterra, chi invece vuol slacciare il busto. Questo la fa rinvenire.
al Maestro di Casa che torna
Son tutti andati?

MAESTRO DI CASA
Sì.

CONTESSA
agli invitati
Scusate!
L'interrotta gavotta, mie dame,
ripigliamo! Ritorni l'allegria!

Si dispongono nuovamente per la danza.


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@ 藤井宏行



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