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第2幕

ノルマの家の中 片側にはローマ風のベッドがありクマの毛皮で覆われている ノルマの子供たちが眠っている


第1場
ノルマが手にランプと短剣を持って現れ 座る 蒼ざめた表情である

【ノルマ】
眠っているわ ふたりとも
この手を見ることもなく
自分たちを刺そうという手を
後悔しないで おお心よ
この子たちは生きてはいけないの ここでは罰を受け
ローマに行けば恥辱を受けて
もっと酷い苦しみを受けるのだから
継母の奴隷となって
ああ!だめよ!絶対に!
(彼女は毅然と立ちあがる)
死ぬのよ そう
私は近付くことができない
悪寒が私を押さえ付ける
そして私の前で この髪は逆立つの
自分の子を殺す!
いたいけな息子たちを
この子たちは たった今まで 私の喜びだった
この子たちは このほほ笑みのうちに
天国の赦しを見ていたと 私は信じていたわ
なのに私は殺すの?
何の悪いことをしたというの?
(決心して)
この子たちはポッリオーネの子なのよ
それこそが罪
私にとっては この子たちはもう死んでいる!
彼のために死ぬのよ
これ以上に彼に苦しみを与えることは他にはないわ
刺すのよ
ベッドに向かって行き 短剣を振り上げる そこで恐怖の叫びをあげ その叫びが子どもたちの目を覚まさせてしまう
ああ!だめ!私の子供たちだわ!
(子供たちを激しく泣きながら抱く)
ここにおいで!クロティルド!


第2場
クロティルド登場

【ノルマ】
急いで アダルジーザを私のところに連れて来て

【クロティルド】
彼女は近くにおりますわ
一人で歩いております
祈り 泣きながら

退場

【ノルマ】
さあ 私はこの罪を償い
そして 死にましょう


第3場

【アダルジーザ】
(恐怖に駆られて入ってくる)
お呼びになりましたか おおノルマさま?
(当惑して)
どうしてそんなにお顔が悲しく蒼ざめて?

【ノルマ】
死に蒼ざめているのです
私は今 すべての恥を明らかにしましょう
たったひとつの願いだけを 聞いて 叶えて欲しいの
もし同情に値するものならば
今の私の苦しみと
これからの苦しみが

【アダルジーザ】
すべてを 私はすべてお約束します

【ノルマ】
誓いなさい

【アダルジーザ】
私は誓います

【ノルマ】
お聞きなさい 私は空気を浄めるのです
私がいることで汚されたここの空気を
私は決心しました でも一緒に連れては行けない
哀れなこの子たちを
あなたに私はこの子たちを託したいのです

【アダルジーザ】
何ですって!私にこの子たちを託すと!

【ノルマ】
ローマの陣営にいる彼にこの子たちを連れて行って
私の名は出さずに

【アダルジーザ】
ああ!何をお求めなのです?

【ノルマ】
あなたの夫になるのだから 酷くは扱わないでしょう
私は彼を許し そして死にます

【アダルジーザ】
夫に?いいえ 決してそのような!

【ノルマ】
この子供たちのためにお願いするのです

お願い!あなたと一緒に この子たちを連れて行って
この子たちを育て 守ってあげてちょうだい
私は名誉や栄光は求めません
それはあなたの子供たちのために取っておけばいい
ただひとつのお願いは この子たちを
奴隷や 下層民や捨て子にはしないようにすること
あなたには十分でしょう 私が軽蔑され
裏切られたのは あなたのせいなのだから
アダルジーザ  お願い!あなたも受け取って
私の心のあまりにも多くの悲しみを

【アダルジーザ】
ノルマさま ああ!ノルマさま 再び愛され
再び母に戻られるでしょう 私によって
あなたのお子たちはおそばに置いてください
ああ!決して ああ決して
私はこの土地を出ては行きませんから!

【ノルマ】
あなたは誓いましたよ

【アダルジーザ】
はい、私は誓いました
でもあなた様のため あなた様のためになることだけを
私は陣営に行き あの不実な男に
あなた様のすべての嘆きをお伝えしましょう
私の中で掻き立てられたこの同情が
気高い言葉でそれを話すでしょう
希望をお持ちください ああ希望を 愛も本性も
彼の中に再び芽生えるでしょうから
彼の心には きっと
ノルマさまが君臨するのです!

【ノルマ】
私は彼に懇願するというの?
いいえ 駄目です!決して!ああ!駄目です!

【アダルジーザ】
ノルマさま お聞き届けを

【ノルマ】
いいえ、それ以上は聞きません
行きなさい さあ

【アダルジーザ】
いいえ いけません!決して!ああ!いけません!

ご覧ください ノルマさま あなたの膝に
あなたの愛するこの可愛い子どもたちがいるのを!
ああ!この子たちにはご同情ください
たとえご自身には同情できないにしても!

【ノルマ】
ああ!どうして鈍らせるのですか
私の決意を この情に訴えて?
わずかの幻影も ああ わずかの希望も
死を決めたこの心には必要ありません!

【アダルジーザ】
ご覧ください この可愛い子どもたちを
この可愛い子たちを ああ ご覧ください ああ!
ご覧ください ノルマさま あなたの膝に...

【ノルマ】
ああ!どうして鈍らせるのですか...

【アダルジーザ】
お願いです!ああ 従ってください!

【ノルマ】
ああ!放っておいて!彼はあなたを愛しているのだから

【アダルジーザ】
すでにそのことを後悔している筈ですわ

【ノルマ】
ではあなたは?

【アダルジーザ】
私は彼を愛していました でもこの魂は
今は友情だけを感じています

【ノルマ】
おお乙女よ!では望むのは?

【アダルジーザ】
あなた様の権利はお返しします
できなければ 天からも 人々からも
誓いましょう 私はこの身を隠すと

【ノルマ】
そう あなたの勝ちよ 私を抱いて
一人の友を私は再び見いだしたわ

【ノルマとアダルジーザ】
そう この命が尽きる時まで
あなたと私はお友だちよ
一緒に身を隠すには
この世はとても広いところ
一緒にこの酷い運命に
顔を向けて戦って行きましょう
あなたの胸の鼓動を
私の胸が感じている限り

退場


第4場
渓谷や洞窟に囲まれたドルイドの森の中の寂れた場所 奥には湖があり石橋が架かっている


【ガリアの戦士たち】
まだ出発していないのか!
奴はまだ陣営にいるぞ!
すべてがそれを証拠立てている 軍歌が響き
喧騒が 武器の音がする
武器の音が
風に軍旗がはためく
少しの遅れは
問題ではない 障害にはならない
待とうではないか 待とうでは
少しの遅れは
問題ではない 障害にはならない
静けさの中で心の準備をしよう
偉大な仕事を達成するために!


第5場

【オロヴェーゾ】
(登場して)
戦士たちよ!諸君のもとに来たかったのだが
より良い未来の知らせを!
その無私の情熱を
胸にたぎる怒りを
満足させてやりたかったのだ
だが 神は違った

【ガリアの戦士たち】
なぜだ?われらの森から
あの憎い総督は去って行かぬのか?
ローマに戻らぬのか?

【オロヴェーゾ】
それどころか 最も恐れられ 残忍な
ローマの指揮官が
ポッリオーネの後任なのだ

【ガリアの戦士たち】
ノルマは知っているのか?
まだ平和を告げているのか?

【オロヴェーゾ】
ノルマの心はわしには分からぬ

【ガリアの戦士たち】
ではどうしようと言うのか?

【オロヴェーゾ】
運命には頭を垂れるのだ
われらは散らばって 疑われるものは何も残すな
この失敗した試みの

【ガリアの戦士たち】
ずっと服従のふりを?

【オロヴェーゾ】
残酷な命令だ わしも分かっておる
(怒りに満ちて)
ああ!ローマへの屈辱的な隷属には
わしもまた腹が立っておる
戦いにも憧れるのだ!
だが 天は常にわれらに味方せず
服従のふりをするのがその忠告なのだ

【ガリアの戦士たち】
分かった 服従のふりだな それが有効なら
だがわれらの胸中は煮えくりかえる

【オロヴェーゾ】
心のうちに怒りは隠しておけ
ローマ人どもにはそれが消えたと信じさせるのだ
だがいつか そうだ その怒りが目覚めて
一層激しく燃え上がる日が来るであろうぞ

【ガリアの戦士たち】
ローマに災いあれ もしもお告げが
武器を取れと聖なる祭壇より発せられし時には!
そうだ 服従のふりだ それが有効なら
だがわれらの胸中は煮えくりかえる
ローマに災いあれ もしもお告げが
武器を取れと聖なる祭壇より発せられし時には!

【オロヴェーゾ】
偽ろうぞ そうだ
服従のふりをするのがその忠告なのだ
だがいつか そうだ その怒りが目覚めて
一層激しく燃え上がる日が来るであろうぞ

【ガリアの戦士たち】
服従のふりをするのがその忠告なのだ
そうだ 偽ろうぞ!


第6場
イルミンスルの神殿 一方にドルイドの祭壇がある

【ノルマ】
彼は戻ってくるでしょう
信頼して任せたのだから アダルジーザに
彼は悔いて戻ってくるでしょう
訴えかける 恋人に戻って
ああ!そう考えると
黒い雲は消え去って行くわ
私の額に重く覆いかぶさっていた雲は
そして太陽がほほ笑みかけてくる
初めて恋をした時のように
あの幸せだった日々の

クロティルドが入ってくる

クロティルド!

【クロティルド】
おおノルマさま!お気をしっかり持って

【ノルマ】
どうしたのです?

【クロティルド】
何と!

【ノルマ】
話して 話してちょうだい

【クロティルド】
無駄なことでした アダルジーザが話しても 泣いても

【ノルマ】
では彼女を信頼し過ぎたのかしら?
私の手から逃れるため
わざと苦しみを見せつけてから
あの邪悪な男のもとに逃げる企みだったのね

【クロティルド】
彼女は神殿に戻って参ります
悲しく うち沈んで
あなた様へ誓ったことを彼に話したのですが

【ノルマ】
それでは 彼は?

【クロティルド】
彼は誘拐することを誓いました
たとえ神の祭壇からであっても

【ノルマ】
あまりにも無茶苦茶な悪党ね
私の復讐の方が先に下るわ
ここに血が ローマ人どもの血が
川のように流れるのよ

ノルマは祭壇に駆け寄り イルミンスルの鐘を三回鳴らす


第7場
四方からオロヴェーゾ ドルイド教徒たち 吟遊詩人と巫女たちが集まってくる ノルマは祭壇の上にいる

【オロヴェーゾとコーラス】
(中から)
神の銅鑼が鳴ったぞ!
(全員舞台に出て来る)
ノルマ!どうしたのだ?
イルミンスルの盾を打ったのは
いかなるお告げがわれらに下ったというのか?

【ノルマ】
戦争だ 殺戮だ 殲滅だ

【オロヴェーゾとコーラス】
われらにたった今 平和と
そなたの唇は告げたばかりではないか!

【ノルマ】
今は怒りを告げるのです
殺戮を 怒りと死を
戦いの歌を歌いなさい おお勇士たちよ

戦だ 戦だ!
血だ 血だ!復讐だ!
殺戮だ 殺戮だ!

【オロヴェーゾとコーラス】
戦だ 戦だ!ガリアの森は
そのカシの木と同じ数だけの戦士を擁している
羊の群れに飢えた野獣が襲い掛かるように
ローマ人の上に彼らは襲い掛かるだろう!

血だ 血だ!ガリアの斧は
その柄までが血で濡れるのだ!
穢れたリグリアの波の上に
その血は葬送の響きと共に流れ込むだろう!

殺戮だ 殺戮だ 殺人だ 復讐だ!
すでに始まったのだ 実行するぞ 急げ
麦が鎌で刈り取られるように
ローマの軍勢は倒れて行くのだ!

翼を抜き取られ 爪を切られて
鷲は地上に叩きつけられた
子どもたちの勝利を眺めに
神よ出で給え 太陽の光のもとに!

【オロヴェーゾ】
儀式は終わったのか おおノルマよ?
生贄のことを告げてはくれぬのか?

【ノルマ】
用意はできています
この恐ろしい祭壇は今まで
決して生贄を欠いたことはありません
だが 何の騒ぎでしょう?


第8場

【クロティルド】
(急いで入ってくる)
われらの寺院が汚されました
ひとりのローマ人が侵入したのです
神聖な回廊の
新人の乙女たちのところです 彼は逮捕されました

【オロヴェーゾとコーラス】
ローマ人が?

【ノルマ】
何ということなの?それがもし彼だったら?

【オロヴェーゾとコーラス】
われらのもとに連れて参れ


第9場
ポッリオーネがガリア人の兵士たちに囲まれて入ってくる

【ノルマ】
(彼だわ!)

【オロヴェーゾとコーラス】
ポッリオーネ!

【ノルマ】
(今こそ復讐よ)

【オロヴェーゾ】
冒涜の敵よ 誰がそなたを導き
あの恐ろしき聖域を侵させたのだ
イルミンスルの怒りをものともせず?

【ポッリオーネ】
殺せ だが私に何も訊くな

【ノルマ】
(姿を現して)
私が刺します
脇に寄りなさい

【ポッリオーネ】
誰かと思えば?ノルマか!

【ノルマ】
そう ノルマです

【オロヴェーゾとコーラス】
聖なる刃をふるうのだ
神の復讐だ

【ノルマ】
(オロヴェーゾの手から短剣を取り)
さあ 刺すわ
(手を止めて)
ああ!

【オロヴェーゾとコーラス】
そなた 震えておるのか?

【ノルマ】
(ああ 私にはできない)

【オロヴェーゾとコーラス】
どうしたのだ?なぜ止めたのだ?

【ノルマ】
(情けをかけてしまうなんて? )

【オロヴェーゾとコーラス】
刺せ!

【ノルマ】
私はこやつに質問せねばならぬ
調べるのだ 誰が誘惑されたか
共謀した巫女なのかを
このような最大の罪を引き起こすに至った
しばし私をひとりにして

【オロヴェーゾとコーラス】
(何をお考えか? )

【ポッリオーネ】
(私は身震いするぞ )

オロヴェーゾとコーラスは退場する 寺院には誰もいなくなる

第10場

【ノルマ】
私の手のうちにとうとうあなたは落ちたわ
誰もこの束縛を断ち切ることはできない
私にはできますけれど

【ポッリオーネ】
お前はそれをしてはならぬ

【ノルマ】
私はしたいのよ

【ポッリオーネ】
どうやってだ?

【ノルマ】
お聞きなさい
あなたの神にかけて あなたの子供たちにかけて
誓ってください 今からずっと
アダルジーザに近づかないと
祭壇から彼女を奪い去らないと
そうすればあなたの命は許しましょう
そして私はあなたに二度と会いません
誓ってください

【ポッリオーネ】
だめだ 私はそんな臆病者ではない

【ノルマ】
誓うの 誓いなさい!

【ポッリオーネ】
ああ! 死んだ方がましだ!

【ノルマ】
ご存じないの 私の怒りが
あなたの怒りよりずっと強いのが?

【ポッリオーネ】
見せてみろ 待っているぞ

【ノルマ】
ご存じないの 子どもたちの心臓に突き立てられようとしたのを
この刃が?

【ポッリオーネ】
神よ!それはどういうことだ?

【ノルマ】
そう 私はあの子たちの上に短剣を振りかざしました
見なさい 見なさい 私がどうなってしまったのかを!
刺せませんでした でも 今なら
私はきっとどんな残酷なことでもできる
一時でも 母であることを
私は忘れられるでしょう!

【ポッリオーネ】
ああ!残酷な女よ この父親の胸に
その短剣をお前は突き立てねばならぬのだ!
私をそれで刺せ

【ノルマ】
あなたを?

【ポッリオーネ】
死ぬべき者は私だけだ!

【ノルマ】
あなただけ?全員よ!
何百ものローマ兵が
打ち倒され 虐殺されるの
そしてアダルジーザも ...

【ポッリオーネ】
ああ!

【ノルマ】
不実な女よ 自らの誓いに...

【ポッリオーネ】
どうしようと言うのだ 残酷な女よ?

【ノルマ】
アダルジーザは罰せられるのです
炎の中で死ぬの そう 死ぬのです!

【ポッリオーネ】
ああ!私の命を奪うがいい
だが彼女には 彼女にはお慈悲を!

【ノルマ】
最後に懇願か?
愚か者!遅すぎるわ
彼女の心臓にあなたを突き立ててやるの
そう 彼女の心臓にあなたを突き立ててやるのよ!

すでに私は満たされているわ あなたの眼差しに
あなたの悲しみに 彼女の死に
私はやっと あなたをさせることができたのよ
私と同じように不幸にね!

【ポッリオーネ】
ああ!お前は満足だろう 私が恐怖しているだけで!
お前の足元で私は泣いているのだ!
私にだけお前の怒りをぶつけるがいい
だが助けてやってくれ あの無垢な娘は!
十分だ 十分なのだ 私への復讐には
私が自ら死ぬことで お前の目の前に!

【ノルマ】
彼女の心臓にあなたを突き立ててやるのよ!

【ポッリオーネ】
ああ!お前は満足だろう 私が恐怖しているだけで!

【ノルマ】
いいえ 彼女の心臓に!

【ポッリオーネ】
やめろ 残酷な女め!

【ノルマ】
あなたを突き立ててやるのよ!

【ポッリオーネ】
私にだけお前の怒りをぶつけるがいい
だが助けてやってくれ あの無垢な娘は!

【ノルマ】
すでに私は満たされているわ あなたの眼差しに...

【ポッリオーネ】
ああ!お前には十分だ 私が苦しむだけで
私が自ら死ぬことで お前の目の前に!
私にその短剣をくれ!

【ノルマ】
何をするの?下がりなさい!

【ポッリオーネ】
短剣を 短剣を!

【ノルマ】
さあ 巫女たちよ 司祭たちよ 来なさい!


最終場
オロヴェーゾ ドルイド教徒 吟遊詩人や戦士たちが戻ってくる

【ノルマ】
そなたたちの怒りにたいし
新たな生贄を私は告げよう
ひとりの裏切りの巫女が
神聖な誓いを破ったのだ
そやつは祖国を裏切った、
そしてわれらの祖先の神を怒らせた

【オロヴェーゾとコーラス】
何という罪だ!腹立たしい!
名を明かしてくれ!

【ノルマ】
ええ 火刑台を準備なさい!

【ポッリオーネ】
ああ!もう一度お願いする
ノルマ 慈悲を!

【オロヴェーゾとコーラス】
名を明かせ!

【ノルマ】
聞くが良い
(私が罪深いのに 無実の娘を告発なんてできましょうか
自分の罪の代わりに? )

【オロヴェーゾとコーラス】
話してくれ その女は誰だ?

【ポッリオーネ】
ああ!言わないでくれ!

【ノルマ】
それは私です

【オロヴェーゾとコーラス】
そなただと!ノルマよ!

【ノルマ】
私です 火刑台を立てるのです

【オロヴェーゾとコーラス】
(私は恐怖で凍り付くぞ!)

【ポッリオーネ】
(気が遠くなりそうだ!)

【オロヴェーゾとコーラス】
そなたが 裏切り者とな!

【ポッリオーネ】
彼女のことを信じるな!

【ノルマ】
ノルマは嘘は言わぬ

【オロヴェーゾ】
おお!わが恥よ!

【コーラス】
おお!何と恐ろしい!

【ノルマ】
あなたが裏切った心が あなたが失った心が
この恐ろしき時にあなたに示されるのです
私から逃れようと試みたのは無駄なことでした
冷酷なローマ人よ あなたは私と一緒なのです
神は 運命はあなたより強いのです
私たちを結びつけます 生きる時も死ぬ時も
同じ火刑台で 私と一緒に燃やされ
そしてあなたと一緒に埋葬されましょう

【ポッリオーネ】
ああ!遅すぎたのだ お前を知るのが!
崇高な女よ 私はお前を失ったのだ!
私の後悔と共に愛は蘇った
一際絶望的な 激しい愛が!
私たちは一緒に死のう ああ そうだ 死ぬのだ!
最後の言葉は 「愛している」になるだろう
だが お前が死んでも 私を憎まないでくれ
死ぬ前に 私を許してくれ!
何をしていたのだ 天よ!

【オロヴェーゾとコーラス】
ああ!正気に戻って
われらを安心させてくれ!

【ノルマ】
司祭たちよ
私は罪を犯しています

【オロヴェーゾとコーラス】
白髪の父親は お前に頼んでいるのだ
言ってくれ それが妄想だと それが嘘だと
そなたの言ったことは馬鹿げたことなのだと!
厳格なる神がここで聞いておられる
もし何もおっしゃられず 雷も落ちて来ぬのなら
それが印ではないか その印は告げている
さほど厳しく罰しはせぬということを
ああ いや 神は罰しようとはされぬのだ!
ノルマよ!ああ!ノルマ 弁明せよ!
黙っておるのか?われらに耳も傾けぬのか?

【ノルマ】
(震えながら叫び 独白)
天よ!私の子供たちはどうなるの?

【ポッリオーネ】
ああ!哀れな!おお 苦しい!

【ノルマ】
(ポッリオーネの方を向いて)
子供たちは?

【ポッリオーネ】
おお 苦しい!

ノルマは何か思い立ったかのように彼女の父に向かって歩く このあとのシーンの間ずっとポッリオーネはノルマとオロヴェーゾの動作を交互に眺めている

【オロヴェーゾとコーラス】
ノルマは罪人なのか?言え!

【ノルマ】
はい、人間の心の想像を超えた

【オロヴェーゾとコーラス】
汚らわしい!

【ノルマ】
(オロヴェーゾに)
お聞きください

【オロヴェーゾ】
寄るな

【ノルマ】
(離れたところにようやく引っ張って行き)
お願いです!お願いです!お聞きください!

【オロヴェーゾ】
おお わが悲しみよ!

【ノルマ】
(小声でオロヴェーゾに)
私は母なのです...

【オロヴェーゾ】
母親だと!

【ノルマ】
落ち着いてください
クロティルドが私の子供たちをみていてくれています
あなたがが彼らを引き取り 野蛮人どもから
彼女と一緒に守ってやってください

【オロヴェーゾ】
だめだ!できない!行け わしを一人にしてくれ

【ノルマ】
ああ!父上!ああ!父上!
もう一度お願いします

彼女はひざまずく

【ポッリオーネとオロヴェーゾ】
ああ わが悲しみよ!

【コーラス】
おお!何と恐ろしい!

【ノルマ】
(ずっと小声でオロヴェーゾに)
ああ!あの子らを犠牲にしないでください
私の致命的な過ちの!
ああ!その花を摘み取らないでください
まだ純真なうちに!
お考えください 私があなたの血縁であることを
私の子供たちにも同情してやってください
ああ!お父さま 彼らにお慈悲を!

【ポッリオーネ】
彼は感動しているぞ

【コーラス】
泣いているぞ!祈っているぞ!

【ノルマ】
父上 泣いておられるのですか?
泣いて そしてお許しください!
ああ!お許しくださいました!
その涙はそう語っています
それ以上は求めません 私は満足です
喜んで私は火刑台に上がりましょう

【ポッリオーネ】
覚悟はできたぞ おお天よ!
ああ これ以上何も求めない!
喜んで私は火刑台に上がろう!

【オロヴェーゾ】
押しつぶされそうだ この心は
愛は勝利したのだ おお天よ!
ああ そうなのだ!おお 不幸よ!おお 不幸よ!
娘よ!ああ!
わしが慰められることは決して ああ 決してないのだ!

【コーラス】
何をいったい望むのだ?
その祈りは受け入れられはせぬ!
奪い取れ こやつの髪から冠を
穢れで包んでしまえ!
そうだ 泣いておるぞ!

【ノルマ】
父上 ああ 父上!約束してくださいますか?
ああ!お許しくださいました!
その涙はそう語っています...

【ポッリオーネ】
これ以上何も求めない おお天よ!...

【オロヴェーゾ】
ああ!止めてくれ 不幸な娘よ!
わしは約束するぞ ああ そうだとも!
ああ そうなのだ!おお 不幸よ!おお 不幸よ!
娘よ!ああ!
わしが慰められることは決して ああ 決してないのだ!

【コーラス】
何をいったい望むのだ?...
ドルイドの黒いベールでこの巫女を覆うのだ
火刑台へ行け!

【オロヴェーゾ】
行け 不幸な娘よ!

【ノルマ】
(歩いて行きながら)
父上 お別れです!

【コーラス】
火刑台へ行け そして自らを生贄とするのだ
祭壇を浄め 寺院を洗い清めるのだ
滅びに呪われし者よ!

【ポッリオーネ】
お前の火刑台は おおノルマよ 私のものだ!
ひときわ清らかな
永遠の愛が始まる!

【ノルマ】
(再び振り向いて)
父上 さようなら!

【オロヴェーゾ】
(彼女を見つめて)
さらばだ!
流れよ おお涙よ
お前は許されたのだ この父親に!

ポッリオーネとノルマは処刑台へと引きずられて行く
ATTO SECONDO

Interno dell'abitazione di Norma. Da una parte un letto romano coperto di pelle d'orso. I figli di Norma sono addormentati.

SCENA I
Comparisce Norma con una lampa e un pugnale alla mano. Siede. È pallida, contraffatta.

NORMA
Dormono entrambi,
Non vedran la mano
Che li percuote.
Non pentirti, o core;
Viver non ponno. Qui supplizio,
E in Roma obbrobrio avrian,
Peggior supplizio assai;
Schiavi d'una matrigna.
Ah! No! Giammai!
Sorge risoluta
Muoiano, sì.
Non posso avvicinarmi.
Un gel mi prende
E in fronte mi si solleva il crin.
I figli uccido!
Teneri figli.
Essi, pur dianzi delizia mia,
Essi nel cui sorriso
Il perdono del ciel mirar credei
Ed io li svenerò?
Di che son rei?
risoluta
Di Pollione son figli
Ecco il delitto.
Essi per me son morti!
Muoian per lui.
E non sia pena che la sua somigli.
Feriam.
S'incammina verso il letto; alza il pugnale; dà un grido inorridita; al grido i fanciulli si svegliano.
Ah! No! Son miei figli!
Li abbraccia piangendo amaramente.
Olà! Clotilde!


SCENA II
Entra Clotilde

NORMA
Vola. Adalgisa a me guida.

CLOTILDE
Ella qui presso
Solitaria si aggira.
E prega e plora.

Esce

NORMA
Va. Si emendi il mio fallo,
E poi, si mora.


SCENA III

ADALGISA
entrando, con timore
Mi chiami, o Norma?
sbigottita
Qual ti copre il volto tristo pallor?

NORMA
Pallor di morte.
Io tutta l'onta mia ti rivelo.
Una preghiera sola, odi, e l'adempi,
Si pietà pur merta
Il presente mio duol,
E il duol futuro.

ADALGISA
Tutto, tutto io prometto.

NORMA
Il giura.

ADALGISA
Il giuro.

NORMA
Odi, Purgar quest'aura
Contaminata dalla mia presenza
Ho risoluto, nè trar meco io posso
Questi infelici.
A te li affido.

ADALGISA
Oh ciel! A me li affidi?

NORMA
Nel romano campo guidali a lui,
Che nominar non oso.

ADALGISA
Oh! Che mai chiedi?

NORMA
Sposo ti sia men crudo;
Io gli perdono e moro.

ADALGISA
Sposo? Ah, mai!

NORMA
Pei figli suoi t'imploro.

Deh! Con te, li prendi,
Li sostieni, li difendi
Non ti chiedo onori e fasci,
A' tuoi figli ei fian serbati.
Prego sol che i miei non lasci
Schiavi, abbietti, abbandonati.
Basti a te che disprezzata,
Che tradita io fui per te.
Adalgisa, deh! ti muova
Tanto strazio del mio cor.

ADALGISA
Norma, ah! Norma, ancora amata,
Madre ancora sarai per me.
Tienti i figli.
Ah! Non, ah non fia mai
Ch'io mi tolga a queste arene!

NORMA
Tu giurasti.

ADALGISA
Sì, giurai.
Ma il tuo bene, il sol tuo bene.
Vado al campo ed all'ingrato
Tutti io reco i tuoi lamenti.
La pietà che m'hai destato
Parlerà sublimi accenti.
Spera, ah, spera, amor, natura
Ridestar in lui vedrai.
Del suo cor son io secura,
Norma ancor vi regnerà!

NORMA
Ch'io lo preghi?
Ah, no! Giammai! Ah! No!

ADALGISA
Norma, ti piega.

NORMA
No, più non t'odo.
Parti. Va.

ADALGISA
Ah, no! Giammai! Ah! No!

Mira, o Norma, a' tuoi ginocchi
Questi cari tuoi pargoletti!
Ah! Pietade di lor ti tocchi,
Se non hai di te pietà!

NORMA
Ah! Perchè, perchè la mia costanza
Vuoi scemar con molli affetti?
Più lusinghe, ah, più speranza
Presso a morte un cor non ha!

ADALGISA
Mira questi cari pargoletti,
Questi cari, ah, li vedi, ah!
Mira, o Norma, a' tuoi ginocchi, ecc.

NORMA
Ah! Perchè, perchè la mia costanza, ecc.

ADALGISA
Cedi! Deh, cedi!

NORMA
Ah! Lasciami! Ei t'ama.

ADALGISA
Ei già sen pente.

NORMA
E tu?

ADALGISA
L'amai. Quest'anima
Sol l'amistade or sente.

NORMA
O giovinetta! E vuoi?

ADALGISA
Renderti i dritti tuoi,
O teco al cielo agli uomini
Giuro celarmi ognor.

NORMA
Sì. Hai vinto. Abbracciami.
Trovo un'amica amor.

NORMA ED ADALGISA
Sì, fino all'ore estreme
Compagna tua m'avrai.
Per ricovrarci insieme
Ampia è la terra assai.
Teco del fato all'onte
Ferma opporrò la fronte,
Finchè il tuo core a battere
Io senta sul mio cor, sì.

Partono


SCENA IV
Luogo solitario presso il bosco dei Druidi cinto da burroni e da caverne. In fondo un lago attraversato da un ponte di pietra.

GUERRIERI GALLI
Non partì!
Finora è al campo!
Tutto il dice: i feri carmi,
Il fragor, dell'armi il suon,
Il suon dell'armi,
Dell'insegne il ventilar.
Un breve inciampo
Non ci turbi, non ci arresti
Attendiam, attendiam.
Un breve inciampo
Non ci turbi, non ci arresti
E in silenzio il cor s'appresti
La grand'opra a consumar!


SCENA V

OROVESO
entrando
Guerrieri! A voi venirne
Credea foriero d'avvenir migliore!
Il generoso ardore,
L'ira che in sen vi bolle
Io credea secondar,
Ma il Dio non volle.

GUERRIERI GALLI
Come? Le nostre selve
L'abborrito Proconsole non lascia?
Non riede al Tebro?

OROVESO
Ma più temuto il e fiero
Latino condottiero
A Pollione succede.

GUERRIERI GALLI
E Norma il sa?
Di pace è consigliera ancor?

OROVESO
Invan di Norma la mente investigai.

GUERRIERI GALLI
E che far pensi?

OROVESO
Al fato piegar la fronte,
Separarci, e nulla lasciar sospetto
Del fallito intento.

GUERRIERI GALLI
E finger sempre?

OROVESO
Cruda legge! Il sento.
con ferocità
Ah! Del Tebro al giogo indegno
Fremo io pure,
All'armi anelo!
Ma nemico è sempre il cielo,
Ma consiglio è simular.

GUERRIERI GALLI
Ah sì, fingiamo, se il finger giovi,
Ma il furor in sen si covi.

OROVESO
Divoriam in cor lo sdegno,
Tal che Roma estinto il creda.
Di verrà, sì, che desto ei rieda
Più tremendo a divampar.

GUERRIERI GALLI
Guai per Roma allor che il segno
Dia dell'armi il sacro altar!
Sì, ma fingiam, se il finger giovi,
Ma il furore in sen si covi!
Guai per Roma, allor che il segno
Dia dell'armi il sacro altar!

OROVESO
Simuliamo, sì,
Ma consiglio è il simular!
Di verrà, che desto ei rieda
Più tremendo a divampar!

GUERRIERI GALLI
Ma fingiamo è consiglio il simular,
Sì, fingiamo!


SCENA VI
Tempio d'Irminsul. Da un lato, l'ara dei Druidi.

NORMA
Ei tornerà.
Sì. Mia fidanza è posta in Adalgisa.
Ei tornerà pentito,
Supplichevole, amante.
Oh! A tal pensiero
Sparisce il nuvol nero
Che mi premea la fronte,
E il sol m'arride
Come del primo amore ai dì,
Ai dì felici.

Entra Clotilde

Clotilde!

CLOTILDE
O Norma! Uopo è d'ardir.

NORMA
Che dici?

CLOTILDE
Lassa!

NORMA
Favella. Favella.

CLOTILDE
Indarno parlò Adalgisa, e pianse.

NORMA
Ed io fidarmi di lei dovea?
Di mano uscirmi,
E bella del suo dolore,
Presentarsi all'empio ella tramava.

CLOTILDE
Ella ritorna al tempio.
Triste, dolente,
Implora di profferir suoi voti.

NORMA
Ed egli?

CLOTILDE
Ed egli rapirla giura
Anco all'altar del Nume.

NORMA
Troppo il fellon presume.
Lo previen mia vendetta,
E qui di sangue, sangue roman,
Scorreran torrenti.

Norma corre all'altare e batte tre volte lo scudo d'Irminsul.


SCENA VII
Accorrono da varie parti Oroveso, i Druidi, i Bardi e le Ministre. Norma si colloca sull'altare

OROVESO E CORO
di dentro
Squilla il bronzo del Dio!
Tutti entrano in scena.
Norma! Che fu?
Percosso lo scudo d'Irminsul,
Quali alla terra decreti intima?

NORMA
Guerra, strage, sterminio.

OROVESO E CORO
A noi pur dianzi pace
S'imponea pel tuo labbro!

NORMA
Ed ira adesso,
Stragi, furore e morti.
Il cantico di guerra alzate, o forti.

Guerra, guerra!
Sangue, sangue! Vendetta!
Strage, strage!

OROVESO E CORO
Guerra, guerra! Le galliche selve
Quante han quercie producon guerrier:
Qual sul gregge fameliche belve,
Sui Romani van essi a cader!

Sangue, sangue! Le galliche scuri
Fino al tronco bagnate ne son!
Sovra il flutti dei Ligeri impuri
Ei gorgoglia con funebre suon!

Strage, strage, sterminio, vendetta!
Già comincia, si compie, s'affretta.
Come biade da falci mietute
Son di Roma le schiere cadute!

Tronchi i vanni, recisi gli artigli.
Abbattuta ecco l'aquila al suol!
A mirare il trionfo de' figli
Ecco il Dio sovra un raggio di sol!

OROVESO
Nè compi il rito, o Norma?
Nè la vittima accenni?

NORMA
Ella fia pronta.
Non mai 'altar tremendo
Di vittime mancò.
Ma qual tumulto?


SCENA VIII

CLOTILDE
entra frettolosa
Al nostro tempio insulto
Fece un Romano.
Nella sacra chiostra
Delle vergini alunne egli fu colto!

OROVESO E CORO
Un Romano?

NORMA
(Che ascolto? Se mai foss'egli?)

OROVESO E CORO
A noi vien tratto.


SCENA IX
Pollione entra, fra Galli armati.

NORMA
(È desso!)

OROVESO E CORO
È Pollion!

NORMA
(Son vendicata adesso.)

OROVESO
Sacrilego nemico, e chi ti spinse
A violar queste temute soglie.
A sfidar l'ira d'Irminsul?

POLLIONE
Ferisci. Ma non interrogarmi.

NORMA
svelandosi
Io ferir deggio.
Scostatevi.

POLLIONE
Che veggio? Norma!

NORMA
Sì. Norma.

OROVESO E CORO
Il sacro ferro impugna,
Vendica il Dio.

NORMA
prende il pugnale dalle mani d'Oroveso
Sì. Feriam.
Si arresta.
Ah!

OROVESO E CORO
Tu tremi?

NORMA
(Ah! Non poss'io.)

OROVESO E CORO
Che fia? Perchè t'arresti?

NORMA
(Poss'io sentir pietà?)

OROVESO E CORO
Ferisci!

NORMA
Io deggio interrogarlo,
Investigar qual sia l'insidiata
O complice ministra
Che il profano persuase a fallo estremo.
Ite per poco.

OROVESO E CORO
(Che far pensa?)

POLLIONE
(Io fremo.)

Oroveso e il coro si ritirano. Il tempio rimane sgombro.

SCENA X

NORMA
In mia man alfin tu sei:
Niun potria spezzar tuoi nodi.
Io lo posso.

POLLIONE
Tu nol dei.

NORMA
Io lo voglio.

POLLIONE
E come?

NORMA
M'odi.
Pel tuo Dio, pei figli tuoi,
Giurar dei che d'ora in poi
Adalgisa fuggirai,
All'altar non la torrai,
E la vita io ti perdono,
E mai più ti rivedrò.
Giura.

POLLIONE
No. Si vil non sono.

NORMA
Giura, giura!

POLLIONE
Ah! Pria morrò!

NORMA
Non sai tu che il mio furore
Passa il tuo?

POLLIONE
Ch'ei piombi attendo.

NORMA
Non sai tu che ai figli in core
Questo ferro?

POLLIONE
Oh Dio! Che intendo?

NORMA
Sì, sovr'essi alzai la punta.
Vedi, vedi a che son giunta!
Non ferii, ma tosto, adesso
Consumar potrei l'eccesso.
Un istante, e d'esser madre
Mi poss'io dimenticar!

POLLIONE
Ah! Crudele, in sen del padre
Il pugnal tu dei vibrar!
A me il porgi.

NORMA
A te?

POLLIONE
Che spento cada io solo!

NORMA
Solo? Tutti!
I Romani a cento a cento
Fian mietuti, fian distrutti,
E Adalgisa …

POLLIONE
Ahimè!

NORMA
Infedele a suoi voti …

POLLIONE
Ebben, crudele?

NORMA
Adalgisa fia punita,
Nelle fiamme perirà, sì, perirà!

POLLIONE
Ah! Ti prendi la mia vita,
Ma di lei, di lei pietà!

NORMA
Preghi alfine?
Indegno! È tardi.
Nel suo cor ti vo' ferire,
Sì, nel suo cor ti vo' ferire!

Già mi pasco ne' tuoi sguardi,
Del tuo duol, del suo morire,
Posso alfine, io posso farti
Infelice al par di me!

POLLIONE
Ah! T'appaghi il mio terrore!
Al tuo piè son io piangente!
In me sfoga il tuo furore,
Ma risparmia un'innocente!
Basti, basti a vendicarti
Ch'io mi sveni innanzi a te!

NORMA
Nel suo cor ti vo' ferire!

POLLIONE
Ah! T'appaghi il mio terrore!

NORMA
No, nel suo cor!

POLLIONE
No, crudel!

NORMA
Ti vo' ferire!

POLLIONE
In me sfoga il tuo furore,
Ma risparmia un'innocente!

NORMA
Già mi pasco ne' tuoi sguardi, ecc

POLLIONE
Ah! Ti basti il mio dolore
Ch'io mi sveni innanzi a te!
Dammi quel ferro!

NORMA
Che osi? Scostati!

POLLIONE
Il ferro, il ferro!

NORMA
Olà, ministri, sacerdoti, accorrete!


SCENA ULTIMA
Ritornano Oroveso, i Druidi, i Bardi e i Guerrieri.

NORMA
All'ira vostra
Nuova vittima io svelo.
Una spergiura sacerdotessa
I sacri voti infranse,
Tradì la patria,
E il Dio degli avi offese.

OROVESO E CORO
O delitto! O furor!
La fa palese!

NORMA
Sì, preparate il rogo!

POLLIONE
Oh! Ancor ti prego,
Norma, pietà!

OROVESO E CORO
La svela!

NORMA
Udite.
(Io rea l'innocente accusar
Del fallo mio?)

OROVESO E CORO
Parla. Chi è dessa?

POLLIONE
Ah! Non lo dir!

NORMA
Son io.

OROVESO E CORO
Tu! Norma!

NORMA
Io stessa. Il rogo ergete.

OROVESO E CORO
(D'orrore io gelo!)

POLLIONE
(Mi manca il cor!)

OROVESO E CORO
Tu delinquente!

POLLIONE
Non le credete!

NORMA
Norma non mente.

OROVESO
Oh! Mio rossor!

CORO
Oh! Quale orror!

NORMA
Qual cor tradisti, qual cor perdesti
Quest'ora orrenda ti manifesti.
Da me fuggire tentasti invano,
Crudel Romano, tu sei con me.
Un nume, un fato di te più forte
Ci vuole uniti in vita e in morte.
Sul rogo istesso che mi divora,
Sotterra ancora sarò con te.

POLLIONE
Ah! Troppo tardi t'ho conosciuta!
Sublime donna, io t'ho perduta!
Col mio rimorso è amor rinato,
Più disperato, furente egli è!
Moriamo insieme, ah, sì, moriamo!
L'estremo accento sarà ch'io t'amo.
Ma tu morendo, non m'abborrire,
Pria di morire, perdona a me!
Che feci, o ciel!

OROVESO E CORO
Oh! In te ritorna,
Ci rassicura!

NORMA
ai Sacerdoti
Io son la rea.

OROVESO E CORO
Canuto padre te ne scongiura,
Di che deliri, di che tu menti,
Che stolti accenti uscir da te!
Il Dio severo che qui t'intende,
Se stassi muto, se il tuon sospende,
Indizio è questo, indizio espresso
Che tanto eccesso punir non de',
Ah no, che il Dio punir non de'!
Norma! Deh! Norma, scolpati!
Taci? Ne ascolti appena?

NORMA
scuotendosi con grido, fra sè
Cielo! E i miei figli?

POLLIONE
Ah! Miseri! Oh pena!

NORMA
volgendosi a Pollione
I nostri figli?

POLLIONE
Oh pena!

Norma, come colpita da un'idea, s'incammina verso il padre. Pollione in tutta questa scena osserverà con agitazione i movimenti di Norma ed Oroveso.

OROVESO E CORO
Norma sei rea? Parla!

NORMA
Sì, oltre umana idea.

OROVESO E CORO
Empia!

NORMA
ad Oroveso
Tu m'odi.

OROVESO
Scostati.

NORMA
a stento trascinandolo in disparte
Deh! Deh! M'odi!

OROVESO
Oh, mio dolor!

NORMA
piano ad Oroveso
Son madre …

OROVESO
Madre!

NORMA
Acquetati.
Clotilde ha i figli miei.
Tu li raccogli, e ai barbari
Gl'invola insiem con lei.

OROVESO
No! Giammai! Va. Lasciami.

NORMA
Ah! Padre! Ah! Padre!
Un prego ancor.

S'inginocchia.

POLLIONE ED OROVESO
Oh, mio dolor!

CORO
Oh, qual orror!

NORMA
sempre piano ad Oroveso
Deh! Non volerli vittime
Del mio fatale errore!
Deh! Non troncar sul fiore
Quell'innocente età!
Pensa che son tuo sangue,
Abbi di lor pietade!
Ah! Padre, abbi di lor pietà!

POLLIONE
Commosso è già.

CORO
Piange! Prega!

NORMA
Padre, tu piangi?
Piangi e perdona!
Ah! Tu perdoni!
Quel pianto il dice.
Io più non chiedo. Io son felice.
Contenta il rogo io ascenderò!

POLLIONE
Sì, è già. Oh ciel!
Ah, più non chiedo!
Contento il rogo io ascenderò!

OROVESO
Oppresso è il core.
Ha vinto amor, oh ciel!
Ah, sì! Oh, duol! Oh, duol!
Figlia! Ah!
Consolarm'io mai, ah, non potrò!

CORO
Che mai spera?
Qui respinta è la preghiera!
Le si spogli il crin del serto,
La si copra di squallor!
Sì, piange!

NORMA
Padre, ah, padre! Tu mel prometti?
Ah! Tu perdoni!
Quel pianto il dice, ecc.

POLLIONE
Più non chiedo, oh ciel! ecc.

OROVESO
Ah! Cessa, infelice!
Io tel prometto, ah, sì!
Ah sì! Oh, duol! Oh, duol!
Figlia! Ah!
Consolarm'io mai, ah, non potrò!

CORO
Che mai spera? ecc.
I Druidi coprono d'un velo nero la Sacerdotessa.
Vanne al rogo!

OROVESO
Va, infelice!

NORMA
incamminandosi
Padre, addio!

CORO
Vanne al rogo ed il tuo scempio
Purghi l'ara e lavi il tempio,
Maledetta estinta ancor!

POLLIONE
Il tuo rogo, o Norma, è il mio!
Là più santo
Incomincia eterno amor!

NORMA
si volge ancora una volta
Padre Addio!

OROVESO
la guarda
Addio!
Sgorga o pianto,
Sei permesso a un genitor!

Pollione e Norma sono trascinati al rogo.



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