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第一幕

Nr. 1 -導入

ローマの大通り。 後方の突き当りにラテラン教会がある。 右側前方にリエンツィの家。夜。


オルシーニが六人から八人くらいの貴族を連れてリエンツィの家の前にいる。

オルシーニ
ここだ、ここだ。皆、うまくやってくれよ。
窓に梯子をかけろ。
(二人の貴族が梯子を立て掛け、開け放たれた窓から中に入っていく。)
ローマ最高の美女はおれのものになるぞ。
そうしたら何と讃えられることか。

さっきの貴族たちがイレーネを家から連れ出してくる。

イレーネ
助けて!助けて!どうしたらいいの!

オルシーニ家の人々
やあ、平民の家から誘拐するのは
じつに愉快だ!

イレーネ
この悪党!よくもこんなことができるわね!

オルシーニ家の人々
逆らわないでおくれ、可愛い子ちゃん。
みんなおまえの求婚者なんだからね。

オルシーニ
おばかさん、おいで。そう怒らずに。
悪いことはしないから。まずは自己紹介が必要だな。

イレーネ
誰か助けてくれる人はいないの?

オルシーニと彼の一族
ハハ、まったく美しい人だ!さあ、退散しよう!

彼らはイレーネを無理やり連れていく。コロンナが八人の貴族を連れて行く手を塞ぎ、オルシーニたちを押し返す。

コロンナ
オルシーニだな。その娘をよこせ!

オルシーニ
何と、コロンナか。いや、この子は渡さんぞ!

コロンナ家の人々
コロンナ万歳!

オルシーニ家の人々
オルシーニ万歳!

コロンナ
娘を放せ!

オルシーニ
そんなら押さえてみろ!

彼らは戦う。アドリアーノが武装した手下を連れてくる。

アドリアーノ
いったい何の争いだ?さあ、コロンナのために戦おう!
(新たな戦い。)
これは?何と!イレーネだ!
放しなさい!僕がこの人を守る!

彼は道をかき分けてイレーネのもとに急ぎ、彼女を解放する。

コロンナ
いいぞ、さすが我が息子だ!彼女はおまえにやろう。

アドリアーノ
彼女に触らないでくれ!僕の命を捨ててもいい!

オルシーニ
たしかによくやった!
だが、悪いが彼女はおれのものだ!

彼はアドリアーノにつかみかかる。

コロンナ
(自分の味方に)
こら、ぼさっとするな!叩きのめせ!

コロンナ家の人々
コロンナ!

また新たな戦い。 あまりの騒動に次第に大勢の民衆が集まってくる。

民衆
何たる騒ぎだ!争いはやめてくれ!

オルシーニ
まだやめられん!

コロンナ
全員やっつけてしまえ!

民衆は石やステッキを振りかぶる。

民衆
コロンナを倒せ!オルシーニを倒せ!

誰もが争う。枢機卿が側近を連れて登場。

枢機卿
ならず者ども!争いはやめなさい。
神の使節たる私が静粛を命じますぞ。

コロンナ
枢機卿殿、教会にいらしてください。
大通りは我々だけで充分ですので。

枢機卿
何たる言い草!

オルシーニ
ミサでもやってろ。
とっとと出て行け!

枢機卿
破廉恥な!
私は神の使いですぞ!

コロンナ
聖職者殿、ご退場願います!

民衆
冒涜者、ちゃんと聞け!

貴族たち
突進だ!枢機卿、道を開けろ!

戦いはますます激しくなる。枢機卿は争いの中に飛び込むが、民衆が守る。
リエンツィがバロンチェリとチェッコを伴って現れる。

リエンツィ
静かに!
(民衆に)
おまえたちは私に誓ったことを
忘れたのか?
(民衆は枢機卿を助けた後、リエンツィの登場ですぐに争いから手を引く。貴族たちはリエンツィの周りを圧するような態度に驚き、彼の眼差しに人々は何も言えなくなる。)

(貴族たちに)
教会の前を守るのが
そなたらの役割ではなかったか?
(イレーネはリエンツィのもとに走り、彼の胸に顔をうずめる。リエンツィは窓に立てかけられた梯子を見て即座に事情を察したようで、貴族たちに怒り狂った眼差しを向ける。)

分かったぞ、すべてはおまえたちの仕業だったのだな!
かつてはまだあどけない少年だった私の弟を殺し、
今度は妹を辱めようとしたのか!
おまえたちの悪行はとどまるところを知らぬのだな!
古い歴史を誇るローマ、世界の女王たる街、
それをおまえたちは盗賊の巣に変え、
自ら教会を荒らしているではないか。巡礼者たちがもはや
敬虔な祝典のためにローマに来ることがなくなってしまったから
ペテロの椅子は遠い彼方のアヴィニョンに移さねばならなかった。それもおまえたちが盗賊みたいに群がっているからなのだ!
誇り高きローマは荒れ果て、貧しく、汚されてしまった。そして哀れな男に残されたただ一つのものをおまえたちは奪ったのだ。
泥棒のごとく人家に押し入って、
男を殺し、女の貞操を奪う。
周りを見たまえ、おまえたちが壊したものをよく見るのだ。
あの神殿や柱がおまえたちにこう語りかけるのが聞こえないか。
「ローマは歴史ある、自由で偉大な街だったのに。
かつては世界を支配し、その市民は
王の中の王だったはずなのに!」と。
悪人ども、言いたまえ、今そのローマ精神はどこにある?

民衆
ああ、リエンツィ!リエンツィ!リエンツィ、万歳!

貴族たち
厚かましい!聞いたか?

オルシーニ
黙ってはいないぞ。あいつの舌を引き抜け!

コロンナ
勝手にしゃべらせなさい。愚かな戯言に過ぎないさ!

オルシーニ
平民のくせに!

コロンナ
書記殿、明日私の城においでいただきたい。
あなたのお美しい、ためになる演説に
いくらかお支払いしようかと存じますので。

貴族たち
ハハ!あの馬鹿者を笑ってやろう!

オルシーニ
笑ってやろう!

コロンナ
笑ってやろう!

オルシーニ
さぞ高貴な家の出なんだろうさ。

コロンナ
それはまず間違いない!

貴族たち
それ、偉大なお方を敬い申し上げろ。
何もできやしないが、口はうまいぞ!

バロンチェリ、チェッコ、民衆
あいつらの侮辱を放っておくのですか?
やつらに厳しい処罰を!

リエンツィ
いや、やめてくれ。
彼らが報いを受けるのは遠い日のことではない。
暴力に訴えるな。誓いを忘れてはいけない。

オルシーニ
さてと、冗談はこれくらいにしようぜ。
戦いの続きをやって決着をつけよう。

コロンナ
だが、平民の前でやるのはよそう。
夜明け前に門の前でやろうではないか。

オルシーニ
大勢の兵を連れて行くから覚悟しろよ。

コロンナ
槍を持って男対男の対決だ。
コロンナのために戦え!

オルシーニ
オルシーニのために戦え!

貴族たち
コロンナ/オルシーニのために戦え!

オルシーニ、コロンナ、貴族たち
さあ、いざ出陣だ!
槍を持って馬に乗ろう!
暁の霧の中で、
オルシーニ/コロンナのために剣が抜かれる!

バロンチェリ、チェッコ、民衆
あの不埒な連中の思い上がりもいいとこだ。
剣を手に戦おうというわけか。
あなたはいつになったらやつらに復讐して
我々に平和を返してくださるのですか?

コロンナ家の人々
コロンナのために戦おう!

オルシーニ家の人々
オルシーニのためだ!

貴族たちは人ごみをかき分けて去っていく。

リエンツィ
(今まで黙ったまま考え込んでいたが)
ローマのために!
(民衆はさらにリエンツィのほうに近寄る。)
やつらは門の外に出たな。
よし、閉め出してやろう!

枢機卿
リエンツィ、いつになったら本気で
あの思い上がった貴族どもを打ち砕いてやるのです?

バロンチェリ
リエンツィ、あなたが約束された
あの希望の日はいつ訪れるのです?

チェッコ
まったくいつになったら平和になって、
あの破廉恥どもから守られるのか。

民衆
リエンツィ、我々はいつも忠誠を守ってきました。
あなたこそ真のローマ人です。いつ我々を解放してくださるのですか?

リエンツィ
(枢機卿を脇に連れて行って)
枢機卿殿、よく考えてくれ。
神聖な教会を頼ってもいいのか?

枢機卿
目標をしっかりと見据えて、すべての中心に、
神聖なる指導者になってください!

リエンツィ
そうか、それならばそうしよう。貴族どもはまもなく
街から見捨てられる。その時が来たのだ!
皆の者、そなたらの家々には平和が訪れるだろう。
祈りを捧げて、眠りにつくといい。
だが、トランペットが
長く響き渡る音を聞いたら
皆起きて、ここに来るように。
ローマの子孫に自由を告げようと思うから。
だがローマ人にふさわしく
厳粛に、決して乱痴気騒ぎなど起こしてはならない!

来る日を歓迎しよう。
そなたらが恥辱から救われるように!

枢機卿
高遠な使命が行われている時、
私もそばにいて祝福いたしましょう。
近づきつつある日の出に祝福を。
我らの恥辱が復讐されんことを!

バロンチェリ、チェッコ、民衆
あなたに心からの忠誠を誓います。
すぐにもローマが自由を取り戻しますように!
高遠な日よ、ようこそ。
我々の恥辱を晴らしたまえ!


Nr. 2 - 三重唱
リエンツィ、アドリアーノ、イレーネ。
リエンツィ、アドリアーノとイレーネが残る。アドリアーノは非常に驚き、今までの間深く思いをめぐらせながら脇に立っていた。リエンツィは激しくイレーネを抱きしめる。

リエンツィ
ああ、イレーネ。何があったのか話しておくれ。
無事かい?

イレーネ
私、助けられたの。あの方よ。
あの方が私を解放してくださったの。

リエンツィ
アドリアーノ、おまえがか!何ということだ、
コロンナ家の者が女性の名誉を救ってくれたのか?

アドリアーノ
僕は正義のためなら命も捨てる覚悟でいます。
なぜそんなことを?僕をご存じないのですか?
僕は盗賊じゃありませんよ。

リエンツィ
しかし、きみはなぜここにいる?
コロンナ家の戦いに出なくていいのか?

アドリアーノ
あなたのお言葉を聞いてしまったものですから。
あなたが何を考えておいでなのか分かったのです。
あなたが誰なのか、僕はうすうす感じています。
でも、あなたの敵にはなれないのです!

リエンツィ
きみは高潔な人だと聞いている。
不品行のうわさなど何一つ聞いていない。
アドリアーノ、きみを友と呼んでもいいのか?

アドリアーノ
リエンツィ、何をなさろうというのですか?
あなたはとても偉大な方のようだ。おっしゃってください、
いったいそのお力を何に使うおつもりですか?

リエンツィ
ローマを自由で偉大な街にし、
目覚めさせるのだ。
そしてきみが見下していた者たちを
ローマの自由な市民へと昇格させるのだ。

アドリアーノ
恐ろしい、僕たちの血で贖うのですね!
リエンツィ、僕らはそんなに卑しくはありません…。
(行こうとするが、イレーネが目に止まる。)
だめだ、行けない。この心を
抑えることができたらいいのに!
ああ、恐ろしくてならないのに、
逃げることができない!

リエンツィ
アドリアーノ、よく聞いてくれ。
私はかなり大胆な計画を考えているが、
きみの立場を悪くするつもりなどない。
私は掟に沿って
民衆を指導するだけだ。
きみたち貴族には泥棒から
真の貴族へと改心してもらい、
街の守り手、あるいは秩序の柱を務めてもらうつもりだが、
異論はあるか?

アドリアーノ
僕は掟を忠実に守る
最初の貴族になりましょう。
しかし、あなたのお望みは
血によってしか得られないのでは…。
臆病な暴徒の怒りと
そして、僕の兄弟や父の命を代償になさるのでしょう!

リエンツィ
哀れな考え方だ!血などと!やめてくれ!
私は人が殺されるのを見たのだーだが、復讐はしていない!
私のかわいそうな弟、かわいい子どもだったあの子が
テベレの岸でイレーネの花冠を持って
無邪気に遊んでいた時に、
何を勘違いしたか残酷にもあの子を殺してしまったのは
誰だっただろうか。身内を殺されたことを赦して
私が正義の守り手に任命したのは誰だっただろうか。

アドリアーノ
ああ、ひどいことを!あれはコロンナだった!

リエンツィ
そうだ、コロンナ家の男だ!あの哀れな少年が
貴族のコロンナに何をしたというのだろうか。
血!そうとも、コロンナ家のアドリアーノよ、
弟の心臓から流れ出した血に
私は深く手を浸し、誓いを立てたのだ。
たとえ肉親を殺されようとも
決して復讐はすまい、と!

アドリアーノ
リエンツィ、あなたには尊敬を抱かずにはいられません。
ああ、どうしたらその罪を償えるのか。

リエンツィ
アドリアーノ、友になってくれ。ローマ人になるのだ!

アドリアーノ
(感動して)
ローマ人にですか?どうか僕を仲間にしてください!

自由なローマ精神は僕の心にも
まだ息づいている。
崇高な喜びと
恥辱の抗いがたい苦痛を感じる。
すべての罪を償うために
僕はあなたに命を捧げましょう。
自由に満ちたローマへと、
幸福と喜びが僕を迎えてくれる!

イレーネ
自由なローマ精神はあの方の心にも
息づいているようだわ。
何て嬉しいことでしょう、
今までの苦しみをすべて忘れそうなほどよ。
聖なる愛の絆が
私の心をあなたのほうへと引きつける。
自由に満ちたローマへと、
幸福と喜びが私を迎えてくださるんだわ!

リエンツィ
彼の心にも
自由なローマ精神は残っているようだ。
崇高な喜びと
恥辱の抗いがたい苦しみを感じる。
誰がこんな恥辱に耐えられるだろうか。
友に民衆を解放しよう!
ローマが自由を取り戻せば
幸福がきみに微笑み、偉大な人となるだろう!

リエンツィ
さあ、時間だ。高遠な使命を果たさねば。
アドリアーノ、きみに妹を預けよう。
きみは恥辱の危機から彼女を救ってくれた。
今一度守ってやってくれ。きみが高貴で自由な感覚を備えた人だと信頼する証として頼むのだ。
またあとで会おう。自由は間近だ!

彼は舞台の奥へと退場。

Nr. 3 - 二重唱
アドリアーノとイレーネが残る。

アドリアーノ
お兄様は僕にきみを預けて行かれた。
ああ、きみ、僕を信頼してくれるかい?

イレーネ
信頼しないはずがないわ。だって、あなたは
私の命の恩人ですもの。

アドリアーノ
だけど、僕の名前はコロンナなんだよ。
きみにとってもお兄様にとっても憎むべき存在だよ。
逃げたくならないの?

イレーネ
どうしてわざわざそのいやな名前を口にするの?
その名前を聞いたらあなたのことまで
怖くなるじゃないの。私の救い主なのに。
いらいらさせて、せっかく助けてもらった恩義を
忘れさせないでちょうだい。

アドリアーノ
ああ、頼むからいまは悲しいことを言わないでくれ。
ローマにも僕たちにも危機が迫ってるんだ。
お兄様は素晴らしい精神の持ち主だね。ああ、でも!
僕は彼が破滅するんじゃないか心配なんだ。
暴徒に裏切られ、
貴族たちに失脚させられたら…。
ああ、イレーネ、そうなったらきみはどうなるだろう?
だけど、万一のことがあったら僕がちゃんと守るよ。
肉親が何と言おうと構わない。
僕は命も財産もきみに捧げる!

イレーネ
それで、私が幸せになれると思って?

アドリアーノ
何も言わないでくれ。
きみの幸福を考えるとどうしていいか分からないんだ。
でも、夜と死が襲ってこようとも
僕はきみに永遠の忠誠を誓うよ!

アドリアーノ
きみの優しいまなざしが
悩み多い人生を慰めてくれるんだ。
運命は僕ときみを
引き裂こうとしている。
でも、たとえ世界が崩れ、
あらゆる希望が断ち切られても
愛は私たちに
新たな拠りどころを与えてくれるんだ。

イレーネ
愛の幸せは悩みに満ちた世界に
喜びを与えてくれるわ。
運命は私たちを
引き裂こうとしている。
でも、たとえ世界が崩れ、
あらゆる希望が断ち切られても
愛は私たちに
新たな拠りどころを与えてくださるわ。

後方でトランペットが鳴る。

イレーネ
ああ、何て気味の悪い響きでしょう!

アドリアーノ
僕は慣れっこだよ。あれはコロンナの人たちさ。

激しい喧騒の中、ラッパ吹きを先頭に、武装したコロンナ家の者たちが歩いたり馬に乗ったりして通りに現れる。

イレーネ
(家の中に逃げ込もうとして)
ああ、あの人たち、獲物を捜してるんだわ!

アドリアーノ
大丈夫、ここにおいで。僕がついているから。

オルシーニ家のトランペット。彼らも武装して馬に乗り、騒がしく通りに出てくる。

アドリアーノ
今度はオルシーニだ。泥棒根性の連中だよ。
みんな自信満々で戦いに出陣だ!
みんなして殺人か破廉恥なことしか頭にない!
ぞっとするよ。何と恐ろしいことだろう!
恐ろしくて動悸が打ってくるほどだ!
でも、この感情が僕の心にあることに感謝するよ。
だって、いっそう僕の愛を強くしてくれるんだ。

アドリアーノとイレーネ
たとえ世界が崩れ、
あらゆる希望が断ち切られても
愛は私たちに
新たな拠りどころを与えてくれる!

二人は固く抱き合う。
遠くから音を長く引き伸ばしたトランペットの響きが
聞こえる。
少し音が近づく。

イレーネ
(抱擁から身をほどいて)
まあ、あの響きは?

アドリアーノ
気味が悪い!
音が近づいてくる。
いったいあれは何だろう?
コロンナの戦いの合図じゃなさそうだな。


Nr. 4 -フィナーレ

旗手が登場、ラッパ吹きは旗手の傍らで音を伸ばしながら出てくる。アドリアーノとイレーネは脇に退く。家々から人々が飛び出してきて、広場はラテラン教会に至るまであっという間に民衆の群れで埋め尽くされ、歓声にあふれる。



民衆
(熱狂的に)
万歳、万歳、素晴らしい日だ!
いよいよ時が近づいた!恥辱は拭い去られる!

ラテラン教会の窓に暁の光が輝き、中からオルガンが聞こえてくると、民衆は興奮を静めてひざまずく。大通りはラテラン教会の前まで人で埋め尽くされる。


ラテラン教会からの合唱
眠れる人よ、皆目覚めよ。
喜ばしき知らせを聞くがよい。
天からローマを清め給う星が
新たな光を注ぐ!
見よ、かの星は太陽のごとく輝き、
はるか後世にまで勝利をもたらす!
恥辱は死に絶えて夜に沈み、
自由の光が喜びの日に輝く!

教会の歌が終わるまで人々は緊張の面持ちでひざまずいている。オルガンが再び鳴り響いたところで教会の門が大きく開かれ、中に司祭たちや聖職者たちがいるのが見える。リエンツィが枢機卿を伴って大階段を下りてくる。バロンチェリとチェッコ・デル・ヴェッキオがつづく。リエンツィは立派な衣装に身を包んでいるが、頭には何も載せていない。彼が現れると、民衆はさっと立ち上がり、熱狂的に歓声を上げる。




民衆
リエンツィ!リエンツィ、万歳!
救い主が近づく!苦悩はもう終わりだ!

リエンツィ
(厳かに)
新たによみがえれ、偉大なるローマよ!
自由になれ。ローマ人は皆自由だ!

民衆
ローマを自由に!すべてのローマ人に自由を!

リエンツィ
ローマが自由であるためには掟が必要だ。
すべてのローマ人は秩序を守るように。
暴力と強盗は厳しく罰する。
盗賊はローマの敵だ!
ローマは今そうであるように、
思い上がった者どもには扉を閉ざすが、
平和をもたらし、掟に従う者には
温かく歓迎する。
敵はそなたらの怒りに触れ、
悪しき者は滅びよ。
巡礼が自由に、喜ばしく訪れ、
牧人がのんびりと羊を守る街となれ!
さあ、掟を守ることを誓うのだ。
自由なローマ人は聖なる誓いを立てるのだ!

民衆
自由をもたらす救い主、偉大な英雄!
リエンツィ、我々の誓いをお聞きください。
我々はローマを、かつてのように、
偉大で自由な街にすることを誓います。
この街を暴力や卑劣な行いから守るためなら
我々の最後の血を捧げることも厭いません。
ローマの名誉を汚す者には
破滅と死を!
人々が我々の先祖のごとく
偉大な精神へと生まれ変わりますように!

チェッコ・デル・ヴェッキオが民衆の中から進み出る。

チェッコ
ローマ人たちよ、我々が自由になれたのは
ひとえに彼のおかげです。
ローマがかつてどうであったか、またどうであるべきか
教えてくださったのは彼です。
彼は我々を自由な民衆にしてくださいました。
どうか私の意見をお聞きください。
彼に王となっていただきましょう!

民衆
(興奮して)
リエンツィ、万歳!ローマの王、万歳!

アドリアーノ
(独白。)
かわいそうな方だ!王になどなれるだろうか。

皆激しく興奮するが、リエンツィが口を開くとすぐに静まる。


リエンツィ
いや、王にはならない。そなたたちには自由であって
ほしい。ここを支配しているのは聖なる教会だ。
秩序を管理するのは元老院だ。
だが、そなたたちが正義の守り手に
私を選んでくれるのなら
そなたたちの先祖に目を向け、
私のことは民衆の護民官と呼んでほしい。

民衆、バロンチェリ、チェッコ
リエンツィ、民衆の護民官たるあなたに祝福を!
我々の自由にお守りを!

リエンツィは枢機卿の前にひざまずく。

枢機卿
聖なる父はあなたに祝福をお与えになります。
あなたこそは護民官にして平和の英雄!

イレーネ
栄光に包まれたお兄様に祝福を!

アドリアーノ
(感動して)
すべての祝福があなたにあるように!

リエンツィ
(立ち上がって)
ローマ人たちよ、そなたらとそなたらの権利を
守ることを誓う。
ローマが末永く栄えるように!

民衆
自由をもたらすお方、救世主、偉大なる英雄!
ローマ市民が皆あなたへの誓いを守らんことを!

民衆、イレーネ、アドリアーノ、バロンチェリ、チェッコ
我々はローマをかつてのように、
偉大で自由な街にすることを誓います。
この街を暴力や卑劣な行いから守るためなら
我々の最後の血を捧げることも厭いません。
ローマの名誉を汚す者には
破滅と死を!
人々が我々の先祖のごとく
偉大な精神へと生まれ変わりますように!

幕が下りる。
ERSTER AKT

Nr. 1 - Introduktion

Eine Strasse Roms, welche im Hintergrunde durch die Lateran-Kirche begrenzt wird; im Vordergrunde rechts das Haus Rienzis. Es ist Nacht.

Orsini mit 6-8 seiner Anhänger vor dem Hause des Rienzi.


ORSINI
Hier ist's, hier ist's! Frisch auf, ihr Freunde.
Zum Fenster legt die Leiter ein!
Zwei Nobili legen eine Leiter an das Haus und steigen durch das geöffnete Fenster ein.
Das schönste Mädchen Roms sei mein;
ihr sollt mich loben, ich versteh's.

Die beiden Nobili bringen Irene aus dem Hause.

IRENE
Zu Hilfe! Zu Hilfe! O Gott!

DIE ORSINI
Ha, welche lustige Entführung
aus des Plebejers Haus!

IRENE
Barbaren! Wagt ihr solche Schmach?

DIE ORSINI
Nur nicht gesperrt, du hübsches Kind,
du siehst, der Freier sind sehr viel!

ORSINI
So komm doch, Närrchen, sei nicht bös,
dein Schad' ist's nicht, kennst du mich erst.

IRENE
Wer rettet mich?

ORSINI, DIE ORSINI
Haha, sie ist schön! Nur fort ins Gemach!

Sie schleppen Irene fort. Colonna mit 8 seiner Anhänger tritt ihnen entgegen und treibt sie zurück.

COLONNA
Orsini ist's! - Zieht für Colonna!

ORSINI
Ha, die Colonna! - Zieht für Orsini!

DIE COLONNA
Colonna hoch!

DIE ORSINI
Orsini hoch!

COLONNA
Nehmt euch das Mädchen!

ORSINI
Haltet sie fest!

Sie kämpfen. Adriano kommt mit Gewaffneten.

ADRIANO
Was für ein Streit? - Auf, für Colonna!
Neuer Kampf.
Was seh' ich? Gott! Das ist Irene!
Lasst los! Ich schütze dieses Weib!

Er bricht sich Bahn zu Irene und befreit sie.

COLONNA
Ha brav, mein Sohn! Sie sei für dich!

ADRIANO
Rührt sie nicht an! Mein Blut für sie!

ORSINI
Er spielt fürwahr den Narren gut!
Doch diesmal ist sie noch für mich!

Er greift Adriano an.

COLONNA
zu den Seinigen
Nun, seht nicht zu! Schlagt los!

DIE COLONNA
Colonna!

Neuer Kampf. Der Lärm hat allmählich eine starke Anzahl Volkes versammelt.

VOLK
Ha, welcher Lärm! Lasst ab vom Kampf!

ORSINI
Das fehlte noch!

COLONNA
Schlagt alles nieder!

Das Volk greift zu Steinen und Stöcken.

VOLK
Nieder mit Colonna! Nieder mit Orsini!

Allgemeiner Streit. Der Kardinal kommt mit Gefolge.

KARDINAL
Verwegne! Lasset ab vom Streit!
Zur Ruhe ruf' ich, der Legat.

COLONNA
Herr Kardinal, geht in die Kirche,
und lasst die Strasse nun für uns!

KARDINAL
Ha, welche Frechheit!

ORSINI
Lest die Messe!
Macht Euch von hinnen!

KARDINAL
Unverschämte!
Ich, der Legat des Heil'gen Vaters!

COLONNA
Fort, heil'ger Rotrock!

VOLK
Hört die Lästrer!

NOBILI
Drauflos! Macht Platz, Herr Kardinal!

Erneut heftiger Kampf. Der Kardinal kommt ins Gedränge, das Volk beschützt ihn.
Rienzi kommt mit Baroncelli und Cecco.

RIENZI
Zur Ruhe! -
zum Volke
Und ihr, habt ihr
vergessen, was ihr mir geschworen? -
Das Volk, das den Kardinal gerettet hat, lässt sogleich bei Rienzis Erscheinen vom Streite ab. Die Nobili sind durch Erstaunen über Rienzis gebieterisches Auftreten und dessen augenscheinliche Gewalt über das Volk sprachlos gefesselt.
zu den Nobili
Ist dies die Achtung vor der Kirche,
die eurem Schutze anvertraut?
Irene eilt auf Rienzi zu und verbirgt ihr Gesicht an seiner Brust. Rienzi erblickt die Leiter am offenen Fenster und scheint sogleich zu verstehen, was vorgefallen ist. Er wirft den Nobili einen tödlichen Blick zu.
Dies ist eu'r Handwerk, daran erkenn' ich euch!
Als zarte Knaben würgt ihr unsre Brüder,
und unsre Schwestern möchtet ihr entehren!
Was bleibt zu den Verbrechen auch noch übrig?
Das alte Rom, die Königin der Welt,
macht ihr zur Räuberhöhle, schändet selbst
die Kirche; Petri Stuhl muss flüchten
zum fernen Avignon; kein Pilger wagt's,
nach Rom zu ziehn zum frommen Völkerfeste,
denn ihr belagert, Räubern gleich, die Wege.
Verödet, arm, versiecht das stolze Rom,
und was dem Ärmsten blieb, das raubt ihr ihm,
brecht, Dieben gleich, in seine Läden ein,
erschlagt die Männer, entehrt die Weiber: -
blickt um euch denn, und seht, wo ihr dies treibt!
Seht, jene Tempel, jene Säulen sagen euch:
es ist das alte, freie, grosse Rom,
das einst die Welt beherrschte, dessen Bürger
Könige der Könige sich nannten!
Verbrecher, sagt mir, gibt es noch Römer?

VOLK
Ha, Rienzi! Rienzi! Hoch Rienzi!

NOBILI
Ha, welche Frechheit! Hört ihr ihn?

ORSINI
Und wir? Reisst ihm die Zunge aus!

COLONNA
O lasst ihn schwatzen! Dummes Zeug!

ORSINI
Plebejer!

COLONNA
Komm morgen in mein Schloss,
Signor Notar, und hol dir Geld
für deine schön studierte Rede!

NOBILI
Haha! Den Narren, lacht ihn aus!

ORSINI
Lacht ihn aus!

COLONNA
Lacht ihn aus!

ORSINI
Er stammt gewiss aus edlem Haus.

COLONNA
Ganz gewiss!

NOBILI
Verehret ja den grossen Herrn,
er kann zwar nicht, doch möcht er gern!

BARONCELLI, CECCO, VOLK
Hört ihr den Spott der Frechen an?
Mit einem Streiche sei's getan!

RIENZI
Zurück, ihr Freunde, haltet ein!
Nicht fern wird die Vergeltung sein!
Zurück! Gedenket eures Schwures!

ORSINI
Nun denn, so macht dem Spass ein End'!
Der Streit ist halb, wir fechten aus.

COLONNA
Nicht in den Strassen vor Plebejern,
am Tagesanbruch vor den Toren.

ORSINI
Ich stelle mich mit voller Schar.

COLONNA
Die Lanzen vor, Mann gegen Mann!
Zum Kampfe für Colonna!

ORSINI
Zum Kampfe für Orsini!

DIE NOBILI
Zum Kampfe für Colonna/Orsini!

ORSINI, COLONNA, DIE NOBILI
Hinaus, gerüstet zum Kampfe,
mit Speer und Lanze zu Pferd!
In Frührots nebligem Dampfe
zieht für Orsini/Colonna das Schwert!

BARONCELLI, CECCO, VOLK
Zum Kampfe ziehn die Frechen
das übermüt'ge Schwert.
Wann wirst die Schmach du rächen
und schützen unsren Herd?

DIE COLONNA
Für Colonna!

DIE ORSINI
Für Orsini!

Die Nobili entfernen sich unter grossem Getümmel.

RIENZI
der bisher in nachsinnendes Schweigen versunken war
Für Rom!
Das Volk drängt sich näher an Rienzi.
Sie ziehen aus den Toren;
nun denn, ich will sie euch verschliessen!

KARDINAL
Wann endlich machst du Ernst, Rienzi,
und brichst der Übermüt'gen Macht?

BARONCELLI
Rienzi, wann erscheint der Tag,
den du verheissen und gelobt?

CECCO
Wann kommt der Friede, das Gesetz,
der Schutz vor jedem Übermut?

VOLK
Rienzi, sieh, wir halten Treu!
O Römer, wann machst du uns frei?


RIENZI
Den Kardinal beiseit' nehmend
Herr Kardinal, bedenkt, was Ihr verlangt!
Kann stets ich auf die heil'ge Kirche baun?

KARDINAL
Halt fest im Aug' das Ziel, und jedes Mittel,
erreichst du jenes sicher, sei geheiligt!

RIENZI
Wohlan, so mag es sein! Die Nobili
verlassen bald die Stadt: die Zeit ist da!
Ihr Freunde, ruhig geht in eure Häuser,
und rüstet euch, zu beten für die Freiheit!
Doch höret ihr der Trompete Ruf
in langgehaltnem Klang ertönen,
dann wachet auf, eilet all herbei,
Freiheit verkünd' ich Romas Söhnen!
Doch würdig, ohne Raserei,
zeig' jeder, dass er Römer sei!

Willkommen nennet so den Tag,
er räche euch und eure Schmach!

KARDINAL
Dem hohen Werke steh' ich bei,
dass segensvoll und heilsam es sei!
Willkommen sei der nahe Tag,
er räche unsre Schmach!

BARONCELLI, CECCO, VOLK
Wir schwören dir Gehorsam treu,
und bald sei Roma wieder frei!
Willkommen sei der hohe Tag,
er räche uns und unsre Schmach!


Nr. 2 - Terzett
Rienzi, Adriano, Irene
Rienzi, Adriano und Irene bleiben zurück. Adriano hat bisher in Staunen und stummes Hinbrüten versunken beiseite gestanden. Rienzi umfasst Irene mit heftiger Aufwallung.

RIENZI
O Schwester, sprich, was dir geschah,
welch Leid dir Ärmsten angetan?

IRENE
Ich bin gerettet: Jener war's,
der mich aus ihrer Hand befreit.

RIENZI
Adriano, du! Wie, ein Colonna
beschützt ein Mädchen vor Entehrung?

ADRIANO
Mein Blut, mein Leben für die Unschuld!
Rienzi, wie? Kennst du mich nicht?
Wer nannte je mich einen Räuber?

RIENZI
Du weilst, Adriano? Ziehst nicht
hinaus zum Kampfe für Colonna?

ADRIANO
Weh mir, dass ich dein Wort versteh',
erkenne, was du in dir birgst,
dass ich es ahne, wer du bist,
und doch dein Feind nicht werden kann!

RIENZI
Ich kannte stets nur edel dich,
du bist kein Greuel dem Gerechten.
Adriano! Darf ich Freund dich nennen?

ADRIANO
Rienzi, ha, was hast du vor?
Gewaltig seh' ich dich, sag an,
wozu gebrauchst du die Gewalt?

RIENZI
Nun denn! Rom mach' ich gross und frei,
aus seinem Schlaf weck' ich es auf;
und jeden, den im Staub du siehst,
mach' ich zum freien Bürger Roms.

ADRIANO
Entsetzlicher, durch unser Blut!
Rienzi, wir haben nichts gemein!...
Er will gehen; sein Blick fällt auf Irene.
Und kann ich gehn? Kann ich
bezwingen dieses Herz!
Weh mir, dass mich Entsetzen treibt,
und doch ich nie sie fliehen kann!

RIENZI
Adriano! Hör mich, noch ein Wort!
Nicht zum Verderben deines Standes
ersann mein Geist den kühnen Plan;
nur das Gesetz will ich erschaffen,
dem Volk wie Edle untertan.
Kannst du mich tadeln, wenn aus Räubern
zu wahrhaft Edlen ich euch mache,
zu Schützern und zu festen Säulen
des Staates und der guten Sache?

ADRIANO
Ich bin der Erste, das Gesetz
getreu zu üben und zu schirmen,
doch an das Ziel der stolzen Wünsche
gelangst du nur durch blut'ge Bahn,
durch eines feigen Pöbels Wut,
durch meiner Brüder, meines Vaters Blut!

RIENZI
Unseliger! Blut! Blut! Mahne mich nicht an Blut!
Ich sah es fliessen - noch ist es nicht gerächt!
Wer war es, der einst meinen armen Bruder,
den holden Knaben, als am Tiberstrande
voll Unschuld er Irenen Kränze wand,
wer war's, der ihn aus rohem Missverstand
erschlug? Wer war es, den ich für diesen Mord
vergebens um Gerechtigkeit anrief?

ADRIANO
Ha, Schande! Es war ein Colonna!

RIENZI
Ha, ein Colonna! Was tat der arme Knabe
dem edlen, dem patrizischen Colonna?
Blut? Ja, Adriano di Colonna,
ich tauchte diese Hand tief in das Blut,
das aus dem Herzen meines Bruders quoll,
und schwur einen Eid! Weh dem,
der ein verwandtes Blut zu rächen hat!

ADRIANO
Rienzi, du bist fürchterlich!
Was kann ich tun, die Schmach zu sühnen?

RIENZI
Adriano, sei mein, sei ein Römer!

ADRIANO
begeistert
Ein Römer? Lass mich ein Römer sein!

Noch schlägt in dieser Brust
ein freies Römerherz.
Es fühlt der Grösse Lust,
der Schmach gewalt'gen Schmerz;
zu sühnen alle Schande,
weih' ich dies Leben dir,
im freien Römerlande
winkt Glück und Freude mir!

IRENE
Noch schlägt in seiner Brust
ein freies Römerherz.
Vor solcher Wonne Lust
verschwindet jeder Schmerz!
Mit hoher Liebe Bande
zieht mich mein Herz zu dir,
im freien Römerlande
winkt Glück und Freude mir!

RIENZI
Noch schlägt in seiner Brust
ein freies Römerherz.
Es fühlt der Grösse Lust,
der Schmach gewalt'gen Schmerz!
Wer trüge länger Schande?
Das Volk erheben wir!
Wenn frei der Römer Lande,
lohnt Glück und Grösse dir!

RIENZI
Die Stunde naht, mich ruft mein hohes Amt.
Adriano, dir vertraue ich die Schwester.
Du rettetest vor Schmach und Schande sie,
so schütze sie noch jetzt! Dies ein Beweis,
dass ich für edel, frei und gross dich halte!
Bald seht ihr mich, das Werk naht der Vollendung!

Er geht nach dem Hintergrunde ab.

Nr. 3 - Duett
Adriano und Irene bleiben zurück.

ADRIANO
Er geht und lässt dich meinem Schutz;
o Holde, sprich, vertraust du mir?

IRENE
Held meiner Ehre, meines Lebens,
mein höchstes Gut vertrau' ich dir!

ADRIANO
Wohl weisst du, dass ich ein Colonna,
und fliehst mich nicht, des ganzer Stamm
ein Greuel dir und deinem Bruder?

IRENE
O, warum nennst du dein Geschlecht?
Mir graut vor dir, vor meinem Retter,
gedenke jener Stolzen ich,
die nie verzeihn, dass du vor Schande
ein Bürgermädchen rettetest.

ADRIANO
Ach, mahne jetzt nicht an den Jammer,
der uns, der Rom bedroht!
Dein Bruder, welch ein Geist! Doch ach!
Ich sehe ihn zugrunde gehn!
Der Pöbel selbst wird ihn verraten,
ihn zücht'gen wird der Nobili,
und du, Irene, was dein Los?
Doch, ha, dein Unglück sei mir Losung!
Und jede Bande schwindet hin!
Für dich mein Leben und mein Gut!

IRENE
Und wenn ich glücklich bin?

ADRIANO
O schweige!
Vor deinem Glücke zittre ich!
Es komme Nacht und Tod,
und dein bin ich für ewig!

ADRIANO
Ja, eine Welt voll Leiden
versüsst dein holder Blick;
von ihr mit dir zu scheiden
ist göttliches Geschick.
Bräch' auch die Welt zusammen,
riss' jeder Hoffnung Band,
der Liebe Regionen
beu'n uns ein neues Vaterland.

IRENE
Ja, eine Welt voll Leiden
versüsst der Liebe Glück;
von ihr mit dir zu scheiden
ist göttliches Geschick.
Bräch' auch die Welt zusammen,
riss' jeder Hoffnung Band,
der Liebe Regionen
beu'n uns ein neues Vaterland.

Trompeten hinter der Szene.

IRENE
Ihr Heil'gen! Welche Schreckenstöne!

ADRIANO
Mir wohlbekannt: Colonnas Scharen!

Unter grossem Getümmel ziehen die Colonna gerüstet und teils zu Pferde über die Strasse. Voran Trompeter.

IRENE
nach dem Hause zu fliehend
Weh mir! Sie suchen Beute!

ADRIANO
O bleib! Ich stehe dir zur Seite!

Trompeten der Orsini, welche ebenfalls gerüstet und zu Pferde geräuschvoll über die Strasse ziehen.

ADRIANO
Das sind Orsinis Räuberscharen;
die Übermüt'gen, sie ziehn zum Kampfe!
Sie kennen Mord und Schandtat nur!
Ich schaudre! Welche Schreckensahnung!
Welch düstres Grau'n durchbebt die Brust!
Doch seid willkommen, Schreck und Tod!
Sie heissen meine Liebe mich bewähren!

ADRIANO UND IRENE
Bräch' auch die Welt zusammen,
riss' jeder Hoffnung Band;
der Liebe Regionen
beu'n uns ein neues Vaterland!

Sie bleiben in stummer Umarmung.
Man hört aus der Ferne den lang gehaltenen Ton einer Trompete.
Etwas näher.

IRENE
aus der Umarmung auffahrend
Was für ein Klang?

ADRIANO
Wie schauerlich!
Trompete noch näher.
Was hat das zu bedeuten?
Das ist kein Kriegsruf der Colonna.


Nr. 4 - Finale

Ein Herold betritt die Bühne, ein Trompeter an seiner Seite bläst einen lang gehaltenen Ton. Adriano und Irene sind auf die Seite getreten. Aus allen Häusern brechen wie in einem Moment die Einwohner hervor, so dass der ganze Platz bis zum Lateran hin plötzlich mit einer grossen Volksmasse bedeckt ist, die ihn mit dem freudigsten Tumult erfüllt.

VOLK
in wildem Enthusiasmus
Gegrüsst, gegrüsst sei, hoher Tag!
Die Stunde naht! Vorbei die Schmach!

Aus dem Lateran, dessen Fenster jetzt im rötesten Frührot strahlen, hört man die Orgel beginnen; bei ihrem Klange legt sich augenblicklich das Toben des Volkes; die ganze Strasse bis zum Lateran ist mit Knienden bedeckt.

CHOR IM LATERAN
Erwacht, ihr Schläfer nah und fern,
und hört die frohe Botschaft an:
dass Romas schmacherloschner Stern
vom Himmel neues Licht gewann!
Seht, wie er strahlt und sonnengleich
in ferne Nachwelt siegend bricht!
Zur Nacht sinkt Schmach, so totenbleich,
zum Wonnetag steigt Freiheitslicht!

Die Menge liegt noch atemlos auf den Knien, als während der letzten Takte des Kirchengesanges, wo die Orgel wieder eintritt, die Pforten des Laterans sich weit öffnen. Man erblickt die Kirche mit Priestern und Geistlichen aller Orden erfüllt. Auf die grosse Treppe heraus schreitet Rienzi, ihm zur Seite der Kardinal; Baroncelli und Cecco del Vecchio folgen. Rienzi ist in einer vollständigen Rüstung, nur sein Haupt ist entblösst. Bei seinem Erscheinen erhebt sich das Volk augenblicklich von den Knien und jubelt ihm enthusiastisch entgegen.

VOLK
Rienzi! Ha, Rienzi hoch!
Der Retter naht, vorbei die Schmach!

RIENZI
feierlich
Erstehe, hohe Roma, neu!
Sei frei, sei jeder Römer frei!

VOLK
Frei Roma! Jeder Römer frei!

RIENZI
Die Freiheit Roms sei das Gesetz,
ihm untertan sei jeder Römer;
bestraft sei streng Gewalt und Raub,
und jeder Räuber Romas Feind!
Verschlossen sei, wie jetzt es ist,
den Übermüt'gen Romas Tor;
willkommen sei, wer Frieden bringt,
wer dem Gesetz Gehorsam schwört.
Die Feinde treffe euer Grimm,
vernichtet sei der Frevler Schar,
dass froh und frei der Pilger zieh',
geschützt der Hirt der Herde folg'! -
So schwört, zu schirmen das Gesetz,
schwört freier Römer heil'gen Schwur!

VOLK
Befreier, Retter, hoher Held!
Rienzi, höre unsern Schwur!
Wir schwören dir, so gross und frei
soll Roma sein, wie Roma war.
Vor Niedrigkeit und Tyrannei
sie unser letztes Blut bewahr!
Tod und Verderben schwören wir
dem Frevler an der Römer Ehr'!
Ein neues Volk erstehe dir,
wie seine Ahnen gross und hehr!

Cecco del Vecchio tritt vor, unter das Volk.

CECCO
Ihr Römer, sprecht! Nun, da wir frei,
wer war's, der uns dazu gemacht?
Wer war's, der jeden unter uns belehrte,
was Rom sei und was es war?
Geschaffen hat er uns zum Volk,
drum hört mich an und stimmt mir bei:
es sei sein Volk und König er!

VOLK
in wildem Enthusiasmus
Rienzi Heil! Der Römer König Heil!

ADRIANO
für sich
Unglücklicher! Wie, sollt' er's wagen?

Es herrscht grosse Aufregung, die sich, sobald Rienzi beginnt, augenblicklich legt.

RIENZI
Nicht also! Frei wollt' ich euch haben!
Die heil'ge Kirche herrsche hier,
Gesetze gebe ein Senat.
Doch wählet ihr zum Schützer mich
der Rechte, die dem Volk erkannt,
so blickt auf eure Ahnen
und nennt mich euren Volkstribun.

VOLK, BARONCELLI, CECCO
Rienzi, Heil dir, dir Volkstribunen,
Hort unsrer Freiheit!

Rienzi kniet vor dem Kardinal.

KARDINAL
Des Heil'gen Vaters Segen ruht
auf dir, Tribun und Friedensheld!

IRENE
Heil dir, Rienzi, glorreicher Bruder!

ADRIANO
hingerissen
Und aller Segen folge dir!

RIENZI
erhebt sich von den Knien
Ihr Römer! Nun, so schwöre ich,
zu schützen euch und euer Recht!
Lang blühe Romas neu Geschlecht!

VOLK
Befreier, Retter, hoher Held;
dir huldigt freier Römer Schwur!

VOLK, IRENE, ADRIANO, BARONCELLI, CECCO
Wir schwören dir, so gross und frei
soll Roma sein, wie Roma war.
Vor Niedrigkeit und Tyrannei
sie unser letztes Blut bewahr'!
Schmach und Verderben schwören wir
dem Frevler an der Römer Ehr'!
Ein neues Volk erstehe dir,
wie seine Ahnen gross und hehr!

Der Vorhang fällt.


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