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第1幕

家で
貧乏な小さな部屋。奥には低いドアと森を見下ろす小さな窓。
左手には煙突が上に付いたストーブ。壁にはさまざまな大きさのほうきが掛かっている。
ヘンゼルはドアのところでほうき作り、グレーテルはストーブのそばで彼と向かい合って靴下を編んでいる


【グレーテル】
ズーゼ、かわいいズーゼ、わらの中でごそごそするのは何?
はだしのガチョウよ くつを持っていないの
くつ屋さんに革はあるけど 木型がないの
だからガチョウに作ってあげられないのよ...

【ヘンゼル】
(さえぎって)
ああ、だからガチョウははだしで歩くのか!

【グレーテル】
(つづけて)
...くつをね!

【ヘンゼル】
ねんねんころり、これは困った!
だれがお金をくれるんだろう 砂糖やパンを買うための?
ぼくはベッドを売っちゃって わらの上に寝てるから
羽毛がささることもないし、かまれることもないんだ...

【グレーテル】
(さえぎって)
ああ、あたしはハラペコ虫にかまれてるわ!

【ヘンゼル】
(つづけて)
...ノミにね!
(仕事をほうり投げて立ち上がる)
ああ、だけど今すぐに母さんが家に帰ってくれたらなあ!

【グレーテル】
(立ち上がって)
ああ、そうね、あたしももう待てないわ、おなかがすいて!

【ヘンゼル】
何週間もひからびたパンばっかり
これじゃたまらないよ! ひどいごはんだ!

【グレーテル】
でもね、ヘンゼル、おぼえてるでしょ 父さんがよく言うことを
おかあさんがおちこんでるときに
"「いちばん困っているときにこそ
 神さまが手をさしのべてくださるんだ」って"

【ヘンゼル】
そうだね、それはとってもすばらしく、本当っぽくきこえるけど
でもその言葉じゃ おなかはいっぱいにならないんだ!
ねえ、グレーテル、もうどのくらいたったかなあ
ぼくたちがおいしいごちそうを食られなくなってから
たまごケーキやバターロールなんかの
ぼくはもうほとんど味をおぼえてないや
ああ、グレーテル、ぼくは...

【グレーテル】
(彼の口をおさえて)
シーッ、おこった顔しないでよ!
がまんして、たのしい顔しましょ!
この顔は - きゃあ、こわいわ!
自分で見てごらんなさい イジワルさんみたいに見えるわよ!
(彼女はほうきを手に取る)
イジワルさんは出て行け
おうちから 出て行け!
あたし あんたに教えてあげるわ
心を沈ませて
悩みをふやして
喜びにさからうやり方をね!
イジワルさん イジワルさん 灰色の妖精さん
むっつり どんより おこった顔
あっち行け 逃げて行け、みすぼらしい妖精さん!
むっつり どんより おこった顔
あっち行け 逃げて行け、みすぼらしい妖精さん!

【ヘンゼル】
(ほうきを一緒につかんで)
イジワルさんは出て行け!

【グレーテル】
イジワルさんは出て行け!

【ヘンゼル】
もうこれ以上ガマンできない!

【グレーテル】
おうちから 出て行け!

【ヘンゼル】
いつでもぼくを...

【グレーテル】
お腹がグーグー鳴ったって
あきらめたりしないし
何も聞いたりしない
すぐにあんたを追いかけるわ!

【ヘンゼル】
...苦しめるんだ
腹ペコ虫がかじるんだ!
もう元気が出せないし
もうこれ以上ガマンできないんだ!
イジワルさんは...

【ふたり】
イジワルさん イジワルさん 灰色の妖精さん
むっつり どんより おこった顔
あっち行け 逃げて行け...

【グレーテル】
みすぼらしい妖精さんは

【ヘンゼル】
妖精さんは!

【グレーテル】
これでいいわ!もう文句を言わないんだったら
あたし ヒミツをおしえてあげる

【ヘンゼル】
ヒミツだって!うれしいやつだったらいいな!

【グレーテル】
ねえ 聞いてよ おにいちゃん すてきなのよ!
あのポットの中を見てごらんなさい ミルクが入ってるでしょ
きょう おとなりの人がくれたのよ
おかあさんが家に帰ってきたら きっと作ってくれるわ
とってもおいしいライスプディング​​を

【ヘンゼル】
(おおよろこびで)
プディングだ!ヘイ!
(彼は部屋のまわりをおどり回る)
プディングだ、プディングだ、すてきなプディングだ!
プディングのあるところ ヘンゼルありだ!
ミルクの上のクリームはどのくらい厚いんだろう 味をみてみよう! -(指でクリームをなめる)
うまい!みんなすくって食べれたらなあ!

【グレーテル】
ヘンゼル どうしてつまみ食いするの?恥ずかしくないの?
(彼女は彼の指をたたく)
指をどけなさい つまみ食いするわるい子ちゃん!
すぐに仕事にもどりましょ!
時間までにおわらせるのよ!
おかあさんが家に帰ってきたときに、ちゃんとできてなかったら
知ってるでしょ - なまけ者がどうなるか!

【ヘンゼル】
(ポケットに手をつっこんで)
仕事だって?何を考えてるんだ
そんなこと考えたこともないや
いつでもぼくを苦しめるから 頭にも浮かばないのさ
それよりも陽気にダンスをしようよ

【グレーテル】
ダンス!ダンス! あたし楽しいことも大好き!
それから歌うのよ 元気いっぱいに
あたしたちにおばさんが教えてくれた歌を
ダンスの曲が さあ楽しくひびくのよ!

おにいちゃん 一緒に来て踊りましょ
おにいちゃんの両手をあたしが取って
一回外へ 一回中へ
ぐるっと回るの 簡単でしょ!

(ヘンゼルはやってみるがぎこちない)

【ヘンゼル】
ダンスはぼくは苦手だな
妹よ、それができないんだ
だからやりかたを見せてくれよ
それでダンスを覚えるからさ

【グレーテル】
足を出して タップ タップ タップ
手を叩いて クラップ クラップ クラップ
一回外へ 一回中へ
ぐるっと回るの 簡単でしょ!

【ヘンゼル】
足を出して...
(等々)
... 回るのか 簡単だな!

【グレーテル】
まあ じょうずじゃない!
あたしが思ってもみなかったほどにね
じゃああたしに見せてね ヘンゼルが
どんなダンスを覚えたのか!

頭を振って ニック ニック ニック
指を鳴らして ティック ティック ティック
一回外へ 一回中へ
ぐるっと回るの 簡単でしょ!

【ヘンゼル】
頭を振って...
(等々)
... 回るのか 簡単だな!

【グレーテル】
おにいちゃん じゃあしっかり見ててよ
グレーテルがこれからすることを!
うでとうでを組んで
ペアになって踊りましょ!
さあ!

(彼女はヘンゼルと腕を組む)

【ヘンゼル】
ぼくはダンスが好きさ、楽しくやるのも好きさ
一人でいるのは楽しくないや

【ふたり】
悲しんだり泣いたりするのは好きじゃない
ずーっと幸せでいたいの!
私はダンスが大好き
(等々)

【グレーテル】
(ヘンゼルを歩かせながら彼の回りで踊り...)
トラ ラ ラ タララ
(等々)
(...そして彼をひと押しする)
ぐるっと回るのよ ねえヘンゼル!
ぐるっと回るのよ ねえハンスちゃん!
あたしのところへ来て あたしのところへ来て
輪になって回るダンスよ!

【ヘンゼル】
あっちへいけ あっちへいけ
ぼくはりっぱなハンスだぞ!
ちっちゃな女の子とはおどらないんだ
だってばかみたいだもの!

【グレーテル】
さあ りっぱなハンスちゃん、さあ おばかなハンスちゃん、
あたしつかまえてくるっと回しちゃうわ
(前と同じように彼の回りで踊り...)
トラララ トラララ
(等々)
(...そして彼をひと押しする)

ぐるっと回るのよ ねえヘンゼル!
ぐるっと回るのよ ねえハンスちゃん!

【ヘンゼル】
(グレーテルのまわりでダンスしながら)
トラララ トラララ
(等々)
おや 妹ちゃん おや グレーテルちゃん
くつ下に穴があいてるよ!

【グレーテル】
ああ おにいちゃん、ああ ヘンゼルちゃん
あたしにイジワルするつもり?
イジワルな男の子とはおどらないわ
だってばかみたいだもの!

【ヘンゼル】
おこっちゃダメだよ かわいい妹ちゃん
ぼくがつかまえてぐるっと回しちゃうぞ
(おたがいの回りを踊りまわる)

【グレーテル】
(歓呼しながら)
トラララ トラララ
(等々)
ぐるっと回るのよ
(等々)

【ヘンゼル】
トラララ トラララ
(等々)

【ふたり】
おどろよたのしく ハイッサ たのしくおどろう
あとでがっかりしないように!

【グレーテル】
もしもくつ下がすっかりダメになったら...

【ヘンゼル】
もしもくつがすっかりダメになったら...

【グレーテル】
おかあさんが新しいのを編んでくれるわ!

【ヘンゼル】
くつ屋さんが新しいのを作ってくれるさ
トラララ トラララ
(等々)

【グレーテル】
ぐるっと回るのよ
(等々)

【ヘンゼル】
トラララ トラララ
(等々)

(それからふたりはおたがいの手をつかむ...)

【ふたり】
トラララ
(等々)


(...そして輪になってどんどんはやく回り とうとうバランスをくずして床の上にたおれてしまう まさにそのとき ドアが開いておかあさんが見える それを見て子供たちは地面からおきあがる)



【おかあさん】
こらっ!

【グレーテル】
おかあさんだ!

【ヘンゼル】
いけない、おかあさんだ!

【おかあさん】
何をしてたのか説明なさい!

【グレーテル】
ヘンゼルが...

【ヘンゼル】
グレーテルが...

【グレーテル】
...しようって言ったのよ...

【ヘンゼル】
...ぼくにやれって...

(母親が入てきて、バスケットの留め金を外すと下に置く)


【おかあさん】
おまち いたずらなわんぱくども!
これが仕事だっていうのかい、さけんだり 歌ったりするのが?
おまつりみたいに とんだりはねたりするのが?
親が朝はやくから
夜おそくまで くたくたになって働いているってのに
(彼女はヘンゼルをひっぱたく)
おしおきだよ!
見せなさい いままで何をしてきたのか?
(向き直って)
どうしたい、グレーテル? くつ下は編めたのかい?
そして、おまえだ、このなまけもの あれだけの時間で
こんな少しのほうきもできなかったのかい?
こんな役たたずは、つえを持ってきて
力いっぱいぶっていやるよ!
(子供たちを追いかけるのにいっしょうけんめいで ミルクのポットをテーブルの上でおしてしまい ポットは床の上におちて割れてしまう)あらやだ!ポットがこわれてしまったわ!
(泣きながら)
いったいどうやって晩ごはんをつくったらいいの?
(彼女はスカートの上にこぼれたミルクをみつめる ヘンゼルはかくれてクスクスと笑う)
何だい!悪ガキめ 私をもの笑いにするのかい?
(つえを持ってヘンゼルを追いかける 彼は開いたドアから外へ逃げだす)
かくごなさい おとうさんが帰ってくるのを!
(あらあらしくカベからカゴを取ってそれをグレーテルにつきだして)
いっておいで!森の中の岩山まで
そこでイチゴをさがしてくるんだよ!すぐ行けるね?
もしそのカゴをいっぱいにせずに帰ってきたら
カベまでとんでいくくらいこっぴどくぶちのめしていやるからね!
(子供たちは森の中にかけこんでゆく。おかあさんはテーブルのところにぐったりして座りこむ)
いいポットがこなごなになってしまったわ!
ああ あせってはろくなことがないわ!
(顔を手でおおって)
神さま お金をおめぐみください!
(すすり泣く)
生きてくのに必要なものが何もないのです
うちのチビたちにたべさせてやるパンのかけらさえも!
ひとしずくもナベの中にはないし 戸棚の中にもひとかけらもない
ずっと水ばかりのんでいます!
(彼女は手で頭を抱え込む)
私は疲れて 疲れて死にそうです!神様お金をお恵みください!
(腕を枕にして眠りこんでしまう)

(遠くから声が聞こえてくる)

【おとうさんの声】
ラ・ラ・ラ・ラ、ラ・ラ・ラ・ラ、
ハイッサ かあさん わしはここだよ!
運んできたぞ しあわせとよろこびを!
(少し近づく)
ああ わしら貧乏 貧乏人は
毎日 きょうとおんなじさ
さいふの中には大きな穴があいてて
胃ぶくろにはもっと大きな穴がある
ラン・ラ・ラ・ラ、ラ・ラ・ラ・ラ、
腹ペコは最高のコックだな!
ラン・ラ・ラ・ラ、ラ・ラ・ラ・ラ、
腹ペコは最高のコックだな!

(窓のところからこのほうき作りの頭が見えてくると 続いてほろ酔いかげんで彼が背負いカゴをせなかに乗せて中に入ってくる)


そうさ、金持ちはたらふく食べられるけれど
わしらにゃ食べるものは何もない
かじってばかりさ 一週間
七日の間 骨だけを!
ラン・ラ・ラ・ラ
(等々)
そう はらペコはおいしい料理をつくってくれる
その腕前を生かしてな
だけどいくら腕が立っても
ナベがからっぽじゃ どうしようもないか?
ラ・ラ・ラ・ラ、ラン・ラ・ラ・ラ、
ブランデーはわしの命の水だな!
ラン・ラ・ラ・ラ、ラン・ラ・ラ・ラ、

(眠っているおかあさんのところによろよろと近づいて 大きな音をたててキスをする)

かあさん、ごらんよ わしの持ってきたものを!

【おかあさん】
(目をこすりながら)
あら あら!家の中をドタドタおどり回りながら
ラン ラララとうたって私の目をさますのはだれだい?

【おとうさん】
さあさ!
でっかいけものが 腹の中にいて
そいつがほえてるのさ、本当さ!
ラ・ラ・ラ・ラ、ラン・ラ・ラ・ラ、
はらペコはでかいけものだな!
ラ・ラ・ラ・ラ、ラン・ラ・ラ・ラ、
かみついたりひっかいたりするのさ 本当さ!

【おかあさん】
まあ、まあ!
大きなけものって そりゃあんた
ひどくよっぱらってるだけのことじゃないかい!

【おとうさん】
まあな!
今日はとってもいい日だったぞ
そうじゃないか かあさん?

(キスをしようとする)

【おかあさん】
(おこって彼をおしのけて)
ああ やめとくれ!わかってんだろう
私ゃ酒場の女じゃないんだよ!

【おとうさん】
まあいいじゃないか!
(背負いカゴのところに向いて)
さあ見てみようや よかったら
今日のごちそうに何があるかを!

【おかあさん】
とってもシンプルさ 今夜のメニューは
晩ごはんは 地獄に消えちまったからね!
からのお皿に からの物置
おまけにさいふもすっからかんだよ!

【おとうさん】
ラ・ラ・ラ・ラ、ラン・ラ・ラ・ラ、
元気だせよ かあさん ここにあるから
運んできたぞ しあわせとよろこびを!
(背負いカゴから取り出す)
ごらんよ かあさん
どうだい この食べ物は?

【おかあさん】
あんた あんた、私は何を見てるのかしら?
ベーコンにバター
小麦粉にソーセージ -
(カゴから取り出すのを手伝う)
-タマゴが14コ-
あんた 高かったろう!
豆、玉ねぎ、 - びっくりだわ! -
コー​​ヒーが四分の一ポンドも!

(おとうさんが背負いカゴを逆さにひっくり返すとジャガイモの山が床の上に転がる それからおかあさんの腕を取って部屋中をおどりまわる)

【おとうさん】
ラン・ラ・ラ・ラ、ラン・ラ・ラ・ラ、
ラン・ラ・ラ・ラ、ホッ・サッ・サ
今日はゆかいにやろうじゃないか

【おかあさん】
(一緒に合わせて)
ラン・ラ・ラ・ラ...

【ふたり】
ラン・ラ・ラ・ラ...
(等々)

【おとうさん】
なあ 聞いてくれ かあさん 何があったのかを!

(おとうさんは座り おかあさんは食べ物を片付けてからはかまどに火をつけ タマゴをフライパンの上で割る...)


領主様の森の向こうで
もうすぐ大きなお祭りが開かれる
縁日に、結婚式に、記念日に
花火大会に盛大なテ・デウムまで!
わしの仕事が花開き
お前の心を喜ばすときさ!
このすてきなお祭りをお祝いしようとする人はみんな
まずは はいて ふいて みがかなくちゃならない
だからわしは ほうきを山とかかえて
家から家へと売りあるいたのさ
"「ほうきはいらんかね! ほうきは!上等のほうきに
細かいブラシ クモの巣取りは!」 "
ごらん 山のように売れたんだ
わしのほうきは 高い値段でな!
さあ いそいでナベやフライパンを持ってこい
(かまどから金属の容器をひっぱりだして)
皿や やかんや ナベを!
バンザイ ...

【おかあさん】
バンザイ ...

【ふたり】
...ほうき作りよ!

(おとうさんはブランデーのボトルを口にあてようとするが とつぜんそれをやめて)

【おとうさん】
待てよ 子供たちはどこだ?
ヘンゼルにグレーテル あいつらはどこなんだ?

【おかあさん】
どこにいるかだって?
(おずおずと肩をすくめて)
こっちが知りたいくらいさ!
私がお日さまみたいにはっきりと分かってるのは
あのポットがこなごなに割れたことくらいさ

【おとうさん】
何だって?あの新しいポットをまっぷたつに?

【おかあさん】
それに床の上はぐちゃぐちゃだよ!

【おとうさん】
(ひどく腹を立ててテーブルの上をこぶしでたたく)
何だって!あの悪ガキども
またイタズラしたのか?

【おかあさん】
(急いで)
ふざけてばかりで仕事しないのさ
ここに二人だけにしとくとね
外まで大声で叫ぶのが聞こえたんだよ
野生の子馬のようにピョンピョン飛び回っていて
それで私 頭に血がのぼって...

【おとうさん】
それで怒って...

【おかあさん】
...怒ってこわしちゃったのよ...

【おとうさん】
...壊したのか...

【ふたり】
...ポットを!

【おとうさん それから ふたり】
(笑う)
ハッハッハッハッハ
(等々)

【おとうさん】
(おかあさんは笑い続ける)
まあ、おこりんぼかあさん、わしが言ったのを本気にするなよ
あんなおこりんぼポット どうだっていいのさ!
(おかあさんは静かになる)
だけど教えておくれよ 子供たちがどこに行ってるのかを?

【おかあさん】
(そっけなく)
たぶんイルゼ岩のとこじゃないの!

【おとうさん】
(おののいて)
イルゼ岩のところだって!おい お前ひっぱたかれたいのか?

(カベからほうきを取る)

【おかあさん】
(ばかにしたように)
ほうきはそこに置いとかなくちゃだめでしょ!

(おとうさんはほうきを下に落として両手をにぎりしめる)

【おとうさん】
子供たちが森の中で道に迷ったらどうするんだ
星も月も出ない夜に!

【おかあさん】
ああ 神さま!

【おとうさん】
お前はあの恐ろしくて暗い場所を知らないのか
知らないのか 悪魔がそこに住んでいるのを?

【おかあさん】
(おどろいて)
悪魔?なんのことを言ってるの?

【おとうさん】
お菓子の魔女さ!

【おかあさん】
お菓子の魔女!

おとうさんは床からほうきを拾う

あなた!教えてちょうだい そのほうきは?

【おとうさん】
ほうき、ほうき、これで何をするかって
これで何をするかって?
この上に乗るのさ 魔女がこの上に乗るのさ!
あの岩山と同じくらい年取った魔女が
深い森の中に住んでいるのさ
悪魔からそいつは力をもらって
真夜中
だれも起きていないとき
魔女は狩りに出かけるのさ
えんとつから外に出て
ほうきに乗って ああ恐ろしい
山やせせらぎを越え
谷や渓谷を越えて
きりの中をとおって
あらしの中 大空を
そうさ、ほうきに乗って そうさ ほうきに乗って
ユッハイサ 魔女がな!

【おかあさん】
恐ろしいわ!でもどうしてお菓子の魔女なの?

【おとうさん】
ああ 昼間にはな おお恐ろしや
魔女のパーティーのために
サクサク-ポリポリの-お菓子の家の中に
ちいさな子供たち
かわいそうなえものを
お菓子の魔法でその中にさそいこむのさ
けれどその悪い魔女は
すぐにつかまえてしまうのさ
お菓子をほおばっていた子供たちを
そしてあついオーブンの中に
目にもとまらぬはやさで放りこんでな
それから出てくるのさ
皮がパリパリに焼けて
オーブンからオーブンから
ジンジャーブレッドにされた子供たちが!

【おかあさん】
ジンジャーブレッドにされた子供たちは?

【おとうさん】
たべられてしまうんだ!

【おかあさん】
魔女に?

【おとうさん】
魔女にさ!

【おかあさん】
(両手をにぎって)
おお 恐ろしい!
神さま 私たちを助けて!子供たちを!
私はもうがまんできない!

(彼女は家から走り出して行く)

【おとうさん】
おい ばあさんや ちょっと待て わしもいっしょに行くぞ!
一緒に魔女の飛び回るところに行こうや!

(おとうさんは机からブランデーのボトルを取ると 急いでおかあさんのあとを追いかける)

魔女の騎行
(第二幕への前奏曲)
ERSTES BILD

Daheim
Kleine dürftige Stube. Im Hintergrunde eine niedrige Türe, daneben ein kleines Fenster mit Aussicht in den Wald.
Links ein Herd mit einem Rauchfang darüber. An den Wänden hängen Besen in verschiedenen Grössen.
Hänsel, an der Türe mit Besenbinden, Gretel, am Herde mit Strumpfstricken beschäftigt, sitzen einander gegenüber.

GRETEL
Suse, liebe Suse, was raschelt im Stroh?
Die Gänse gehen barfuss und haben kein Schuh
Der Schuster hat's Leder, kein Leisten dazu,
drum kann er den Gänslein auch machen kein'...

HÄNSEL
(unterbrechend)
Ei, so geh'n sie halt barfuss!

GRETEL
(fortfahrend)
... Schuh!

HÄNSEL
Eia popeia, das ist eine Not!
Wer schenkt mir einen Dreier zu Zucker und Brot?
Verkauf ich mein Bettlein und leg' mich aufs Stroh,
sticht mich keine Feder und beisst mich kein ...

GRETEL
(unterbrechend)
Ei, wie beisst mich der Hunger!

HÄNSEL
(fortfahrend)
... Floh!
(Er wirft seine Arbeit hin und steht auf)
Ach, käm' doch die Mutter nun endlich nach Haus!

GRETEL
(erhebt sich)
Ach ja, auch ich halt's kaum noch vor Hunger aus!

HÄNSEL
Seit Wochen nichts als trocken Brot;
ist das ein Elend! Potz schwere Not!

GRETEL
Still, Hänsel, denk daran, was Vater sagt,
wenn Mutter manchmal so verzagt:
"Wenn die Not aufs höchste steigt,
Gott der Herr die Hand euch reicht!"

HÄNSEL
Jawohl, das klingt recht schön und glatt.
aber leider wird man davon nicht satt!
Ach, Gretel, wie lang ist's doch schon her,
dass wir nichts Gut's geschmauset mehr
Eierfladen und Butterwecken,
kaum weiss ich noch, wie die tun schmecken.
Ach, Gretel, ich wollt'. . .

GRETEL
(hält ihm den Mund zu)
Still, nicht verdriesslich sein!
Gedulde dich fein, sieh freundlich drein!
Dies lange Gesicht - Hu, welcher Graus!
Siehst ja wie der leibhaftige Griesgram aus!
(Sie nimmt einen Besen zur Hand.)
Griesgram hinaus,
fort aus dem Haus!
Ich will dich lehren,
Herz zu beschweren,
Sorgen zu mehren,
Freuden zu wehren!
Griesgram, Griesgram, gräulicher Wicht,
griesiges, grämiges Galgengesicht.
Packe dich, trolle dich, schäbiger Wicht!
griesiges, grämiges Galgengesicht,
packe dich, trolle dich, schäbiger Wicht!

HÄNSEL
(fasst mit an den Besen)
Griesgram hinaus!

GRETEL
Griesgram hinaus!

HÄNSEL
Halt's nicht mehr aus!

GRETEL
Fort aus dem Haus!

HÄNSEL
Immer mich...

GRETEL
Knurrt auch der Magen,
werd nicht verzagen,
nicht darnach fragen,
schnell dich verjagen!

HÄNSEL
...plagen,
Hungertuch benagen!
Muss ja verzagen,
kann's nicht vertragen!
Griesgram...

BEIDE
Griesgram, Griesgram, gräulicher Wicht
Griesiges, grämiges Galgengesicht,
packe dich, trolle dich...

GRETEL
schäbiger Wicht

HÄNSEL
du Wicht!

GRETEL
So recht! Und willst du nun nicht mehr klagen,
so will ich dir auch ein Geheimnis sagen,

HÄNSEL
Ein Geheimnis! Wird wohl was Rechtes sein!

GRETEL
Ja, hör nur. Brüderchen, darfst dich schon freu'n!
Guck her in den Topf: Milch ist darin,
die schenkte uns heute die Nachbarin.
Die Mutter kocht uns, kehrt sie nach Haus,
gewiss einen leckeren Reisbrei draus.

HÄNSEL
(jubelnd)
Reisbrei! Hei!
(Er tanzt im Zimmer umher)
Reisbrei, Reisbrei, herrlicher Brei!
Gibt's Reisbrei, da ist Hänsel dabei!
Wie dick ist der Rahm auf der Milch, lass schmecken!-
(Er leckt den Rahm vom Finger)
Herrjemine! den möcht ich ganz verschlecken!

GRETEL
Wie Hänsel, naschen? Schämst du dich nicht?
(Sie gibt ihm eins auf die Finger.)
Fort mit den Fingern, du naschhafter Wicht!
Und jetzt an die Arbeit zurück, geschwind!
Dass wir bei Zeiten fertig sind!
Kommt Mutter heim und wir taten nicht recht,
dann weisst du - geht's den Faulpelzen schlecht!

HÄNSEL
(steckt die Hände in die Hosentaschen)
Arbeiten? Wo denkst du hin,
danach steht mir nicht mein Sinn.
Immer mich plagen, fällt mir nicht ein,
jetzt lass uns tanzen und fröhlich sein.

GRETEL
Tanzen! Tanzen! Das wär' auch mir eine Lust!
Dazu ein Liedchen aus voller Brust.
Was uns die Muhme gelehrt zu singen:
Tanzliedchen soll jetzt lustig erklingen!

Brüderchen, komm tanz mit mir,
beide Händchen reich' ich dir.
einmal hin, einmal her,
rund herum, es ist nicht schwer!

(Hänsel versucht's, jedoch ungeschickt.)

HÄNSEL
Tanzen soll ich armer Wicht,
Schwesterchen, und kann es nicht.
Darum zeig mir wie es Brauch,
dass ich tanzen lerne auch.

GRETEL
Mit den Füsschen tapp tapp tapp,
mit den Händchen klapp klapp klapp,
einmal hin, einmal her,
rund herum, es ist nicht schwer!

HÄNSEL
Mit den Füsschen
(usw.)
... 'rum, es ist nicht schwer'

GRETEL
Ei. das hast du gut gemacht!
Ei, das hätt' ich nicht gedacht.
Seht mir doch den Hänsel an,
wie der tanzen lernen kann!

Mit dem Köpfchen nick nick nick,
mit dem Fingerchen tick tick tick,
einmal hin, einmal her,
rund herum, es ist nicht schwer

HÄNSEL
Mit dem Köpfchen
(usw.)
... 'rum, es ist nicht schwer'

GRETEL
Brüderchen, nun gib mal acht,
was die Gretel weiter macht!
Lass uns Arm in Arm verschränken,
unsre Schrittchen paarweis Ienken!
Komm!

(Sie fasst Hänsel unter dem Arm)

HÄNSEL
Ich liebe Tanz und liebe Fröhlichkeit,
bin nicht gern allein.

BEIDE
Ich bin kein Freund von Leid und Traurigkeit,
und fröhlich will ich sein!
Ich liebe Tanz
(usw.)

GRETEL
(lässt Hänsel fahren, umtanzt ihn... )
Tra-la-la, ta la la
(usw.)
(... und gibt ihm einen Stoss)
Drehe dich herum, mein lieber Hänsel.
Dreh dich doch herum, mein lieber Hans!
Komm her zu mir, komm her zu mir
zum Ringelreigentanz!

HÄNSEL
Geh weg von mir, geh weg von mir,
ich bin der stolze Hans!
Mit kleinen Mädchen tanz' ich nicht,
das ist mir viel zu dumm!

GRETEL
Geh, stolzer Hans, geh, dummer Hans,
ich krieg dich doch herum.
(Sie umtanzt Hänsel wie vorhin... )
Tra la la, tra la la
(usw.)
(...und gibt ihm einen Stoss.)

Drehe dich herum, mein Iieber Hänsel.
Dreh dich doch herum, mein lieber Hans!

HÄNSEL
(tanzt um Gretel)
Tra la la, tra la la
(usw.)
Ach, Schwesterlein, ach Gretelein,
du hast im Strumpf ein Loch!

GRETEL
Ach, Brüderlein, ach, Hänselein,
du willst mich hänseln noch?
Mit bösen Buben tanz' ich nicht,
das wär' mir viel zu dumm!

HÄNSEL
Nicht böse sein, lieb' Schwesterlein,
ich krieg' dich doch herum!
(Sie umtanzen sich wie vorhin)

GRETEL
jubelnd
Tra la la, tra la la
(usw.)
Drehe dich herum
(usw.)

HÄNSEL
Tra la la, tra la la
(usw.)

BEIDE
Tanz lustig, heissa, lustig tanz.
Lass dich's nicht gereu'n!

GRETEL
Und ist der Strumpf auch nicht mehr ganz...

HÄNSEL
Und ist der Schuh auch nicht mehr ganz...

GRETEL
Die Mutter strickt dir'n neu'n!

HÄNSEL
Der Schuster flickt dir'n neu'n
Tra la la, tra la la
(usw.)

GRETEL
Dreh dich herum
(usw.)

HÄNSEL
Tra la la, tra la la
(usw.)

(Dann fassen sie sich bei den Händen...)

BEIDE
Tra la la
(usw.)


(... und drehen sich immer schneller im Kreise, bis sie schliesslich das Gleichgewicht verlieren und übereinander auf den Boden hinpurzeln. In diesem Augenblicke geht die Türe auf: die Mutter wird sichtbar, worauf die Kínder schnell vom Boden aufspringen.)

DIE MUTTER
Holla!

GRETEL
Die Mutter!

HÄNSEL
Himmel, die Mutter!

DIE MUTTER
Was ist das für eine Geschichte!

GRETEL
Der Hänsel ...

HÄNSEL
Die Gretel ...

GRETEL
... er wollte ...

HÄNSEL
... ich sollte ...

(Die Mutter tritt herein, schnallt Ihre Kiepe ab und setzt sich nieder.)

DIE MUTTER
Wartet, ihr ungezogenen Wichte!
Nennt ihr das Arbeit, johlen und singen?
wie auf der Kirmes tanzen und springen?
Indess die Eltern vom frühen Morgen
bis in die Nacht sich mühen und sorgen,
(Sie gibt Hänsel einen Puff.)
Dass dich!
Lasst sehn, was habt ihr beschickt?
(Sich umwendend.)
Wie, Gretel? den Strumpf nicht fertig gestrickt?
Und du, du Schlingel, in all' den Stunden
nicht mal die wenigen Besen gebunden?
Ihr unnützes Volk, den Stock will ich holen
und euch den Faulpelz weidlich versohlen!
(In ihrem Eifer hinter den Kindern her, stösst sie den Milchtopf vom Tisch, so dass er klirrend zu Boden fällt.)
Jesses! nun auch den Topf noch zerbrochen!
(weinend)
Was nun zum Abend kochen?
(Sie besieht sich ihren mit Milch begossenen Rock, Hänsel kichert verstohlen.)
Was! Bengel, lachst mich noch aus?
(Mit dem Stock hinter Hänsel her, der zur offenen Türe hinausrennt.)
Wart, kommt nur der Vater nach Haus!
(Mit plötzlicher Heftigkeit einen Korb von der Wand nehmend und ihn Gretel in die Hand drängend.)
Marsch! Fort in den Wald
Dort sucht mir Erdbeeren! Wird es bald?
Und bringt ihr den Korb nicht voll bis zum Rand,
so hau' ich euch, dass ihr fliegt an die Wand!
(Die Kinder laufen in den Wald. Die Mutter setzt sich erschöpft an den Tisch.)
Da liegt nun der gute Topf in Scherben!
Ja, blinder Eifer bringt immer Verderben!
(Sie ringt die Hände.)
Herr Gott, wirf Geld herab!
(Schluchzend.)
Nichts hab' ich zu leben,
kein Krümmchen den Würmern zu essen zu geben!
Kein Tröpfchen im Topfe, kein Krüstchen im Schrank,
schon lange nur Wasser zum Trank!
(Sie stützt den Kopf mit der Hand.)
Müde bin ich, müde zum Sterben! Herrgott, wirf Geld herab!
(Sie legt den Kopf auf den Arm und schläft ein.)

(Man hört eine Stimme von weitem.)

STIMME des VATERS
Ra-la-la-la, ra-la-la-la,
heissa Mutter, ich bin da!
bringe Glück und Gloria!
(Etwas näher)
Ach, wir armen, armen Leute,
alle Tage so wie heute:
In dem Beutel ein grosses Loch,
und im Magen ein gröss'res noch.
Ral-la-la-la, ra-la-la-la,
Hunger ist der beste Koch!
Ral-la-la-la, ra-la-la-la,
Hunger ist der beste Koch!

(Am Fenster wird der Kopf des Besenbinders sichtbar, welcher während des Folgenden in angeheitertem Zustand, mit einem Kober auf dem Rücken, in die Stube tritt.)

Ja, ihr Reichen könnt euch laben,
wir, die nichts zu essen haben,
nagen ach, die ganze Woch',
sieben Tag' an einem Knoch'!
Ral-la-la-la
(usw.)
Ja, ja, der Hunger kocht schon gut,
sofern er kommandieren tut;
allein, was nützt der Kommandör,
fehlt auch im Topf die Zubehör?
Ra-la-la-la, ral-la-la-la,
Kümmel ist mein Leiblikör!
Ral-la-ia-la-la, ral-la-la-la,

(Schwankt tänzelnd zu der Schlafenden und gibt ihr einen derben Schmatz.)

Mutter, schau, was ich bescher'!

DIE MUTTER
(reibt sich die Augen)
Ho ho! Wer speck- specktakelt mir da im Haus
und ral-la-la-lakelt aus 'm Schlaf mich heraus?

DER VATER
I wo!
Das tolle Tier im Magen hier,
das bellte so, das glaube mir!
Ra-la-la-la, ral-la-la-la,
Hunger ist ein tolles Tier!
Ra-la-la-la, ral-la-la-la,
beisst und kratzt, das glaube mir!

DIE MUTTER
So, so!
Das tolle Tier, es ist wohl schier
stark angezecht, das glaube mir!

DER VATER
Nun ja!
's war heut' ein heiterer Tag,
fandst du nicht auch, lieb' Weib?

(Er will sie küssen.)

DIE MUTTER
(stösst ihn ärgerlich von sich)
Ach geh! Du weisst, nicht leiden mag
ich Wirtshaus-Zeitvertreib!

DER VATER
Auch gut!
(Er wendet sich zu seinem Kober.)
So seh'n wir, wenn's beliebt,
was es für heut' zu schmausen gibt!

DIE MUTTER
Höchst einfach ist das Speisregister,
der Abendschmaus, zum Henker ist er!
Teller leer, Keller leer,
und im Beutel ist gar nichts mehr!

DER VATER
Ra-la-la-la, ral-la-la-la,
lustig, Mutter, bin auch noch da,
bringe Glück und Gloria!
(Er nimmt den Kober und kramt aus.)
Schau, Mutter,
wie gefällt dir dies Futter?

DIE MUTTER
Mann, Mann, was seh' ich!
Speck und Butter,
Mehl und Würste -
(Sie hilft ihm beim Auspacken.)
 - vierzehn Eier -
Mann, die sind jetztunder teuer!
Bohnen, Zwiebeln, und - Herrjeh!! -
gar ein Viertelpfund Kaffee!

(Der Vater kehrt den Kober vollends um; ein Haufen Kartoffeln rollt zur Erde. Dann fasst er die Mutter am Arm und tanzt mit ihr in der Stube umher.)

DER VATER
Ral-la-la-la, ral-la-la-la,
ral-la-la-la, hop-sas-sa
heute woll'n wir lustig sein.

DIE MUTTER
(stimmt mit ein)
Ral-la-la-la,...

BEIDE
Ral-la-la-la,...
(usw.)

DER VATER
Ja, hör nur, Mütterchen, wie's geschah!

(Er setzt sich nieder, die Mutter kramt inzwischen die Sachen ein, zündet Feuer im Herd an, schlägt Eier in eine Pfanne usw.)

Drüben hinterm Herrenwald,
da gibt's prächt'ge Feste bald:
Kirmes, Hochzeit, Jubiläum,
Böllergeknall und gross Tedeum!
Mein Geschäft kommt nun zur Blüte,
dessen froh sei dein Gemüte!
Wer will feine Feste feiern,
der muss kehren, schrubben und scheuern;
bot drum meine Waren aus,
zog damit von Haus zu Haus:
"Kauft Besen! Kauft Besen! Gute Feger,
feine Bürsten, Spinnejäger! "
Sieh, da verkauft' ich massenweise
meine Ware zu dem höchsten Preise!
Schnell nun her mit Topf und Pfanne,
(Er stösst einige blecherne Gefässe vom Herde hinunter.)
her mit Schüssel, Kessel und Kanne!
Vivat hoch ...

DIE MUTTER
Vivat hoch ...

BEIDE
... die Besenbinder!

(Der Vater setzt die Kümmelflasche an den Mund, hält jedoch plötzlich inne.)

DER VATER
Doch halt, wo bleiben die Kinder?
Hänsel, Gretel, wo steckt der Hans?

DIE MUTTER
Wo er steckt?
(Sie zuckt verlegen die Achseln.)
Ja, wüsste man's!
Doch das weiss ich klar wie Tag,
dass der Topf zu Scherben brach.

DER VATER
Was? Der neue Topf entzwei?

DIE MUTTER
Und am Boden quoll der Brei!

DER VATER
(wütend mit der Faust auf den Tisch schlagend)
Donnerkeil! So haben die Rangen
wieder Unfug angefangen?

DIE MUTTER
(hastig)
Unfug viel und Arbeit keine
hatten sie getrieben hier alleine;
hörte schon draussen sie johlen,
hopsen und springen wie wilde Fohlen,
na, da wusst' ich nicht, wo mir stand der Kopf...

DER VATER
Und vor Zorn ...

DIE MUTTER
... und vor Zorn zerbrach ...

DER VATER
... brach ...

BEIDE
... der Topf!

DER VATER, dann BEIDE
(lachend)
Ha ha ha ha ha
(usw.)

DER VATER
(die Mutter lacht weiter)
Na, Zornmütterchen, nimm mir's nicht krumm:
solche Zorntöpfe find' ich recht dumm!
(Die Mutter schweigt.)
Doch sag, wo mögen die Kinderchen wohl sein?

DIE MUTTER
(schnippisch)
Meinethalben am Ilsenstein!

DER VATER
(entsetzt)
Am Ilsenstein! Ei, juckt dich das Fell?

(Er holt einen Besen von der Wand.)

DIE MUTTER
(mit verächtlicher Miene)
Den Besen, den lass nur an seiner Stell!

(Er lässt den Besen fallen und ringt die Hände.)

DER VATER
Wenn sie sich verirrten im Walde dort,
in der Nacht ohne Stern' und Mond!

DIE MUTTER
O Himmel!

DER VATER
Kennst du nicht den schauerlich düstern Ort,
weisst nicht, dass die Böse dort wohnt?

DIE MUTTER
(betroffen)
Die Böse? Wen meinst du?

DER VATER
Die Knusperhexe!

DIE MUTTER
Die Knusperhexe!

Der Vater nimmt den Besen wieder vom Boden.

Mein! Sag doch, was soll denn der Besen?

DER VATER
Der Besen, der Besen, was macht man damit,
was macht man damit?
Es reiten drauf, es reiten drauf die Hexen!
Eine Hex', steinalt,
haust tief im Wald,
vom Teufel selber hat sie Gewalt.
Um Mitternacht,
wenn Niemand wacht,
dann reitet sie aus zur Hexenjagd.
Zum Schornstein hinaus,
auf dem Besen, o Graus,
über Berg und Kluft,
über Tal und Schlucht,
durch Nebelduft,
im Sturm durch die Luft:
ja, so reiten, ja, so reiten,
juchheissa, die Hexen!

DIE MUTTER
Entsetzlich! Doch die Knusperhex?

DER VATER
Ja, bei Tag o Graus,
zum Hexenschmaus
im Knisper-Knasper-Knusperhaus
die Kinderlein,
Armsünderlein,
mit Zauberkuchen lockt sie hinein.
Doch übel gesinnt
ergreift sie geschwind
das arme Kuchen knuspernde Kind,
in den Ofen, hitzhell,
schiebt's die Hexe blitzschnell,
dann kommen zur Stell',
gebräunet das Fell,
aus dem Ofen, aus dem Ofen
die Lebkuchenkinder!

DIE MUTTER
Und die Lebkuchenkinder?

DER VATER
Sie werden gefressen!

DIE MUTTER
Von der Hexe?

DER VATER
Von der Hexe!

DIE MUTTER
(die Hände ringend)
O Graus!
Hilf Himmel! Die Kinder!
Ich halt's nicht mehr aus!

(Sie rennt aus dem Hause.)

DER VATER
He, Alte, wart doch, nimm mich mit!
Wir wollen ja beide zum Hexenritt!

(Er nimmt die Kümmelflasche vom Tische und eilt ihr nach.)


Hexenritt
(Vorspiel zum 2. Bild)


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@ 藤井宏行



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