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第1幕

第1場
(ウェストミンスターの宮殿の一階の広間)

【淑女たち】
ご覧なさい!…死の蒼白さが
あの方のお顔を染めているわ!
悲しみが 恐ろしい悲しみが
きっと心を埋め尽くしているのでしょう
(彼女に近づいて)
サラ?公爵夫人?ああ!震えているわ…
何なのです あなたの悲しみは?

【サラ】
悲しみが 私の中に!

【淑女たち】
悲しくないの
濡れているわよ 胸が涙で?

【サラ】
(独白)
ああ!私を裏切ったのね この心は!
(声を上げて)
悲しいお話を読んで
泣いてしまったの… ロザムンデの…

【淑女たち】
閉じましょう 悲しいページは
あなたの嘆きが増すだけですよ

【サラ】
私の嘆きが!…

【淑女たち】
ええ!打ち明けてちょうだい
この胸の友情に

【サラ】
皆さま そんなふうに思っているの?…

【淑女たち】
ああ!信頼して

【サラ】
私が?…いいえ…
私はすっかり満ち足りているわよ

【淑女たち】
(独白)
笑顔の方が痛々しいわ
泣いている姿よりもずっと

【サラ】
(独白)
苦しむ者には涙は甘い…
この喜びだけがただひとつ残されたものなの…
私に輝く運命の星は
こうして泣くことさえも禁じているけれど!
あなたのものよりも ずっと残酷なのです
ロザムンデ 私の運命の方が!
あなたはたった一度死んだだけ…
けれど私はずっと死を生きて行くのだから!

第2場

【エリザベッタ】
公爵夫人…
熱心な嘆願を
そなたの夫がしたのに免じて もう一度
伯爵に会うことにしました…
けれど…神のお許しになった
これが彼に会う最後の機会です
私には判別できませんでした 彼の心の中が
汚れているかどうかは 反逆の罪で

【サラ】
あの方はいつでも
忠実だったのでは 女王陛下には?

【エリザベッタ】
忠実ですって この女王に?
それは確かなの おおサラ?
重要なのです 忠誠を確かめることは
エリザベッタにとって

【サラ】
(独白)
凍り付いてしまう!…

【エリザベッタ】
あなたには明かしましょう
この心のすべてを…恐ろしい疑念が
私の中で目を覚ましたのです アイルランドの海岸に
彼を私の命令で行かせたのは 遠ざけたかったからです
彼をロンドンから…彼は戻って来ます 告発されて
反逆の罪で けれど私は別の罪の方を恐れています
この罪人が犯しているのではと…恋敵を
もし私が見つけることになれば ああ!何と
おお!どれほどのものになることでしょう
私の復讐は

【サラ】
(独白)
どこに私は隠れられるのかしら!…

【エリザベッタ】
私から奪うなんて ロベルトの心を!…
それは重罪です 私からこの王冠を奪うほどの

彼の愛は私には至福でした
私にはそれは天の贈り物のように思えました
そして恋するこの魂には
それはこの王座よりずっと大切なものでした
ああ!もし私が もし私が裏切られたのなら
もしもあの心がもはや私のものでないのなら
人生の喜びは
嘆きと涙に変わってしまうことでしょう 私には!

第3場

【セシル】
議会よりの特使として参りました

【サラ】
(独白)
私は震えます!

【エリザベッタ】
お話しなさい!

【サラ】
(独白)
彼の表情には憎しみがあふれている!

【セシル】
反逆罪で
告訴しました エセックス伯爵を!
あなた様のお慈悲が過ぎますため
裁判が進みません
彼への判決を申しわたすこと
そして彼の恐ろしい企てを阻止すること
これはご存じのように議会の権限です
この権限をあなた様に認めて頂きたく

【エリザベッタ】
他の証拠が 彼の犯罪立証には
議員たちよ まだ必要なのです!

第4場

【伝令】
陛下の御足元に
エセックス公がひれ伏したいと参っております

【セシル、グァルティエーロ、サラ】
彼が!…

【セシル、グァルティエーロ】
(独白)
ああ、怒りに私は食い尽くされそうだ!…

【エリザベッタ】
通しなさい 私には聞きたいことが

【サラ】
(独白)
どうして胸はドキドキするのでしょう!

【エリザベッタ】
(独白)
ああ!戻って来て あなた 望んだ通りに
一番幸せだった時のままに
そしてあなたの敵は倒れるでしょう
塵となってあなたの前に
私の王国が 全世界が
死刑と叫んでも それは無駄なこと
もしも私の足元に 愛があなたを導いてくれるのなら
あなたは無実です 私にとっては!

【サラ】
(独白)
あの方に天が微笑みますように
たとえ悲劇となったとしても 私には!

【セシル、グァルティエーロ、コーラス】
(独白)
奴の運命は まだ星に導かれているのだな
まだ沈んでいない星に!

【エリザベッタ】
(独白)
来て 来て さあ早く

ああ!戻って来て あなた 望んだ通りに
一番幸せだった時のままに
そしてあなたの敵は倒れるでしょう
塵となってあなたの前に
私の王国が 全世界が
死刑と叫んでも それは無駄なこと
もしも私の足元に 愛があなたを導いてくれるのなら
あなたは無実です 私にとっては!

第5場

【ロベルト】
王家の女性よ あなた様のお足元に

【エリザベッタ】
ロベルト!…
伯爵 お立ちなさい 命令です!
(セシルに)
私の望みは
すぐに知らせます 皆の者 お下がりなさい
(ロベルト以外の全員退場)
犯罪の被疑者となって戻ってきたのね
私の前に!私を裏切ったの?
そして奪い取るつもりかしら 先祖代々の
この髪に輝く王冠を?

【ロベルト】
私の胸の
この傷跡は
あなた様の敵の剣がつけたものです
私にとってはこれが答えです

【エリザベッタ】
でも あの告発は?…

【ロベルト】
それが何でしょう?
戦場より反乱軍を逃がしたのは
敗者に情けをかけただけのこと それを咎として
部下の兵士を悪名高き処刑台へと上げるのですか
エリザベッタさまのご命令で

【エリザベッタ】
私の指図ひとつで
変えられるのですよ 恩知らず
あなたへの判決ならば:私の命令ひとつであなたを
自由にだってできる でも何のため話すのですか
処刑台のことを?あなたをどんな厳しい私の掟も
墓へと追いやることはできません
トランペットが招集したときに
わが戦士たちを 城を攻めよと
あの誇り高きカディスの城を あなたを心配させたのは
陰謀で失脚させられるのではないかということですね
遠くにいるあなたを 残酷な嫉妬の怒りが
(ロベルトの指にはめられた指輪を指して)
あなたにこの指輪をあげて 私はあなたに言いました
王家の言葉が どんなときでも
私の目にそれを見せれば あなたの救済を
保証するでしょうと…私はまた思い出しました
あの素敵だった季節を
私の日々は流れて行った
甘い希望に満ちて!
ああ あなたと幸せを分け合った日々よ!ああ思い出よ

ひとつの優しい心が 私を幸せにしました
私は幸せを感じました
この唇が言葉にできないほどの​​…
愛の夢と - この人生がそう思えました!
けれど夢は消えました - 心も消えたのです!

【ロベルト】
(独白)
虚しき運命が - 王位を私に約束したが
私には希望の - 人生は微笑まない
私にとってこの世は - 沈黙の荒れ地
王冠の宝石にも
何の輝きもないのだ

【エリザベッタ】
黙ったままなのですか
(非難する調子で しかし優しさを漂わせながら)
だったら あれは本当なのね!
あなたは変わってしまったの?

【ロベルト】
いいえ…何をおっしゃるのです?
一言お命じになれば 戦士たちは
立ち上がり あなた様の敵を蹴散らします
この服従と勇気の印を
あなたにお示し致しましょう

【エリザベッタ】
(独白)
でもそれは愛の印ではないわ!
(平静さを装って)
戦いを望んでいるのね!でも考えないのですか
あなたはそのまつ毛を濡らしはしないのかと
自分の涙で?

【ロベルト】
(独白)
ああ 何のことだ?

【エリザベッタ】
あなたの危険への心配で
誰かの心を震わせることはないのですか?

【ロベルト】
震わせる?

【エリザベッタ】
誰かの心と 愛情で
あなたは結ばれているのでは?

【ロベルト】
ああ!ではご存じなのですか?
(独白)
しまった 何を言ってしまったんだ!

【エリザベッタ】
何ですって?続けて
あなたの心を私に今明かしてちょうだい
何を恐れているの…さあ さあ?:
愛する人の名前を言ってご覧なさい…
私は祭壇へとあなたを導いてあげますわ

【ロベルト】
あなた様は誤解しておられます…

【エリザベッタ】
(独白)
ああ 復讐よ!
(恐ろしい威厳を見せて)
では恋はしていないというの?
答えなさい!

【ロベルト】
私が?いいえ

【エリザベッタ】
(独白)
閃光が 恐ろしい閃光が
この目にきらめく!…
私のこの怒りの復讐から
罪深い女は逃れられはしません
死ぬのです 不実な裏切り者が
死ぬのです 彼は苦い死にざまで
その死がその高慢な恋敵の
厳しい罰となるでしょう

【ロベルト】
(独白)
隠すのだ 静めるのだ 胸の鼓動を
おお 哀れなわが心臓よ
お前は与えられているのだ 涙だけを
おお 報われぬ愛よ
私一人が犠牲になろう
彼女の恐ろしい疑念の…
私と一緒にこの秘密の愛も
死んで墓へと入るのだ
(エリザベッタに)
女王陛下!

【エリザベッタ】
さあ?最後まで言いなさい!
伯爵!

【ロベルト】
女王陛下!

【エリザベッタ】
恋をしてるんじゃないの?

【ロベルト】
恋などしてはおりません
(独白)
隠すのだ 静めるのだ 胸の鼓動を
おお 哀れなわが心臓よ
お前は与えられているのだ 涙だけを
おお 報われぬ愛よ
私一人が犠牲になろう
彼女の恐ろしい疑念の…
私と一緒にこの秘密の愛も
死んで墓へと入るのだ

【エリザベッタ】
(独白)
死になさい
そうよ その死が高慢な恋敵への
厳しい罰となるでしょう

(エリザベッタは自分の部屋に戻って行く)

第6場

【ノッティンガム】
ロベルト!

【ロベルト】
何と?…君を抱擁させてくれ!…

【ノッティンガム】
ひどく
青ざめているぞ お前の顔は!ああ!もしかして?…
お前に聞くことは!

【ロベルト】
まだ私の判決のことは
陛下は口にはされなかった
だが恐ろしい眼差しが
ぎらついているのを見たら分かる
私の血を求めていると

【ノッティンガム】
それ以上言うな… 苦悩で
この魂は一杯なんだ そして不安で!

【ロベルト】
ああ!頼む
私の運命など放っておいて 仲良く腕を組むんだ
君の愛妻と 不幸な男のことは忘れてくれ

【ノッティンガム】
何を言うんだ?…ああ 酷い運命は
友人としても 夫としても
私を幸せにはしてくれないのだ!

【ロベルト】
ああ!話してくれ!

【ノッティンガム】
謎の苦しみがサラを追い詰め
毎日 少しずつ
彼女を導いているんだ 墓へと

【ロベルト】
(独白)
酷い女だった だが気の毒に!

【ノッティンガム】
昨日 一日が静まる頃
いつもより早く 私が家に戻り
通りがかると 部屋のそばを
彼女がひとりでいるのを好んでいるその部屋で
突然聞こえて来たのだ…音が
押し殺したすすり泣きの声がドアの近くで
見えないように立ち止まると 彼女は刺繍をしてた
金の糸で一枚の青いスカーフを
だけど始終 涙で仕事の手を止めて
死にたいとつぶやくんだ!私は逃げ出した
この魂は混乱してる…心は
すっかり動揺して 気が変になりそうなんだ

おそらく あの感じやすい心には
自然なのだろう 泣いている方が
その酷い悲しみに
私もまた 共に苛まれたいと思った
ああ!どれほど私も涙でやつれたことか…
だが そのわけは分からないのだ!
時々 疑いが語りかけてくる
嫉妬の声が
けれど理性がすぐに追い払う
追い散らすのだ 凶悪な疑念を
決して天使の心の中には
邪心は入ることはできぬのだから

第7場

【セシル】
公爵 来てくれ!会議だ
女王陛下が議員を招集された

【ノッティンガム】
何が議題だ?

【セシル】
判決が
あまりに延期されていることについて

【ノッティンガム】
行くよ 友よ!

【ロベルト】
君のまつ毛の上に
涙がこぼれてるのか?
私を放っておいてくれ この危難のうちに!
どうか頼む!

【セシル】
来てくれ

【ノッティンガム】
お前を救いたいのだ!

ここでは裏切り者と皆がお前を呼ぶ
お前に襲い掛かったと 恐ろしい運命が
お前の名誉を 私だけは守るつもりだ
大地も天も私の願いをお聞き届けになるだろう
私が彼の命も名誉も守れるようにと
どうかお聞き届けを おお全能の神よ
語ってくれ 私の唇を通して
聖なる友情の声よ

【ロベルト】
(独白)
私のものほどに引き裂かれた
心はこの世には他にないだろう

【コーラス】
(舞台裏で)
高慢な男を正義が罰するのだ
その悪行に償いを
さあ 公爵 行くぞ 行くぞ


第8場

【サラ】
すべてが沈黙している…ただ私の心の中にだけ
声が語りかけてくるの 叫びが!
何と厳しい責め!でも罪は
私にはないわ 慈悲の
忠告に私は身を任せましょう
愛の忠告にではなく 恐ろしい危険が
ロベルトを脅かし
私自身の危険を忘れさせる…誰か来るわ!

第9場

【サラ】
あの人ね!

【ロベルト】
今一度 おお残酷な人よ 認めてくれたんだな
あなたのもとに来ることを!嘘つきめ!裏切り者め!
邪悪な女め!そしてどんな呼び名も
この怒りの この非難の呼び名も
あなたには不足だろう?

【サラ】
聞いて!あなたは遠くへ行ってしまっていたの
墓石の蓋が開いた時には
私のお父さまの墓の - 私は残されたの
親もなく一人ぼっちに 「あなたにも支えが必要でしょ」
そう女王さまは私に仰ったわ: 「幸せな結婚を
あなたに準備しましょう… 」って

【ロベルト】
それであなたは?

【サラ】
拒んだし それから陛下に懇願したわ
でも無駄だった 私は…引きずり込まれたの
新婚のベッドに…何を言っているのかしら?
私の死のベッドによ!

【ロベルト】
おお 天よ!

【サラ】
幸せは
私にはもうないけれど 運命があなたには与えてくれるわ…
女王さまに その心を
捧げて ロベルト

【ロベルト】
ああ!黙ってくれ…
死ぬほど愛しているのだから

【サラ】
あなたの手の中できらめいている宝石は
記念と誓いの印でしょう
王家の愛情の?

【ロベルト】
愛情の証?
あなたは知らないんだ!…これで疑いを晴らさせてくれ
(指輪をテーブルの上に投げ出す)
千度でもあなたのため この命を捧げるつもりさ!

【サラ】
ロベルト…最後の言葉で
サラはあなたに話をしたいの そして
お願いしたいことが

【ロベルト】
この血を望んでくれ…
すべて散らそう あなたのために 愛しい人よ!

【サラ】
生きて そしてこの岸辺から逃げて

【ロベルト】
本気なのか?…ああまるで
まるで夢を見ているようだ!

【サラ】
もしも私を愛しているのなら
永遠に私をひとりにして

【ロベルト】
永遠に!…
信じられぬ 変わってしまうとは
こんなにもサラの心が!
あなたに嫌われているのだな!…

【サラ】
むごい人!

【ロベルト】
あなたのためにこの愛は燃え上がる

【サラ】
あなたが戻ってきて ああ惨めな私!
この弱い心の中で
おさまりかけていた苦しみの炎が
再び燃え始めたのです…
ああ!去って ああ!行って ああ!私を一人にして
この苦い運命を受け入れて…
あなたは命を
私は名誉を救うの!

【ロベルト】
どこにいるのだ私は?…何という狂乱!…
生と死の間で揺れているぞ!…

あなたは私を愛してるのに あなたを失わねばならぬのか!…
私を愛してくれているのに 去らねばならぬのか!…
愛の力よ
私にお前の強さを与えてくれ
人の心の中には
それほどまでの美徳はないのだから
さあ拭くんだ その苦い涙を…
分かった 逃げるよ

【サラ】
誓って!

【ロベルト】
ああ

【サラ】
それで いつ逃げるのですか?

【ロベルト】
静かに また
暗い夜が来たときだ
再び 天に
暗いヴェールが横たわったなら
今は無理だ バラ色の
夜明けの光がもう…

【サラ】
ああ!危険ですわ!…急いで…
もし見つかったら あなたが去るところを!…

【ロベルト】
おお残酷な瞬間!…

【サラ】
最後に
不幸な愛の印に
あなたにこれを…

(籠からスカーフを取り出す)

【ロベルト】
ああ! くれないか
この傷ついた心の上に当てよう!

【サラ】
行って! - 私を思い出すのは
ただ神さまにお祈りする時だけにしてね
お別れです!

【ロベルト】
永遠に!

【サラ】
おお 苦悩よ!…

【ロベルト】
ああ 邪悪な運命よ 残酷ナ!

【サラ ロベルト】
この運命の 最後のお別れは
苦しみの深淵…
私の燃える涙は
まつ毛からあふれてこの胸に落ちる
ああ!もう二度と会うことはないでしょう…
ああ!もう二度と! 死を私は感じます!
この言葉の中には込められているのです
悲しみの人生が
ATTO PRIMO

Scena Prima
(Sala terrena nel palagio de Westminster)

DAME
Geme!… pallor funereo
Le sta dipinto in volto!
Un duolo, un duol terribile
Ha certo in cor sepolto.
(accostandosi ad essa)
Sara? Duchessa? Oh! Scuotiti…
Onde la tua mestizia?

SARA
Mestizia in me!

DAME
Non hai
Bagnato il sen di lagrime?

SARA
(fra sè)
Ah! mi tradisce il core!
(in alta vocce)
Lessi dolente istoria
Piangea… di Rosamonda…

DAME
Chiudi la trista pagina
Che il tuo dolor seconda.

SARA
Il mio dolor!…

DAME
Si! Versalo
Dell'amistade in seno.

SARA
Lady, e credete?…

DAME
Ah! fidati.

SARA
Io?… No…
Son lieta appieno.

DAME
(fra sè)
È quel sorriso infausto
Più del suo pianto ancor.

SARA
(fra sè)
All'afflitto è dolce il pianto…
È la gioia che gli resta…
Una stella a me funesta
Anche il pianto mi vietò!
Della tua più cruda, oh quanto,
Rosamonda, è la mia sorte!
Tu periste d'una morte…
Io vivendo ognor morrò!

Scena Seconda

ELISABETTA
Duchessa…
Alle fervide preci
Del tuo consorte alfin m'arrendo; alfine
Il conte rivedrò…
Ma… Dio conceda
Che per l'ultima volta io nol riveda,
Ch'io non gli scerna in core
Macchia di tradimento.

SARA
Egli era sempre
Fido alla sua regina?

ELISABETTA
Fido alla sua regina?
E basta, o Sara?
Uopo è che fido il trovi
Elisabetta.

SARA
(fra sè)
Io gelo!…

ELISABETTA
A te svelai
Tutto il mio cor… Un orrendo sospetto
Alcuno in me destò. D'Irlanda in riva
Lo trasse un cenno mio, ché lungi il volli
Da Londra… egli vi torna, ed accusato
Di fellonia; ma d'altra colpa io temo
Delinquente saperlo… Una rivale,
S'io discoprissi, ah! quale,
Oh! Quanta non sarebbe
La mia vendetta.

SARA
(fra sè)
Ove m'ascondo!…

ELISABETTA
Il core togliermi di Roberto!…
Men delitto saria togliermi il serto.

L'amor suo mi fe' beata,
Mi sembrò del cielo un dono,
E a quest'alma innamorata
Era un ben maggior del trono.
Ah! Se fui, se fui tradita,
Se quel cor più mio non è,
Le delizie della vita
Lutto e pianto son per me!

Scena Terza

CECIL
Nunzio son del Parlamento.

SARA
(fra sè)
Tremo!

ELISABETTA
Esponi!

SARA
(fra sè)
Ha sculto in fronte l'odio suo!

CECIL
Di tradimento
Si macchiò d'Essex il Conte!
Eccessiva in te clemenza
Il giudizio ne sospende:
Profferir di lui sentenza
E stornar sue trame orrende,
Ben lo sai de' Pari è dritto.
Questo dritto a te si chiede.

ELISABETTA
D'altre prove il suo delitto,
Lordi, ha d'uopo!

Scena Quarta

PAGGIO
Al regio piede
Di venire Essex implora.

CECIL, GUALTIERO, SARA
Egli!…

CECIL, GUALTIERO
(Fra sè)
Ah, la rabbia mi divora!…

ELISABETTA
Venga. Udirlo io vo'.

SARA
(Fra sè)
Come il cor mi palpitò!

ELISABETTA
(Fra sè)
Ah! Ritorna qual ti spero,
Qual ne' giorni più felici,
E cadranno i tuoi nemici
Nella polve innanzi a te.
Il mio regno, il mondo intero,
Reo di morte invan ti grida.
Se al mio piede amor ti guida,
Innocente sei per me!

SARA
(Fra sè)
A lui fausto il ciel sorrida,
E funesto sia per me!

CECIL, GUALTIERO, CORO
(Fra sè)
De' suoi giorni un astro e guida
Che al tramonto ancor non è!

ELISABETTA
(Fra sè)
Vieni, vieni, t'affretta.

Ah! Ritorna qual ti spero,
Qual ne' giorni più felici,
E cadranno i tuoi nemici
Nella polve innanzi a te.
Il mio regno, il mondo intero,
Reo di morte invan ti grida.
Se al mio piede amor ti guida,
Innocente sei per me!

Scena Quinta

ROBERTO
Donna reale, a' piedi tuoi…

ELISABETTA
Roberto!…
Conte, sorgi, lo impongo!
(a Cecil)
Il voler mio
Noto in breve farò. Signori, addio.
(Tutti si ritirano, tranne Roberto)
In sembianze di reo tornaste dunque
Al mio cospetto! E me tradire osavi?
E insidiar degli avi
A questa crine il serto?

ROBERTO
Il petto mio
Pieno di cicatrici,
Che il brando vi lasciò de' tuoi nemici,
Per me risponda.

ELISABETTA
Ma l'accusa?…

ROBERTO
E quale?
Domata in campo la ribelle schiera,
Col vinto usai clemenza: ecco la colpa
Onde al suo duce innalza un palco infame
D'Elisabetta il cenno.

ELISABETTA
Il cenno mio
Differì, sconoscente,
La tua sentenza: Il cenno mio ti lascia
In libertade ancor. Ma che favelli
Di palco? A te giammai questa mia destra
Schiuder non può la tomba.
Quando chiamò la tromba
I miei guerrieri ad espugnar le torri
Della superba Cadice, temesti
Che la rovina macchinar potesse
Di te lontano, atroce, invidia rabbia.
(accennando una gemma che Roberto ha in dito)
Ti porsi questo anello, e ti parlai
La parola dei re, che ad ogni evento
Offrirlo agli occhi miei, di tua salvezza
Pegno sarebbe… Col pensiero io torno
A stagion più ridente:
Allora i giorni miei
Scorrean soavi al par della speranza!
Oh giorni avventurati! Oh rimembranza.

Un tenero core mi rese felice,
Provai quel contento
Che labbro non dice…
Un sogno d'amore - la vita mi parve!
Ma il sogno disparve, - disparve quel cor!

ROBERTO
(Fra sè)
Indarno la sorte - un trono m'addita;
Per me di speranze - non ride la vita.
Per me l'universo - è muto, deserto:
Le gemme del serto
Non hanno splendor.

ELISABETTA
Muto resti
(in tuono di rimprovero in cui traspira tutta la tenerezza)
È dunque vero!
Sei cangiato?

ROBERTO
No… che dici?
Parla un detto, ed il guerriero
Sorge, e fuga i tuoi nemici.
D'obbedienza e di valore
Prova avrai.

ELISABETTA
(Fra sè)
Ma non d'amore!
(con simulata calma)
Vuoi pugnar! Ma di', non pensi
Che bagnar faresti un ciglio
Qui di pianto?

ROBERTO
(Fra sè)
Ahimè, quai sensi?

ELISABETTA
Che l'idea del tuo periglio
Palpitar farebbe un cor?

ROBERTO
Palpitar?

ELISABETTA
Di tal, che amore
Teco strinse?

ROBERTO
Ah! dunque sai?
(Fra sè)
Ciel, che dico!

ELISABETTA
Ebben? Finisci:
L'alma tua mi svela ormai.
Che paventi?… Ardisci, ardisci:
Noma pur la tua diletta…
All'altar io vi trarrò.

ROBERTO
Mal t'apponi…

ELISABETTA
(Fra sè)
Oh mia vendetta!
(attegiandosi di terribile maestà)
E non ami?
Bada!

ROBERTO
Io? No.

ELISABETTA
(Fra sè)
Un lampo, un lampo orribile
Agli occhi miei splendea!…
Dal mio sdegno vindice
Fuggire non può la rea.
Morrà l'infido, il perfido
Morrà di morte acerba,
E la rival superba
Punita in lui sarà.

ROBERTO
(Fra sè)
Nascondi, frena i palpiti,
O misero mio core;
Ti pasci sol di lagrime
O sventurato amore.
Ch'io cada solo vittima
Del suo fatal sospetto…
Con me l'arcano affetto
E morte e tomba avrà.
(ad Elisabetta)
Regina!

ELISABETTA
Ebben? Finisci!
Conte!

ROBERTO
Regina!

ELISABETTA
Non ami?

ROBERTO
Non amo.
(Fra sè)
Nascondi, frena i palpiti,
O misero mio core;
Ti pasci sol di lagrime
O sventurato amore.
Ch'io cada solo vittima
Del suo fatal sospetto…
Con me l'arcano affetto
E morte e tomba avrà.

ELISABETTA
(Fra sè)
Cadrà.
Sì, la rival superba
Punita in lui sarà.

(Elisabetta rientra ne' suoi appartamenti.)

Scena Sesta

NOTTINGHAM
Roberto!

ROBERTO
Che?… fra le tue braccia!…

NOTTINGHAM
Estremo
pallor ti siede in fronte! Ah! Forse?…
D'interrogarti!

ROBERTO
Ancor la mia sentenza
Non profferì colei:
Ma nel tremendo sguardo
Le vidi sfolgorar
La brama del sangue mio.

NOTTINGHAM
Non proseguir… D'ambascia
L'anima ho piena di spavento!

ROBERTO
Ah! Lascia
Che il mio destin si compia, e nelle braccia
Di cara sposa un infelice oblia.

NOTTINGHAM
Che parli?… Ahi, fera sorte
Né amico, né consorte
Lieto mi volle!

ROBERTO
Oh! Narra!

NOTTINGHAM
Un arcano martir di Sara attrista
I giorni, e lentamente
la conduce alla tomba.

ROBERTO
(Fra sè)
E rea, ma sventurata!

NOTTINGHAM
Ieri, taceva il giorno,
Quando pria dell'usato, al mio soggiorno
Mi trassi, e nelle stanza
Ove solinga ella restar si piace,
Mossi repente… Un suono
Di taciti singulti appo la soglia
M'arrestò non veduto: essa fregiava
D'aurate fila una cerulea fascia,
Ma spesso l'opra interrompea col pianto,
E invocava la morte! Io mi ritrassi;
Avea l'alma in tumulto… avea la mente
Così turbata, che sembrai demente.

Forse in qual cor sensibile
Si fe' natura il pianto.
D'una fatal mestizia
Anch'io son preda intanto.
Ah! Ch'io mi struggo in lagrime…
Ed il perché non so!
Talor mi parla un dubbio,
Una gelosa voce;
Ma la ragion sollecita
Sperde il sospetto atroce.
Ché mai nel cor degli angioli
La colpa entrar non può.

Scena Settima

CECIL
Duca, vieni! A conferenza
La Regina i Pari invita.

NOTTINGHAM
Che si vuole?

CECIL
Una sentenza
Troppo a lungo differita.

NOTTINGHAM
Vengo. Amico!

ROBERTO
Sul tuo ciglio
Una lagrima spuntò?
M'abbandona al mio periglio!
Tu lo dei!

CECIL
Vieni.

NOTTINGHAM
Salvar ti vo'!

Qui ribelle ognun ti chiama;
Ti sovrasta fato orrendo;
L'onor tuo sol io difendo,
Terra e ciel m'ascolterà.
Ch'io gli serbi e vita e fama
Deh concedi, o sommo Iddio;
Parla tu sul labbro mio
Santa voce d'amistà.

ROBERTO
(Fra sè)
Lacerato al par del mio
Sulla terra un cor non v'ha.

CORO
(interno)
Quel superbo il giusto fio
De' suoi falli pagherà.
Vieni, o duca, vieni, vieni.


Scena Ottava

SARA
Tutto è silenzio… Nel mio cor soltanto
Parla una voce. Un grido!
Qual di severo accusator! Ma rea
Non son: Della pietade
Io m'arrendo al consiglio,
Non dell'amor. L'orribile periglio
Che Roberto minaccia,
Il mio scordar mi fe'… Chi giunge!

Scena Nona

SARA
È desso!

ROBERTO
Una volta, o crudel, m'hai pur concesso
Venirne a te! Spergiura! Traditrice!
Perfida! E qual v'ha nome
D'oltraggio, di rampogna
Che tu non merti?

SARA
Ascolta! Eri già lunge
Quando si schiuse la funerea pietra
Sul padre mio - Rimasta
Orfana e sola, "D'un appoggio hai d'uopo."
La regina mi disse: "A liete nozze
Ti serbo…"

ROBERTO
E tu?

SARA
M'opposi. Allor le chiesi,
Ma indarno, il vel… fui tratta
Al talamo… Che dico?
Al mio letto di morte!

ROBERTO
Oh ciel!

SARA
Felice.
Quant'io non son, fato miglior ti renda…
Alla Regina il core
Volgi. Roberto.

ROBERTO
Ah! taci…
Spento all'amor son io.

SARA
La gemma che in tua man risplende
Era memoria e pegno
D'un affetto real?

ROBERTO
Pegno d'affetto?
Non sai!… Pur si distrugga il tuo sospetto.
(getta l'anello sulla tavola)
Mille volte per te darei la vita!

SARA
Roberto… ultimo accento
Sara ti parla, ed osa
Una grazia pregar.

ROBERTO
Chiedimi il sangue…
Tutto lo spargerò per te, mio bene!

SARA
Viver devi e fuggir da queste arene.

ROBERTO
Il vero intesi?… Ah parmi,
Parmi sognar!

SARA
Se m'ami,
Per sempre dei lasciarmi.

ROBERTO
Per sempre!…
Non credea cangiato
Tanto di Sara il cor!
Son l'odio tuo!…

SARA
Spietato!

ROBERTO
Ardo per te d'amor.

SARA
Da che tornasti, ahi misero!
In questo debil core
Del mal sopito incendio
Si ridestò l'ardore…
Ah! parti, ah! vanne, ah! lasciami.
Credi alla sorte acerba…
A te la vita serba,
Serba l'onor a me!

ROBERTO
Dove son io?… quai smanie!…
Fra vite e morte ondeggio!…

Tu m'ami e deggio perderti!…
M'ami e lasciarti io deggio!
Poter dell'amicizia
Prestami tu vigore;
Ché d'un mortale in core
Tanta virtù non è.
Tergi le amare lagrime…
Sì, fuggirò.

SARA
Lo giura!

ROBERTO
Sì.

SARA
E quando fuggirai?

ROBERTO
Allor che tacita
Avrà la notte oscura
Un'altra volta in cielo
Disteso il tetro velo.
Or nol potrei, ché roseo
Il primo albor già sorge…

SARA
Ah! qual periglio!… Involati…
Se alcun uscir ti scorge!…

ROBERTO
Oh fero istante!…

SARA
Un ultimo
Pegno d'infausto amore
Con te ne venga…

(Leva dalla cesta una sciarpa)

ROBERTO
Ah! porgilo
Qui, sul trafitto core!

SARA
Vanne! - Di me rammentati
Sol quando preghi il Ciel.
Addio!

ROBERTO
Per sempre!

SARA
Oh spasimo!…

ROBERTO
Oh rio destin crudel!

SARA, ROBERTO
Quest'addio, fatale, estremo
È un abisso di tormenti…
Le mie lagrime cocenti
Più del ciglio sparte il cor.
Ah! mai più non ci vedremo…
Ah! mai più! mancar mi sento!
Si racchiude in questo accento
Una vita di dolor.


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@ 藤井宏行



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