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第1幕 - 山賊

第1場

アラゴンの山中

遠くにドン·ルイ·ゴメス·デ·シルヴァのムーア風の城が見える。夕暮れ時。山の反乱軍と山賊たちの合唱。彼らは飲み食いしている ある者たちは賭け事を、別の者たちは武器の手入れをしている


【全員】
ばんざい!...飲もうぞ! - ワインの中に
喜びを見つけるのだ!
他に何が残るのだ - 世を捨てたわれらに
もしグラスがなかったなら?

【コー​​ラスⅠ】
賭けるぞ 金を - それははかない宝だ
やって来てもすぐに去って行く
賭けるぞ、この人生に - もはやほほ笑むことはないのなら
魅力的な美女が!

【コー​​ラスⅡ】
森で 斜面で - 俺たちの唯一の友と言やあ
マスケット銃と短剣だけさ
夜がやってくりゃ - この暗い洞窟で
武器が枕代わりだぜ

【全員】
元気を出せ!
飲もうぞ!...飲もうぞ! - ワインの中に
喜びを見つけるのだ!


第2場

頂上から悲しげに現れるエルナーニ 前場の登場人物

【全員】
エルナーニが物思いに! - なぜ、勇敢な、
あんたの顔が蒼白に?
われらの運命はひとつだ - 生きるも死ぬも
あんたのものだぜ この腕も心も
放たれた矢のように - 的目がけて
われらは突撃する
誰もいやしないのさ - この弾丸や短剣を
逃れられる奴など
元気を出せ!
飲もうぞ!...飲もうぞ! - ワインの中に
喜びを見つけるのだ!


【エルナーニ】
感謝しよう、親愛なる友人たちよ
それほどまでの心意気 感謝するぞ...
では私の心の悩みをすべて聞いてくれ
もしも諸君が私を助けてくれぬのなら
恐らく永遠にエルナーニは破滅だ...
まるで露が降りかかるように
しおれた花の上に
アラゴンの乙女の
声がこの心に響き渡ったのだ
それは初めてのときめきだった
私を喜ばせてくれた愛の
だが年寄りのシルヴァ公が
彼女の手を求め...
明日 初夜の床に彼女を導くのだ
あの非道の化け物めは...
ああ、彼女をもし失えば、ああ惨めだ!
悲しみのあまり死んでしまうだろう!
だから誘拐したいのだ...

【山賊たち】
誘拐ですと!
だが彼女はついて来るんですかい?

【エルナーニ】
私に彼女は誓ってくれた

【山賊たち】
それならわれらもやりましょう
城に付き従って参りましょうぜ
(彼のまわりに集まる)
夜が空を覆う時
あんたは仕事を手伝う仲間を得るのだ
敵の兵士たちから
あんたを守るのだ どの短剣も
さあ、エルナーニ、あんたの美しい人は
この山賊たちの幸運の星になるだろう
あんたの勇気は報われるだろう
愛の喜びで


【エルナーニ】
追放された苦しみの中で
あの人が慰めの天使であって欲しいのだ
(独白)
(おお あなたこそ この魂が愛する人
来て、私の人生を花で彩っておくれ
私たちにはどんな宝よりも
愛が一番大切なのだ
あなたの美しい顔に
輝く笑顔を見ることができる限り
どんな苦難も 苦痛も
エルナーニは忘れられるだろう)

【山賊たち】
さあ、エルナーニ、あんたの美しい人は...
(城へと向かって行く)

第3場

シルヴァの城の中のエルヴィーラの豪華な部屋 夜である エルヴィーラはひとり


【エルヴィーラ】
夜になった、でもシルヴァは戻ってこないわ!
ああ、二度と戻って来なければいいのに!
あの憎らしい老いぼれ
いつも汚れた幽霊みたいに私を追いかけて
愛のことばかり話すのよ
それで一層私の心の中ではエルナーニのことが愛おしくなるの
エルナーニ!...エルナーニ、私を救って
あのおぞましい抱擁から
逃げましょう...あなたと一緒に暮らすことを
愛が私に許してくれるのなら
洞窟であろうと 荒れ地であろうと
私は自分の足でついて行くわ
喜びのエデンの地に
私にはその洞窟がなるのですから

第4場

前場の登場人物とメイドたち、豪勢な結婚式の贈り物を持って入ってくる

【メイドたち】
どれほど大勢のイベリアの乙女たちが
あなたのことを羨んでいるでしょう、お嬢様!
どれほどこの新婚のベッドを大勢が欲しがっているでしょう
あなたを愛しておられるシルヴァ様の!
これらの美しい宝石は
花婿様があなたに贈られたものです
あなたはまるで女王様のよう
この宝石と美貌とで
花嫁として明日 歓喜のうちに
誰もがあなたをお迎えするでしょう

【エルヴィーラ】
私には甘いは嬉しいですわ​​ その純真なお顔が
私を心からお祝いして下さっている
(独白)
(みんな軽蔑するわ エルナーニのことを
私の心に語りかけてくれないものは
どんな宝石も愛に
憎しみを変えることはできないわ
飛び行け、おお時よ、すぐ過ぎ去って
私の逃亡の幸せな瞬間を早く!
飛び行け、おお時よ、愛する心には
待つことは拷問なのです)

【メイドたち】
(花嫁になられても、愛してはおられないのね
少しも嬉しそうじゃないんですもの)

(彼女たちは退出
ジョヴァンナに続いてドン·カルロが入ってくる)


第5場

カルロとジョヴァンナ


【カルロ】
(ジョヴァンナに)
彼女を連れてくるのだ...すぐに

【ジョヴァンナ】
陛下 お嬢様は一日中
物思いに耽っておられて 人にお会いするのも避けています...
シルヴァ様は不在です

【カルロ】
分かっておる
私の言う通りにしろ

【ジョヴァンナ】
かしこまりました
(退場)

第6場

カルロ

【カルロ】
なぜエルヴィーラは私の安らぎを奪ったのだ?
私は愛しているのに...私の力も...私の愛も
彼女は気にかけてはくれぬ...その上私は
気付いているのだ 私よりずっと愛されているのが
わが不倶戴天の敵、山賊であることも...
だが彼女の心に尋ねてみよう、もう一度だけ

第7場

前場の人物とエルヴィーラ

【エルヴィーラ】
陛下!... 本当なのですか?御自身で!...このような時間に?

【カルロ】
私をここへ強い愛が導いたのだ

【エルヴィーラ】
私を愛してなどおられません...嘘でございましょう...

【カルロ】
何を言うのだ?...王は嘘をつかぬ

【エルヴィーラ】
ならばここからすぐにお発ちください

【カルロ】
私と一緒に来てくれ...

【エルヴィーラ】
...神様がおお許しになりません!

【カルロ】
私について来なさい そうすれば分かる
どれほど私があなたを愛しているのかを...

【エルヴィーラ】
...でも、私の名誉は?

【カルロ】
私の宮廷があなたの名誉になるだろう

【エルヴィーラ】
いいえ!...おやめください...

【カルロ】
ならばあの山賊に
あなたの心の誇りを委ねたのか?

【エルヴィーラ】
すべての心には秘密がございます...

【カルロ】
私の心に耳を傾けてくれ
あなたに会ったその日から
初恋のように美しいあなたに
私の安らぎは失われ
あなたのためにこの胸はときめいたのだ
聞き届けてくれ エルヴィーラ 私の願いを
純粋な愛をあなたから私は求める
ああ 喜びと人生にあなたはなって欲しいのだ
あなたを愛する者の あなたの王の

【エルヴィーラ】
アラゴンの誇り高い血が
私の血管には流れています...
王冠の輝きも
決してこの心の中に法を課すことはできません...
私は、王位を熱望してはなりませんし
王様の好意を求めることもいたしません
あなたの愛は、陛下、贈り物としては
私には大きすぎるか、あまりにも下劣なもの

【カルロ】
聞き届けてくれ エルヴィーラ 私の願いを...
(彼女の腕をつかんで)
あなたを言うことなど聞かぬ...私のものになるのだ...
さあ、私について来てくれ

【エルヴィーラ】
(激しい威厳を持って)
王様はどこに行かれたのですか?...
私には見えません...

【カルロ】
今に分かるぞ

【エルヴィーラ】
(彼の腰から短剣をひったくり)
もう十分でございましょう
お行きください、さもなくばふたりの心臓を
絶望が貫きましょう

【カルロ】
私の家来たちがおるぞ...

【エルヴィーラ】
何とひどい!

第8場

前場の登場人物とエルナーニ 秘密の扉より現れて彼らの間に立つ

【エルナーニ】
その忠実な家来の中に私もいるぞ

【カルロ】
お前はエルナーニ!...感じるぞ 怒りが
お前を見ると この魂の中になだれ込むのが
お前はエルナーニ!...山賊にして 下賤な
この地方の撹乱者だ ...
私の合図ひとつでお前は破滅なのだ...
立ち去れ...私はお前を軽蔑するが 憐れんでもおる
私の怒りが爆発する前に
逃げるが良い、愚か者め、お前が怒らせた王のもとから

【エルナーニ】
(カルロに)
あなたは私を知っているのか?...それならばご存じだろう
私の心にどれほどのあなたへの憎しみが燃えているかを...
財産も名誉も あなたは私から奪った
私の父も殺された
更に怒りが掻き立てられるのだ 共に愛していることで
あなたによって脅かされたこの女性を
憎しみと愛においてわれらは対等だ
さあ それならば 挑んでやるぞ 王よ...


【エルヴィーラ】
(鞘から抜いた短剣を手に必死に間に入って)
いいえ、残酷な方々、それは私への愛の誓いではありません
あなた方の心の中で燃えている激しい怒りは ...
なぜこの世の嘲りの的になさるのですか
エルヴィーラの家を 名誉を?
少しでも動いたり、一言でも発したりされたら
私はわが身を刺してあなた方の足元に倒れ伏しましょう
いいえ、この魂は こんなひどい瞬間には
恋人も王さまも認めませんわ...

【カルロ】
逃げるが良い、愚か者め、お前が怒らせた王から
愚か者め!行け!...行くのだ 私はお前を憐れんでいるのだぞ
私の合図ひとつでお前は破滅なのだ...

第9場

前場の登場人物とシルヴァ その後彼の騎士たちとメイドを伴ったジョヴァンナが続く。カルロはシルヴァにはすぐに分からない場所に立っている エルヴィーラは気を鎮めて短剣を隠す


【シルヴァ】
わしは一体何を見ておるのか!最も神聖な場で
わしの屋敷の中の 花嫁
このシルヴァの花嫁となる女のそばに
二人の誘惑者を見つけるとは?
入って来い、わが忠実な騎士たちよ
(騎士と召使いたち、淑女たちとメイドたちが入ってくる)
みなで証人になってくれ 不名誉と
恥辱の みなの主人に向けられた
(独白)
(不幸な男だ! ...お前は信じていたのだ
彼女はとても美しく汚れのないユリだと!...
雪のように白いお前の髪に
不名誉が降ってきたのだ
ああ!なぜこの年老いた胸の中に
若い心を保ち続けていたのか!
過ぎ去った年月の間にしておくべきだったのだ
わしの心を凍りつかせることを)
(カルロとエルナーニに)
辱められた名誉は、お二方よ
復讐をせずにはおられまいぞ
従者どもよ、わしに斧を、わしに剣を...
老いたとて シルヴァはすぐに復讐を望むぞ...
復讐の刃が
この老人の手にまだある限りは
汚名はそそぐぞ
でなければ破れて倒れるまでだ!
はげしく震えさせるぞ
わしをさいなむこの怒りは...
だが悪党の胸を探す
この手は決して震えることはない

【コー​​ラス】
憤りを抑えることが
その気高い心でもできぬのだ

【シルヴァ】
外に出ろ...

【エルナーニ】
しかし、閣下...

【シルヴァ】
わしが話すときに口を挟むな...

【カルロ】
公爵よ...

【シルヴァ】
剣にものを言わせるのだ、出ろ、臆病者ども
(カルロに)
そして、お前が...最初に...来るのだ

第10場

前場の登場人物 イアーゴーとドン・リッカルド

【イアーゴ】
王家の侍従 ドン·リッカルドだ

【シルヴァ】
ようこそ、わしの復讐の証人となって下され

【リッカルド】
(カルロを指さし その傍らに向かう)
忠誠と敬意が 王には向けられるべきです

【ジョヴァンナ シルヴァ イアーゴー 召使いたち】
何と!彼は王なのか!

【エルヴィーラ エルナーニ】
(お互いに向かって)
私は震える ただあなたのために!

【リッカルド】
王へ敬意を!

【カルロ】
私が王だ!

【カルロ】
(リッカルドに)
見るがいい どのようにこの善良な老人が
私への心の怒りを抑えたのかを
彼は理性を取り戻したのだ
王の存在を前にして

【リッカルド】
(カルロにそっと)
シルヴァの胸の中では激しい
嫉妬の炎がまだ燃えております
ですがその怒りをすぐに置き換えたのです
自分の王への敬意に

【シルヴァ】
(わしは目からヴェールが落ちたようだ!
わしはまるで自分の感覚が信じられぬ
わしには思いもよらなかった
王様がおられるなどとは!)

【エルヴィーラ エルナーニ】
私は震える ただあなたのために!

【ジョヴァンナ イアーゴ 召使いたち】
(彼らの間で)
シルヴァ様のお顔には現れている
心の激しい葛藤が
だが彼の怒りを抑えておられる
王の存在を前にして

【エルナーニ】
(そっとエルヴィーラへ)
聞いてくれ エルヴィーラ 明日の朝には
この苦しみからあなたを救うことができるだろう
だが あの暴君には抵抗して
エルナーニにあなたの真心を取っておいてくれ...

【エルヴィーラ】
(そっとエルナーニに)
私は永遠にあなたのものです...そうでなければこの剣が
私を暴君から救ってくれます!...
私を苦しみの中で慰めるのは
私の真心が変わらないことです...

【シルヴァ】
わしには思いもよらなかった
王様がおられるなどとは...

【リッカルド、カルロ、ジョヴァンナ 召使いたち】
彼は理性を取り戻したのだ
王の存在を前にして...

【イアーゴ】
ああ だが彼の怒りを抑えておられる
王の存在を前にして

【シルヴァ】
(カルロに、ひざまずいて)
わが主君よ、お許しください...

【カルロ】
立つのだ、友よ 私はお前を許す

【シルヴァ】
そのお忍びのお姿が...

【カルロ】
ああ お前がだまされたのも無理はない
(彼に歩みよってこっそりと)
死が 神聖なる祖父を奪いしゆえ
今こそ後継者のことを考えねばならぬ...
お前の忠誠と誠意は知っている...
私は求めているのだ 忠実な者の助言が

【シルヴァ】
私には名誉なこと...最高の栄誉です...

【カルロ】
(皆に聞こえるように大声で)
もし構わぬなら お前の城に
今夜は泊めてもらいたいのだが

【シルヴァ】
陛下、有難き幸せ!...

【エルヴィーラとエルナーニ】
(何ということ!)

【カルロ】
(エルナーニへ)
(お前を救いたいのだ..) たった今
(シルヴァにエルナーニを指して)
この忠実な男は出発するぞ

【エルヴィーラ】
(独白)
(天が私をお憐れみ下さった!)

【エルナーニ】
(カルロを見つめて)
(私が忠実?どんな時も
復讐を求める亡霊としては忠実だろうがな
貴様の父に殺されたわが父が待ち望む復讐を
亡霊の怒りを鎮めるのだ
私の心に燃えている、まだ復讐していない憎しみは
最後に消し去ることができるだろう)

【エルヴィーラ】
(そっとエルナーニに)
逃げて エルナーニ 私の愛のために身を守って
逃げて 逃げて この運命の館から...
ここでは 分かるでしょう 皆があなたを憎んでいる
行って...たった一言があなたを裏切るかもしれない
私の心のすべてはあなたのもの
私の誠はあなたのためにずっと守っておきます

【エルナーニ】
(独白)
亡霊の怒りを鎮めるのだ...

【カルロ】
(シルヴァとリッカルドに)
どんな星よりも明るく
私は皇帝の王冠を輝かせたいのだ
もし私の頭上に運命がその冠を与えるのならば
私はそれにふさわしくなって見せよう
慈悲深い正義心と優秀さを
私と一緒に王座に昇らせよう

【シルヴァ リッカルド】
(カルロに)
まっすぐにご自身をお信じ下さい、陛下
それは何よりも神聖で正しきものです
いいえ、陛下より高貴な者の頭上に
皇帝の月桂冠が載ったことはいまだかつてありません
このイベリアの愛を受けているお方は
全世界の愛を受けるにふさわしいのです...

【ジョヴァンナとメイドたち】
(お互いに向かって)
なぜ 花の盛りのお年頃なのに
エルヴィーラさまは心乱れ 沈み込んでおられるのでしょう
なぜ今 結婚式の日が近づいているのに
喜びの笑顔ひとつお見せにならないのかしら?
お分かりでしょう...彼女の正直な心は
愛情を偽ることはできないのです...

【イアーゴと騎士たち】
(お互いに向かって)
シルヴァさまは怒りを喜びへと変えたのだ
あふれる喜びがあの魂には満ちているようだ
まるで穏やかな海が戻ってきたかのように
暴風の怒りが過ぎ去ったあとの
王さまのご滞在が 新たな名誉を
シルヴァさまの城に運んできたのだ...

【エルヴィーラ】
(エルナーニに)
私の心のすべてはあなたのもの
私の誠はあなたのためにずっと守っておきます...

【エルナーニ】
(独白)
(私の心に燃えている、まだ復讐していない憎しみは
最後に消し去ることができるだろう)
ATTO PRIMO - Il bandito

SCENA I

Montagne dell'Aragona.

Vedesi in lontananza il moresco castello di Don Ruy Gomez de Silva. È presso il tramonto. Coro di ribelli montanari e banditi. Mangiano e bevono: parte gioca, e parte assetta le armi


TUTTI
Evviva!... Beviamo! - Nel vino cerchiamo
almeno un piacer!
Che resta al bandito, - da tutti sfuggito,
se manca il bicchier?

CORO I
Giuochiamo, ché l'oro - è vano tesoro,
qual viene sen va.
Giuochiam, se la vita - non fa più gradita
ridente beltà!

CORO II
Per boschi e pendici - abbiam soli amici,
moschetto e pugnal.
Quand'esce la notte - nell'orride grotte
ne forman guancial.

TUTTI
Allegri!
Beviamo!... Beviam! - Nel vino cerchiam
almeno un piacer!


SCENA II

Ernani che mesto si mostra da una vetta, e detti.

TUTTI
Ernani pensoso! - Perché, o valoroso,
sul volto hai pallor?
Comune abbiam sorte, - in vita ed in morte
son tuoi braccio e cor.
Qual freccia scagliata - la meta segnata
sapremo colpir.
Non avvi mortale - che il piombo o il pugnale
non possa ferir.
Allegri!
Beviamo!... Beviam! - Nel vino cerchiam
almeno un piacer!


ERNANI
Mercè, diletti amici;
o tanto amor, mercè...
Udite or tutti del mio cor gli affanni;
e se voi negherete il vostro aiuto,
forse per sempre Ernani fia perduto...
Come rugiada al cespite
d'un appassito fiore,
d'aragonese vergine
scendeami voce al core:
fu quello il primo palpito
d'amor che mi beò.
Il vecchio Silva stendere
osa su lei la mano...
domani trarla al talamo
confida l'inumano...
Ah, s'ella m'è tolta, ah misero!
d'affanno morirò!
Si rapisca...

BANDITI
Sia rapita!
Ma in seguirci sarà ardita?

ERNANI
Me'l giurò.

BANDITI
Dunque verremo;
al castel ti seguiremo:
(attorniandolo)
Quando notte il cielo copra
tu ne avrai compagni all'opra;
dagli sgherri d'un rivale
ti fia scudo ogni pugnale.
Vieni, Ernani; la tua bella
de' banditi fia la stella.
Saran premio al tuo valore
le dolcezze dell'amor.


ERNANI
Dell'esiglio nel dolore
angiol fia consolator.
(fra sè)
(O tu che l'alma adora,
vien, la mia vita infiora;
per noi d'ogni altro bene
il loco amor terrà.
Purché sul tuo bel viso
vegga brillare il riso,
gli stenti suoi, le pene
Ernani scorderà)

BANDITI
Vieni, Ernani, la tua bella, ecc.
(S'avviano al castello)

SCENA III

Ricche stanze d'Elvira nel castello di Silva. È notte. Elvira è sola.


ELVIRA
Surta è la notte, e Silva non ritorna!
Ah, non tornasse ei più!
Questo odiato veglio,
che quale immondo spettro ognor m'insegue,
col favellar d'amore,
più sempre Ernani mi configge in core.
Ernani!... Ernani, involami
all'abborrito amplesso.
Fuggiam... se teco vivere
mi sia d'amor concesso,
per antri e lande inospiti
ti seguirà il mio piè.
Un Eden di delizia
saran quegli antri a me.

SCENA IV

Detta ed Ancelle, che entrano portando ricchi doni di nozze.


ANCELLE
Quante d'Iberia giovani
te invidieran, signora!
Quante ambirien il talamo
di Silva che t'adora!
Questi monili splendidi
lo sposo ti destina;
tu sembrerai regina
per gemme e per beltà.
Sposa domani in giubilio
te ognun saluterà.

ELVIRA
M'è dolce il volto ingenuo
che il vostro cor mi fa.
(fra sé)
(Tutto sprezzo che d'Ernani
non favella a questo core,
non v'ha gemma che in amore
possa l'odio tramutar.
Vola, o tempo, e presto reca
di mia fuga il lieto istante!
Vola, o tempo, al core amante
è supplizio I'indugiar)

ANCELLE
(Sarà sposa, non amante
se non mostra giubilar)

(Partono.
Entra Don Carlo, seguito da Giovanna)


SCENA V

Carlo e Giovanna


CARLO
(a Giovanna)
Fa che a me venga... e tosto.

GIOVANNA
Signor, da lunghi giorni
pensosa ognora, ogni consorzio evita...
è Silva assente.

CARLO
Intendo.
Or m'obbedisci.

GIOVANNA
Sia.
(Parte)

SCENA VI

Carlo

CARLO
Perché Elvira rapì la pace mia?
Io l'amo... e il mio potere... I'amor mio
ella non cura... ed io
preferito mi veggo
un nemico giurato, un masnadiero...
quel cor tentiam, una sol volta ancora.

SCENA VII

Detto ed Elvira.

ELVIRA
Sire!... fia ver? voi stesso!... ed a quest'ora?

CARLO
Qui mi trasse amor possente.

ELVIRA
Non m'amate... voi mentite...

CARLO
Che favelli?... Un re non mente.

ELVIRA
Da qui dunque ora partite.

CARLO
Vieni meco...

ELVIRA
... Tolga Iddio!

CARLO
Vien, mi segui, ben vedrai
quant'io t'ami...

ELVIRA
... E l'onor mio?

CARLO
Di mia Corte onor sarai.

ELVIRA
No!... cessate...

CARLO
E un masnadiero
fai superbo del tuo cor?

ELVIRA
Ogni cor serba un mistero...

CARLO
Quello ascolta del mio cor.
Da quel dì che t'ho veduta
bella come un primo amore,
la mia pace fu perduta,
tuo fu il palpito del core.
Cedi, Elvira, a' voti miei:
puro amor desio da te;
ah, gioia e vita essere tu dÍi
del tuo amante, del tuo re.

ELVIRA
Fiero sangue d'Aragona
nelle vene a me trascorre...
lo splendor d'una corona
leggi al cor non puote imporre...
Aspirar non deggio al trono,
né i favor vogl'io d'un re.
L'amor vostro, o Sire, è un dono
troppo grande o vil per me.

CARLO
Cedi, Elvira, a' voti miei, ecc.
(afferrandole un braccio)
Non t'ascolto... mia sarai...
vien, mi segui.

ELVIRA
(fieramente dignitosa)
Il re dov'è?...
Nol ravviso...

CARLO
Lo saprai.

ELVIRA
(strappandogli dal fianco il pugnale )
So che questo basta a me.
Mi lasciate, o d'ambo il core
disperata ferirò.

CARLO
Ho i miei fidi...

ELVIRA
Quale orrore!

SCENA VIII

Detti ed Ernani che viene da un uscio segreto e va a porsi tra loro.

ERNANI
Fra quei fidi io pur qui sto.

CARLO
Tu se' Ernani!... mel dice lo sdegno
che in vederti quest'anima invade:
tu se' Ernani!... il bandito, l'indegno
turbatore di queste contrade...
A un mio cenno perduto saresti...
va... ti sprezzo, pietade ho di te.
Pria che l'ira in me tutta si desti
fuggi, o stolto, I'offeso tuo re.

ERNANI
(a Carlo)
Me conosci?... Tu dunque saprai
con qual odio t'abborra il mio core...
beni, onori rapito tu m'hai,
dal tuo morto fu il mio genitore.
Perché l'ira s'accresca ambi amiamo
questa donna insidiata da te.
In odiarci e in amor pari siamo;
vieni adunque, disfidoti, o re. ecc.


ELVIRA
(entrando disperata fra loro col pugnale sguainato)
No, crudeli, d'amor non m'è pegno
l'ira estrema che v'arde nel core...
Perché al mondo di scherno far segno
di sua casa, d'Elvira l'onore?
S'anco un gesto vi sfugga, un accento,
qui trafitta cadrò al vostro piè.
No, quest'alma in sì fiero momento
non conosce l'amante né il re. ecc.

CARLO
Fuggi, o stolto, l'offeso tuo re.
Stolto! Va!... Va, pietade ho di te.
A un mio cenno perduto saresti, ecc.

SCENA IX

Detti e Silva, seguito poscia dai suoi Cavalieri e da Giovanna con le Ancelle. Carlo starà in modo da non essere facilmente riconosciuto da Silva. Elvira cerca di ricomporsi, e cela il pugnale.

SILVA
Che mai vegg'io! Nel penetral più sacro
di mia magione, presso a lei che sposa
esser dovrà d'un Silva,
due seduttori io scorgo?
Entrate, olà, miei fidi cavalieri.
(Entrano cavalieri e famigli, Giovanna ed Ancelle)
Sia ognun testimon del disonore,
dell'onta che si reca al suo signore.
(fra sé)
(Infelice!... e tuo credevi
sì bel giglio immacolato!...
Del tuo crine fra le nevi
piomba invece il disonor.
Ah! perché l'etade in seno
giovin core m'ha serbato!
Mi dovevan gli anni almeno
far di gelo ancora il cor)
(a Carlo ed Ernani)
L'offeso onor, signori,
inulto non andrà.
Scudieri, I'azza a me, la spada mia...
I'antico Silva vuol vendetta, e tosto...
Infin che un brando vindice
resta al vegliardo ancora;
saprà l'infamia tergere
o vinto al suol cadrà!
Me fa tremante il subito
sdegno che mi divora...
cercando il sen del perfido
la man non tremerà.

CORO
Lo sdegno suo reprimere
quel nobil cor non sa.

SILVA
Uscite...

ERNANI
Ma, signore...

SILVA
Non un detto ov'io parlo...

CARLO
Signor duca...

SILVA
Favelleran le spade; uscite, o vili.
(a Carlo)
E tu... per primo... vieni.

SCENA X

Detti, Jago e Don Riccardo.

JAGO
Il regale scudiero Don Riccardo.

SILVA
Ben venga, spettator di mia vendetta.

RICCARDO
(indicando Carlo, al cui fianco prende posto)
Sol fedeltate e omaggio al re si spetta.

GIOVANNA, SILVA, JAGO, servitori
Oh cielo! è desso il re!!!

ELVIRA E ERNANI
(fra loro)
Io tremo, sol per te!

RICCARDO
Omaggio al re!

CARLO
Io sono il re!

CARLO
(a Riccardo)
Vedi come il buon vegliardo
or del cor l'ira depone;
lo ritorna alla ragione
la presenza del suo re.

RICCARDO
(a Carlo, sottovoce)
Più feroce a Silva in petto
de' gelosi avvampa il foco,
ma dell'ira or prende loco
il rispetto pel suo re.

SILVA
(Ah! dagl'occhi un vel mi cade!
Credo appena a' sensi miei;
sospettare io non potei
la presenza del mio re!)

ELVIRA E ERNANI
Io tremo sol per te!

GIOVANNA E JAGO, servitori
(fra loro)
Ben di Silva mostra il volto,
I'aspra guerra che ha nel core,
pure ei frena tal furore
in presenza del suo re.

ERNANI
(piano ad Elvira)
M'odi, Elvira; al nuovo sole
saprò tòrti a tanto affanno;
ma resisti al tuo tiranno,
serba a Ernani la tua fe'. ecc.

ELVIRA
(piano ad Ernani)
Tua per sempre... o questo ferro
può salvarmi dai tiranni!...
M'è conforto negli affanni
la costanza di mia fe'. ecc.

SILVA
Sospettare io non potei
la presenza del mio re, ecc.

RICCARDO, CARLO, GIOVANNA, SERVITORI
Lo ritorna alla ragione
la presenza del suo re, ecc.

JAGO
Ah, pure ei frena tal furore,
in presenza del suo re, ecc.

SILVA
(a Carlo, piegando in ginocchio)
Mio signor, dolente io sono...

CARLO
Sorgi, amico, io ti perdono.

SILVA
Questo incognito serbato...

CARLO
Ben lo veggo, t'ha ingannato.
(appressandoglisi confidente)
Morte colse l'avo augusto,
or si pensa al successore...
La tua fe' conosco e il core...
vo' i consigli d'un fedel.

SILVA
Mi fia onore... onor supremo...

CARLO
forte, per esser inteso da tutti)
Se ti piace, il tuo castel
questa notte occuperemo.

SILVA
Sire, esulto!...

Elvira ed Ernani
(Che mai sento!)

CARLO
(ad Ernani)
(Vo' salvarti..) Sul momento
(a Silva, indicando Ernani)
questo fido partirà.

ELVIRA
(tra sé)
(Sentì il ciel di me pietà!)

ERNANI
(fissando Carlo)
(Io tuo fido? Il sarò a tutte l'ore
come spettro che cerca vendetta.
Dal tuo ucciso il mio padre l'aspetta;
I'ombra irata placare saprò.
L'odio inulto, che m'arde nel core,
tutto spegnere alfine potrò)

ELVIRA
(piano ad Ernani)
Fuggi, Ernani, ti serba al mio amore.
Fuggi, fuggi quest'aura funesta...
Qui, lo vedi, qui ognun ti detesta:
Va'... un accento tradire ti può.
Come tutto possiedi il mio core,
la mia fede serbarti saprò.

ERNANI
(fra sé)
L'ombra irata placare saprò, ecc.

CARLO
(a Silva e Riccardo)
Più d'ogni astro vagheggio il fulgore
di che splende cesarea corona;
se al mio capo il destino la dona
d'essa degno mostrarmi saprò.
La clemente giustizia e il valore,
meco ascendere in trono farò, ecc.

SILVA E RICCARDO
(a Carlo)
Nel tuo dritto confida, o signore:
è d'ogni altro più sacro e più giusto.
No, giammai sovra capo più augusto,
mai de' Cesari il lauro posò.
Chi d'Iberia possiede l'amore,
quello tutto del mondo mertò. ecc.

GIOVANNA ED ANCELLE
(fra loro)
Perché mai dell'etade in sul fiore,
perché Elvira smarrita ed oppressa,
or che il giomo di nozze s'appressa
non di gioia un sorriso mostrò?
Ben si vede... l'ingenuo suo core,
simulare gli affetti non può. ecc.

JAGO E CAVALIERI
(fra loro)
Silva in gioia cangiato ha il furore:
tutta lieta or si vede quell'alma,
come in mare ritoma la calma
quando l'ira de' venti passò.
La dimora del re, nuovo onore
al castello di Silva apportò. ecc.

ELVIRA
(a Ernani)
Come tutto possiedi il mio core,
la mia fede serbarti saprò, ecc.

ERNANI
(fra sé)
(L'odio inulto che m'arde nel core
tutto spegnere alfine potrò, ecc)


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@ 藤井宏行



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