対訳
登場人物
- IL RE DI SCOZIA / RE(スコットランド王)
- GINEVRA(ジネヴラ)・・・王の娘
- ARIODANTE(アリオダンテ)・・・騎士、ジネヴラの許婚者
- LURCANIO(ルルカニオ)・・・アリオダンテの兄弟
- POLINESSO(ポリネッソ)・・・公爵
- DALINDA(ダリンダ)・・・ジネヴラの侍女
- ODOARDO(オドアルド)・・・王の側近
あらすじ
- スコットランドの王女ジネヴラとアリオダンテは婚約していて、王もアリオダンテを王位継承者として認めている。一方ポリネッソは、自分こそがジネヴラと結婚して、王位につきたいと企む。そこで彼は、自分に愛情を抱いているダリンダを利用して、その野望を実現しようとする。
訳者より
- 「アリオダンテ」は「オルランド」「アルチーナ」と並んで、アリオストの叙事詩「狂乱のオルランド」に題材を得た「アリオスト三部作」のうちの1つです。また「ジュリオ・チェーザレ」を中心とした1724年頃をヘンデル・オペラの最初の傑作期とすると、その約10年後の第二傑作期を代表する作品でもあります。わかりやすい展開に加えて、アリオダンテ歌手の技巧と表現力を堪能できる名アリア、ジネヴラ狂乱の場、バレエ・シーンなど、多くの見所・聴き所があります。(REIKO)
- この作品の登場人物のなかで、最も重要な人物はポリネッソだと思うのですね。もし彼がいなかったとしたら、ジネヴラとアリオダンテは何の障害もなく結婚し、シャン、シャン、シャンで終わって、そもそもこの「アリオダンテ」という物語は成立してはいません。ポリネッソというワルが登場して、ひっかき回したからこそドラマが生じたわけです。(KOH)
訳者のブログ
ヘンデルと(戦慄の右脳改革)音楽箱
お気に入りの音楽・美術・文学
Blogs on アリオダンテ
アリオダンテとは
- アリオダンテの51%は柳の樹皮で出来ています。
- アリオダンテの39%は苦労で出来ています。
- アリオダンテの7%は白インクで出来ています。
- アリオダンテの2%は罠で出来ています。
- アリオダンテの1%は砂糖で出来ています。
最終更新:2010年08月20日 00:41