新試作機についてkwsk

というワケで回路も定まり何も目新しいネタも無いままダラダラと日々過ぎて行くのもアレなので、
現在進行形でテストしている2つの試作機についてちょろっと記しておきます。

左がチャンポンコンデンサ機

主コンデンサにMUSE FX 6800uF/16Vを据え、オペアンプ部にはMUSE ES 47uF/25VとUTSJ 220uF/16V、
Out-GND部にSilmic II 47uF/25VとMUSE KZ 47uF/25Vが載った見た目通りのポリシーもヘッタクレもない混ぜこぜの構成…
その割には各々のクセも良い塩梅に緩和され (要するに各キャラを相殺してるっていう事になるとかならないとか)、
結構すんなりと聞きやすい音を奏でてくれていますw
載っているのはL/RにOPA211+バッファHA-5002、Out-GNDにトリプルスタック634Pというクリア且つフツーにいい音な組み合わせ。

そして右が邪神もビックリのコッテコテBG機

プリプロトの改造用機を継承し主コンデンサにUTSJ 10000uF/16V、オペアンプ部にBG N 33uF/16Vを超電解接続、
Out-GND部にBG FK 47uF/16V×2という絵に描いた厨二病全開の構成w
画像ではアンプ部にAD743が載ってますが基本はOPA637APを載せています。(BGらしい解像度命で締まった低音にはドンピシャかと)
そしてバッファにOPA627APですよ…狂気の沙汰ですねぇ。まぁもっと627627したいならBPの方が良いんでしょうが俺の耳ではAPで十分です。
627の裏側には634Uがスタックされており同じくバッファとして627とパラで付いてます。
Out-GNDのソケットに何も載っていませんが裏でLT1210の出力からジャンパを飛ばして3ch構成にしています。


李氏に要望して却下された2階取り外し可能化もやってみました。
(却下の理由としてはP1でやってみたものの安定しなかったからだそうな…Potとジャックの間にダミー支柱付けて3点支持なら大丈夫かと)
やはりコレが取れると格段に便利ですね…オペアンプ取りやすい上に、コンデンサも替えやすいし。
接触抵抗もソケットの端子の接触面積も大きいのであまり音質には影響しないという判断をしたんですが、
採用してくれないかなぁ…(と思ったら採用おkになりました)

そしてココが悩みの種の充電回路。
アンバランスな程にドデカいのが付いてますが (アッー!)、飽くまで見合ったスペックです。
本当に何回もトランジスタを焼きまして、ビミョーに鼻があの臭さに慣れてしまうという…人間の感覚って恐ろしいモノです。

BG機で627をバッファにしていますがオフセット調整ピンが割り当てられている機種をそのままソケットに挿してしまうと、
1番ピンが634UのBWピンに直結されてしまうために間違いなく電気の無駄+DC出てもおかしくない状況となります。
なので、634Uが既に裏に付いている状況でオペアンプをバッファにしたい場合は、
上の画像のようなオフセットピンや補償ピン (1, 5, 8ピン) を無効にするようなソケットを噛ませてください。
作り方は至って簡単で、平ピンソケットの当該ピンに針や精密ドライバーを刺してグリグリすれば
端子が浮いてくるのでそのまま引っこ抜くだけです。

蛇足として、HA-5002の互換下駄の作り方。
本当にクセも無くクリアでいい音です。何で流行らないんだろう…
一年ちょい前に陳にSM4を注文したんですが、いきなりメールが来てwktkしつつメールを見たら、
待たせてるからコレの変換アダプターをロハ (死語) でサービスするよってだけでしたorz
茶犬に一番作って欲しいのは実はコレのアダプターだったりします。
最終更新:2009年04月01日 00:04
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