プロローグ

神が創りし世界『ファンタジー(仮)』。

神の力により恒久の平和が約束されたこの世界で、
人々は魔法を使い、多くの種族と共存しながら
1万年もの永きに渡り豊かな暮らしを築いて来た。

しかし時が流れ、いつしか神の存在が忘れ去られた頃、
動物の凶暴化や異形の魔物の姿が各地で確認されるようになる。

それでも人々は、魔物を恐れながらも依然平和な日々を過ごすことに努めていた。

だが人々は知らない。
この世界に歪みが生まれ始めていることに―――


アルセウス伝説

【未知の存在】
"アルセウス"
この世界には数千年もの間、人々の間でそう呼ばれ
語り伝えられて来た未知の存在がある。

ある人は言う。
「アルセウスはあらゆる願いを叶えるのだ」と。

ある人は言う。
「アルセウスは世界に終焉をもたらすものだ」と。

ある人は言う。
「アルセウスには世界の全てが記されている」と。

それが果たして神なのか
はたまた目に見えぬ現象でしかないのか
あるいはただの迷信なのか
知る者は誰一人としていない。

【アルセウスの正体】
"アルセウス"とはこの世界を創造した神の名前だった。
"アルセウス"はかつて「プレート」と呼ばれる16の石版を用い、
この世界を創りそして眠りについたのだった。

【プレートと世界再生】
"アルセウス"は眠りにつく際、世界を支える柱として世界中のあちこちにプレートを封印した。
これらのプレートを全て集め"アルセウス"のもとへ持って行くことで、
"アルセウス"はその者の望むままに世界を作り変えてくれるのだった。

しかしこれらの封印を解くということは即ち世界から柱を奪うということ。
プレートを集めると同時に世界は崩壊へと向かう。

世界の崩壊と同時に新たな世界を創造する。
これが「世界再生」である。

【世界崩壊の始まり】
数千年もの間均衡を保っていた世界。
しかし何者かがプレートの内のひとつの封印を解いたことにより
その世界に歪みが生まれ始める。

動物達の凶暴化。
異常気象の発生。
異形の魔物の出現。

人々の平和が徐々に侵され始めたその時から物語は始まる。


ストーリーの流れ

前章 :: 平和の時代
16枚のプレートにより世界が均衡を保ち、
恒久の平和が約束されていた時代。

序章 :: 歪む世界
謎の組織の頭領、エマニュエルによってプレートの1枚の封印が解かれる。
各地で異形の魔物が確認されるようになるなど、
徐々に、ゆっくりと、しかし確実に歪み始める世界。
主人公たちの物語が始まる。

本章 :: プレート争奪戦
主人公たちの冒険の中で、
プレートの存在とアルセウスの伝説、
謎の組織が世界再生を目論んでいることなどが判明。
謎の組織の野望を阻止するため、主人公たちはプレート回収に立ち上がる。

最終章 :: 辿り着いた先
いよいよ物語は終局を迎える。
主人公たちは無事プレートを集め世界の崩壊を食い止めたのか?
あるいは努力も虚しく世界は謎の組織の手に落ちてしまったのか?
この世界の未来を作り上げるのはあなた自身。


ここでの"主人公"は誰であっても構いません。
例えば連合軍が主人公になって謎の組織と総力を挙げてぶつかり合うストーリー。
ひとつのパーティが主人公になって謎の組織から世界を救うストーリー。
複数のパーティや組織が協力し合って謎の組織に立ち向かうストーリー。
あるいは謎の組織が目的を果たしてしまう、謎の組織が主人公のストーリーなどもアリ。
勿論、このストーリーに特に触れることの無いNPCキャラを作成し、
プレートに関わることなく交流のみすることも自由です。

最終更新:2010年04月14日 23:23