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deb.prep.usb
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debian/lenny -インストール用USBメモリの準備
debian公式:USBメモリからのブート
の内容は、すでにLinuxが動いている環境がある状態で始まっているため、Windowsしかない状態からの説明が無いので、その部分の手引き・解説になればと思います。
もちろんすべてのパソコンでUSBからブートできるわけではないので、
起動
を先に読んで確認したほうがよいかもしれません。
なぜUSBメモリなのか。
一番確実なのはインストールCD/DVDを作成すること。
CD/DVDで起動しないパソコンなんてめったにないですし。
CD/DVDで起動しないパソコンなんてめったにないですし。
PXEブートはFTPサーバ・DHCPサーバの設定が必要で、
市販ルーターがローカルのDHCP/DNSをかねていることが多い現状
サーバーを立てたりWindosに仕込んだりするのは面倒ですよね。
市販ルーターがローカルのDHCP/DNSをかねていることが多い現状
サーバーを立てたりWindosに仕込んだりするのは面倒ですよね。
また、インストールなんてうまくいけば、CD焼いてもそれでお役御免。
さらにamd64/i386をどちらも試してみたいとなると2枚焼きますか?
さらにamd64/i386をどちらも試してみたいとなると2枚焼きますか?
手元に使っていないUSBメモリがあったら、それで試してみましょう。
準備するもの
使用機材
- USBメモリ
使うイメージにもよりますが、中に入れるデータの量ですが、名刺サイズ用CDイメージ(40MB弱)+Linuxブート用プログラム(7MB程)なので、最低64MBあれば良いかと。、
- インストールされるマシン
「USBメモリから起動できる」こと。
最新・廃スペックマシンでもかまいませんが、ここの趣旨は
『手元にあるマシンの有効利用』
最新・廃スペックマシンでもかまいませんが、ここの趣旨は
『手元にあるマシンの有効利用』
- Windowsマシン
今お使いの機械でよろしいかと。
ただし、debianをインストールするマシンで作ってしまうと(ry
ただし、debianをインストールするマシンで作ってしまうと(ry
使用ファイル
- syslinux: kernel.org ここから最新版zipを。
- vmlinuz と initrd.gz を debian公式内FTPサーバ から
- Debian lenny 5.0.3 ネットワークインストール用イメージ
それぞれのファイルは、その時々に新規にダウンロードしたほうがよいです。
vmlinuzとinitrd.gzには、バージョン情報も入っているそうなので、違うバージョンだとうまくいかないこともあるようです。
vmlinuzとinitrd.gzには、バージョン情報も入っているそうなので、違うバージョンだとうまくいかないこともあるようです。
作業手順
Step:1 まず最初に
- バックアップを取りましょう。
くどいようですが、一度消すと取り戻すのにとても面倒。
インストールしようとしているマシン・インストール用USBメモリのみならず、
今使っているマシンからも消えたら啼くデータは拾っておきましょう。
#え、だからNAS作ろうとしているんだろう!って話なんですけどね。
インストールしようとしているマシン・インストール用USBメモリのみならず、
今使っているマシンからも消えたら啼くデータは拾っておきましょう。
#え、だからNAS作ろうとしているんだろう!って話なんですけどね。
デュアルブートは、ここでは取り扱いません。
Step:2 USBメモリにファイルをコピー+作成
- dosフォーマットされたUSBが必要です。FAT16というdos時代から引き継がれてる(?)伝統のフォーマット。
メモリをさしてマイコンピュータ内のドライブを確認しましょう。
ファイルシステムがFATなのを確認。
違ったらUSBメモリのドライブを右クリック>フォーマット>ファイルシステムをFAT16に変更してフォーマットをしなおしましょう。
#最近のものはいちいち確認していませんが、1GのUSBが出たあたりまでは
#FAT16でフォーマットされていました。
#2GB以上のUSBメモリはFAT32のはずですが、試していません。
ファイルシステムがFATなのを確認。
違ったらUSBメモリのドライブを右クリック>フォーマット>ファイルシステムをFAT16に変更してフォーマットをしなおしましょう。
#最近のものはいちいち確認していませんが、1GのUSBが出たあたりまでは
#FAT16でフォーマットされていました。
#2GB以上のUSBメモリはFAT32のはずですが、試していません。
- 中に入れるものをwindowsマシンのデスクトップなどに用意します。
今回は以下のとおり。
debian-503-i386-businesscard.iso vmlinuz initrd.gz
以上3点のファイルをUSBメモリにコピーしてあげます。
- ブートするための仕掛けファイルsyslinux.cfgを作成
USBメモリ上に直接メモ帳などで作成します。
拡張子が.cfgである必要があります
拡張子が.cfgである必要があります
syslinux.cfg
default vmlinuz append initrd=initrd.gz
たった2行。されど2行。
最初に躓くのは、ファイルを作るときに拡張子がどうなってるかわからないことがあるでしょう。
最初に躓くのは、ファイルを作るときに拡張子がどうなってるかわからないことがあるでしょう。
拡張子を表示させる<=>させないは、WindowsXPなら
ツール>フォルダオプション>表示(タブ)>詳細設定欄
にある 登録されている拡張子は表示しないのチェックをはずしてください。
目障りなら作業が終わったあと元に戻せばよいのです。
目障りなら作業が終わったあと元に戻せばよいのです。
Step:3 syslinuxをしこむ
MBのbiosにもよるようですが、起動させるためのフラグを立て、MBRにその情報を書き込みます。
- ファイルの確認
USBメモリ内に
debian-503-i386-businesscard.iso vmlinuz initrd.gz syslinux.cfg
の4点が入っていることを確認します。
- syslinuxでUSBメモリ内のデータから起動させるための情報を書き込みます。
USBメモリ内に4つのファイルがあることを確認し、USBメモリのドライブ名を確認してください。
今回は[F:]になったのでsyslinux内のwin32ディレクトリに移動し、以下のとおりに。
今回は[F:]になったのでsyslinux内のwin32ディレクトリに移動し、以下のとおりに。
syslinux.exe -ma F:
ma というのは、syslinux.exeに仕込まれたスイッチでそれぞれ
m = MBRにかきこむ
a = パーティションをアクティブにする
の意味を持ちます。
m = MBRにかきこむ
a = パーティションをアクティブにする
の意味を持ちます。
ここでドライブ名を間違えると、使ってるマシンが立ち上がらなくなることがあるので注意。
※内部参照
コマンドプロンプトでの小技
コマンドプロンプトでの小技
起動の仕方
通常DOS/Vと分類されるパソコンは、起動時にFDD→CD/DVDドライブ→HDDドライブの順に起動の指示を見に行きます。
HDDには行っているOSが何であっても、まずは光学ドライブをチェックしているわけです。
これをUSBを他の起動デバイスより先に読みに行くようにすればいいわけです。
biosに依存しますので、すべてのパソコンでと言うわけには行きませんが、USBにつないだCD/DVD/HDDから起動できるものなら問題ないはずです。
またbiosのバージョンをあげないとできなかったりします。
HDDには行っているOSが何であっても、まずは光学ドライブをチェックしているわけです。
これをUSBを他の起動デバイスより先に読みに行くようにすればいいわけです。
biosに依存しますので、すべてのパソコンでと言うわけには行きませんが、USBにつないだCD/DVD/HDDから起動できるものなら問題ないはずです。
またbiosのバージョンをあげないとできなかったりします。
うまく行かない場合は、素直にCDを一枚焼きましょう。
こだわっているのなら別ですが、時間の無駄かもしれません。
こだわっているのなら別ですが、時間の無駄かもしれません。
※以下使おうとしているUSBメモリを挿した状態で確認してください。
つながって居ないドライブは、選択肢に表示されません。
つながって居ないドライブは、選択肢に表示されません。
- bios内で決定するタイプ
bios内に起動する順序を決める項目があるものなら、FDD→CD/DVD→HDDなどとなっていると思われます。
このFDDの部分にUSBが表示されているようになれば起動できるbiosと言って良いでしょう。
このFDDの部分にUSBが表示されているようになれば起動できるbiosと言って良いでしょう。
- 起動デバイスを選択できるタイプ
POST/スプラッシュ画面が表示され、「 Press Fxx to choose boot device 」などと表示されるものも増えているようです。
FxxにはF10や、F12が良く使われているようです。
この選択肢にUSBメモリがでてくれば、これも起動できるでしょう。
FxxにはF10や、F12が良く使われているようです。
この選択肢にUSBメモリがでてくれば、これも起動できるでしょう。
- その他
その昔のLibrettoなどは、Windowsを起動して、中にある専用アプリを使ってbiosの設定をした記憶があります。
繰り返しになりますが、もう一度。