■本題の前に…
【気づき】シンガポールの給与水準
→rake:moneyにも何度か参加された有賀さんのブログ記事。シンガポールいいかも。


今回のテーマ

「iPhoneアプリは儲かるのか?」

記事紹介

▼iPhoneアプリの販売動向

iPhoneアプリは増加の一途をたどっており、1日あたり80本ペースで増え続け、2010年1月の時点ですでに17万5659本に達している。一方でアプリ価格の相場は下がり、平均単価は3.12ドルにまで下落している。ゲームに限れば平均1.35ドルという下落ぶりだ。全体の1/4以上が無料アプリであり、残りの8割は3ドル以下というデフレが進行している。

そんな状況の中でも売れるゲームとは何なのか? それは「時間をかけることに価値がある」と思えるもの。時間は貯蓄もできないし交換もできず、そこにユーザーが力点を置いているのでユーザーは5分間しか待てない。1時間後におもしろさがわかるようなゲームは売れない。


2009年ベストセラーアプリ
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2009年ベストセラー・ゲーム
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▼iPhoneユーザーの特性

1カ月にダウンロードするアプリケーション本数は、iPod touchユーザーが平均12.1本(有料1.6本/無料10.5本)で最も多かった。iPhoneユーザーは平均8.8本(1.8本/7.0本)、Androidユーザーは平均8.7本(1.1本/7.6本)だった。

アプリケーション利用に費やす時間もiPod touchユーザーが1日あたり平均100分と最も長い。Androidユーザーは80分、iPhoneユーザーは79分だった。


iPhoneユーザーの平均年収は569万円と比較的高く、(中略)男性ユーザーの平均年齢は40.6歳、女性ユーザーの平均年齢は36.1歳で、ボリュームゾーンはそれぞれ「40歳~44歳」「30歳~34歳」となっている。職業は会社員が最も多く、物を購入する際のきっかけは、「4大マスメディアから情報を収集する」ケースが男性で57.3%、 女性で63.2%となった。

普段関心が高いのは、男女ともに「音楽(コンサート、CD、レコード)」「書籍・雑誌・読書」で、そのほか男性では「自動車」「映画・演劇鑑賞」、女性では「映画・演劇鑑賞」「ファッション、装飾品、アクセサリー」「美容(化粧品、美容器具、エステ)」などへの関心が高い。


▼マネタイズ

たとえば115円域(80円収入)のアプリは、仮に1万本売れても利益は80万円。国内のiPhoneを40万台と仮定しても、リーチ率2.5%の大ヒット商品を作ってやっとその程度の収入です。感覚的にはトップ10ランキングに2週間張り付いてフェードアウトするアプリが、だいたい国内のみで1万本セールスと考えていいと思います。

感触としてはUS市場は、日本の3倍〜5倍程度の規模があるのではないか? と睨んでますが、(筆者のアプリは※)まったく売れません。残念ながら現状ではリーチのしようがない。ここをどう押さえるかが、今後のiPhoneアプリの最大の課題でしょう。

ぶっちゃけWEB屋は、iPhoneアプリのプレイヤーとしては非常に有利な立場に立っています。(中略)国内のiPhoneアプリをやってる企業は自前で、WEBサービスを作って連動できるプレイヤーが1人もいないっぽいので、そこから切り込むならWEB屋はいっきにトッププレイヤーを狙えるのでは?と思います。


AdMobの場合、広告がクリック(タップ)されるごとに広告主が入札指定した額の60%が入る仕組み。入札制のため金額は一定ではない。例えば、試しに筆者が広告主となってiPhoneアプリ向け広告の設定を行った際は、最低入札額0.03ドル、最高入札額2.12ドルの表示があった。仮に0.03ドル(約3円)に設定した広告が表示され、それがタップされると、アプリ開発者の元には1.8円が分配される。

「無料アプリの広告表示で毎月数百万円の利益を得ている例もあれば、お小遣い程度の収入の人もいる」(AdMobのジョン・ラーゲリン副社長兼日本法人社長)

トラフィックゲートの「TG Ad for iPhone」では、「広告が表示(インプレッション)されるごとに広告主側に1.2円の広告掲載料金が発生し、アプリ開発者にはその中から0.5円以上が支払われる」仕組み。こちらは広告がクリックされてなくても、とにかくユーザーがアプリを起動さえしてくれれば、そのたびごとに最低0.5円ずつの収入がある。


▼プロモーション

AppBankは08年6月に、「iPhoneアプリをおすすめするAppBank」というサイト名でスタートした。その名のとおり、有名無名のiPhoneアプリのレビュー記事で構成されたサイトである。昨年2月時点ではまだ月間100万ページビュー程度だったが、昨年10月にiPhone用の専用ビューワーアプリをリリースすると、一気に1312万ビューに跳ね上がった。ページビューはiPhoneの普及に連動する形で上昇を続けているようで、今年1月は1700万ビューを稼いでいる。

AppBankの影響力を示す例の1つに、「SmackTalk!」というアプリがある。当初はまったく無名だったが、昨年6月にAppBankが記事に取り上げるとダウンロード数が数万本まで上昇し、有料アプリのランキング上位に躍り出た。その人気はしばらく続いた。


1. クチコミをいかに誘発するか?
2. 世界展開のソーシャルネットワークを活用しよう
3. YouTubeの動画を録っておこう
4. 世界中のブログやニュースサイトに取り上げられよう
5. プレスリリースはこまめに
6. アップストア内検索を試してみよう
7. 上位ランキング25位以内に入ったらやるべきこと
8. 広告は効くのか
9. いっそのことAppleに紹介されてしまおう
10. アプリがアプリを呼ぶ連鎖


▼参考

They Make AppsではiPhoneアプリを作れる制作会社をざざっと探すことができる。
それぞれの会社の情報が妙に充実しており、場所、作ったアプリの例、予算の範囲をはじめ、Twitterアカウントまで掲載されている(あれば)。もちろん直接メールを送ることも可能だ。



議事録


@tokinakaさん
iphoneユーザ5000万人 ipod4000万 合計9000万
(モルガンスタンレーの資料より)
アプリケーションのDL数もぐんぐん伸びている

モバイルインターネット利用状況
iphoneとandroidのシェア伸びている
iphoneのシェアをandroiのシェアが奪い始めている?

国内ユーザ300万以上(非公式)
去年年末200万
年内600万とか800万いってもおかしくない

世界に売るのか、国内に売るのか、を考えるときに数は重要!


開発にかかるコスト
開発にはMac必須。一番安いのはMac mini 7万
アプリ開発費
サーバアプリ開発費
サーバ維持費
サポート費
デザイン
ローカライズ費用
その他ロイヤリティ

アプリ販売金額の30%をアップルがとる
250円と350円の間で売れ行きの溝がある
アプリ内課金 アップルが30%とる
アプリの外での課金は自由

広告
表示される回数が増える製品作りが必要
Admob, iAd などを利用
広告で儲けるのは厳しい

webサービスの販売、月額課金など
これはアップルに取り分とられない
Evernote RTMなど


プロモーションがすごく難しい
発売したその日にランキングのTOP25に入るかはいらないかで勝負が決まる
有料トップ2万DL/日(DL数ベース)
無料トップ20万/日(DL数ベース)
セールスランキング(金額ベース)
3000円*月1000本でトップになったりしている

ランキングはすぐさがる
長くて3週間 1発ネッタは1週間

アイコン変えてアップデートする → Newに出る
これはだめになったw

まじめにプロモーション
プレスリリース作成は絶対やった方がいい
有名サイト AppBank Gigazine
ソーシャル系機能をつけておく 友人による紹介
Twitter Facebook

アプリのギフトができる
これを有名アルファブロガーに送ってみるとか

実績の評価
アップルからの月次報告 月1 細かく分からない

webサービスならアクセス解析がある。
Pinch Mediaのコードをアプリの中に入れておくと
細かいデータを集めてくれる
何人のユーザがいつどの機能を使っているなどが
グラフで表示される

スパイウェア的…

場所情報つかわないのに「場所情報」ダイアログが出たら
これが入っているかも

ランキング確認アプリ PositionApp

最近の動向

iPad
iPhoneアプリとiPadアプリは別のカテゴリで発売
iPad上ではiPhoneアプリは使いにくい。荒い。
競合が強いなと思ったらiPadアプリ作ってみるとか。
iPhoneとiPadはユースケースが全然違う。(画面広いので)デザインが難しい。

OS3.2なのでiTunesからファイル転送ができる。
アプリごとのフォルダの中にD&Dでファイルを入れるとiPadにファイル転送される

OS4.0
iPhoneが夏 iPadが秋
価格不明
マルチタスク

ゲームセンター機能 OpenFeintが公式っぽくなったようなイメージ
詳細は不明

itunesを介してのアップデートになるため、対応しない人多そう
バージョンがばらけていきそう。開発コストが増えている。。

スタートアップの5ステップ AARRR

リスク
アップルの審査で落ちる
  • 非公開API
  • アダルト虐殺
  • PlaceEngine位置情報虐殺

アップルのルール変更
Xcode以外アウト

できるだけおとなしくルールを守って開発しましょう





@おおかさん
新さんの記事
1日あたり80本ペースで増えている
単価が下がっている 3.12ドル ゲーム1.35ドル
デフレすぱいらる これで儲けるのは難しい?


@tokinaka
海外はゲームが多い
日本はユーティリティが割合多い
ゲームは開発費が高くなる


@おおかさん
そんな状況の中で売れるゲームとは何なのか?
ゲームをやらない人をも引きつけるゲーム
最初の5分で分かるようなわかりやすいゲーム

2009年ベストセラー
日本はまじめ?辞書とか売れてる
医学大事典とか売れてる
つぼ


@???さん
元々PC用のアプリがあったから展開できたのでは

@にせれぶさん
iPhoneはアプリの不正コピーはできない?

@ときなかさん
やろうと思えばできるけど、わりあい不正コピーは少ない
中国ではジェイルブレイクされて…


@おおかさん
2009年ベストセラーゲーム
有名どころが上位を占めている
これに個人で対抗するのは難しいのでは

@??さん
元々あったげーむを移植しました的なのが多い

@おおかさん
アプリ(ユーティリティ)の方が個人が活躍している
バイオハザードの操作性の悪さであまり使っていない

@ときなか
海外で売れているやつで日本にないのを狙うとかおもしろい
後追いでよりクオリティの高いやつを作るとか。
それ専門の中国の会社がある1000タイトルくらい。
サクラを使って評価していた(評価1と5)。会社ごと消された。

@さん
後追いは値段もかぶせてくる

@ときなか
マーケティング次第
倍にしておいてキャンペーン半額にするとか

@tomo_hiko
ソーシャルを利用してプロモーションしてるゲームとかないの?


@おおかさん
iPodタッチユーザの方がアプリDL数が多い
アプリ利用時間も多い
Androidも意外とアプリDLしてる。

@??さん
iPodタッチのほうがpoor man's pcとして使われているから
アプリDL数が多い?

@???さん
Admob出展だから、無料アプリだけの統計になっている
数字の読み方に注意必要かも。。

@にせれぶ
アンドロイドのほうが有料アプリを買う人は少ない
google checkoutの設定が必要

@ときなかさん
競合が少ないからアンドろいどにいきたいけど
最初の有料購入の壁があるのは・・
アンドロイドのStoreの作りが悪い。演出が悪い。

@にせれぶ
どこもはどこもマーケットができてきた。
法人しか出せないけど、出せば一気に知名度が上がる。
課金も通話料から課金される仕組みができれば
月額課金とかこれから出てくるのかなあ。

@ときなか
iPadアプリは高い。12ドル、8ドル、6ドル


@おおかさん
iPhoneユーザの平均年収569万
男性40.6歳
女性36.1歳

@ときなか
PCソフトは平均年齢もっと高い
パッケージソフトをお店で買う人。


@にせれぶ
iPhoneとかスマートフォンもつひとは仕事が忙しくて
細切れの時間を利用しようというひとが多いのでは。

@おおかさん
マスメディアから情報を収集する率が高い (57% 63%)

@uchagiさn
かっこいいからイメージでiPhoneを買っている

@ときなか
安いからiPhoneを買っている

@かっぱさん
SBMの売れた端末の半分がiPhoneとか。

@かつきさん
東京だけ以上にiPhoneが多い

@まさごさん
福岡は地下鉄でもつながる


おサイフケータイすごい
改札だと携帯比率超高い

@ときなか
儲かるってどれくらい儲かったらいいのか?

@おおかさん
フリーの立場なら1回200万くらい売れればいいかな


年に3本くらい作らないと食べていけない
当たり外れを考えれば10本20本作らないといけない



200万売れるってヒット?ホームラン?

@ときなか
ヒット…?2塁打…?


企業でつくるか、個人で作るかで変わってくるよね。


@おおかさん
fladdictさんブログ
トイカメラ作者 日本でしか売れていない
US市場ではまったく売れない
日本と海外市場と10倍くらいの差が開いている
いかに海外で売るかを考えたほうがいい
web屋は有利な立場にいるのでがんばろう。
webとの連携ではだめなエンジニアがiPhone作っているので
そこを狙っていける

広告に関して
ADmob iAd
ぼったくり。4割とられてしまう。
Admobはクリック報酬
無料アプリで毎月数百万という例もあればお小遣い程度という例も。
国内プレーヤ トラフィックゲート 質のいいクライアントがそろっているらしい
無料で広告にするか有料にするか、両方か。フリーミアム的にいくのも有効かも。
フリーのほうには広告を入れる(2段戦術)

@ときなか
フリー版からin-app purchaseで有料版にUGできるようにしておくと
データの引き継ぎで便利

@おおか
プロモーション
AppBank超重要。英語版は今年でる?
海外には同様のサイトがない。個人のブログなど。

@ときなか
海外にもAppbank的なのあったはず。2、3有名どころが。。


AppBankを作るのもあり?


AppBankは実は寄稿記事が多い。
自分でアプリ作って、紹介記事書いて、投稿する。
うまくやれば人でもあまり必要ではないかも。

@おおかさん
プロモーション10箇条
  • 口コミをいかに誘発するか
  • 世界展開のSNSを利用しよう
  • youtubeの動画利用しよう
  • ブログやニュースサイトに取り上げられよう
  • プレスリリースはこまめに
  • アップストア内検索を試してみよう
  • 25位いないに入ったらキャンペーンとか
  • 広告は効くのか
  • いっそのことアップルに紹介されてしまう
  • アプリがアプリを呼ぶ連鎖


twitterを使ったプロモーションは有効。

@おおかさん
記者さんもツイッターチェックしているので活用しよう


イニシャルを安くしてれべしぇあで作ってくれる会社もある


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最終更新:2010年04月16日 09:48