第4章 問題意識
第1節 対象
 今回、私たちは公立学校に対象を絞り政策立案を行う。その理由として、日系ブラジル人の定住が長期化しており、公立学校に通っている子どもも多いためである。日本社会で活躍できる人材を育成する場所は公立学校がより適していると考えたため、今回の対象者は日本に将来定住する公立学校に通う日系ブラジルの子どもたちとした。

第2節 問題意識の整理
 私たちの問題意識は日系ブラジル人児童生徒の進学率が日本人児童生徒と比べてよくないということである。各地方自治体の公立学校で様々な施策が行われているが、問題を解決しているとは言いがたい。そこで生活言語だけではなく、学習言語としての日本語を獲得し、高校そして大学に進学できるための学力を身につけることができる教育支援を政策として掲げたい。
最終更新:2008年10月26日 21:27