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■お茶の水女子大学
ピア(peer)という言葉は仲間という意味で、ピアサポート・プログラムは学生同士の支援制度です。「先生や事務の方に聞きに行くほどの問題ではないが、先輩や友達だったら気楽に質問できる」ということで、重要な学生支援制度の一つとなっています。
文教育学部では、新入生が学業面や生活面で困らないように、学科や講座ごとに先輩サポーターが新入生の支援を行っています。生活科学部や理学部でも、講座ごとに上級生が下級生のために学習支援を進めたり、各学年から学生委員を選出してその委員が中心になり、異学年の交流、就職活動や進路の情報交換等を行ったりしています。
国際教育センターでも、大学院生チューターが留学生相談室で日本語レポートや論文の添削、授業準備、情報提供など、留学生支援を行うとともに、留学生と日本人学生の国際交流グループ(TEA)も活発に交流活動をしています。このように、ピアサポート活動は「学生による学生のためのサポート」ですが、それを教員が支える二重の支援制度でもあるのです。
写真は一昨年の留学生と日本人学生の交流合宿を撮影したものです。

■東京工業大学
授業の履修で迷ってしまって・・・
サークル活動について聞いてみたいな
○○したいとき、どうすればいいんだろ?
こんなとき、先輩はどうしたんだろ?
→授業や学科所属に関する資料を用意して対応します。
「初めてのテスト,どうやって勉強しよう?」,「留学してみたいけど,先輩の体験談を聞きたいな・・。」,「転学科ってどうしたらいいの?」などなど,同じ経験をしている先輩たちに、気軽に相談できます。

■広島大学
ピア・サポート・ルームとは、学生さんに快適なキャンパスライフを送ってもらうために、1997年に設立された広島大学の公的な機関です。
私たちは相談活動を通じて、同じキャンパスの仲間(ピア)のサポートをしています。
具体的には、ピア・サポーターが相談に来た学生さんの話をよく聞いた上で、「どこに行ったら問題が解決するか」という情報を提供しています。
ピア・サポーターとは、正規の養成セミナーを通じて大学から正式に認定された専門のカウンセラーの先生から指導を受けた学生です。
学内外を問わず、どんな相談でも受け付けているので、安心して相談に来て下さい!
もちろん、秘密は厳守いたします。

■法政大学
学生支援を考えるにあたり、「学生の視点」と「学生の活力」を活かすことが重要です。本学では、新入生合宿やオープンキャンパス等での実績があり、学生しか持ち得ない視点や実行力は、これらの行事を遂行するうえで、今や必要不可欠なものとなっています。新しい学生支援体制を導入するにあたっては、こうした学生の底力を最大限活用する体制、つまり「大学と学生が協働する学生支援制度」を新たに構築します。下の添付ファイルは法政のピアプログラムの構図です。

ほかにも実施大学多数あり。

新入生が新生活になじめるよう「ピアサポート」制度導入
 新入生がスムーズに新しい生活を始められるように、単位の取り方からキャンパスライフまで、先輩たちがアドバイスする「ピア(仲間)サポート」制度を導入する大学が増えている。
 大学側が相談窓口を設ける背景には、かつては学生寮などで行われてきた上級生との語らいが消えつつあるという事情もあるようだ。
大学が窓口 続々設置
 東京工業大の大岡山キャンパス(東京都目黒区)。正門のすぐ右手にある「百年記念館」の1階ロビーに、今年4月、新入生の相談コーナーが設置された。月、水、金曜日の午後、2、3年生を中心とした17人の先輩たちが交代で待機。新生活にまだ慣れない後輩に、授業の履修方法やサークル活動などについて自分の体験を織り交ぜながら丁寧にアドバイスした。
 東工大がこうしたピアサポートを導入したのは2年前。岡村哲至(てつじ)教授は「先輩が後輩の面倒を見る学生同士の関係が、最近は希薄化している。大学としてそれを補う必要がある」と狙いを説明する。
 生命理工学部2年の鈴木典子さん(19)は「入学当初、授業についていけるか不安だったので、親身に相談にのってもらい、うれしかった。大学は冷たいという印象だったが、ほっとできた」と話す。今年は恩返しの意味で相談員に応募した。
 相談員は、保健管理センターのカウンセラーを務める斎藤憲司准教授から、「柔らかい打ち解けた口調で」「うなずきながら相手の話を聞く」などカウンセリングの基礎の研修を受ける。1か月に1度は全員が集まって、情報交換や反省会も行う。
 ボランティアではなく1時間につき1000円の謝礼が支払われる。
 初年度は、知名度不足もあり、相談は10件ほどだったが、昨年度は約70件に増えた。5月以降も週1回の相談日を設けており、今年度の相談はすでに70件を超えるなど、制度もすっかり定着した。
 国立大で1997年にピアサポートを初めて導入した広島大は、新入生に限らず全学生からの悩み相談に応じており、2000年には常設の相談室も設けられた。
 日本学生支援機構が2年前に全国の大学、短大、高専1192校を対象に行った調査では、名古屋大、横浜国大など国立大の33・3%、私立大でも11・0%が、ピアサポートなど学生同士で相互に支援する制度を導入している。
 これまでのメンタルヘルス相談などに比べて、敷居が低く、新入生が相談しやすい特徴があり、全国に広まりつつある。(山田聡)
(2007年6月27日 読売新聞)

日本ピアサポート学会(http://www.k3.dion.ne.jp/~peer/top-page.htm)という組織もあって、ピアサポートの研究を行ってる。ここ(http://www.k3.dion.ne.jp/~peer/kiyou.htm)で研究書のリストがあったけど、結局は上の読売新聞で言われているような内容でした。

論文のどの部分に載せるかわからなかったのでとりあえずはりつけておきます。結構短時間でつくったので練りなおしがいるかな・・・あかぎ

ピアサポートプログラムは日本では現在大学の初年次教育の一環として取り入れている大学はお茶ノ水女子大学、広島大学や国際基督教大学など、国公私立を問わずに増えている。(同志社大学では新入生向けのキャンパスライフをアドバイスする「ぴあアドバイザー制度」や大学院生が下級生に向けて行う「ぴあメンター」制度が存在する。学生が他の学生を支えるという活動を通じて、キャンパスの構成員としての自覚を高める効果がある。その中で一定の役割を担って責任を果たすことで、自立的成長を遂げることになる。一方、)立命館大学では、4年間を通して相互に教えあい、学びあう教育を「ピアエデュケーション」として、大学の導入教育からキャリア教育までさまざまな段階で利用されている。例えば、導入教育ではオリター制度がある。新入生がスムーズに大学の生活に入れるようにするためにつくられたシステムであり、導入教育の中核をなす「基礎演習」の時間に1人から6人のオリターが参加して教員と話し合いながら新入生を指導する。報酬は活動に応じて多種多様である。例としては図書券を支給する場合や1コマ90分の授業で1600円が支給される場合がある。ピアエデュケーションが正式な教育プログラムである以上、報酬は当然というのが、大学の考えだ。大学教育開発・支援センターの浅野昭人課長は「活動に費やす時間や労力の対価と考えると、絶対に割に合わない金額で、アルバイト感覚でやっている学生はいないはず。自分の成長を実感できることこそが、本当の報酬だと私は考えている」と語る。
一方、初等中等教育段階ではオーストラリア・イギリスなどで多くの実践がある。オーストラリアでのピアサポートプログラムの1つの例としては2人の上級生と8~10人の新入生がグループをつくり行う。このプログラムでコミュニケーション能力や問題解決能力、友人の間での信頼関係などを養うことが出来、いじめ問題の解決にも有効とされている。また小学校から中学校へのスムーズな接続を行うためにも使われている。
一方日本では筑波大学付属駒場中学高等学校で2000年から保健委員会活動としてピアサポート活動を行っている。この制度が普及した2006年ころにはピアサポーターを経験した高校生がピアトレーナーとして後輩である中学生にピアサポートのプログラムを指導している。生徒たちにも好評で効果があるとされている。
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