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高校進学率

外国人生徒の高校進学率は、浜松NPOネットワーク(2005)によると全国17都府県で公立高校の「外国人特別枠」が設定されているものの、50%未満と推定されている。 しかし外国人生徒の高校進学率の全国的な調査は行われていないため、正確な状況を把握できていないのが現状である。
しかし各都道府県単位で、外国人生徒の進学率調査が行われている。2005年度、静岡県浜松市では75%、愛知県豊橋市では76.6%という調査結果が出ており 、各市町村でばらつきがある。このことからも高校進学率の「地域性」がうかがえる。外国人集住都市会議に参加している都市は外国人児童生徒への教育が積極的に行われている。外国人児童生徒の教育が積極的に行われていない地方自治体では進学の状況はさらによくないことが推測される。日本全体での高校進学率が97% であることを考慮すると、上記の地域でも日本語を母語とする生徒よりも進学率は低い。実際、日本語能力不足により高校進学を断念せざるを得ない例がある。

浜松市の主婦吉田公子さんは約4年間日本語ボランティアを続けてきた。日本の高校への進学をあきらめた日系人の子どもをたくさん見てきた。 
日本語能力は劣るが、数学の問題をすらすら解く日系ブラジル人の女子生徒がいた。全日制の公立高校への進学を希望していたが、学校側は日本語力が足りないとして認めなかった。結局、彼女は無認可のブラジル人学校に進んだ。卒業しただけでは、日本の大学受験資格は得られない。1

またブラジル人の親や生徒自身は日本かブラジルでの高等教育へのアクセスを望む人は多い。 そのことを踏まえたうえで、外国人生徒の高校進学率の改善が必要である。