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京都市の試み

京都市は日本語を母国語としない児童のために様々なサービスを施している。一つ注目されるべきなのは「つながる会」のことである。つながる会とは「帰国渡日児童生徒つながる会」のことで、外国人児童のため夏のキャンプを計画する。2008年度の夏のキャンプは学生スタッフの協力をもらって京都教育大学で行われた。つながる会の目的は主に三つがある。一つ目は日本語を母国語としない子供たち同士が触れ合える場を提供する。夏のキャンプのような集いは外国人児童にとって大変貴重なときといえよう。日本人の同級生の友達に気を使えずにありのままの姿で自分らしさを発揮できる。そして、何よりも自分と同じ経験を通ってきた友達と話せる。
二つ目の目的は学力・進路の保障を目指すことだ。夏のキャンプでは楽しいBBQの楽しいことだけじゃなくて宿題ができる時間も設けている。学生スタッフによってわからないことが聞ける仕組みとなっている。そして、三つ目の目的は将来学校現場で活躍するのであろう学生スタッフの外国人児童への理解を深まることだ。

または、渡日・帰国青少年(児童生徒)のための京都連絡会「ときめき」という会がある。「ときめき」の会では日本語を母国語としない子どもと保護者のための「多言語進路ガイダンス」を行う集いを主催する。この「多言語進路ガイダンス」は日本語を十分に話せない親にとって貴重な情報を手に入れる場である。情報がなければ子供たちに適切な進学・進路を進めることができない。また、子供たちは自分にあった進学・進路があることを知ることによって、切望せずに前向きになれる。担任の先生の負担が大きくて、また外国人児童の親の母国語が話せないということもあって、十分に進路ガイダンスはできないことが多いのであろう。しかし「多言語のガイダンス」によって親はわかりやすく情報を手に入れる。

また、京都市日本語指導・支援体制連絡協議会は「帰国・外国人児童・生徒受け入れの手
引きを出版した。こういう手引きは外国人児童が入学する際にためらう校長先生の強みで
ある。この手引きでは、外国人児童特に日本語能力はまだ十分の子どもたちの配慮など分
かりやすく書いてある。京都市教育委員会の共通意識を与えるきっかけになる。外国人
児童と親のためプラスである。

2008年の調査によって、京都市内の小・中学校では1,235人の外国国籍を持つ子どもたち
がいる。(1)また、年々その数が増えている。このような市レベルでの措置は歓迎される
ものである。

(1)外国籍再び外国にルーツをもつ児童生徒にかんする実態調査のまとめ(平成20年3月)
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