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ただいま留学中!オーストラリア編


■2003年度(マルチ2年)菅野 素子
留学先:ニューサウスウェールズ大学大学院
専攻:英語文学・文学理論


a 留学準備

RIからは第一希望の大学に指定をいただき、指定校に合格することができたので、私の場合、大学への出願や指定校の変更などで困ることはなく、非常にスムーズに運びました。最近では出願や学生ビザの取得などオンラインでできる部分が格段に増えています。そういった意味では各種手続きスピードアップしているように思います。


b 語学研修

受けませんでした。


c 学業面

合格まではスムーズでしたが、こちらでの研究は困難が多いです。

私はMA(Research)という課程に在籍しています。これは二年間のリサーチコースなのですが、一年目にはコースワークを三つ履修することになっています。まず、授業で単位を取りながら自分の研究もする、というのがたいへんでした。オーストラリアの大学は欧米の大学と比べて比較的のんびりしているように思うのですが、それでもかなりの量のリーディングをこなさなければなりません。読むことと、読んで理解しなおかつ批判できることは別問題です。リサーチのコースでは批判できることが求められます。

また、私は日本では英語で論文を書くよう求められたことがなかったこともあり、一年目終わった今でも英語で論文を書くという作業に悩まされています。こちらに来た当初はかなりひどい文章をかいていたらしく、私の書いたものを見て困惑する指導教官の顔を何度も見ました。英語の論文は日本語で論文を書くのとはかなり違った思考が要求されるように思います。これから留学される皆さん、是非ご自分の専門分野の学術英語の準備をなさってください。特に書く英語が大切です。

指導教官との関係も大切です。相性が合えば問題はないのですが、実際にはうまくいかない場合もあるかと思います。その分野の権威の先生でも研究指導のスタイルは様々ですから、はじめのうち戸惑ったら黙って我慢せずに相談されることをお勧めします。私の通っている大学では指導教官が変わる(指導教官を変えてもらう)というのはそれ程珍しいことではありません。


d 生活面

正確に比較してみたことはありませんが、シドニーの物価は東京と変わらないように思います。当初、生活に必要なものを揃えるにあたって、私は地元の日本語コミュニティーペーパーを利用して情報収集しました。お台所用品や日用品などのクラシファイドが充実しています。何よりも日本語が通じるので助かりました。

私は大学構内の寮に住んでいます。研究室まで徒歩十分。究極の職住接近です。ただ、大学の寮は数が限られており、競争率が高いです。うまく部屋を見つけられた私は非常に幸運でした。大学の寮でなくとも、シドニーは住居の選択肢は広いです。お家賃だけなら大学の寮よりもシェアをした方が安く住まえるところもあります。大学の寮を希望しても外れてしまうことも多いのですが、そんな場合でも気落ちせず、できれば早めに現地入りして物件を探してみてください。あるいは、現地入りされる前に地元紙のクラシファイドなどを参考にされるのもよいと思います。シドニーでしたらSydney Morning Heraldという新聞に不動産の広告が多数掲載されておりインターネットで物件を探すこともできます。実際に下見できなくとも、だいたいの相場などを把握されるのに役立つかと思います。

オーストラリアは日本と比べてかなり乾燥しています。また、アレルギー大国でもあります。日本で何のアレルギーもなかった方でも、乾燥肌や突然の蕁麻疹に悩まされることもあります。そんな時はあまり悩まずにとりあえずお医者様に相談してみてください。


e IT環境  

リサーチ施設に関して、私の通っている大学はとても充実しています。私は修士課程に在籍していますが、学部のリサーチラボに自分専用のワークステーション(コンピューター、机、本棚など)をもらっています。

ほとんどの方が日本からパソコンをお持ちになると思います。サポート体制などメーカーによってかなり異なりますし、電圧などは国によって違います。出発前に必ず一度は確認されることをお勧めします。


f ロータリー関係の活動

到着してから落ち着くまで、ホストRCのカウンセラーの方にたいへんお世話になりました。例会にも何度か呼んでいただきました。ロータリアンは何でも相談できる気さくな方々ばかりです。

こちらではロータリーの方に紹介していただいて定期的にボランティア活動をしています。ホームレスの方の給食サービスをしている団体のキッチンでお手伝いをしています。また時々ですが、ホストRCが出店するマーケットのお手伝いもしています。


g その他

生活・研究環境はこちらに来てから激変しました。事前準備が大切なことはいうまでもありませんが、それよりも留学先に到着してからどう変化に対応できるかの方が大切なように思います。一人で対応できる範囲は限られているので、そんな時はロータリアンの方々に相談してみてください。助けを必要としている人を放っておくようなことはなさらないはずです。皆様の留学生活が実り豊かなものとなりますよう!


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