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ただいま留学中!フランス編


■2002年度奨学生(1学年度)幡本 みさち
留学先:ソルボンヌ(パリ第三)大学大学院
専攻:フランス語フランス文学


a 留学準備

大学の入学手続きに関しては、まず早くから自分の希望するフランスの指導教授とコンタクトを取り、入学許可の手紙を頂くこと、そしてバカンスに入る前に大学事務からの入学許可証を受け取ることが大切です。東京のフランス大使館で学生ビザを申請する際には、数年前より指導教授からの指導許可の手紙だけでは不十分で、必ず留学先の大学事務からの入学許可証が必要になるので注意して下さい。渡仏後はすぐに、学生で混まない時期にパリの警視庁で滞在許可証を申請したので、即日取得できました。留学先への入学手続きなども含め、書類は全て翻訳が必要になるかと思いますが、東京の場合、法廷翻訳は翻訳会社に頼んで、大使館で査証を受けなければなりませんので、渡仏前に時間に余裕をもって行いましょう。私は、学友会主催のオリエンテーションや先輩方からの助言を参考に、入念な準備をして渡仏後も早めに手続きを行ったので、銀行口座開設、滞在許可証取得、健康診断、大学入学手続き、授業登録、住宅手当申請など全て滞りなく進み、他の留学生に比べ一ヶ月半程そうした生活を始める際の作業から早く解放され、学業に専念できる環境が整いました。しかし、一般にフランスの事務手続きは想像以上に時間がかかり、担当者によって、時には同じ人でもその時の機嫌により対応が異なりますので、なるべく日本で用意できるものは万全に準備して、こちらでは辛抱強く対処しましょう。


b 語学研修

留学先の授業に対する語学力に関しては、9月に行われたトゥールでの一ヶ月の語学研修とホームステイが役立ったように思います。上級クラスでは授業の一環で実際の裁判の傍聴や、映画鑑賞など非常に豊富な授業内容だったので、10月からは全く問題なくフランス人学生の中に一人混じり授業についていっています。


c 学業面

ソルボンヌ・パリ第三大学大学院現代文学専攻修士課程に在籍しています。専門のセミナーが三つと、大学院生共通の授業がいくつかありますが、自分の関心分野のセミナーが博士課程で開講されているので、そちらの授業に出席して成績を付けてもらうようにしています。一年間で修士号を取得するためには、それに加え、約100枚の修士論文と、各セミナーのためにも別の論文や発表が義務となっています。


d 生活面

私は世界各地から研究者が集まる国際大学都市に住んでいますが、パリでアパルトマンを探す場合は、直前の9月に始めるのではほとんど物件がなく苦労するようなので、早めに到着して探すのをお勧めします。外国人留学生でも住宅手当を申請できますので、住居が決まり次第手続きを行って下さい。パリは物価は高めだと思います。


e ロータリー関係の活動

留学を開始して3ヶ月余りですが、ロータリーのお陰で本当に充実した経験をさせて頂いていることに感謝致します。まず、9月にはパリで奨学生の集いが催されます。留学開始後すぐに、パリのホストRCの例会に参加し、スピーチを行いました。その際にクラブ会長とホスト顧問にロータリーの精神に因んだ自分の書道作品を贈り、今はクラブに飾ってあります。ホスト顧問のお宅にもお食事に何度か招待され、大勢の子供たちに日本語や書道、折り紙など日本文化を紹介する機会に恵まれました。ロータリー財団月間に合わせて、11月中旬にはロータリー主催のシャンパーニュ旅行があり、エペルネー市長のご招待で市役所や商工会議所でロータリアンの方々とお食事をしましたが、シャンパン・カーブで行われたパーティでは、自己紹介のスピーチを始め、川崎西RCとエペルネーRCのバナー交換を行いました。

11月下旬には、パリ政治学院で国際ロータリー第1660地区(パリ&パリ郊外60近くのRCが集合)の地区大会が行われ、今年から開始された世界平和のための奨学金の紹介や、ガリ元国連事務総長、スイス大使らを囲む「世界平和と紛争撲滅の為の円卓会議」に参加しました。また、この地区大会でホストRC以外のロータリアンと知り合うことができ、パリ・シャンゼリゼRCの例会にも招待されました。RI提携のパリ大学オーケストラ・コーラスによるコンサート、ローターアクトなどの諸活動報告も含め、第1660地区の組織を知る良い機会だったと実感しています。


f その他

ロータリーの活動には積極的に参加することをお勧めします。異国の地で、多くのロータリアンの方々との出会いや、世界から集まった奨学生の存在は実に心強いものです。私は住んでいる環境から、RIの活動以外でも、モナコ公国のプリンスやハノーヴァーのプリンセスと一緒にお話する機会もあり、周りはユネスコ本部で働いている隣人に囲まれ、毎日が国際交流の日々ですが、ロータリーの国際親善奨学生として渡仏している事を常に自覚するとともに非常に誇りに思っています。

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