めざめるパワーについて

めざめるパワーについて

最近疑問に思っているわけです
最近のめざめるパワーについて、特に「めざ氷」って奴の意義について
いつもの通りこの考察は私個人の意見なので正解だとかそれは違うとかよりも
あぁ、こんな意見もあるのか。という程度に流し読んでもらえるとうれしいです
そもそも普通の考察に正解や間違いなんて無いわけですしね
あとこの考察がめざ氷を「否定」するものではないということも明記しておきます

まずは私がめざ氷について疑問に思った理由を説明します
ヘルガーに関連する話題がでて、それをグーグル先生にちょっと聞いてみた
そうするとブログ等で行われている考察の中でヘルガーのめざ氷を必須技であるかのように書いてあったり
基本型として紹介されているものにも当然のように「めざ氷」というものが存在していました
ま て よ ?
ヘルガーにめざ氷っているの!? その時初めて疑問に思ったわけです、えぇ

これが一つ目の疑問
対策「ヘルガーのめざ氷はドラゴンへの有効打になるのか?」
そもそも頻出ドラゴン勢は素でヘルガーよりも早く、ヘルガーより遅いドラゴンはめざ氷でも落としきれません
(ボーマンダ、フライゴン確1 ガブリアス、チルタリス、カイリュー乱1)
なのになぜだかしりませんがヘルガーでのドラゴン対策、ヘルガーでドラゴン対策そういう目的でめざ氷を入れている人が多いような気がします
ですがです、よく考えてください
先ほど言った通り頻出するドラゴンポケモンはヘルガーよりも早く、ヘルガーを一撃で倒す術を持っています
つまりこれはヘルガーはドラゴン勢に対して後出しがきかないということを意味しています
後出しがきかない以上襷でのタイマンか、強引にスカーフを持って対処しに行くことになるのですが
襷でのタイマンに置いてドラゴンに勝てるポケモンなんて言うのはたくさんいますし
ドラゴン相手にヘルガー後出しの時点でスカーフめざ氷だというのはほぼ確定します
はたしてこんな状況の中でめざ氷によるドラゴン対策というものは成立するのでしょうか?
私はしないと考えます
実際ヘルガーのめざ氷粘ったのはいいけど余り打たないなーという声を聞いたこともあります
当たり前です、ドラゴン対策というものがそもそもヘルガーではタイマンでもないと成立しないんですから

続いて二つ目の疑問
交代「ヘルガーはどんなポケモンに後出しされる」
つぎにヘルガーが呼ぶポケモンの問題になります
ヘルガーのメインウェポンが炎になる以上呼ぶメジャータイプは以下の4つ
①ドラゴン ②ほのお ③みず ④いわ
ついでに特防が高く、悪の波動で落とされない程度の耐久があるというのも条件に入るでしょう
カビゴンやハリテヤマと言った熱い脂肪も呼ぶでしょうし
そもそもヘルガーはそこまで早いポケモンではないので大文字+不意打ちを耐えるヘルガーより速いポケモン等も考慮にいれなければいけません

さて、ここでめざめるパワーに戻ります
この状況下に置いてめざ氷というのもは有用に思えるでしょうか?
私は有用だとは思えません、なぜならばめざ氷を入れたところで抜群をとれるのはドラゴンだけです
ドラゴンピンポイントでめざ氷を入れるのならばラグラージやドサイドンに対して大ダメージを与えられるめざ草を入れます、私ならばね
炎、水、岩には悪の波動が入るじゃないか!という意見もあるでしょうがそもそもめざ氷はそもそもドラゴン対策としては成り立ちにくいのです
そこを考慮するならば死に技となりかねないめざ氷よりも、十分に打つ範囲の確保できる「めざ草」を入れるべきではないのでしょうか?

という2点から私は「ヘルガーのめざ氷」という奴の意義について疑問を覚えるようになりました
さて、ならばなぜこれが「めざ氷」そのものへの疑問へとなるのでしょうか?
まぁ当たり前ですよね、これが成り立つポケモンが結構いるんです
一般的に「めざ氷」を装備する可能性のあるポケモンで

たとえばロズレイドやフシギバナをはじめとした100族以下の草勢全般
ヘルガーのようなゴウカを除く炎勢全般

このようなポケモンでめざめるパワーというといつも「めざ氷」が候補に挙がっています
その後に「めざ炎」「めざ草」「めざ電」「めざ地」というものが続きます

で す け れ ど なんでめざ氷が候補に挙がるのか具体的な理由が書かれていることは少ないです
600族のドラゴンに4倍弱点を叩きこむ、とだけ書いてあり明確な想定がなされていない時が多いんではないでしょうか?
たとえばヘルガー(アイテムは無しと想定)のめざ草であれば「ヘルガーに対して後出ししてくるラグラージに対して打つ」という説明があります
でもめざ氷は「ドラゴンに4倍弱点を叩きこんで倒す」で終わり
両者ともにやってることは4倍弱点を打つという結論は同じ、でも過程が全然違う
前者は「後出ししてきたラグラージに先手とれる」という前提から「めざ草を打てば倒せる」という想定です
ですが後者は前提条件というものがありません
ただドラゴンに対してめざ氷うてるよやったね!というノリがちらほら見え隠れします
6→3に置いて「相手の先発ドラゴンを誘発し、襷で耐えめざ氷で強引に倒す」等の考えがあってめざ氷を入れているのであれば別ですが
そういう考え無しにめざ氷を入れているから使用頻度が少なくなり、結果的に死に技となっているのではないでしょうか?

そしてこうして考察を述べるとほぼ確実に返ってくる疑問があります
「電気タイプのめざ氷は?」「ジュカインやゲンガー、ゴウカ、マージのめざ氷は?」と言うね
はっきり言います、こういう疑問を素で考えた人はタイプ相性と素早さ種族値を見直してきてください

見直してきましたか?
なら分かるはずです、この二つの状況に置けるめざ氷は「対策として成り立つ」のです

なぜ成り立つのかはわかりますね?
前者のめざ氷はドラゴン4倍に打ちこむと言うよりも電気を半減無効にする「草及び地面」にたいして打点を確保することを重要視したもの
後者のめざ氷はドラゴン勢を「抜いて4倍弱点を突いて打点を出す」と言うことを重要視したものだからです

素早さで言うと ジュカイン>>ゲンガー>>ゴウカザル>ムウマージ>ガブリアス>ボーマンダ>>ヘルガー>>ロズレイド
ガブリアスやボーマンダに抜かれて落とされる可能性の危険性のたかいヘルガーとロズレイドのめざ氷は対策として成立しにくく
ジュカイン等は逆にガブマンダを抜いて落とせる可能性が高いため対策として成立しやすい、こういうことなんです


さて、ついに本題です
長かった、非常に長かった、
我ながら長かった、本題まで長かった
ようやくです、ようやく本題の最近のめざパの意義について語れます

まぁここまで読んでくれた優しい皆さんなら分かってくれるはずです
私がめざパについて最近疑問に思っているのはどういうことなのかを
結論は「なぜ成立しにくいめざパを搭載させているのか」ということなんです
なぜめざめるパワーという技を入れたいのか、ということから考えると
「このポケモンは現状であのポケモンに勝てない→だからめざめるパワーを使って勝てるように、せめて抵抗できるようにしよう」
という思考の順序であるべきだと思います
これは草タイプに置けるめざ炎(vs鋼)、電気タイプに置けるめざ氷(vs草、地)での場合です
ですが最近のめざパと言うものは
「めざめるパワーを入れたい→めざめるパワーいれればあのポケモンの対策になるわ、いれよう」
という思考順序で入れられている気がします、
まぁこんな順序でめざパを入れているのであれば使う回数が少なくなってもそれは必然と言えるでしょう
むしろなぜめざパを使えると思ったのか疑問に思う点もあるぐらいです

さて、ここで短い本題を終えてめざパに関する疑問提唱を終わるのですがどうだったでしょうか?
「こんなことねーよwwww」と思うのも「あーこういうことも考え方もあるのかー」と思うのも皆さんの自由です
もしかしたら不快感を感じた人もいたかもしれません、いたらごめんなさい
結局当たり前のことを書きつづっているだけでごめんなさい

ですが、もしこの疑問提唱が皆さんの対戦に新たな「可能性」や「疑問」、「発想」というものを作ってくれたならばうれしいです
それでは


追記:決してこの文は全ての考察、意見、理論を否定するためのものではなく
   あくまで管理人が疑問に思い、こうじゃないのだろうかという意見を述べるためのものであるとします
   全ての考察に置いて無駄なことなど無いのですから
   ちなみにヘルガーのめざ氷を本文じゃすっげー否定というかねーよwwwみたいなこと言ってますけどしてますけど普通にありです
   グロス相手にヘルガー死に出しからなら襷維持したままでドラゴン呼べます、めざ氷で余裕です
   でも後出しはできません、仕様です、凄いネガってるのは考察上の問題と言う奴です
   めざ氷を誉めたたえつつめざ氷の意義について疑問述べるのは無理です
   結局言いたかったのは最後の本題でのなぜ思考順序が逆になっている場合が多いのかということです
   こんどこそ終わり



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最終更新:2010年04月02日 09:12
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