医療はなぜ違法でない


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 通常の医療行為が原則的に、刑事責任、民事責任を問われないのは何故か。
 患者の個別的明示的、具体的同意及び推定的同意により、侵襲行為の違法性が阻却(消されること)されるからである。 推定的同意・医療行為は医師の裁量が大幅に認められている。がんの手術で切除部位を指定して同意していても、いざ開腹手術をしたら、ほかの場所もがん細胞が発生していたような場合、その切除を緊急避難で違法性を阻却させることもできるが、同意の推定をすることも可能である。これが推定的同意であり、お任せ的同意である。
 患者が救急車が運ばれ、意識不明状態のまま処置することがある。患者の同意はえられていないが、医療的侵襲を緊急避難(民法720条2項、刑法37条)によってその違法性阻却を理由付けることができる(この場合、患者に対して費用を請求可能か?事務管理の702条で請求可能であろう)。