医師不足の原因


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  • 現在騒がれている「いわゆる医師不足」には3つほど原因があるようです。
    1. 新規参入を抑制したい日本医師会の圧力で、医師過剰の予防を理由として医学部総定員が固定又は漸減。人口当たりの医師数は他先進国より少ないレベル。
    2. 医療の技術者であるべき医師が、全員「医学者」を目指すという建前があり、全国の医学部医局で多数の医師が研究に従事している。多くの研究は、論文を書いて学位を取るための研究である。これら無駄な研究に従事する医師を市中病院に放出すれば医師の需給はかなり緩和される公算と聞いています。
    3. 大学医局が医師を支配し、不人気な田舎の病院にもそれなりに医師を廻していた。その拘束が急に緩くなった。大学医局の束縛を嫌う新人医師は、大学医局から一斉に逃げ出した。
  • 産科医不足の解決方法として、医学生が将来産婦人科を志望するような運動があるようですが、彼らが一人前になるのには最低10年かかります。それよりも、いちど産婦人科をやめてしまったものに、「これならば産科に戻ってもいいかな」と思わせるようなシステム作りが重要と思います。彼らが帰ってきてくれれば、即戦力として活躍できるでしょう。
  • 単に激務であるのみで逃散が進んでいるというわけでもないように思います。当地周囲での事例で見ても特に崩壊を語られるのは地域の中核「公立」病院であって、同様に激務ではあっても案外私立の中核病院では何とか保っている場合が多いように思いますね。
    公務員と比較して一般に私立の方が待遇もよく、勤務に融通が利きやすいこともありますが、何よりスタッフの勤務態度の差異によるものと考えますが如何でしょうか?遠い別世界の出来事でなく同じ職場内で自分が不当に虐げられていると感じることほど志気を削ぐこと著しいものはありませんので。
  • 昨今の女医比率の急激な上昇が、医療労働の問題点をあぶり出したという側面は非常に強いと思います。かつて男同士の職場であったわけで、『新卒は奴隷があたりまえ』だの『我慢出来ない奴は不適格』などと、医局では無茶が通ったわけです。ところが体力の必要な現場では、女性医師への配慮を行うことで、結果的に男性に従来以上のしわ寄せが生じたり、女性医師が各医師への平等性(特に待遇面)に関してとりわけ繊細な事なども奏功して、男性特有の精神論では乗り越えられない過酷な医療労働の実態をやっと正面視することになったという印象を持っています。
  • いまから日本国内で医師を養成しようとしても、その結果が出るのは10年後。
  • 30代半ば以下の産婦人科医師は女性が過半数を超える。すなわち女性医師は、現在の産科医療を支える大きな力である。一方、経験年数が10年目頃になると、女性医師の約半数、男性医師の約20%が分娩取扱い現場から離脱しており、特に、子どものいる女性医師にその傾向が強く現れていることが今回の調査でわかった。http://www.jsog.or.jp/about_us/jyoseiishi_shuuroushien19MAR2007.pdf