崩壊の原因

「医療崩壊」の原因として巷間よく挙げられるものとしては
● 医者が少ないこと(先進国標準に比べ少ない)
● 医者の偏在(科、場所、時間的な偏在→特につらいところから減る)
● 医療費の安さ(十分な労働力が確保できない)
● 医療行為の多さ(高齢化・世界一の外来受診・長い入院期間・社会的入院)
● 特に公立病院において医者が粗末に扱われてきたこと
● 女医の増加(女医は労働力として弱い、出産の後戻ってこれない)
● 医師倫理が教えられてきていない(楽で高給な職場を目指す)
● ライフスタイルの変化(医師のQOML志向)
● 田舎自体の問題(地元の若者が逃げるところに医師は来ない)
● 新研修制度(大学に人が残らない→派遣できる人員の減少)
● マスコミが煽った医療不信
● 患者の医療に対する見方の変化(DQN患者、コンビニ受診患者)
● 訴訟リスクの増大(民事・刑事とも)
  • 医療の金銭的なリターンは、リスクに応じているわけではありません。医療行為の価格は、診療報酬で決められており、なるべく安く抑えようとする国の考え方が反映されています。ですから、リターンはあまりかわらないので、ハイリスクなものからは、手を引こうと考えているのです。
最終更新:2008年07月23日 01:04