「0話 和×咲 百合注意 ID:2W/K3tDr 」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
0話 和×咲 百合注意 ID:2W/K3tDr氏
第0局>>59
何事にも強いもの同士にしか分らない領域がある。
それ故に強いもの同士は互いに分かり合い、惹かれ合う。
宮永咲と原村和、二人にも他人には分らない領域があった。
「原村さん、私原村さんと出会えて本当に良かった」
いつもの帰り道。小さな橋を渡った辺りで咲は立ち止まり、しっかりとした声で和にそう言った。
「麻雀がこんなに楽しいものだって、勝負がこんなに楽しいものだって原村さんと出会わなければ分らなかった」
咲の丸い顔、瞳が和と向き合う。
「ありがとう……」
そう言った咲を和が見詰める。咲の髪を、咲の瞳を、そして咲の唇を見詰める。
和の心拍数が上がる。耳が熱くなったのを感じた。
「わたし、もっ……、私も宮永さんと、出会えて、本当に良かった」
しどろもどろになりながら、和は続ける。止められなかった。
「ありがとう」
そう言って和は咲の唇を塞いだ。
二人が止まる。丁度2秒。和は唇を離した。
「ごめん、なさい。こんなこと……」
「ううん、あやまる必要なんて無いよ。だってこれって原村さんの気持なんでしょ」
そう言って、咲はまた和を見詰めた。二人はどちらからでもなく、またキスをした。
0話 和×咲 百合注意 ID:2W/K3tDr氏
第0局>>59
何事にも強いもの同士にしか分らない領域がある。
それ故に強いもの同士は互いに分かり合い、惹かれ合う。
宮永咲と原村和、二人にも他人には分らない領域があった。
「原村さん、私原村さんと出会えて本当に良かった」
いつもの帰り道。小さな橋を渡った辺りで咲は立ち止まり、しっかりとした声で和にそう言った。
「麻雀がこんなに楽しいものだって、勝負がこんなに楽しいものだって原村さんと出会わなければ分らなかった」
咲の丸い顔、瞳が和と向き合う。
「ありがとう……」
そう言った咲を和が見詰める。咲の髪を、咲の瞳を、そして咲の唇を見詰める。
和の心拍数が上がる。耳が熱くなったのを感じた。
「わたし、もっ……、私も宮永さんと、出会えて、本当に良かった」
しどろもどろになりながら、和は続ける。止められなかった。
「ありがとう」
そう言って和は咲の唇を塞いだ。
二人が止まる。丁度2秒。和は唇を離した。
「ごめん、なさい。こんなこと……」
「ううん、あやまる必要なんて無いよ。だってこれって原村さんの気持なんでしょ」
そう言って、咲はまた和を見詰めた。二人はどちらからでもなく、またキスをした。