1局目3

161-240

161 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 18:23:36 ID:sFD89fRe
   麻雀の結果、と言う設定だと女の子5人とも普通なら絶対負けないからなあ。
   負けるとしたら男の子1人だけだし。とはいえ、負け無し相手だから、鍛え上げられての手筋で打って、相手が負けてくれるかも。
   しかし、どういう感覚なんだろう。普通なら見えるはずない相手や場の牌を見抜くとか、目標点と目標順位に収めるとか。


   勝負意外なら、3人の制服の裾が凄く短いし(他の2人は長い)ぱんつはいてないし、巨乳タンはぶらつけてないから、痴漢に襲われる可能性は残されている。


   男の子との絡みだとタコスか?タコスはメイド服の時どんなパンツ履いていたんだ?見せるパンツ履いたのか?
   しかし、タコスだと、言葉使いが難しいじょ。


162 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 18:51:42 ID:Pirby6sl
   >>161
   あーアニメの4話見たらつけてたね
   お辞儀のときになぶらちろわの線が出まくりだったわ

   タコスメイドははいてない+PAI☆PANのコンボに1票

163 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 19:09:12 ID:nlzoKGjU
   メイド服着るときの作法として付けてるだけかもよw

164 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 19:17:57 ID:Vh3+Zlz+
   >>161
   別にまっとうな勝負である必要もないし、
   相手をアカギや傀並の雀鬼ってことにしてもいいし、
   二次創作ならやりたい放題でしょ。

165 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 21:28:28 ID:+70qL+S+
   >>139
   なんでわざわざ男出してまでヘテロ書かなければならんの?
   せっかく女だけの世界観なのにもったいない。
   ヘテロものやボーイズラブものは他にたくさんあるんだから
   男が好きなら男がたくさんいる別の作品にすればいいのに。

166 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 21:41:44 ID:DqWXOugr
   そもそも麻雀なんて強い奴が絶対負けないなんて言えないゲームだし、
   トッププロですら素人の馬鹿ヅキで負ける事が普通にあるのが当たり前なんだが。

167 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 22:07:09 ID:Vh3+Zlz+
   麻雀漫画にそれを言ってもな。
   強い奴が勝つ、それが物語のルールなんだから仕方ない。
   馬鹿憑きの素人にガチで負ける傀なんて誰も見たくないわw

168 :保守 :2009/05/03(日) 22:09:41 ID:tG3zK+Wj
   『和ハード』

   自分の実力を証明する為に麻雀大会に参加する原村和。
   だが、それは裏プロ雀師達の巧妙な罠だった。
   「和さんの築き上げた点棒は プロ雀師達に振り込む為に築いてきたんですものね」
   「宮永さんがいてくれば…こんな奴らなんかに…!」
   「よかったじゃないですか 僕達のイカサマのせいにできて」
   「んんんんんんんっ!」
   「へへへ おい、隠しサインの準備をしろ。みんなで回し打ちをやる」
   (上がらなきゃ…!!今は上がるしかない…!!)
   「倍満のテンパイをゲ~ット」
   (いけない…!中のみでテンパイしているのを悟られたら…!)
   「和様のふっ飛びを拝見してもよろしいでしょうか?」
   「こんな奴らに…くやしい…! でも…ロンされちゃう!」(ビクッビクッ
   「おっと、国士無双13面待ちにロンされてしまったか。駆け巡る脳内物質がいつまでもとれないだろう?」
   それから和は後から参加してきた宮永らにもロンされた。

169 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 22:23:35 ID:+ni4qXq/
   甘い痺れでもいいような希ガス

170 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 22:27:12 ID:yY+67ed/
   >>148
   タコスじゃなくてタコがついている食べ物なら何でもいいからタコそのもので触手プレイ

171 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 22:32:53 ID:nlzoKGjU
   正確には、女だらけ だけどな

172 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 23:20:24 ID:mGd6ZLsh
   本スレ79です。キャプテン×池田と咲×和を投下したことが
   あるんですが、反応が芳しくないので投下を控えてます

   需要なんてないですよねー

173 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 23:28:32 ID:dC6iTkQC
   投下する人の誘い受けは嫌われるってばっちゃが

174 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 23:34:23 ID:nlzoKGjU
   反応なんて気にせず、バンバン投下して下さいな

175 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 00:19:07 ID:G3JfAMsi
   のどっちの指ちゅぱ復活と聞いて飛んできました。

176 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 01:39:38 ID:CXWZph5K
   >>173
   だね。そこに留意して謙遜せずにガンガン投下するべし。
   コメントしてないけど、ちゃんと見て評価してる人はいるよ。俺とか。

177 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 01:47:32 ID:OJNoz2Gz
   >>172
   需要なんてつくればOKさ
   投下まだー?

178 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 05:43:06 ID:HyRfC8OZ
   中世の城を思わせるような古びた煉瓦で囲まれた部屋の中―――。
   蝋燭が揺らめき、ぼんやりと鈍い明度を放っていた。
   古めかしい格子の窓から見える冷たい夜空に時折、遠雷の稲妻が走る。

   揺れる炎に浮かび上がるのは、豊かな金の髪を湛えた痩身の女、
   相対して向かい合うのは、それより二回りは小さな体躯の少女。
   短めにまとめられた、深く蒼い髪が緊張に揺れる。

   「――それで、結局何が言いたいんですの?」
   苛ついた様相を隠すことなく、端整な顔立ちを僅かに歪めて問いが
   放たれた。問われた方はひと呼吸の間をおいて、意を決したように
   口を開く。その表情は思い詰めた何かに染まり、強張っていた。

   「……透華が衣を大事に思ってるのは、ボクだって痛いほど知ってる。
    こんなことを言うのは気が引けるけど、もう心に嘘はつけない」

   透華、と呼ばれた者の眉が微かにつり上がる。

   「なんでそこで衣の名が出てくるのか理解し兼ねるわ……」

   「い、いや、だって……いつも透華は口を開けば衣のことしか……」

   「はじめがそこまで聞き分けが出来てないとは思いませんでしたわ。
    あの子はわたくしの従姉妹。何よりも不幸な事故で身寄りがない
    ことだって分かっているでしょう!? 気にかけなくてどーするんですの!」

179 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 05:59:51 ID:HyRfC8OZ
   語気が上がり、アンティーク調のテーブルの天板を強く打ち据える。
   その音に首を竦めると同時に、蝋燭の炎も頼りなげに揺らめく。

   今まではここで引いてきて、思いを飲み込んできていたはじめ。
   しかし今日は違っていた。腹に力を込め、負けじと己の思いを吐露する。

   「分かってる! それも分かってるよ!…だけど…ボクは透華のお付きの
    メイドなんだ! 単なるわがままだって思ってくれてもいい! ほんの
    ちょっと、ちょっとだけでいいから……透華がボクのことだけを見てくれる
    時間が欲しい……それだけ…なんだよ」

   やっとの思いで告げられた言葉に、面食らったのは透華自身だった。

   「な……、はじめ…あなたまさか……」
   「……ごめん、呆れたよね…メイドの分際で主人に恋愛感情を持つ
    なんて、失格もいいところだ。…だけど、関係が壊れたって、
   どうしても……伝えたくて……」

   後半はもう涙声が混じり、俯いたはじめの目からは大粒の涙が溢れて、
   乾いた煉瓦の床に悲しみの跡をいくつも刻んでいた。

   「…言いたいこと、言えた、から…スッキリしたよ……これでもう、
    透華とボクの主従関係は終焉しちゃったけど………」
   「ふざけないでくださる!?」

   透華の声がはじめの声を遮る。

180 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 06:10:49 ID:HyRfC8OZ
   部屋中に響くような怒号にも似た叫びに、泣き濡れた目を上げて
   透華を見やるはじめ。その視線の先には、先ほどより怒りの色を
   滲ませた主人の顔があった。

   怒号が反響し終え、煉瓦に飲み込まれ切った頃、遠方の雷鳴が
   静かに空気を震わせる。

   「か、勝手に思いを告げて、勝手に自己完結して、勝手に
    消えようだなんて、専属メイド失格にも程がありますわっ!」

   頭頂部の癖毛がぴん、と立ち上がり、透華の感情を声高に表す。
   不機嫌絶頂の合図だ。はじめにはそれが分かっている。

   「うん……そうだね。こんなダメなメイドなんて要らないって話だよね」
   「だからそこですのっ!」
   「……え?」
   「だ、誰が要らないなんて言いましたのっ!?」

   透華のその言葉が耳に届いても、いまいち伝わっていないはじめは
   絵に描いたようにきょとんとしている。
   その様子が、透華のさらなる不機嫌に上乗せされていくのだ。

181 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 06:19:45 ID:HyRfC8OZ
   「わ…っ、わたくしは、その…ぅ、」

   言い淀む透華に近づいて、じっと顔を覗き込むと、見る見る間に
   透華の白い頬に赤みが差していくのがはじめにも見て取れた。

   「は――――はじめが必要なんですのっ! 主従関係とか、
    そんなのを差し置いても……!」

   静寂が、訪れる。

   時間が止まってしまったかのように、空間自体が凝り固まる。

   「え、ええええぇぇぇ~っ!」

   口火を切ったのははじめ。目を丸くして透華の顔を食い入るように
   見つめるが、赤く染まった頬をごまかすように視線を逸らす。

   「むしろ、わたくしの方が先なんですのよっ! あなたと初めて逢った
    時、か…ら」

   2回目の驚嘆の声がはじめから発せられた。

182 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 06:31:35 ID:HyRfC8OZ
   ヂヂヂ……と芯が焦げる音。

   速く刻まれる、二人の心臓の鼓動すら耳に届く。

   「その拘束具も、イカサマ防止以外の気持ちが入ってるなんて、
    そんな様子じゃ気づいてないようですわね……」

   ヂャラ…と腕から伸びる鎖に目を落とすと、その意味合いに気づいて
   はじめの頬も染まる。

   「確かに…腕の自由を少し止めるなら、手錠型じゃなくても…
    …いいんだよね」

   「はじめは鈍すぎなんですのっ! まったく、わたくしにここまでしゃべらせ
    ないと分からないなんて、鈍くさいにも程がありますわ!」
   「…透華、ごめんね。」

   上目遣いで見上げられるはじめの純朴な瞳に、透華の鼓動は
   更に高まった。

   「……ね? 抱きしめてもいい、かな?」
   「な、なな、なにを言って…………!」

   慌てる否定は、透華の照れ隠し。そのことは周知の事実。
   構わずにゆっくりと身を寄せる。

   「…あ。手錠したままだとハグ出来ないや……」

   腕を伸ばせぬようにと拘束されることが仇となり、思いを遂げられない
   事実が、はじめの顔を曇らせた。

   「し、仕方ないですわねっ 特別、特別ですわよっ!」

   覆い被さるように透華の腕がはじめの小さな体を捕らえる。


183 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 06:46:45 ID:HyRfC8OZ
   「……透華、あったかい」
   「いちいち口に出さないのっ!」

   ふわりと包み込まれた幸せの空間を享受する。

   「透華、透華」

   口元に手を当てて、耳打ちを促すように透華を呼ぶはじめに気づき、
   懐のはじめに届くように首をもたげると……

   不意打ち上等、一気に背伸びをして唇を奪った。

   「へっへ~ん、頂いちゃった☆」
   「~~~~~~~~~~~~~~っ!!!」

   熟れきったトマトの如く、限界まで顔を赤くし、蒸気が噴出する
   かのような混乱に襲われる。


   「好きだよ、透華」

   届いているかは分からないが、改めて想いを口にする。

   厚い雲が流れ、澄み渡った夜空が広がる。
   星の煌めきはいつまでも静かにたゆたって、壮大な天空を彩っていた。





184 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 11:08:48 ID:1v8zY0FK
   >>178-182
   乙、そしてGJ!!
   たまたま人がいなかっただけみたいだし、
   気にせずどんどん投下して下さいなw

185 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 11:12:01 ID:G3JfAMsi
   リアルタイム遭遇したけど、続くと思って様子見してたんだぜ。
   GJGJ!

186 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 12:57:10 ID:OJNoz2Gz
   >>183
   最後に終わりって欲しいぜGJ

187 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 13:26:18 ID:1v8zY0FK
   失礼orz
   >>178-183でした

188 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 15:40:40 ID:tN8Osb8s
   やっぱり
   はじめは
   かわいい
   な

189 :名無しさん@ピンキー :2009/05/04(月) 21:19:32 ID:CQZJfcnl
   娘タイプ の絵が寝姿だ。
   咲の手が和の胸に挟まってる。タコスは枕抱いて蒲団から転がり出てる。


   しかしテレビひどす
   なぜ2時(テレビ東京)から?たゆたま(TVK)見終わって直ぐなんて、頭が切り替わらないし、
   おトイレいきたい
   て対、甘え子ども戦の咲状態
   違う 天江衣か?だし。

   タコスと京って御子様?
   京を咲が突き飛ばしてたけど、咲が気付かない場合どうなってたんだろ。
   京に夜這い仕掛ける甲斐性無いのか?

   とか、いろいろ一人突っ込み

190 :名無しさん@ピンキー :2009/05/05(火) 05:58:55 ID:D+JlbM/t
   タコスと京太郎がなんとなくなじむな


191 :名無しさん@ピンキー :2009/05/05(火) 23:03:49 ID:/ZFsH5zZ
   存在し得るカプは

   のど×サキ(或いは逆)
   モモ×かじゅ
   京×のどか(京の妄想)
   京×サキ
   京×タコス
   カツ丼×衣

192 :名無しさん@ピンキー :2009/05/05(火) 23:28:59 ID:PyLxS6Mi
   >>191
   部長←キャプテン←池田

193 :名無しさん@ピンキー :2009/05/06(水) 00:30:28 ID:0DWKuSuf
   衣→咲
   一×透華
   まこ×久
   優希×和

194 :名無しさん@ピンキー :2009/05/06(水) 22:22:36 ID:Fz5B7yfi
   なじむか?

195 :名無しさん@ピンキー :2009/05/07(木) 01:02:01 ID:RH5ReA/w
   龍門淵の先方は男にしても違和感ない気がする

   タコスフラグしかたってないのがアレだが

196 :名無しさん@ピンキー :2009/05/07(木) 10:42:39 ID:EyZHrx9s
   蒲原×かおりん
   久部長×福路キャプテン
   も、あると思います

197 :名無しさん@ピンキー :2009/05/07(木) 15:42:04 ID:+cA4B5Uu
   久部長×福路キャプテン

   これって特にないと思うけどな
   くっつけたがる人多いよな

198 :名無しさん@ピンキー :2009/05/07(木) 19:02:31 ID:qaT1yA+8
   >>197は、福路キャプテンが竹井部長の過去の打ち筋に
   苦しめられたことと、上杢という違う名字を覚えている回を
   1024回読み直してこい

199 :名無しさん@ピンキー :2009/05/07(木) 20:38:56 ID:Th6MflCO
   なにかとカプにしたがるのが百合厨

200 :名無しさん@ピンキー :2009/05/07(木) 20:52:21 ID:JFu9N8O/
   >>198
   それは知ってるけど、部長は見たことあるんだよね~程度だし
   昔打ったとき苦しめられた人ってだけで、別にそれ以上に発展すると思えないんだが
   まだ県予選決勝途中でちゃんと会ってるわけじゃないし、二人の関係は何もないに等しい

201 :名無しさん@ピンキー :2009/05/07(木) 22:57:41 ID:0LTLDVkr
   オリキャラだしてまで男絡めたがるのがカプ厨
   どっちもどっちw

202 :名無しさん@ピンキー :2009/05/07(木) 23:47:17 ID:Vm7WzuMA
   >>200
   アニメOPで2人のカットがある。
   原作ではキャプテンが風越入学時に、部長を探してるっぽいシーンがある。
   まあ妄想は人それぞれだし、いいんじゃね?

203 :名無しさん@ピンキー :2009/05/09(土) 11:22:53 ID:DQuu8ac+
   各巻カバーの表紙キャラと表紙折り返しキャラはカップルなんだぜ。
   だから部長とキャプテンは…
   両方俺の嫁

204 :名無しさん@ピンキー :2009/05/09(土) 13:38:40 ID:rX0YUiNX
   キャプテンは池田だと思ってたのに・・・

205 :名無しさん@ピンキー :2009/05/09(土) 14:19:13 ID:MrU6QkPr
   >>201
   そりゃ、オレの嫁厨だろう

206 :名無しさん@ピンキー :2009/05/09(土) 14:47:00 ID:5nn8UDJD
   >>205
   同じだろw
   京×タコはつきあってる描写なんざねえしw

207 :名無しさん@ピンキー :2009/05/09(土) 14:51:18 ID:RVD1GBz4
   京タコって食べ物みたいだな

208 :名無しさん@ピンキー :2009/05/09(土) 17:37:02 ID:KmVJRNxq
   つかそんな感じのたこ焼き屋があったような

209 :名無しさん@ピンキー :2009/05/09(土) 17:47:23 ID:+efrIful
   京タコと銀タコな
   銀タコは揚げ焼きする感じでカリカリ、京タコは柔かめ

   どっちもタコスの栄養源になりうる意味では同じやね


210 :名無しさん@ピンキー :2009/05/09(土) 23:57:21 ID:otme+Xcr
   書けるかな?書けたら透華×一(エロなし)を投下します。

211 :名無しさん@ピンキー :2009/05/09(土) 23:57:57 ID:otme+Xcr
   私、龍門渕透華はイラついていた。

   『この鎖がなくなったら、透華が少し遠くなっちゃうような気がするんだ』

   遠く。
   考えもしなかった言葉。
   これまでも、これからも、一は変わることなく自分の傍にいることが当たり前だと。
   この龍門渕透華にとって、国広一とは空気のようにある存在だと。
   自分から『3年間』と期限を区切ったことなんて完全に忘却の彼方に追いやって。


   一から放たれた言葉――
   それを聞いてからの、自分の中にある焦燥感。

   私は一から離れたくないのか?――

   「…違いますわね」

   私『が』一から『離れれられない』んだ――

   「…頭では判ってるのですわ。一に対して、そう言えばいいことも」

   だけど、この想いは一には伝えられない――
   私が龍門渕の跡取りだから――

   私は龍門渕の跡取りだから。
   龍門渕の血を繋いでいかなければならない定めだから。
   父がいつかは連れてくるであろう、血を繋ぐための婿と結婚しなければならない定めだから。


212 :名無しさん@ピンキー :2009/05/09(土) 23:58:37 ID:otme+Xcr
   それに対しての抵抗感なんてない。
   政略結婚が嫌で逃げ出すなんて、ただの甘えだから。
   身の回りの事を何一つ理解していない愚か者のすることだから。

   だけど、一から離れたくない、一を離したくない――

   「あーっ!もう!何で私がこんなに悩まなければいけませんの!?」
   「わあっ!?」
   「うわっ!?」

   振り返ると、そこには私の想い人。

   「ななな、何ですの!?ノックもなしに入るなんて失礼じゃありませんこと!?」
   「ノックしたよっ!したけど返事がないから、おかしいって思ったんだよっ!」
   「そ、そうなんですの?…それは失礼しましたわね。で、何の御用ですの?」
   「透華が言ったんじゃない。お茶を持ってきてって」

   そう言えば、先ほどそんな事を頼んだ覚えがある。

   「…そうでしたわね。それでは淹れて頂こうかしら」

213 :名無しさん@ピンキー :2009/05/09(土) 23:59:08 ID:otme+Xcr
   「うん、美味しいですわ。貴女もお茶を淹れるのが上手くなりましたわね」
   「そりゃあ毎日毎日淹れてたら上手くもなるよ」
   「そんなことはありませんわ。これならすぐにでもお店を出していいレベル。普通はここまで上達しませんもの」
   「…ありがと」

   照れてそっぽを向きながらお礼を言う一。
   思わず抱きしめたくなる…!

   「ご馳走様。今日はもうお休みなさいな」
   「うん、分かった」

   「ねぇ、透華」
   「何かしら」
   「何か悩み事があるんなら、私でよければ聞くよ?」

   貴女だから話せないのですわ…!!

   そう言いたいのをグッと堪えて。

   「…大丈夫ですわ。ありがとう」
   「そう…」

214 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 00:00:04 ID:otme+Xcr
   すぐ傍にいるのに。
   手を伸ばせば触れられる距離にあるのに。

   「それじゃ、おやすみ」

   行かないで

   「とーか?」

   行かないで!

   「とーか?おーい、とーか?」

   感情と理性が私の中で鬩ぎあってる…!

   「透華!?ちょっと、聞いてる!?」

   私はどうすればいい?

   「ねぇってば!」

   私は龍門渕透華。

   「顔が赤いなぁ…熱があるのかな…」

   迷った時は、常に前進してきた。後ろを向いたり、立ち止まったりなんてしなかった。

   「体温計取ってこなきゃ…」

   そう、何も迷うことなんてない。迷うことなんかない!

   「はじめ!」

   「うひゃい!?」

   「ちょっとそこにお座りなさい」

   「あ、はい」

215 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 00:00:42 ID:otme+Xcr
   椅子にちょこんと座らせた一の体を抱きしめた。
   細くて、柔らかくて、甘い香りがした――

   「ととと、とーか!?」

   「一度しか言いませんわ…はじめ、貴女が好きです」

   「ふぇっ!?」

   「もう、貴女なしでは生きていけない…!」

   「とーか…」

   「貴女の心も、躯も、全てがほしいの…!」

   「…」

   強く。より強く、一の体を抱きしめた。そこから伝わる微かな振動。
   一…怯えてる?

   「透華、落ち着いて」

   一が私を抱きしめ返す。赤子をあやすように。
   ――振動は、消えていた。

216 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 00:01:33 ID:otme+Xcr
   震えていたのは私だった。
   一がゆっくりと私の手を解き、立ち上がって私の手を両手で包み込んだ。

   「全く…透華は何も分かってないんだから」

   「わ、私が何も分かってないですって!?」

   「そう。ボクは透華のもので居たいってことが」

   「え?」

   「ボクは透華の側に居られるなら何でもするよ」

   ゆっくりと、跪き。
   私の手の甲に――キス。

   そして私の手を愛おしく、頬ずりした――

   「ボクの指と口はね、透華に気持ちよくなってもらうためにあるんだよ」

   「ボクの胸も、お、おまんこも、お尻の穴だって、透華に楽しんでもらうためにあるんだよ」



   あっさりと理性を粉々にした本能が、一の唇を奪い。

   当然のごとく、一をベッドに押し倒していた――

217 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 00:03:47 ID:4tft4Nag
   以上です。
   お目汚し失礼しました。

218 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 01:56:17 ID:IxlKwJly
   はじめからエロなしと決めているのなら百合板に投下すれば?
   勿論直接描写だけがエロとは思わないがあっちにもスレあるんだろう?
   住み分けって悪いことじゃないと思うんだけどな

219 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 04:00:24 ID:MstnBraJ
   まぁ落ち着けよ218
   その一言がどれだけの深い傷を負わせるか考えて投下しろ、お前も
   別に>>1にエロなし不可って明示されるわけじゃないだろ?

   それはそうと文脈が丁寧で読みやすかった。深夜にハァハァしちまったw


220 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 08:55:28 ID:9ciwOA/U
   >>218
   住み分けしたらこのスレ消えてしまわね?

221 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 10:38:34 ID:vRDop7DN
   俺はどっちも見てるけどあんまり変わらん
   投下したい方にすればいいと思う

222 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 10:44:44 ID:MstnBraJ
   >>218の言い過ぎが陪審員によって可決されましたw

   >>217も気にしないで投下してくだしあ

223 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 12:29:04 ID:tKW1/js9
   >>217
   乙です。今度はよかったらエロ有りで一つ……。

   >>218
   文句があんならくんじゃねーよ。死ね。
   文句があんならテメーで書け。死ね。

224 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 14:41:38 ID:gRoqa+HZ
   >>223
   もちつけ
   ちょっと言いすぎですよ


   でも>>218は氏ね

225 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 16:05:23 ID:vRDop7DN
   お前ら言い過ぎ

226 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 17:27:35 ID:ExaKQjKu
   あーあー
   春だねぇ

227 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 20:11:49 ID:yuEQkT3Q
   そうだな
   >>223も224も言い過ぎだ
   もうちょい穏便にな?
   荒い言葉使いは何も生まないんだぜ


228 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 21:47:16 ID:4tft4Nag
   >>217です。
   何か皆さんに議論させて申し訳ありません。
   百合板はリアルでレズ・百合萌えの人しか居ないと思ってて
   こういう二次創作ssを投下するようなスレはないと思い込んでいたからです。
   3日ROMってきますorz

   >>223
   自分の力ではエロの領域はとてもじゃないけど投下できるレベルじゃなく…
   只今修行中の身であります。
   このスレが落ちるまでには1つぐらいはエロssを投下できたらいいなぁと、思ってます。

229 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 21:59:31 ID:vRDop7DN
   女の子だらけの作品だと百合板とエロパロ両方にスレある事はよくあるぅううううううん!!!

230 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 22:00:44 ID:vRDop7DN
   何やら変な語尾が入りましたが気にせずスレを進めてください

231 :名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 22:17:46 ID:eDvQ++Ev
   この板全般に言えるけど、そう住み分けを厳密にしなくても良いんじゃないかな。


232 :名無しさん@ピンキー :2009/05/11(月) 06:04:37 ID:N9i94t5n
   百合ものの投稿場所に困った時、百合板の作品スレの方が無難というだけだしね。

   百合板の咲スレ、次スレへの移行準備完了。
   咲-saki-で百合萌え 2局
   http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1241971685/


233 :名無しさん@ピンキー :2009/05/11(月) 07:34:09 ID:wa8fijn+
   >>217
   咲百合板で自分もSS投下して修行中ですよ
   共に精進しましょう~

234 :名無しさん@ピンキー :2009/05/12(火) 01:25:59 ID:aDN1/tLR
   とーかかわいいよとーか


   ところで、一の私服はいくらなんでも服の意味をなしてない。
   極細肩紐のノースリーブジャケットとか、横から覗きたくなるから。
   腋から手を突っ込みたくなるから。

235 :名無しさん@ピンキー :2009/05/13(水) 01:49:32 ID:qy3kM18L
   >>234
   昨年のIHで訪れた東京。
   都会に不馴れなはじめは、迂濶にもあの薄着で満員電車に乗り込んでしまう。
   混雑で圧迫された衣服が、電車の揺れと共に乳首を擦って、はじめを困らせる。

   という妄想が浮かんだ。
   うん、あの服は色々と妄想を掻き立てていいな。

236 :名無しさん@ピンキー :2009/05/13(水) 16:13:34 ID:Z9B6Zj4B
   夏だとあのくらいは意外といるけどな。

237 :名無しさん@ピンキー :2009/05/13(水) 22:27:09 ID:ddAsG0hZ
   いや、高校生でアレだぞ・・?
   いるなら素直に凄いと思う

238 :名無しさん@ピンキー :2009/05/13(水) 22:49:21 ID:EBggT3Hh
   とーかの命令で喜んで着てるんだよ

239 :名無しさん@ピンキー :2009/05/14(木) 06:59:20 ID:KtjTD1TF
   京太郎の自慰ネタでいいのが思い浮かばない。

240 :名無しさん@ピンキー :2009/05/14(木) 08:13:55 ID:UiVSaLPu
   お前が咲キャラで自慰ってるの様子書けばいいんじゃね


最終更新:2009年12月05日 19:14
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