和の憂鬱2 >


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和の憂鬱2/4 衣×京太郎×咲×和 衣の人
第3局>>440~>>467

    いつもと様子が違う和、初めて衣の家に来た緊張かとも思った咲だが、どうも違う様に思え、ふと・・部活で噂話を聞いた時の和の様子が咲の脳裏に過ぎる。
   「ノノカ、咲・・・どうした、もしかしてノノカも咲も羊羹は嫌いか?」
    折角のお茶菓子を前に黙り込んでしまった和と咲を見て、衣は自分が用意させたものが駄目だったのかと思い表情を曇らせる。
   「えっ・・ううん、違うよ、羊羹好きだよ、ただ、こんなお城みたいな・・っていうか、お城だとケーキと紅茶ってイメージが」「わ、私も・・宮永さんと同じで」
    理由を話すわけにもいかない咲は、適当にそれらしい理由を言って誤魔化し、和もまたそれに乗っかって誤魔化す。
   「そうか、それなら良かった・・・でも、京太郎にも似た事を言われたな、でも和菓子には緑茶だとも言っていたぞ」
    二人が嫌がっていないことに安心した衣は、初めて京太郎を家に連れてきた日の事を思い出した。
   「京ちゃんも似た事を・・ふふ、そっか、うん、確かにこのお茶美味しいね、この羊羹も」
   (須賀君も・・ここで・・当然ですよね、恋人・・なんですから・・)
    衣の口から出た名から想像するのは当然同じ人物だが、咲は同じような考えをしたことが嬉しいのか笑顔で羊羹を頬張り緑茶を楽しむ、一方の和は衣と京太郎が楽しく話している場面を想像すると、胸に微かに痛みを感じた。
   (でも・・諦めるためにはちょうど良いのかも・・知れませんね、よし・・)
    友達の恋人を好きになるという状況、本来ならば直ぐにでも諦めるべきなのだろう、それでも思いが消えないのは、思いが強すぎるのか、ただ単に諦めの悪い性分なのか、いずれにしろこれで終わる、そう思い決意をした和はゆっくりと口を開いた。
   「・・あの、天江さん、その・・須賀君とはどう言うお付き合いをしているんですか?」

   「それで、その時に貰ったぬいぐるみがこれだ、大エトペンと同じくらい大切な宝物だ」
    雄弁な口調で、つまることも無く、聞いてもらえるのが嬉しいのか笑顔で楽しそうに京太郎との日々を語る衣。
   「そうなんだ、良いな・・」
   (楽しそうな話、とても幸せそう・・だから壊しちゃだめなのに、それなのに・・)
    咲は時折相槌を打ちながら、時々羨ましそうに眼を輝かせていた、そして・・決意を持って聞き出した和は辛い気持ちを押し殺しながら黙って話を聞いていた、そしてそんな和の態度に衣も気付かない訳も無く。
   「・・・ノノカは衣と一緒にいて楽しくないか?」
   「・・・えっ、い、いえ・・・あっ」
    突然衣に訪ねられて否定しようとした和だが、先ほどまで楽しそうに笑顔で話した衣が今にも泣き出しそうな表情をしているのを見て言葉に詰まる。
   「衣は、衣は折角ノノカと友達になれたのだから、もっと仲良くしたいと思う・・だけど、ノノカは違うのか?」
   「そ、そんな事・・・」
   (わ、私は・・私は、何をしているんですか、こんな、こんなに天江さんを不安にさせて・・これじゃあ、友達失格ですよ・・・)
    友達に嫌われるのを恐れて、恋を諦めるようと話を聞いて、それで諦めきれず想いが募って、それで・・・今、自分がしている表情が分からない和、ただ・・一つわかるのは、きっと酷い顔なのだろうと言うことだけ。
   「ノノカは・・衣の事が嫌いか?」
   「ち、違います、好きだから、友達で居たいから、だから須賀君の事を・・・あっ」
    嫌っている、一番思われたくなかった事を聞かれて、思わず叫んでしまった和。
   「ノノカ・・」「原村さん・・・」
    衣にも、そして近く居たある程度予想していた咲もまた驚いていた。
   「・・・すみません、私・・最低です、天江さんが居るのに、須賀君の事を好きになってしまって、諦めようと思っても諦めきれずに・・・それで、話を聞いて、それでも・・」
    言葉と和の眼からは涙が零れ落ちる、抑えていたものが無くなり、全てをあふれ出すように語る和。
   「諦め切れませんでした、すみません・・ごめんなさい・・」
    涙を流して謝る和に、咲は何も言えず黙り込んでいた、だが・・衣は。
   「ノノカ、衣はな・・京太郎と愛し合っているのだ、言葉だけでも思いだけでもなく、唇も体も性も重ねて・・」
    耳を塞ぎたい衝動に駆られる和、だがここで耳を塞げば一生京太郎への想いが断ち切れない気がして、耳を塞がずに顔を伏せて衣の言葉を聞いていた。

    衣が語る京太郎との秘め事は、和が想像していたものとは違い、抱かれる幸せや気持ちよさだけではなく、破瓜の痛みや精液の独特の味や匂いにも触れられた、生々しい内容であった。
   「そうして京太郎と情交を交わした後は、全身全霊・・全てをとても満たされたとても心地よい幸せを感じられる」
   (天江さんは本当に・・須賀君とそれほどだ・・なんて、それに今話している天江さんは幸せそうに・・・ここまで話してくれたんだから、もう・・納得ですね)
    衣と京太郎は自分が思うよりも深い仲になっていたことに驚愕する和、それと同時にそこまで話させてしまったのだから無理やりにでも自分を納得させようとした。
   「ノノカ・・・」
    短く和の名だけを呟く衣、その言葉で何を問いたいのか和には理解できた。
   「・・天江さんがどれほど須賀君の事を愛しているのかわかりました、だから・・私は・・あ、あ・・あき・・あき・・」
    和はそれ以上言葉を続けられなかった、頭では納得した筈だったが、その答えを心が拒否していた、その証拠と言わんばかりに、ぽたりぽたりと涙がほほを伝い零れ落ちた。
   (涙・・・私・・こんなにも諦めが悪かったんですね、それとも意思が弱いんでしょうか?)
    叶わぬと分かった想いを抱えて、それでも諦めきれない和の目から流れる涙は、自分の弱さを嘆いてか、それとも想いの強さからか。
   「ノノカは諦めきれないか、衣と京太郎の秘め事を・・情交の話を聞いても?」
   「す、すみません、初めてだから・・なんて言い訳なのはわかります、わかっているんです、こんな想いを持っちゃいけないって、本当なら怒られて絶縁されても不思議じゃないのに、天江さんは丁寧に話してくれて・・それなのに・・」
    既に全て知られてしまったので、飾るのも見栄を張るのも止めて、本音を口にする和。
   「先ほどの衣の話を聞いて、どう思った・・・率直に申してみろ」
   「羨ましかったです、凄く痛そうな部分もありました・・だけど・・・それでも、それを上回る幸せや喜び・・私も感じてみたいと思いました・・」
    隠すことは欠片も無い、全て出し切った和は黙り込んだ、自分が出せるものは全て出した後は衣の意志に委ねるだけ、友達を止められてとしても仕方ないと覚悟をしながら。
   「なら、衣と一緒に京太郎の恋人になるか?」
   「は・・はい、えっ・・い、今なんて?」
    反射的に返事をしたものの衣の口から出た言葉が信じられず、和は顔を上げる真っ直ぐに衣を見つめる。
   「そこまで揺ぎ無い気持ちを持っているのならば、京太郎の恋人の輪に加わるかと・・問うたのだ」
   「そ、そんな・・そんな事、できるわけ無いじゃないですか、それにそんな無茶苦茶事、須賀君だって納得しませんよ!」
   「確かに、決定権は京太郎が持っている、だけどノノカなら大丈夫だと衣は思うぞ、咲もそう思うな?」
   「うん、そうだね、今の言葉聞いていたら大丈夫だって思えてきたよ」
    衣が笑顔で和の隣にいた咲を見ると、咲も笑顔でその意見に同意した。
   「・・・宮永さんも、す、須賀君の・・ふ、複数人の恋人なんて納得できませんし、そんなオカルトありえません!」
    オカルトではないのだが、それが分かるほど今の和は冷静ではない。
   「和は衣や咲と、京太郎の恋人になるのは嫌か?」「原村さんは嫌かな?」
   「えっ・・そ、そんな事は・・け、けど、そんな話信じられません・・」
    諦めきれない想いを抱えて友達も恋もどちらも選べず、どちらも得られる選択肢があるのならば和にそれを否定する事など出来ようはずが無い。
   「ならば良い、それなら今から京太郎にお願いしてきてもらう、京太郎が良いと言えばノノカも納得するのだろう?」
   「えっ・・あっ、は、はい・・・それはもちろん」
    衣と咲がここまで好意的にしてくれているのだ、完全信じられないとは言え、もしも京太郎が良いといってくれたらと考えれば、全ての問題は解決する、そう思えば和は首をたてに振る他無い。
   「よし、今から電話して京太郎を呼んでくるぞ、待っていろ」
    善は急げと言わんばかりに、衣は椅子から立ち上がって部屋を出ようとした。
   「ま、まってくだ・」
    心の準備が出来ていないのか衣を止めようとする和、その瞬間、ガチャと大きな音と共に戸が開いた。
   「誰だ?」「ハギヨシさん?」「えっ!?」
    三人が三人とも執事であるハギヨシが戸を開けたのかと思ったが、入ってきたのはハギヨシではなく別の男性、三人は驚いて相手の名を叫んだ。
   「京太郎!」「京ちゃん!」「須賀君!」
   「よ、よう・・衣、咲、和」
    三人が見たのは、反省した様子で部屋に入ってきた京太郎であった。
   「京太郎!」「おっと!?」




    相手が京太郎だとわかると、驚くのも忘れ衣は部屋の入り口まで走っていって飛びついた。
   「ど、どうして京ちゃんが、こ、ここに?」
   「えっ~とな、実は・・一昨日、ここに泊まって、昨日帰ったんだけど忘れ物してな、今日とりにきて、それでハギヨシさんに聞いたら、咲と和が遊びに来ているって聞いて、それで一応声をかけようとしたけど、なんか覗いたら妙な雰囲気で・・」
    衣を抱きかかえたまま、京太郎は咲と和が座っている所まで行き、短めにここにいる理由を話す。
   「そうなんだ」「つまり京太郎は話を聞いたのだな?」
   「えっ、ああ・・まあな、和がその・・俺の事を好きとか言うあたりから・・」
    嘘を付くわけにも行かず、本当の事を素直に話す京太郎。
   「須賀君・・」
   「あっ、ごめんな和」
    名を呼んだ瞬間謝られて、和はハンマーで頭を殴られるより凄まじい衝撃を受けた。
   「そ、そうですよね、いきなり好きなんていわれても須賀君には、そんな気もないし、天江さんや宮永さんの様な素敵な恋人がいるのに・・・私なんて」
   「えっ・・?」
    和の表情は完全に悲しみに染まっていた、当然だろう今のタイミングでの謝罪が如何様な意味に取れるかと言えば、完全に断れた風にしか取れない。
   「京太郎が悪いぞ・・」「そうだよ、あんなタイミング謝っちゃったら、勘違いされても仕方ないよ」
    いくら恋人として京太郎の見方の衣と咲だが、流石に今のミスはいただけないのか非難の視線を京太郎に向けた。
   「わかっているって、はぁ・・えっ~とな違うぞ和、今謝ったのは盗み聞きした事をだからで、和の告白の返事じゃないからな・・・」
    自分でも最悪のタイミングに反省しながら京太郎は、先ほど口にした謝罪の理由を話す、すると和も驚いた様子で悲しい表情を止めて、じっと京太郎を見つめた。
   「ほ・・・本当・・ですか?」
   「ああ、だから変な誤解をさせてごめ・」
   「ま、まってください、謝罪はもう良いんです、だ・・だから・・い、今から伝えることの答えを、お、教えてください!」
    更なる謝罪を口にしようとした京太郎を、もう謝罪は聞きたくない和は慌てて止め交換条件を出す。
   「・・・わかった」
    和が何を言いたいのか京太郎も理解していた短く返事をすると、衣と咲も和が何をするのか理解して京太郎から離れる。
   「す、少しだけ、まってください・・すぅ・・はぁ・・すぅ・・はぁ」(落ち着いて、ちゃんと伝えないと・・でも、断れられたら・・また謝られたら、ああっ、お、落ち着けません・・)
    鼓動が高鳴る連れ不安も大きくなる、先ほどの勘違いがもしも現実になってしまったらと、悪い考えばかりが浮んできて落ち着く為の深呼吸も意味をなさない気がしてきた、
   そんな時に和の眼に飛び込んできたのは、京太郎の後ろで和に笑いかける衣と咲、その笑顔を見ているとあれほど大きかった不安は一気に影を潜めた。
   (そうですね・・天江さんと宮永さんが大丈夫と言ってくれたんです、不安がってばかりは居られません、それに・・この気持ちはちゃんと伝えたい、だから!)
    大切な友達の言葉が、和に大きな不安消し去る勇気を与え、和は笑顔で京太郎の目を真っ直ぐに見つめて、口を開いた。
   「私は須賀君の事が好きです、その・・だ、男性として好きなんです、須賀君はどうですか・・・私をあなたの恋人の一人にして頂けますか?」
    大きな希望と微かな不安、一世一代の和の告白に京太郎もまた和を真っ直ぐ見て答える。
   「俺も和が好きだぞ、これからは恋人としてよろしくな」
    京太郎の答えを聞いて、しばらく黙り込む和は無言のまま、眼から大粒と涙をぽろぽろと零れさせた。
   「の、和!?」
   「あっ、す、すみません・・・天江さんや宮永さんに言われて、大丈夫だとは思っていたんですが、実際に恋人になれたかと思うとう、嬉しくて・・・ふふ」
   「そうか・・なら良いんだけど」
    和は感極まって溢れた涙を拭いてとても嬉しそうな笑顔になる、理由を聞いてその顔を見た京太郎もまた安堵して笑う、すると京太郎の後ろからパチパチと拍手が聞こえてくる。
   「おめでとうノノカ!」「原村さん、よかったね・・おめでとう!」
    衣は笑顔で、咲はもらい泣きをしたのか少し涙目になりながら、新たに自分達と同じ立場にたった和を祝福して歓迎した。
   「天江さん、宮永さん、ありがとうございます、お二人の言葉があって私は・・ありがとうございました」
    衣と咲に深々と頭を下げてお礼を言う和、そんな態度に衣と咲は顔を見合わせて苦笑した。
   「それほど恐縮するな和、これからは和も衣達と同じく京太郎の恋人なんだぞ」「そうだね、だからそんなに畏まらないで」
   「・・・わかりました、では・・よろしくお願いします、天江さん、宮永さん」

   「これからも仲良くしようね原村さん」「うむ、もちろんだ、では・・まず、京太郎!」
    恋人仲間として改めた挨拶を終えると、衣は京太郎に飛びついて顔を近づけてゆく。
   「はいはい、わかりました・・お嬢様」
    突然の事に関わらず、京太郎は直ぐに衣をリクエストに答えて、優しく唇を重ねる。
   「ふふ・・やはり接吻は良いな」「あっ、衣ちゃん・・良いな、私にもして・・京ちゃん」
    重なり合っていた唇が離れると衣は嬉しそうに微笑む、それを羨ましそうに見ていた咲はすぐさま京太郎に近づいてキスを求める。
   「ああ、良いぞ」
    積極的に求める咲に答えて、今度は咲と唇を重ねる京太郎。
   「あっ・・」(ふ、二人とも、あ、あんなに簡単に唇を・・・・キスか良いですね、私も・・で、でも・・こ、恋人になったばかりで、は、はしたなくないでしょうか・・)
    して欲しいと思う心と、行き成り求めて断られたらどうしょうと思う心、その二つがぶつかり合い、どうしても衣や咲の様に積極的に持てる事はできない和。
   「ふふ・・京ちゃんのキス・・やっぱり良いな」「ああ・・うん?」
    咲とのキスを終えた京太郎は、羨ましそうに見つめる和に視線に気がついた。
   「衣、咲、ちょっとごめんな・・」「わかっている」「そうだね」
    京太郎が何を思ったか理解している衣と咲は、京太郎から離れて和のほうを見た、自由になった京太郎もまた和を見る。
   「どうした和?」「うっ、わ、わかりませんか・・・その・・」
    ちらちらと京太郎の唇を見る和、その視線も何をして欲しいかも分かっている京太郎はおかしそうに笑った。
   「い・・意外と意地悪なんですね、須賀君って・・・」
   「悪い、和・・キス・・するぞ」
    ほんの少し恨めしそうな眼を向けられて軽く謝った京太郎が、ゆっくりと和に顔を近づけてゆくと、それに答えるように和は無言で眼を瞑り、二人の唇が重なり、そして離れる。
   「どう・・・だった?」
   「は・・はい、須賀君の・・唇の暖かさと・・それにか、感触と・・えっ~と、あとはその・・す、すみません、上手く説明できなくて、け、けど、・・う、嬉しくて顔や胸が温かくなって、し、幸せです」
    念願の恋人になれ、そして初めてのキスに感動のあまり上手く言い表せず戸惑う和だが、京太郎にはしっかりと和の喜びが伝わっていた。
   「京太郎、もう一回・・してくれ、今度はあっちを・・」「京ちゃん、私も・・・」
   「わかった・・和はそこで見ていてくれ」
    余韻に浸り自分の唇を指でなぞっている和はこくりと頷き、京太郎が衣にもう一度キスをするのをじっと見ていた、先ほどと同じように二人の顔が近づき唇が重なる、だがそこからが違っていた。
   (あっ・・、こ、これは・・天江さんが言っていた、・・深い接吻・・・)
    静かな室内に微かに聞こえる、液体が混ざり合うような音、時間も内容も先ほどの唇を重ねるだけのモノとは違う濃厚なキス、衣は頬を染めてうっとりした表情で京太郎から離れる、するとすぐに咲が京太郎に近づいて唇を重ね、衣と同じように深く濃厚なキスを交わす。
   「はぁはぁ・・」(天江さん、あんなに気持ち良さそうに・・宮永さんも、そ、そんなに凄いですか!?・・いいなぁ・・)
    本人も気付かぬ内に和の息遣いが荒くなっていた、痛む嫉妬の気持ちは無く、ただ目の前の光景を羨ましそうに見つめていると、キスを終えて咲の唇がゆっくりと京太郎の唇から離れた、このチャンスを逃すまいと和は一歩踏み出す。
   「す、須賀君・・その、わ、私にも・・してくれますか・・・?」(私・・凄いことを・・)
    一度してしまったからだろうか、それとも他の恋人達がしているのがあまりに素敵に見えたのか、和は自分で驚くほど簡単にキスを求めていた。
   「もちろん、俺は最初からする気だぞ」「あっ・・・」
    京太郎の返事に嬉しそうに声を上げる和、目を瞑り先ほどと同じように京太郎の唇が和の唇に重なり、そして・・唇を割って京太郎の舌が和の口内に侵入して、舌が動く。
   「んん!?」(こ、これが・・本当に全然・・ち、違いますね・・、こんなに凄いなんて・・、意識が全部・・もっていかれそうな・・・)
    ある程度の覚悟はしていた和だが、それをあっさりと上回ってしまうほどに凄いキスに、緊張も意識も全てが溶けてなくなってしまいそうな感覚を覚える。
   (あっ・・駄目です・・須賀君にも・・気持ちよく・・)
    されるがままでは駄目だと思った和は、舌を京太郎の舌に絡めて・・京太郎の口内を舐めようとしたが、やはり初めて勝手が分からず、さらに予想以上の衝撃に直ぐに抵抗も出来ずなすがままになる。
   「・・・ふぅ・・おっと、大丈夫か?」「はぁ・・はぁ・・はぁ・・なん・・とか」

    唇が離れると同時に和は荒い息を吐きながら崩れ落ちる、京太郎は和を優しく抱きとめて笑いかけた。
   「原村さん、京ちゃんのキスにめろめろだね・・」「あの凄いのを受ければ至極当然、京太郎、ノノカをベッドに運んだ方が良いのではないか?」
   「えっ、ああ・・そうだな、和少し体勢を変えるぞ・・」「はぁはぁ・・はい・・」
    このまま運ぶのも大変なので、京太郎は和をお姫様抱っこして衣に言われたとおり部屋の片隅にあるベッドまで運ぶ。
   「よっと、大丈夫か?」「はい、お姫様抱っこ・・少し恥ずかしいけど、嬉しかったです・・・」
    運ばれた和はベッドに仰向けで置かれて、照れくさそうにはにかむ。
   「そうか・・で、ここに運んできたのはやっぱり・・するんだよな・・」
    和を休ませる意味合いもあるのだろうが、それだけは無いと思っていた京太郎は運ぶように言った衣に訪ねた。
   「衣は・・したいぞ、さっきの接吻で・・」「私も・・京ちゃん・・駄目かな?」
    潤んだ人見で京太郎を見つめる衣と咲、どちらも先ほどのキスでスイッチが入ってしまったようだ。
   「駄目な訳ないだろう、俺もあんまり我慢できそうに無いからな、和は・・」
   「私も・・し、したいです、天江さんから聞き及んだ事、私も話のように抱かれ・・須賀君の暖かさを感じたいと、その時は許されないと思いました、でも今は可能だから、許されるな・・して・・ください」
    和はゆっくりと体を起こして懇願する、衣や咲同様キスで気持ちが高ぶったのもあるのだろうが、やはり先ほど衣から聞き及んだ事は魅力的に感じていたのだろう、届かぬと思ったものが届く位置に来た、叶わぬと思っていた事が叶うのだ、望むのは当然、願うのは必然。
   「わかった、じゃあ最初は和からで良いか」
    和の願いを受け、更に今日が初めての事もあり和を最初にと提案する京太郎。
   「えっ、わ、私は最後でも・・み、宮永さんと天江さんの方が先輩で・・」
    想いを遂げられるだけでも十分すぎると思っていた和には、先に恋人になった衣や咲を差し置いてまで自分がしてもらっても良いのかという迷いがあった、しかし。
   「私は何番目でも良いよ、折角だからしてもらった原村さん」
   「そうだな、心底より懇願し・・あの話を聞いても逃げぬ、諦めぬ想い、想いを告げて今直ぐにでも結ばれたいと思うは必然、衣も異論は無いぞ」
    恋人として先輩である二人は、その狂おしいほどの気持ちを理解できるのか、京太郎の意見を採用して順番を和に譲る。
   「宮永さん・・天江さん・・ありがとうございます、・・す、須賀君・・いいえ、きょ、京太郎さん・・とお呼びしても良いですか?」
    二人の優しさに甘えることにした和は、京太郎に名前で呼んで良いかどうかを確認する。
   「ああ、衣みたいに呼び捨てでも良いけど・・」
   「い、いいえ・・京太郎さんと呼ばせてください、それであの・・京太郎さん、わ、私を・・だ、抱いていただけますか?」
    呼び捨ては気が引けるのか、それとも照れくさいのかは不明だが、名前で呼ぶ事を良しとされた和は、嬉しそうに京太郎を名で呼びながら照れくさそうに情交を願いでる。
   「ああ、じゃあまずは・・脱がないと・・・」「じ、自分で・・あっ・・」
    自分で脱ごうとした和だが、京太郎はそれをキスで止めて、和の上着を脱がしてシャツのボタンを順番に外してきて、全ての終えるとシャツをゆっくりと脱がせ唇を離し、和の体を・・一番目立つ部分をじっと見つめる。
   「あ、あのぉ・・・おかしいですよね・・こ、こんな胸・・」「えっ、いや・・そんな事無いぞ」
    特に京太郎が何か言った訳ではないが、自分の胸にコンプレックスを持っているのか和は両腕を使い自分の胸を覆い隠す。
   「和は自分の胸嫌いか?」
   「あ、あんまり好きじゃありません・・・お、男の人にたまにじろじろと見られますし、服や下着も探すが大変ですし、肩もこりますし・・はぁぁ、それに・・須賀君は、その可愛らしいほうが・・」
    良い思い出が無いのか、和の口から出てくるのは嫌な思い出ばかりで、鬱陶しそうに自分の胸を見てため息をついて、衣と咲の胸に視線をやり羨ましそうに見つめる。
    嫌味と映りかねない和の行動、人から憧れられる事もある胸だが当人にとっては邪魔以外の何物でもない・・だが、本当に一番重要な事は。
   「俺は良いと思うんだな和の胸」
   「ほ、本当ですか!?」
    京太郎の一言で和の意識は急変する、当然だろう和にとって一番重要なのは恋しい人が、京太郎が好きか嫌いかその一点だから、和にとって今の一言は衝撃的だった。

   「私も・・あんまり大きくないから喜ばせられないかなって・・思ったけど、京ちゃんが喜んでくれたから、凄いく嬉しかったな・・」
    京太郎の意見を後押しするように、自分と京太郎の情交の時の事を思い出した衣と咲は頬を染めた。
   「って、言うわけだ、和の胸大きくて魅力的だぞ、あっ・・でも和が自分の胸嫌いなら・・」
   「あっ、いえ・・その、京太郎さんが気に入ってくれるなら・・私は・・」
    魅力的、京太郎の発したその言葉はまるで魔法のようで、和は好きではなかった自分の胸が徐々に好きなってくる、それと同時に目の前にいる恋人にもっと自分を見て欲しいともっと興奮させたいと喜んで欲しいと、そんな欲も和の中に生まれてきた。
   「京太郎さんが・・喜んでくれるなら・・もっと見てください・・」
    和は胸を隠している両腕をどけると、後ろに手を廻して止め具を外し、自分の胸を隠していた布を脱ぎ捨てると、圧倒的大きさの和の乳房が京太郎の前に晒された。
   「ごくっ・・・すげぇぇ」
    唾を飲み込む京太郎、和の乳房は大きいだけではなく形も美しく崩れていない、本なので巨乳や爆乳などの写真は見たことがあったが、それよりも圧倒的に綺麗で思わず見とれてしまうほどのモノ。
   「おおっ、ノノカの胸は本当に大きいな西瓜の様だ、衣とは大違いだ」
   「改めてみると、本当に大きいね原村さんのおっぱい・・京ちゃん、あんなに見ているし・・やっぱり大きい方がいいのかな?」
    衣と咲もまた、改め見た和の胸の大きさに驚き、自分たちとの違いに衝撃を受けていた。
   「和、触っても良いか?」
   「す・・好きにしてください、その・・京太郎さんに・・もっと、好きになってほしいですから・・あっ、で、でも・・優しくしてくれると・・嬉しいです」
   「わかった・・それじゃあ、お言葉に甘えて・・痛かったら言ってくれよ」
    京太郎はゆっくりと和の左乳房に右手を伸ばしてゆっくりと触った。
   「ひゃぁ・・ああ、だ、大丈夫です、つ、続けてください、ちょっと・・びっくりしただけですから・・」
    手の感触に驚いて声を上げてしまう和、動きが止まった京太郎を見て訳を話して続けるようにお願いをする。
   「そうか・・わかった・・」
    開いている手も右の乳房に置いて、ゆっくりと感触を味わうように揉み始める京太郎。
   「あっ・・ひゃぁ・・」(な・・なんですか、これは・・この感じは・・ゆーきに揉まれるのと・・ぜ、全然違います・・勝手に声が・・)
    京太郎に揉まれるのも、優希にふざけて胸を揉まれた時と同じ様なものだと予想した和だが、同じ揉まれるでもまったく異質であり別物、京太郎の指が動くたびにぴりぴりとした感覚が和の体の芯を刺激するようで、抑えようとした声も口から漏れた。
   「ふぁぁ!?・・あっ・・だ・・だめぇ・・こえ・・おさえれ・・」
   「別に声抑えなくても良いんだぞ、感じたままに・・口にすれば・・」
   「で、でも・・いくら気持ちよくても・・その、そんなの、は、はしたくないですか?」
    胸を揉むのを一旦中止した京太郎が和の耳元で囁くが、育った環境か和はあまり声を上げることを良しとしないようだ。
   「ノノカ何を言うか、恋しい相手に・・京太郎に触れているのだぞ、しかも愛撫だ、気持ちよくない訳が無いだろう・・声を上げてしまうのも普通の事だ!」
   「普段なら、そうかもしれないけど・・今はいいいと思うよ、衣ちゃんの言うことももっともだし・・今ここには私たちしか居ないから、それに折角京ちゃんとしているんだから・・全部見て、全部愛して欲しいって思わない原村さん?」
    いつの間にか和の左右に座った、衣と咲から言葉で和の心は揺れ動く。
   「そ、それは・・そうですが」(全部・・見せて、全部・・愛して、私が声を上げても京太郎さんは・・)
   「衣や咲の言う通り・・それに俺は和の声が聞きたいな、自分が下手かと不安になるから」
   「京太郎さん・・わかりました・・あっ、で、でも、その・・・」
    やはり最後は京太郎の言葉で決した和は、声を抑えるのを止めると口にした・・が直後に少し不安そうな表情でお願いを付け加えた。
   「大きすぎても・・嫌いにならないで下さいね、京太郎さんの手はき、気持ちよすぎますから・・」
   「了解、いっぱい和の声を聞かせてくれ・・」
    和の可愛らしいお願いを聞き入れて京太郎は、再び和の胸を揉み始めた。
   「ひゃぁぁぁ!!、つつぅ・・つよすぎますぅぅ!!」(さ、さっきよりも、もっと!?)
    我慢するのを止めたからか、和は先ほどよりも快楽を感じ、その事に戸惑う。

   「・・和の声・・可愛いな、それに凄い感触だ・・」
    今までの経験から、優しく壊れ物を扱うように軽く揉み解すつもりでいた京太郎だが、和の胸は今まで揉んできたものとは違い、弾力がありある程度力を入れなければ簡単にはじかれてしまいそうになる、
   だからと言って硬すぎるわけでもなく、指が吸い込まれそうな一面も感じさせた。
   「ひゃぁぁ!・・そ、そんなぁぁ・・もみほぐされたらぁぁぁ!!」
    一心不乱に揉む手には力も入り動きも素早くなり、和に更に快楽を与える。
   「ノノカ、とても気持ち良さそうだな、エッチな顔をしているな・・ふふ」
   「はぁぁ、良いな・・原村さん気持ち良さそうで・・・京ちゃんも楽しそうだし」
    和の感じる姿を見て自分のことのように喜ぶ衣と、力強く京太郎にもまれる胸と顔を交互に見て羨ましそうに呟く咲。
   「あっ、だ・・だめ、天江さん・・宮永さん・・みなひゃぁ!・・でぇ・・ください」
    乳房を揉まれる快楽に酔いながらも、感じている姿を見られるのは恥ずかしいのか、見ないように衣と咲に願い出る和。
   「良いじゃないか、もっと・・感じているところを見せてやれよ・・」
    そう言って京太郎は揉む手を止めず、和の左乳房に顔を近づけて・・口を開くと左乳首を銜え込み・・・そして。
   「ひゃぁ!・きょう・・きょうたろうさんな、なにを!?」
    先ほどまでとは違う感触に驚いた和は、京太郎が自分の片方の乳首を銜えて入るのを見て更に驚き、いったい京太郎が何をしようとしているのか分からなかったが、直後その答えを身をもって知ることになった。
    ちゅゅゅゅゅゅ
   「ひっぁ!?」
    乳首を吸われて和は全身に強い電撃が走るような快楽を感じて、慌てて京太郎の頭を掴んだものの、その程度で京太郎を止められるわけも無く・・和は一気に限界に達した。
   「すっちゃらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
    声を上げて和は絶頂に身を震わせながら仰け反り、京太郎ごと後ろに折れ込む。
   「はぁ・・はぁはぁ・・・はぁ・・」「う・・うんぐ・・・・うんぐぐ・・」
    ぎゅっと抱きしめられた京太郎は、和の大きすぎる胸に押し付けられて息が出来なくっていた。
   「ノノカ、京太郎が苦しそうだぞ!」「原村さん、手、手!」
   「はぁ・・はぁ・・へぇ・・あっ!」
    淀む意識の中、衣と咲に指摘された和は慌てて手を離して京太郎を解放した。
   「ぷはぁ・・はぁ・・はぁ・・」
   「す、すみません、京太郎さん・・わ、私・・つい、た、大変なことを・・」
   「良いって・・その、調子に乗ってあんなことした俺の責任だしな・・気にするなって、俺こそ悪かったな、和が感じている姿が可愛くて・・・ついな・・」
    謝りながら仕出かしたことを考えて落ち込む和を、京太郎は責める事無く頭を撫ぜて慰めた。
   「か、可愛い・・お、お世辞でも嬉しいです、・・・あっ、そ、それで・・・京太郎君、わ、私の胸はどうでしたか?・・・その、へ、変じゃありませんでした・・・?」
    可愛いという言葉に嬉しそうににやけながらも、やはり京太郎の感想が気になる和、大丈夫だとは思ったが、普通よりも大きい胸を持つが故か変で無いかという心配もどこかにあった。
   「変じゃないよ・・柔らかくて触っていても凄く気持ち良いって言うか・・落ち着くって言うか、ずっと・・・ってのは言いすぎだけど、手が痺れるまで揉んでいたいと思ったし、凄く興奮したぞ・・」
   「ほ、本当ですか・・?」
    京太郎に言葉を疑う和、京太郎の事を信じていない訳ではない、ただ心の中に渦巻く不安が消えない、果たして今までコンプレックスに感じていた自分の胸が京太郎を喜ばせたのかどうか、そんなマイナス的思考が浮んでしまう。
   「・・す、すみません・・・京太郎さんの言う事が信じられないわけじゃないんですが・・その・・すみません・・」
   「いや、和が悪いわけじゃないんだが・・そうだな・・どうすれば・・」(和、結構自分の胸を気にしていたんだな・・・大きは大きいなりに悩みがあるか・・)
    和の悩んでいた気持ちを考えれば、京太郎も特に責める気にはなれない、むしろどうやって和の胸に興奮した事を表そうか迷っていると、隣で見ていた衣があっさりと解決方出した。
   「何を惑う京太郎、京太郎のズボンを狭そうに持ち上げているそれこそが、ノノカの胸に興奮していた何よりの証拠であろう?」
   「あっ、そうか・・・そうだな、ありがとう衣・・和、今から俺が興奮した証拠を見せてやる」
    衣のアドバイスを聞き、京太郎は自分のズボンに下着ごと全て脱ぎ捨てた。
   「・・・きゃぁ!?・・・そ、それは・・・そ、それが・・京太郎さんの・・」

    突然目の前に現れた凶器的なモノに声を上げる和、だが直ぐにそれが衣の話の中で出てきたモノと一致し、今度はそれを・・京太郎の固く勃起したペニスをじっと見つめた。
   「はぁ・・そうだ・・ふふ、これを見れば他の説明不要、京太郎が興奮したという何よりの証拠だ」
   「京ちゃんの・・・はぁぁ・・何時も通りすごく硬そう、ねぇ・・原村さん、原村さんが京ちゃん興奮させちゃったんだよ、だからこんなに・・」
    京太郎のペニスを眺めながら、艶かしい溜め息をつきながら妖しく微笑む衣と咲、和もじっと眺めていた、自分が京太郎を興奮させたと言う確かな証拠を、喜びを噛み締めるように。
   「京太郎さん、・・本当に私に興奮してくれたんですね・・、す、凄く嬉しいです・」
   「だから言っただろう和の胸は気持ちよくて、凄く興奮したって」
    不安が消えてようやく笑顔を見せた和に、京太郎も笑顔でもう一度・・興奮したことを告げた。
   「は、はい・・い、何時までも見ていたいくらいです・・・けど」
    人間願いが叶えば欲が出る、京太郎を興奮させて喜んでいた和だが、さらにもっと満たしたいし、満たされたいという欲望が沸々と沸いてきた、だがそれは京太郎も同じで。
   「見られているだけじゃ辛いな・・、俺はもっと和を感じたいし・・繋がりたい、もっと深く・・もっと強くな」
    言い難そうにしている和に代わり、和の体を心を求める京太郎、当然願いを同じくする和はこくりと頷き、自分で下半身に手を伸ばしてスカートと下着をゆっくりと脱いでゆく。
   「私も京太郎さんと・・同じ気持ちです、ですから・・全部見てください、私の全てを・・」
    一糸纏わぬ生まれたままの姿を京太郎の眼前に晒す和、お尻もふっくらしており、肌も綺麗で大きいな胸にも負けない和の魅力がそこにはあった。
   「ああ、全部見せてもらうよ・・でも、和だけ裸ってのはずるいよな・・・よっと」
    京太郎は上着を脱ぎ捨てて、和と同じく全裸になった。
   「こうした方が、よく・・感じられるだろう」
   「あっ、そうですね・・・」
    二人の仲をさえぎるものは一切無くなり、京太郎は和の下半身に手を伸ばした。
   「触るぞ・・」「はい・・」
    京太郎は何処とは言わないが、和には何処かわかった、下腹部に触れた京太郎の手が徐々に下がっていって和の大切な部分に触れた。
   「あっ!!」(きょ、京太郎さんが・・わ、私の・・・)
   「ここも・・綺麗だな・・」
    適度に生えた陰毛に適度に隠れた和のおま○こ、愛撫しながら覗き込んだ京太郎は少し意地悪な笑みを浮かべていた。
   「あっ、そ、そこは・・あんまり・・見ちゃ・・い、いやぁ・・」
    全て見て欲しいといった和だが、さすがにそこをまじまじと見られるのは恥ずかしかったのか、抗議・・というにはあまりに弱々しい抵抗をしようとしたのだが。
   「ひゃぁ!?」
    そんな抵抗も、京太郎が和の膣内に指を少しだけ入れるだけでかき消された。
   「だいぶ・・濡れているな・・って、さっき胸だけでイッたんだっけ・・」
    胸を弄られて達した和のおまんこは、愛液で濡れていて指を動かすたびにくちゃ・・くちゃと嫌らしい音をたてて、京太郎の指を締め付けていた。
   「は、はい・・準備は・・あれで、で、ですから・・京太郎さん、私は京太郎さんと繋がりたいです・・」
   「ああ、わかっているよ・・」
    準備が整ったと判断した京太郎は指を引き抜き、その代わりに硬く勃起していたペニスを和のおま○こに押し当てた。
   「あっ、あのぉ・・なるべく我慢します、ですから・・最後まで・・」
    痛みに不安は無い、でも痛ければきっと口をついてそれが外に漏れてしまう、そして気にした京太郎が止めてしまう、嫌な想像をしてしまった和はなるべく我慢するつもりでいたのだが、緊張した面持ちの和に京太郎は軽くキスをする。
   「我慢しなくてもいい、本当に駄目なときは『止めて』って言ってくれ・・それ以外は止めないから、だから痛いって言っても良いんだぞ、たぶんその方が楽だからな・・」
    キスをされ言葉を掛けられると和の不安は、京太郎への信頼で掻き消された。
   「わかりました、それでは京太郎さん、その・・私の処女を貰っていただけますか?」
   「ああ、貰うな・・和の処女」
    そう言うと京太郎はペニスを和のおまんこに押し当てて、ゆっくりと挿入してゆく。
    くちゃ・・くちゃ・・
   「京太郎さんのが・・私の・・」(あんまり・・痛くない・・)
    確かな感触を残しながら、和の膣内を掻き分けるように進む京太郎のペニス、だがそこには話に聞いて覚悟をしていた痛みは無い、このまま何事も無く奥までと思っていた和だが、ふとしたところで京太郎の動きが止まる。

   「今から痛くなるけど、一気にいくか・・それとも、ゆっくりいく?」
   「ゆっくり・・お願いします」(こ、こからが・・本番なんですね・・)
    止めたのは奥に行き着いたわけでも、全部入ったわけでもない、これからが本当に結ばれる時なのだと覚悟を決めて答えた和。
   「わかった」
    京太郎は短く返事をすると、少し力を入れて侵入を拒む和の処女膜を突き破る。
    ぶちゅ・・じゅぶっ・・
   「うっくはぁぁ!?」(こ、これが・・は、破瓜の・・いた・・)
    激痛に眉を顰めながらも、苦痛を口に出さず京太郎のペニスを迎え入れる和。
   「ノノカ・・痛かったら声にしても良いんだぞ」「そうだよ、京ちゃんなら最後までしてくれるから・・」
    側で見守る衣、そして咲、二人は苦痛を声に出さない和を心配そうに見つめている。
   「わ、私は・・いだっ!!・・痛いです・・!!・・えっ?」
    ようやく和が声を出すと、京太郎は和の頬にキスをして慰める。
   「おまじないだ、声を出せば・・少しは楽になるだろう?」
   「は、はい・・か、かなり・・それにおまじないも・・」
    おまじないと声を出したおかげか、和は随分と楽になる感じがした、そして。
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