無題            オリ男×一         オリ注意         ID:YJ+68Zf2 


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無題 オリ男×一 オリ注意 ID:YJ+68Zf2氏
第1局>>901~>>903

   時刻は午後四時、空は夕焼けに赤く染まっていた。国広一は薄暗い廊下を走っていた。

   向かう先は旧校舎1Fの一番奥、2年前まで麻雀部の部室として使われていた部屋だ。

   一は以前、透華たちとともに麻雀勝負をし、退部に追い込んだ元麻雀部員の3年生に旧部室に来るよう手紙で呼び出されたのだ。

   (今日の放課後、旧部室に来い。来なければ龍門渕透華が痛い目を見るぞ)

   その手紙には一枚の写真が同封されていた。透華が目隠しと猿轡をされ、手足を縛られている写真だった。

   それを見るなり、一は走り出していた。

   部屋の前に立つと、中からは人の気配がした。一つ深呼吸をしてから、立て付けの悪い木戸を思い切り開けた。

   中には数人の男たちがいた。扉の開く音に一瞬驚きの表情を浮かべ、それがすぐにニヤニヤとした笑みに変わった。

   「透華はどこだっ!」

   男たちの視線が集まり、気後れしそうになるのを吹っ切るがごとく、一は叫んだ。

   「いきなり威勢がいいですね。透華君、君の専属メイドが到着したようだよ」

   そう言ったのは丸眼鏡に黒髪を真ん中で分けた男……旧麻雀部の部長だった男だった。

   そして、その男が席を立つと後ろには薄汚れたマットの上で自由を奪われた透華の姿があった。

   「う~、んんっ、う~」

   猿轡をされて声を上げることも出来ず、必死に呻く透華を見て、一は衝撃を受けると共に怒りを覚えた。

   「安心したまえ。別に危害は加えていないよ」

   「どうして……どうしてこんなことを?」

   一は問うた。それに答えたのは金髪で切れ長の目の男だった。

   「自分の胸に聞いてみなよ」

   その言葉、表情には憎しみがこもっていたようだった。一を睨みつける金髪の男を制して、前部長が不気味に柔らかい声で答えた。

   「僕らは君たちに部を追い出されて居場所を失ってしまったのさ。そのお礼のつもりだよ」

   「……それで、ボクに何をしろと?」

   「また僕らと勝負してくれないだろうか。脱衣麻雀で」

   「なっ」

   驚きを隠せず顔を赤らめる一に、男たちはいやらしい笑みを浮かべた。

   透華はまたう~う~と呻いている。きっと透華のことだから「こんな奴らの誘いに乗ってはダメですわ!」とか言いたいのだろう。

   しかし、透華の姿を見て、一は落ち着きを取り戻した。

   「……わかった。やってあげるよ」

   一は静かに言った。透華を守る、そのために麻雀を打つと強い決意を胸に秘めて。

   「勘違いして欲しくないのは、脱いで終わりってゲームじゃないってことだ。君が勝ったら透華君を解放しよう。

   ただし、負けたら君は僕たちの言うことを何でも聞く……どうだい?受けてくれるかな」

   男たちの卑猥な妄想は嫌というほど伝わってきたが、一に拒否権は無かった。

   「それで、ルールは?」

   「単純明快。役は関係なくあがられたら脱ぐ。ツモなら親が二枚、子が一枚、ロンなら振り込んだ人間が二枚脱ぐ。

   親のツモ上がりでは他の三人は二枚脱ぎ、親に振り込んだ場合は一気に四枚脱いでもらう。半荘を終わるか、誰か一人が全裸になった時点で決着。わかったかい?」

   一は何も言わず頷いた。

   このルールを聞いて一は少し安心していた。もしも男3人が組んで打ってきたとしても、振り込まなければ大きく負けることはない。

   ツモ上がりなら上がった人間以外は最低一枚は脱がなくてはならない。

   一の服装は頭のリボン、胸のリボン、上着、ワンピース、靴と靴下、それに下着の上下で8枚。

   対する男性陣はそろって制服の上下、靴と靴下、それに下着の5枚。自分の親でツモられたとしても一枚多く脱ぐだけ。

   最悪の状況を考えても一が裸になる前に、男子の誰かが裸になってゲームは終わる。

   基本はベタオリで配牌が良いときだけ早めの上がりを目指していれば負けはない。

   卓を囲むのは一、丸眼鏡の前部長、金髪の男、小柄なおかっぱの男だった。

   まずは一の親番。配牌はリャンメン十分のイーシャンテン。ここは上がりを目指すべきだと一は判断した。

   二順目に早速テンパイ。役はタンヤオのみだがこのゲームでは役は関係ない。ここはリーチせずに待つことにした。だが……

   「ツモ。ピンフのみ」

   「なっ」

   全く警戒していなかった一は、驚きのあまり声を上げた。

   上がったのは小柄なおかっぱの男だった。目を卓に伏せたまま無表情で上がりを宣言した。

   観戦していた数人の男からは「おおっ」という歓声があがった。

   「おっと、あがられちまったな。これで一枚脱がなきゃ……親の国広さんは二枚脱いでくれよ」

   「あと、靴と靴下は無しにしよう。ゲームが長引いて、透華君を苦しめるだけだからね」

   突然のルールの追加だったが一は抗議しなかった。靴と靴下を省略できれば、ゲームが早く終わる可能性は高くなる。

   透華を一刻も早く助け出したかった。

   だが、そのぶん、一がここの男達に肌を晒す可能性も高くなってしまった。

   まず、各人は靴と靴下を脱ぎ捨てた。男性二人はすぐにベルトを外した。

   (しまった……ベルトを計算に入れてなかった……)

   これでは振り込まなくても、裸を晒す可能性が出てきてしまう。

   ただ、一自身はこれからリボンを二つ外そうとしている。

   ベルトを一枚とカウントすることに抗議をするわけにはいかない。

   「さあ、国広君。二枚脱いでくれたまえ」

   前部長が笑みを浮かべて言う。

   「わかってますよ」

   一は強い口調で言い返すと、頭のリボンをはずし、胸のリボンを解いた。

   外野からは「おいおい、リボンはないだろ!」との声が上がったが、

   「いやいや、僕たちもベルトを外しているわけだし、リボンは認めてあげないと、ね」

   との前部長の一言で落ち着いた。



   東二局、親は金髪の男。一の配牌はクズ手で、ここから上がりに持っていくのは至難の技だ。当初の作戦通りなら、ここはベタオリで次の機会を待つべき場面なのだが……

   (もしもここで親の前部長に上がられたら、ボクは二枚脱がなきゃならない……こんな大勢の前で、下着姿になるなんて……)

   簡単に降りるわけにはいかなくなってしまった。

   だが、一が思慮を巡らす間もなく、前部長から声が上がった。

   「ツモ。三色ドラ2。ま、この際役は関係ないけどね」

   前部長は丸眼鏡を不気味に光らせ、一を見てにやりと笑った。

   観戦している男子からは拍手喝采が巻き起こった。

   「うわ~部長えげつないな~、これで俺はパンツ一丁っすか。国広さんは女の子だから下着が二枚あっていいなぁ」

   金髪がそんなことを言いながら脱ぎ始めた。おかっぱの男もベルトとワイシャツを脱いだ。そして、男子の全ての視線が一に注がれた。

   「さぁ、国広君。二枚脱いでください」

   いやらしい視線に晒されながら、一の脱衣ショーが始まった。
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