学芸員

博物館・水族館・美術館・動物園などの施設で働くことができる資格。資格取得に対する敷居は高くはないが、専門的な知識を得ずに取得した場合、生かすことは難しいか?修士課程を修めた者が専門分野を取り扱っている施設へ入ることが多い。しかし、自分の専門を生かせるかというとそうではないのが現状らしい。
試験を受ける場合と単位を修得する場合の二通りがあり、ここでは単位取得を扱う。

取得難易度

★★☆☆☆
4年かけて取得するのが普通のため、根気と学習意欲は必要。また、4年次には博物館実習なるものもあり、地元の博物館等へ一週間程実習となる。
しかし、現状を憂い文部科学省は学芸員の資格を「有国家試験」にしようと検討中でもあるため、取得難易度は一概には言えないところがある。

概要

学芸員とは、専門的な知識を持った職員、またはその職につくための国家資格のことである。一般に行う職務としては、研究・調査・収集・展示普及・保存・管理とされており、専門的な知識がないとそういった業務を補えないのは明白である。
また、博物館は往々にして人手不足ではあるが、費用対効果を考えると雇用人数を減らすことでしか補えない場合が多い。よって、展示の企画や予算の計画、収入と導入人数の分析などといった業務を端からこなしていくところも少なくない。
狭き門ではあるが、社会的責任は特に大きいと思われる。

取得条件

4年生大学・短期大学にて、博物館法にて定められている所定の単位を取得すること。
また、その際は証明書は発行されない。
大学・短大ですべての単位を修得された方へ

費用

単位取得料による。
※該当大学等にて確認してください。

申請先

求人関係

最終更新:2008年07月13日 19:29