【詳細】
民から絶大な支持を受ける王であり、
オーマ大臣を側に置き家臣たちを多数従えている。
操真晴人を上回る魔法を駆使し、強烈なライトニングを使い、とっさにディフェンドでの防御が間に合ったとはいえ晴人を大きく吹き飛ばした。
魔法使いの国では国民全てが魔法使いであり、
白い魔法使いドライバーと
ウィザードリングを使って仮面ライダーメイジに変身し自力で
ファントムの討伐が可能。
日常生活においても魔法が随所で使われており、その奇想天外な風景を目の当たりにし晴人達は度肝を抜かれることになるのだが…
――――実はマヤ大王は魔法使いの国において、唯一魔法が使えない人間だった。
謁見時晴人へ放った攻撃は側にいたオーマが使った魔法である。
自分の息子が魔法の使えない体質であることを知ったマヤの父は、王家の恥になるとしてこの件を隠蔽することを決め、当時から重鎮だったオーマの提案を飲むことで彼がマヤを支えつつ、彼が強大な魔法使いであることを印象づけるための隠蔽工作をさせていた。
「金色の魔法使い」を当初晴人はマヤ大王ではないかと睨んでいたが、上述の通り彼は魔法を使えないため魔法使い=仮面ライダーにはなりえない。
その正体だったのはオーマ大王であり、彼は言葉巧みにマヤを扇動し
タナトスの器を作らせていた。
長年魔法使いであると国民を欺きつつ、「たった一人魔法を使えない人間」としての孤独を味わっていたマヤは自分をサポートするオーマに対して盲目的になっており、彼の言うままに
魔力流通システムを使い国民全員の魔力を集めていた。
晴人の説得もむなしく器を起動させてしまい、オーマが本性を表したことで騙され踊らされていたことを知って絶望したが、自分がマヤの希望になると告げた晴人=仮面ライダーウィザードの言葉に救われ、ソーサラーが破れ世界改変が無かったことになると笑顔を浮かべていた。
その後、世界が元通りになったことを確認する晴人とコヨミの前に、妻とその腕に抱かれる赤子の親子3人で仲睦まじく談笑するマヤと同じ姿をした男性が通りすがる。
その様子を見た晴人らもまた笑顔を浮かべるのだった。
【余談】
マヤ大王を演じた忍成修吾氏は特撮初参加。
後に
仮面ライダーギーツにレギュラー出演することになった。
劇場版中ではマヤ大王=金色の魔法使いではないか?というミスリードさせる描写が見られたものの、映画公開前にオーマ大臣役の陣内孝則氏が「(公開当時54歳)最年長の仮面ライダー」として大々的に各メディアで取り上げられたことで、視聴者は既にソーサラーの俳優が陣内孝則で知っているのが大半となっていたためあまり意味をなしていなかった。
ちなみに陣内孝則氏以前の最高齢ライダーは牙王役の渡辺裕之が当時52歳であり、それを抜いたことになる。
現在の最高齢ライダーは、仮面ライダードライブにて仮面ライダー純に変身した本願寺純役の片岡鶴太郎氏(当時60歳)と仮面ライダーゴーストにてダークゴーストに変身した仙人(イーディス)役の竹中直人氏が同年齢でトップとなっている。
最終更新:2022年12月25日 03:07