「ケ・ボーン!」
【あらすじ】
はるか昔、恐竜達と共に太古の地球に生きていた古代人類、「リュウソウ族」。
彼らは地球侵略を目論む
ドルイドンという戦闘民族との戦いを続けていたのだが、
6500万年前に地球へと飛来した巨大隕石から逃れるためドルイドンは星を捨てて宇宙へと逃亡し、
隕石の激突から生き残ったリュウソウ族は騎士竜達を世界各地にある神殿に封印。
その神殿を守護するもの達として選ばれた正義の騎士――――「リュウソウジャー」。
現代まで引き継がれた若き竜装達と、再び地球に帰還し改めての侵略行為を開始したドルイドンによる長き因縁の戦いが再び始まろうとしていた。
スーパー戦隊シリーズ第43作目。同作のテーマは「騎士」と「恐竜」。
「戦隊VS戦隊」という変化軸を描ききった前作から「王道」をコンセプトとした過去作品同様の5人+追加戦士というオーソドックスな形式に戻っている。
また
獣電戦隊キョウリュウジャー以来となる恐竜をモチーフとした戦隊であり、恐竜をリュウソウ族が改造した「騎士竜」という存在となり、
各メンバーとのパートナー関係を結んでいるという設定となっている。
巨大戦を最大の見せ場とする方針で従来の巨大ロボとはデザインを変え動きやすいよう配慮し、
CGに頼らないミニチュア等を活かした巨大戦闘を繰り広げ一定の評価を得た。
なおコウらリュウソウ族達は人間とは異なる生命体であり、その正体は終盤に明かされることとなるが、
地球人類とは異なる種族の者達が主人公としてヒーローになるのは
天装戦隊ゴセイジャーに登場するアラタら「天使」以来となる。
脚本を担当したのはメインライターとして山岡潤平氏。
サブライターとして下亜友美ら4名が参加している。
最終更新:2021年03月10日 16:07