怒りの戦騎 ドゴルド

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*「ありがとよ……俺の我が儘に付き合ってくれて……」 |【名前】|怒りの戦騎 ドゴルド| |【読み方】|いかりのせんき どごるど| |【声】|鶴岡聡| |【登場作品】|[[獣電戦隊キョウリュウジャー]]| |【初登場話】|ブレイブ1「でたァーッ!まっかなキング」| |【所属】|[[デーボス軍]]| |【分類】|戦騎、怒の幹部| |【通称】|憤怒のクラッシャー| |【成分】|怒り、番長のガクラン、雷神の毛皮、など| |【配合】|喧嘩上刀| |【特記事項】|宿したブレイブで誇りを取り戻した、怒れるライオンの戦騎| |【その他のモチーフ】|鬼、[[ライオン>モチーフ:ライオン]]、雷?、クラブ| |【名前の由来】|怒ったゴールド(怒(音:ド)ゴールド)| **【詳細】 デーボス軍の怒の幹部。レッド曰く「八つ当たり野郎」。 常に怒りに満ちている為ひじょうに短気であり、何かと「腹立たしい!」を口癖に苛ついているのが特徴。 戦闘力に秀で、巨大な七支刀の剣「喧嘩上刀(けんかじょうとう)」を武器と雷の力を操り激しい攻撃を繰り出す。 怒りを司るその性質上、怒りの感情を源とし起これば怒るほど強さを増す八つ当たりバトルスタイルを最も得意とする。 怒髪天を衝くままに出現しては容赦ない破壊を繰り返す武闘派で、[[暗黒種デーボス]]に人間の怒りを捧げようとする。 ブレイブ1にて[[百面神官 カオス]]に解凍された事で氷の中からカオス以外の幹部としては最後に復活。 ブレイブ3に登場した[[デーボ・ローヤローヤ]]の援護としてキョウリュウジャーの前に初めて姿を表し、デーボモンスターとは一線を画する持ち前の戦闘力でキョウリュウジャーを苦戦させた。 その後も度々キョウリュウジャーと戦闘を行い、ブレイブ6では一番集めにくい喜びの感情を集める為にレッドとブルーを圧倒するが、ブラックとグリーンに吹っ飛ばされた[[哀しみの戦騎 アイガロン]]とぶつかり、 彼と喧嘩している隙に4人の獣電ブレイブフィニッシュを受け撤退する。 ブレイブ7では[[デーボ・ヤキゴンテ]]と共にキョウリュウジャーの怒りの感情を集めるために奮闘するも、レッドの登場で作戦は失敗。 その後、巨大化したデーボ・ヤキゴンテの能力で[[巨大ゾーリ魔]]に自身の姿を焼き映されるも、オビラップーの催涙ガスに怯んだところを、キョウリュウジンマッチョの一撃を受け消滅。 ラストではカオスが持っていた[[謎の獣電池]]を渡され、デーボスの関係者には出来ないはずのブレイブを注ぎ獣電池起動させる(この事には本人も驚いていた)。 ブレイブ8で起動させた獣電池を用いて獣電竜プテラゴードンを操りキョウリュウジャーを攻撃。 [[デーボ・ココドーコ]]が倒されると、まだ力を引き出せていないと判断し共に撤退する。 その後だんだんと彼と[[賢神トリン]]との因縁が明らかになっていき、400年前キョウリュウゴールドこと空蝉丸と時空の彼方へ消えていたことがトリンによって語られる。 ブレイブ9にて明かされた事実により、ドゴルドの中身は実は鎧状になっている部分であり中身は空っぽ。 そして体内に怒りに我を忘れた他者を封印する事ができる能力を有し、内部には400年間空蝉丸を内部に封印していたことが判明する。 上述の通り獣電池を起動出来たのも体内に封印した空蝉丸の存在があったためであり、これまでの武人風な口調、及び雷電残光など空蝉丸の技を使用できたのも、 取り込まれた空蝉丸が会話、及び取り込んだ対象の能力を使用できるドゴルドの特性故のことだった。 空蝉丸を取り込まない素の状態のドゴルドはカオスの事を「旦那」と呼び、相手をちゃん付けで呼び挑発して怒りを煽る残忍な性格である。 そしてキョウリュウジャーと戦うたびに湧きでる怒りは、操られているとはいえ仲間であるはずのキョウリュウジャーと戦わされていたことに対し感じていたものだった。 そのことを知ったキョウリュウジャー達は空蝉丸の解放を行おうとブレイブ10にて行動を開始。 キョウリュウシアンと賢神トリンのスピリットを利用したレッドのガブリボルバーの射撃により、体内の空蝉丸の力が増幅されたことで彼を封印できなくなり、その反動で砕け散ってしまう(その後デーボス軍に回収された模様)。 何か人型のものを取り込まないと活動できないのか、ブレイブ11以降では[[守護騎士カンブリ魔]]を中身として利用するようになり新たに首周りに毛皮が追加された。 それ以降は空蝉丸を取り込んでいた時と異なり、鎧内部に取り込んだ者の人格は消滅し、オリジナルのドゴルドとしての人格が反映されるようになる。 ドゴルドのパワー故か、曰くカンブリ魔ではひと月しか肉体が維持できないらしく酷使すると消滅してしまうため、一時は[[自分の肉体に相応しい「器」を求めたこともあった>G-BO]]が、失敗している。 また、上記の経緯からゴールドこと空蝉丸とは因縁の相手であり度々激突している。 後に、新入りの[[エンドルフ>怨みの戦騎 エンドルフ]]のフォローとして出撃するが、彼と相性が合わずに仲間割れを起こしてしまう。 そして自分だけ差別するエンドルフに対して密かに鬱憤を溜めていたが、彼がキョウリュウレッド・カーニバルに倒されると逃げ延びた先で闇討ちに成功。 「怒り」に近しい「怨み」を司る彼の肉体を「器」に選んで取り込み、大幅なパワーアップを遂げた上、エンドルフの武器である「ローソクラッシャー」を武装し、「喧嘩上刀」と合わせた二刀流でブレイブ30以降、キョウリュウジャーたちと互角に渡り合った。 以降はエンドルフを吸収した影響からか智略が回るようになり、複数の「感情」を集める複雑な作戦を練ったり、他の戦騎と共謀することが多くなった(キャンデリラからも「エンドルフみたい」と言われている)。 その行動力や姿勢はカオスの右腕として信頼があり、彼が異常を来して戦線を離れる際に指揮官代理を任せるほど。 しかし、実は本人はそのカオスをも倒して軍団の頂点になろうとする野心家で、エンドルフを取り込んだこともその野望の一環として「死亡扱い」と偽り伏せていた。 だが、気付かないうちに内部から精神をエンドルフに徐々に侵食され、ブレイブ41でヤナサンタとクローンデーボスによるキョウリュウレッド暗殺作戦を進めている最中、無意識に「頭が痛ぇ」、「悪い悪い」などのエンドルフの口癖を頻繁に漏らし、敵味方双方に指摘されて動揺してしまう。 その後、ダイゴの救援に来たダンテツの強力無比なパワーを前に彼を新しい「器」にしようと白羽の矢を立てるが、「地球そのものの怒り」という加護を纏った彼には寄生することができずに失敗し、さらにヤナサンタが自分を道連れに心中しようとしたことで「怨み」が溢れ出て肉体が崩壊してエンドルフを復活させてしまう。 自分の作戦がエンドルフのコントロールによるものだと明かされると愕然とし、彼に本体の仮面を破壊されかけるが、キャンデリラたちの弁解で一命を取り留めた。 一方でカオスからも、彼の陰謀については大地の闇にエンドルフの魂が無かったことから既に見抜かれていたが、今回の失態で結果的にその企みが明るみになり、その信頼も地に堕ちてしまった(カオスによると人間の「怒り」は十分集まったのでドゴルドの役割はもう不要とのこと)。 再びカンブリ魔に寄生せざるを得ない状態に逆戻りするが、嫉妬心からか同情してきたアイガロンたちを「他人の身体がないと強くなれない自分の腹立たしさは自分にしか理解できない」と一蹴してしまった(一方で古参として行動を伴にしていた彼らに対して情があったのか、ラッキューロが解雇された際にはカオスとエンドルフに「利用価値があるのに早々にクビにするのは野暮では?」と意見している場面もある)。 その上、憎悪を抱いているはずのエンドルフに「デーボス細胞」を使った制御装置を角に付けられ、彼に逆らえない絶対服従の奴隷と成り下がってしまう。 以降は彼の手足として利用されキョウリュウジャーへの刺客として差し向けられ、宿敵であるゴールドからも「武人としての誇りも失ったのか」と軽蔑されてしまった。 しかし、実はその言葉が密かに彼の心を動かし、ブレイブ47ではエンドルフに従って変身能力を失い窮地に追いやられた空蝉丸を襲うふりをしてエンドルフの左腕にある制御装置を破壊。 彼に加勢する形でエンドルフに反逆し、一時的に再び空蝉丸の肉体を借りて2人の力を合わせた「雷電残光」でエンドルフを撃破する。 直後、再びカンブリ魔の肉体に戻るが、エンドルフの攻撃を立て続けに食らったためすでに致命傷を負っており、それでも「武人」の意地として、 「寄生怪人として不便に生き続ける」よりも「戦いの中での名誉ある死」を望み空蝉丸と最後の一騎打ちを行う。 その果てに自分が倒される形で数百年の永きに渡る宿命の戦いに終止符を打ち、永い間肉体を共有したことで敵味方を越えた不思議な感情を芽生えさせた空蝉丸から、 「武人」としてのその天晴な決断に皮肉を込めた「腹立たしい」の一言を言わせたことで満足し、その生涯に幕を下ろした。 **【余談】 『エターナルブレイブ』によると裏モチーフは「臆病なライオン」、トランプモチーフは「漫画とかでよくあるプンスカと怒った時の湯気に似ている」という強引な発想から「クラブ」。 粗暴な性格で血の気が多いが、配下の[[デーボモンスター]]を生み出す際に「人々を精神的に追い込んで憤慨を誘発させる」という作戦を考える点から意外と狡猾な策士らしい(しかし、基本的に力押しによる制圧を好む為、デーボス復活の為でも回りくどい作戦を取る事に苛立ちを感じている)。しかし、本来のドゴルドは配下のデーボモンスターのようなやり方を得意としている姿が見られる。 性格は傍若無人の気分屋で、好調なときには気前のいい兄貴分のように同胞と接する寛大さを見せるが、自分の思惑が失敗するとラッキューロに八つ当たりしている。 また上記のように、実は自分の難儀な肉体にコンプレックスを感じ、他の幹部に嫉妬してることが判明している。 なお、同じく恐竜モチーフの戦隊の『[[爆竜戦隊アバレンジャー]]』にも[[鎧>暗黒の鎧]]が[[本体の幹部>暗黒の使徒 ガイルトン]]が登場している(こちらも戦隊メンバーが鎧に体を乗っ取られた事がある)。 また、太古の昔の戦士が体を乗っ取られて変貌し、後に元に戻って仲間になるというパターンの幹部は『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』にも[[登場している>狼鬼]]。 名前の直接的な由来は「怒ったゴールド⇒怒ゴールド⇒怒ゴルド」。 スタッフによると名前からネタバレにならないか冷や冷やしていたらしい。 声を演じる鶴岡氏は特撮作品での出演は今作が初となる。 ----
*「ありがとよ……俺の我が儘に付き合ってくれて……」 |【名前】|怒りの戦騎 ドゴルド| |【読み方】|いかりのせんき どごるど| |【声】|鶴岡聡| |【登場作品】|[[獣電戦隊キョウリュウジャー]]| |【初登場話】|ブレイブ1「でたァーッ!まっかなキング」| |【所属】|[[デーボス軍]]| |【分類】|戦騎、怒の幹部| |【通称】|憤怒のクラッシャー| |【成分】|怒り、番長のガクラン、雷神の毛皮、など| |【配合】|喧嘩上刀| |【特記事項】|宿したブレイブで誇りを取り戻した、怒れるライオンの戦騎| |【その他のモチーフ】|鬼、[[ライオン>モチーフ:ライオン]]、雷?、クラブ| |【名前の由来】|怒ったゴールド(怒(音:ド)ゴールド)| **【詳細】 デーボス軍の怒の幹部。レッド曰く「八つ当たり野郎」。 常に怒りに満ちている為に非常に短気であり、何かと「腹立たしい!」を口癖に苛ついているのが特徴。 戦闘力に秀で、巨大な七支刀の剣「喧嘩上刀(けんかじょうとう)」を武器と雷の力を操り激しい攻撃を繰り出す。 怒りを司るその性質上、怒りの感情を源とし起これば怒るほど強さを増す八つ当たりバトルスタイルを最も得意とする。 怒髪天を衝くままに出現しては容赦ない破壊を繰り返す武闘派で、[[暗黒種デーボス]]に人間の怒りを捧げようとする。 ブレイブ1にて[[百面神官 カオス]]に解凍された事で氷の中からカオス以外の幹部としては最後に復活。 ブレイブ3に登場した[[デーボ・ローヤローヤ]]の援護としてキョウリュウジャーの前に初めて姿を表し、デーボモンスターとは一線を画する持ち前の戦闘力でキョウリュウジャーを苦戦させた。 その後も度々キョウリュウジャーと戦闘を行い、ブレイブ6では一番集めにくい喜びの感情を集める為にレッドとブルーを圧倒するが、ブラックとグリーンに吹っ飛ばされた[[哀しみの戦騎 アイガロン]]とぶつかり、 彼と喧嘩している隙に4人の獣電ブレイブフィニッシュを受け撤退する。 ブレイブ7では[[デーボ・ヤキゴンテ]]と共にキョウリュウジャーの怒りの感情を集めるために奮闘するも、レッドの登場で作戦は失敗。 その後、巨大化したデーボ・ヤキゴンテの能力で[[巨大ゾーリ魔]]に自身の姿を焼き映されるも、オビラップーの催涙ガスに怯んだところを、キョウリュウジンマッチョの一撃を受け消滅。 ラストではカオスが持っていた[[謎の獣電池]]を渡され、デーボスの関係者には出来ないはずのブレイブを注ぎ獣電池起動させる(この事には本人も驚いていた)。 ブレイブ8で起動させた獣電池を用いて獣電竜プテラゴードンを操りキョウリュウジャーを攻撃。 [[デーボ・ココドーコ]]が倒されると、まだ力を引き出せていないと判断し共に撤退する。 その後だんだんと彼と[[賢神トリン]]との因縁が明らかになっていき、400年前キョウリュウゴールドこと空蝉丸と時空の彼方へ消えていたことがトリンによって語られる。 ブレイブ9にて明かされた事実により、ドゴルドの中身は実は鎧状になっている部分であり中身は空っぽ。 そして体内に怒りに我を忘れた他者を封印する事ができる能力を有し、内部には400年間空蝉丸を内部に封印していたことが判明する。 上述の通り獣電池を起動出来たのも体内に封印した空蝉丸の存在があったためであり、これまでの武人風な口調、及び雷電残光など空蝉丸の技を使用できたのも、 取り込まれた空蝉丸が会話、及び取り込んだ対象の能力を使用できるドゴルドの特性故のことだった。 空蝉丸を取り込まない素の状態のドゴルドはカオスの事を「旦那」と呼び、相手をちゃん付けで呼び挑発して怒りを煽る残忍な性格である。 そしてキョウリュウジャーと戦うたびに湧きでる怒りは、操られているとはいえ仲間であるはずのキョウリュウジャーと戦わされていたことに対し感じていたものだった。 そのことを知ったキョウリュウジャー達は空蝉丸の解放を行おうとブレイブ10にて行動を開始。 キョウリュウシアンと賢神トリンのスピリットを利用したレッドのガブリボルバーの射撃により、体内の空蝉丸の力が増幅されたことで彼を封印できなくなり、その反動で砕け散ってしまう(その後デーボス軍に回収された模様)。 何か人型のものを取り込まないと活動できないのか、ブレイブ11以降では[[守護騎士カンブリ魔]]を中身として利用するようになり新たに首周りに毛皮が追加された。 それ以降は空蝉丸を取り込んでいた時と異なり、鎧内部に取り込んだ者の人格は消滅し、オリジナルのドゴルドとしての人格が反映されるようになる。 ドゴルドのパワー故か、曰くカンブリ魔ではひと月しか肉体が維持できないらしく酷使すると消滅してしまうため、一時は[[自分の肉体に相応しい「器」を求めたこともあった>G-BO]]が、失敗している。 また、上記の経緯からゴールドこと空蝉丸とは因縁の相手であり度々激突している。 後に、新入りの[[エンドルフ>怨みの戦騎 エンドルフ]]のフォローとして出撃するが、彼と相性が合わずに仲間割れを起こしてしまう。 そして自分だけ差別するエンドルフに対して密かに鬱憤を溜めていたが、彼がキョウリュウレッド・カーニバルに倒されると逃げ延びた先で闇討ちに成功。 「怒り」に近しい「怨み」を司る彼の肉体を「器」に選んで取り込み、大幅なパワーアップを遂げた上、エンドルフの武器である「ローソクラッシャー」を武装し、「喧嘩上刀」と合わせた二刀流でブレイブ30以降、キョウリュウジャーたちと互角に渡り合った。 以降はエンドルフを吸収した影響からか智略が回るようになり、複数の「感情」を集める複雑な作戦を練ったり、他の戦騎と共謀することが多くなった(キャンデリラからも「エンドルフみたい」と言われている)。 その行動力や姿勢はカオスの右腕として信頼があり、彼が異常を来して戦線を離れる際に指揮官代理を任せるほど。 しかし、実は本人はそのカオスをも倒して軍団の頂点になろうとする野心家で、エンドルフを取り込んだこともその野望の一環として「死亡扱い」と偽り伏せていた。 だが、気付かないうちに内部から精神をエンドルフに徐々に侵食され、ブレイブ41でヤナサンタとクローンデーボスによるキョウリュウレッド暗殺作戦を進めている最中、無意識に「頭が痛ぇ」、「悪い悪い」などのエンドルフの口癖を頻繁に漏らし、敵味方双方に指摘されて動揺してしまう。 その後、ダイゴの救援に来たダンテツの強力無比なパワーを前に彼を新しい「器」にしようと白羽の矢を立てるが、「地球そのものの怒り」という加護を纏った彼には寄生することができずに失敗し、さらにヤナサンタが自分を道連れに心中しようとしたことで「怨み」が溢れ出て肉体が崩壊してエンドルフを復活させてしまう。 自分の作戦がエンドルフのコントロールによるものだと明かされると愕然とし、彼に本体の仮面を破壊されかけるが、キャンデリラたちの弁解で一命を取り留めた。 一方でカオスからも、彼の陰謀については大地の闇にエンドルフの魂が無かったことから既に見抜かれていたが、今回の失態で結果的にその企みが明るみになり、その信頼も地に堕ちてしまった(カオスによると人間の「怒り」は十分集まったのでドゴルドの役割はもう不要とのこと)。 再びカンブリ魔に寄生せざるを得ない状態に逆戻りするが、嫉妬心からか同情してきたアイガロンたちを「他人の身体がないと強くなれない自分の腹立たしさは自分にしか理解できない」と一蹴してしまった(一方で古参として行動を伴にしていた彼らに対して情があったのか、ラッキューロが解雇された際にはカオスとエンドルフに「利用価値があるのに早々にクビにするのは野暮では?」と意見している場面もある)。 その上、憎悪を抱いているはずのエンドルフに「デーボス細胞」を使った制御装置を角に付けられ、彼に逆らえない絶対服従の奴隷と成り下がってしまう。 以降は彼の手足として利用されキョウリュウジャーへの刺客として差し向けられ、宿敵であるゴールドからも「武人としての誇りも失ったのか」と軽蔑されてしまった。 しかし、実はその言葉が密かに彼の心を動かし、ブレイブ47ではエンドルフに従って変身能力を失い窮地に追いやられた空蝉丸を襲うふりをしてエンドルフの左腕にある制御装置を破壊。 彼に加勢する形でエンドルフに反逆し、一時的に再び空蝉丸の肉体を借りて2人の力を合わせた「雷電残光」でエンドルフを撃破する。 直後、再びカンブリ魔の肉体に戻るが、エンドルフの攻撃を立て続けに食らったためすでに致命傷を負っており、それでも「武人」の意地として、 「寄生怪人として不便に生き続ける」よりも「戦いの中での名誉ある死」を望み空蝉丸と最後の一騎打ちを行う。 その果てに自分が倒される形で数百年の永きに渡る宿命の戦いに終止符を打ち、永い間肉体を共有したことで敵味方を越えた不思議な感情を芽生えさせた空蝉丸から、 「武人」としてのその天晴な決断に皮肉を込めた「腹立たしい」の一言を言わせたことで満足し、その生涯に幕を下ろした。 空っぽの中身を抱えたライオンは、最後に誇りを手に入れて散ったのである。 **【余談】 『エターナルブレイブ』によると裏モチーフは「臆病なライオン」、トランプモチーフは「漫画とかでよくあるプンスカと怒った時の湯気に似ている」という強引な発想から「クラブ」。 粗暴な性格で血の気が多いが、配下の[[デーボモンスター]]を生み出す際に「人々を精神的に追い込んで憤慨を誘発させる」という作戦を考える点から意外と狡猾な策士らしい(しかし、基本的に力押しによる制圧を好む為、デーボス復活の為でも回りくどい作戦を取る事に苛立ちを感じている)。しかし、本来のドゴルドは配下のデーボモンスターのようなやり方を得意としている姿が見られる。 性格は傍若無人の気分屋で、好調なときには気前のいい兄貴分のように同胞と接する寛大さを見せるが、自分の思惑が失敗するとラッキューロに八つ当たりしている。 また上記のように、実は自分の難儀な肉体にコンプレックスを感じ、他の幹部に嫉妬してることが判明している。 なお、同じく恐竜モチーフの戦隊の『[[爆竜戦隊アバレンジャー]]』にも[[鎧>暗黒の鎧]]が[[本体の幹部>暗黒の使徒 ガイルトン]]が登場している(こちらも戦隊メンバーが鎧に体を乗っ取られた事がある)。 また、太古の昔の戦士が体を乗っ取られて変貌し、後に元に戻って仲間になるというパターンの幹部は『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』にも[[登場している>狼鬼]]。 名前の直接的な由来は「怒ったゴールド⇒怒ゴールド⇒怒ゴルド」。 スタッフによると名前からネタバレにならないか冷や冷やしていたらしい。 また実は「腹立たしい!」という口癖は本来空蝉丸のもので、寄生している間に移ったのだとか。 声を演じる鶴岡氏は特撮作品での出演は今作が初となる。 ----

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