ゴ・ジャーザ・ギ

「『ロ・グググ・ガゲス』・ドヅダゲ・デゴギデ・ゼベ・ザギバス・ゲゲル」(『もうすぐ会える』と伝えておいて、ファイナルゲームでね)

【名前】 ゴ・ジャーザ・ギ
【読み方】 ご・じゃーざ・ぎ
【声/俳優】 あらいすみれ(クウガ)
【登場作品】 仮面ライダークウガ
仮面ライダーディケイド
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
【登場話(クウガ)】 EPISODE40「衝動」
EPISODE41「抑制」
【登場話(ディケイド)】 第3話「超絶」
【分類】 グロンギ
【生物モチーフ】 サメ
【通し番号】 第44号/B10号
【所属集団】 ゴ集団/ゴ集団最強3人衆

【仮面ライダークウガ】

ゴ集団に所属するサメ種怪人。人間態はスーツを着用し、眼鏡を掛けた知的な雰囲気を醸し出す女性。

海中を高速で泳ぐ能力を有する他、モーフィングパワーによって腰部の装飾を変化できる。
上述の装飾を変化させた銛を武器とする「俊敏体」、剣を武器とする「剛力体」の2種類の形態への変化能力も備えている。

「インターネット上で殺人予告をし、5時間で567人を殺害する」というゲゲルを実行する。

後の「ザギバスゲゲル」に進出する為に体力を温存する事を考え、老人や子供などの戦う力のない人間を狙った上で船や飛行機のような逃げ場のない密室をゲゲルの場所に絞る。
「逃げようとした乗客が鮨詰めになった状態を銛で一気に刺し殺す」という合理的ながらも残虐極まりない方法でゲゲルを確実に遂行していく。

レインボー航空706便の乗客と乗員の内の243人(乗客の多くはツアーの老人)を殺害し、目的を達成すると海に飛び込み、高速遊泳で逃走する。

海中に居るのをクウガライジングペガサスに察知されかけた際、ン・ダグバ・ゼバの気配に気を取られた彼を海中から投げた銛で刺し貫き、大ダメージを与えた上で変身を解除させた。

その後、324人の乗員と乗客(乗客の多くが子供)を乗せた客船「さんふらわあ号」に出現し、ゴウラムで先回りしていたクウガに銛で再び不意打ちを狙うも失敗する。
ライジングドラゴンとなったクウガの必殺技を受けるが、封印エネルギーが十分に流し込まれる前に蹴り飛ばし、浮かび上がった紋章も瞬時に消し去った上で剛力体に変身した。

その力でタイタンフォームを圧倒するが、ライジングタイタンに強化変身したクウガはライジングタイタンソードをもう1本作り出し、その二刀流によるライジングカラミティタイタンで身体を貫かれ、最期は爆発被害を抑えようとするクウガと共に海中に落下して爆散した。

小説『HERO SAGA』では他の水棲生物系のグロンギと共に船上に出現し、リクを支援するリントの戦士達を殺害している。

【仮面ライダーディケイド】

「クウガの世界」で人々がン・ガミオ・ゼダに変えられた姿として俊敏体が登場。

【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】

大ショッカーの怪人として俊敏体が登場。

【余談】

(『クウガ』で演じるあらい氏が元ミス日本で89㎝のバストを持つ為なのか、)魚類モチーフの怪人にも関わらず、怪人態時の乳房はグロンギの女性怪人の中でも特に大きい。
剛力体に変化する際の左腕で右肩を押さえる時に両胸が寄って谷間を形成しているのが確認でき、タトゥも左側の内太股にあったり、女性を強調したデザインとなっている。

戦闘スタイルは「武闘派」という反面、人間態での理知的な外見の雰囲気も相俟って、劇中ではほとんど日本語で喋っている。

EPISODE49のクレジットでは「ラ・ジャーザ・ギ」と誤表記されているが、ビデオやDVD化の際に修正された。

最終更新:2014年06月17日 16:47