「兄ちゃん…」
【名前】 |
ベルクリケタスワーム |
【読み方】 |
べるくりけたすわーむ |
【声/俳優】 |
佐々木和徳 |
【登場作品】 |
仮面ライダーカブト |
【登場話】 |
第3話「俺が正義!!」 第4話「愛を説く!!」 |
【分類】 |
ワーム成虫態 |
【生物モチーフ】 |
スズムシ |
【その他のモチーフ】 |
ハカイダー、004(アルベルト・ハインリヒ) |
【個体名】 |
なし |
【名前の由来】 |
鈴(英:bell)+コオロギ(英:cricket) |
【詳細】
地球に棲むスズムシに似た能力を持つワーム成虫態。
翅に発音鏡を持ち、これを擦り合わせる事によって攪音波催眠を発生させ、相手を自在にコントロールする能力を持つ。
更に翅は空中を飛ぶ際にも用いられ、その飛行速度は音速に到達する、首元にあるスズムシの脚を模した伸縮自在の器官は相手の捕獲などの用途に使われる。
擬態元は1年前に行方不明となった加賀美新の弟である加賀美亮。
本物の彼を殺害して成り代わっていた。
当初は
サナギ体で登場し、カブトの攻撃を受ける寸前に脱皮した為、擬態した当時はサナギ体だった模様。
その時は逃走したが、ZECTの内部情報を手に入れる為、加賀美に接触する。
彼を弟の姿で動揺させるが、決意を固めた加賀美に頼まれたカブトに圧倒され、最期はライダーキックを受け爆散した。
【余談】
ワームのデザイナーを努めた韮沢靖氏によれば、「ハの字になっている目は『人造人間キカイダー』のハカイダーと『サイボーグ009』の004(アルベルト・ハインリヒ)のオマージュ」らしい(原画集『ワームワークス~GITAI~』より)。
第4話の戦闘は「雨が降りしきる中クロックアップしたことで雨粒が静止した状態」での戦闘であり、
その美しさとクロックアップとはなんぞやという強い説得力から劇中で放送されたクロックアップシーンの中でも人気が高い。
またメインキャラの身内に擬態し、かつ既にその身内を殺してしまっているという点で重要な存在であったが、カブト劇中ではこれ以後あまり触れられたことはなかった。
1年前に亮が行方不明になったということから既に一年近く擬態していたと思われるが、兄に接触したのは第4話当時のことであり、
元々加賀美がZECTに入ったのは弟が行方不明になったことからワームの関与を疑ったことがきっかけであり、彼らの父親がZECTのトップであったことは加賀美本人もしばらく知らなかった。
活動時期が天道がカブトに変身して間もなくという点と、加賀美に接触したのがZECTの内部情報を手に入れるためであったことを考慮すると、何者かの指示、もしくは組織的な行動だった可能性が高い。
ワームの組織的な行動は
ウカワーム登場後から目立ち始めたため、ウカワーム、もしくは
カッシスワームの関与が考えられるが、劇中では判明しなかった。
最終更新:2019年02月25日 00:45