ネガタロス

「強さは別格だがな…」

【名前】 ネガタロス
【読み方】 ねがたろす
【声】 緑川光
【登場作品】 劇場版 仮面ライダー電王キバ クライマックス刑事
【分類】 はぐれイマジン/仮面ライダー
【変身】 仮面ライダーネガ電王
【モチーフ】 鬼、モモタロス
【童話】 一寸法師?

【劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事】

時空の狭間にいた事で消滅を免れたはぐれイマジンの1体。

「ネガ」の名の通り、モモタロスと酷似した姿だが、体色が反転し、こちらの方が大きい角を撫で上げるのが癖。

誰にも倒されることのない最強の悪の軍団を創り上げると豪語し、「ネガタロス軍団(仮)」(読み方は「ねがたろすぐんだんかっこかりかっことじ」)を立ち上げ、犯罪者・黒木誠也及びファンガイア、自分と同じく消滅を免れたピンクラビットイマジン(冒頭で倒される)とクラウンイマジンを率いて組織拡大を目論む。

クライマックス刑事終盤に国会議事堂に向けて進軍を始めるが、電王とゼロノスに阻まれ工場跡地に運ばれる。
しかし、予備のライダーパスを盗み出していた為、ライダーベルトを使ってネガ電王に変身し、デンライナー署と全面対決に望む。

自信たっぷりな性格だが、実力はそれに裏打ちされたもので非常に強く、電王の各フォームを圧倒するほど(ただし、組織に潜入していた桜井侑斗とデネブがスパイである事に全く気付いていなかったり、まだ組織の勢力が拡大していない状態で国会議事堂に乗り込もうとするなど、計画性に乏しく抜けた面がある)。

だが、駆けつけた仮面ライダーキバとクライマックスフォームのダブルライダーキックでスーツを失い、ネガデンライナーを呼び出し逃走を図る。
デンライナーとキバの召喚に応じ時の砂漠にやってきたキャッスルドランとの巨大戦を繰り広げ、フリーエネルギーを収束させたビームを放たれ、ネガデンライナーと共に葬られた。

【HERO SAGA】

映画本編では倒されたが、精神体だけで生き残っていたらという形で『HERO SAGA』では後日談が語られている。

電王達との決戦に敗れた後、ゼロライナーをジャックし1971年4月3日(『仮面ライダー1号』の放送開始日)に飛んでショッカーを乗っ取り「ネガタロス軍団」を復活させようと目論むが、ショッカー首領の圧倒的な力になす術もなく、逆にゼロライナーの時間移動能力を利用される事になる(この時、彼は恐怖のあまり態度が一変して低姿勢となり、卑屈な言動が目立っている)。
その後、首領の命令によってゼロライナーを使い未来からミミズ男ガニコウモルサイタンクドクターケイトヘビンガータイガーロイドの6体を連れて来て電王たちと交戦させている。

その後、混戦の隙を突いて再度、ショッカー首領に襲撃を試みるも返り討ちに遭い、実体を保てなくなってしまい、やむなくショッカー首領のイメージによって新たな実体を得ようとし、その結果岩石大首領に変貌するが、最終的には体内に侵入され滅ぼされた。

【余談】

モチーフはモモタロス同様に鬼なのだが、何の童話に登場する鬼なのかははっきりしていない。
『HERO SAGA』で「一寸法師の鬼」ではないかという指摘がある。

ネガタロスとしての登場ではないが、格闘ゲーム『クライマックスヒーローズ』シリーズではネガ電王の声を同じく緑川氏が演じ、性格もネガのものが反映されている。
必殺技は相手を挑発しながらガンモードを乱射して接近し、フルチャージしたエネルギー弾を後ろに跳躍で後退しながら空中で狙い撃つというもの。

声を演じる緑川氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となる。

最終更新:2020年09月24日 04:45