スネークオルフェノク

「オルフェノクの力って何なのかねえ…」

【名前】 スネークオルフェノク
【読み方】 すねーくおるふぇのく
【声/俳優】 唐橋充
【登場作品】 仮面ライダー555
【分類】 オルフェノク/使徒再生
【モチーフ】 ヘビ、ロックミュージシャン

【詳細】

ヘビの特質を持ったオルフェノク。

スクィッドオルフェノクに襲われた喫茶店に偶然居合わせた海堂直也がオルフェノクとして覚醒した姿。
相手を出血死させる猛毒を口に備えた牙から放ち、円と直状の刃が一体となった剣を武器としている。

1980年生まれの23歳。
元音大生で天才的なクラシックギターの演奏者だったが、その才能を妬んだ教授がバイク事故を仕組み、指に致命的な傷を負った事で演奏家生命を絶たれてしまう。

その後、気力を失いただ毎日を過ごしていたが、偶然居合わせた喫茶店でスクィッドオルフェノクの犠牲となり、オルフェノクとして覚醒する。
以後、その覚醒を目撃した木場勇治長田結花と共に生活するようになる。

性格は露悪的。
時に感情の赴くまま奇矯な行動取るが、本心では人間を愛しているものの表現が不器用。
人間臭くもあり、木場達を見捨てて逃げた事もあれば、自身が助けた鈴木照男を不器用ながら気にしたりもしていた。

木場の生き方を尊敬をしていたが、オルフェノクとして人間の心を捨てようとしていた時期もある。
人間を襲ったり、スマートブレインに所属してファイズに変身し、役に立たないオルフェノクの始末を行っていたこともあったが、鈴木照夫をビル火災から救出した後、照夫との交流や木場の心変わりもあり、自身がかつての木場のように人間を守る事を強く心に誓う。

その後、アークオルフェノクを倒そうとするファイズ達をサポートする。
人間側についたオルフェノクの中では乾巧と彼が生き残る事になり、最終決戦後は保育士として働く三原や里奈の姿を確認した後、バイクで何処かへ旅立っていった。

劇中でレギュラー登場したオルフェノク(詳細の語られていない巧を除く)の中では人間をたった1人しか殺害していない。
さらにその殺人も相手の方が彼を殺そうと襲いかかり(彼の発言から自身の殺人を知られたと思い込み、口封じのため)、揉み合っている内にはずみで死なせてしまったというもので、ほとんど事故のようなものである(というより正当防衛に近いのだが現場を目撃した啓太郎は彼が人間を襲ったと誤解している)。

放送当時発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1人として登場。
必殺技は飛び上がった後激しい回転を伴った蹴りを相手に打ち込む、ファイズ・カイザ・デルタ各ライダーの必殺キックに似た技となっている。

【余談】

演じる唐橋氏は後に『侍戦隊シンケンジャー』で腑破十臓役を演じている。
更に『仮面ライダーカブト』、『特命戦隊ゴーバスターズ』で劇中イラストを担当している。

デザインモチーフにはヘビの他にも皮ジャンやアクセサリーの様な意匠が見られ、ロックミュージシャンにも似た印象を与えている。

劇中で2回だけオルフェノクに変化する際に「変身」の掛け声をしている。

最終更新:2013年05月26日 18:02