ヘルズゲート囚 ジャグル

「タイムレンジャーか。訳の分からんものを攻撃するより、少しは楽しめそうだな」

【囚人ナンバー】 不明
【名前】 ヘルズゲート囚 ジャグル
【読み方】 へるずげーとしゅう じゃぐる
【声】 齋藤龍吾
【登場作品】 未来戦隊タイムレンジャー
【登場話】 Case File 28「再会の時」
【所属】 ロンダーズファミリー
【分類】 ヘルズゲート囚人
【圧縮冷凍年数】 半永久的

【詳細】

30世紀において超凶悪犯罪を起こし、ヘルズゲート行きとなっていた囚人。

どのような犯罪を起こしてヘルズゲート行きとなったのかは定かではないが、一撃で石板を撃ち抜く銃を武器にしている他、肉弾戦の実力も高く常に冷静に行動する。
相手の力量を見極め自分一人で相手できると踏んだ際には雑兵であるはずのゼニットに作戦遂行を任せ、自身はタイムレンジャーの無力化に向かう等自分の実力には自身があるようだ。

ギエンに解凍され、時空パルスを増大させ時空の向こうにある何か(後にそれが行方不明になっていたブイレックスだった事が判明する)を引きずり出そうと目論む。

パルスの発射を阻止しようとするタイムレンジャーを苦戦させ、駆け付けたシティガーディアンも一蹴する。

シティガーディアンズのリーダーが反撃のため銃を構えたことから彼をターゲットにするも、彼を庇った竜也はスーツを大破するほど大きなダメージを受けてしまう。
そして彼以外のタイムレンジャーを圧倒し、4人に止めを刺そうとしたところに駆けつけた竜也を迎撃するために、片手を翳すと同時に起こす爆発で迎え撃つが、アサルトベクターの射撃とベクターエンド・ビート12に怯み、プレスリフレイザーを受け圧縮冷凍された。

敗北後、暴走した時空パルスは行方不明になっていたブイレックスを現代に引き込む事に成功し、ギエンの目論みは達成される事になる。

【余談】

ヘルズゲート囚人にしては冷静な性格だったが、どのような犯罪を引き起こしてヘルズゲート行きとなったのかは不明。
竜也を圧倒した際に「手応えがないな」と口にしている点から暴力に近い犯罪を引き起こした事が伺える。
自分の実力に自信があるようなので傭兵経験があるか、戦争経験者か。
いずれにせよヘルズゲートに収容されているのは確かなので、他のロンダー囚人とは比較にならない大規模な犯罪を犯したのは確か。

ジャグルが行っていたのは時空パルスを放射して次元の壁を崩壊させる作戦であるが、装置の操作はゼニットにも出来たことから、ジャグルを解放したのは装置の守護役もそうだが、妨害者の撃退を含めた時間稼ぎが主だったのだと思われる。
そうなるとヘルズゲート囚人をほぼほぼ使い捨てにしたようなもので、かなり贅沢な使い方をしているが、並にロンダー囚人であれば目先の欲に釣られて命令を無視することも考えられるため、そういったことを考えてもある意味ジャグルはこの任務に適役として信頼はされていたのだろう。

ちなみになんだかんだでリバウンドする囚人がほとんどであり、巨大化せずに等身大のまま圧縮冷凍された数少なく、かつプレスリフレイザーで初めての圧縮冷凍に成功した事例となっている。
話数的には折り返しを過ぎた中盤なのだが。

最終更新:2023年09月08日 23:16