【詳細】
『マジレンジャー』に登場する敵組織。
地底界に住む怪物の集団。
徹底した弱肉強食の理論に支配された世界であり、天空聖界マジトピアとは敵対関係にある。
いわば「地獄」と呼べる世界であり、太陽の光はもちろん差し込まず闇に支配された暗い世界。
冥獣や
冥府兵ゾビルらが多数生息している他、15年前の戦いで封印された
冥獣人が存在。いずれも地上に置いて神話等で語られる怪物の名を持ち、冥獣人はその上で個人名まで持つ。
封印の影響により力の強い者ほど地上へ繰り出すことは叶わず、基本的に幹部格は
魔導騎士ウルザードの力を使わないと地上に出られない。
そのため
凱力大将ブランケンはウルザードの力を借りずとも地上へ行ける手段として
冥府門の復活を目論見、バンキュリアや冥獣達を使って作戦を進めていた。
しかしブランケンはマジレンジャーとの戦いの末戦死し、かつての戦いにてミイラ化した状態で封印されていた元天空聖者の裏切り者、
魔導神官メーミィが復活。
これによって冥獣人達が次々と蘇り、ン・マ復活のための作戦が行われレジェンドマジレンジャー達のレジェンドパワーを利用することで不完全ながらン・マが復活を果たす。
しかし記憶を取り戻したウルザードは本来の力、天空聖者ブレイジェルとしてン・マの魂を自らの身体に封印し、メーミィもデュエルポンドでの決闘の末ヒカルに敗北し死亡した。
その後
冥府神が復活。
ン・マの魂をブレイジェルから奪い返し、
絶対神ン・マへと転生させようと行動を開始する。
伝説に残る神々故にマジレンジャー達を大いに苦戦させるも、家族の力の前に絶対神であるはずのン・マが敗北し消滅。
そして冥府神で唯一生き残った
冥府神スフィンクス統治の下に「人間界との共存共栄」という新たな道を模索する事になる。
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
【余談】
スーパー戦隊シリーズだけでなく、特撮作品でも「組織そのものが壊滅しなかった」という例はよくある。
インフェルシアの場合、「ヒーロー側との和平が成立し、共存の道を歩み始めた」という珍しい組織とも言える。
最終更新:2021年12月02日 01:38