カッシスワーム グラディウス

「どんな攻撃も返してあげよう!」

【名前】 カッシスワーム グラディウス
【読み方】 かっしすわーむ ぐらでぃうす
【声/俳優】 坂口拓
【登場作品】 仮面ライダーカブト
【登場話】 第42話「最凶VS.最恐」~第44話「生きるとは」
【分類】 ワーム成虫態
【特色/力】 クロックアップ、擬態能力、受けた攻撃を吸収しコピーする、再生能力
【モチーフ】 カブトガニ
【強化形態】 カッシスワーム クリペウス

【詳細】

地球に棲むカブトガニに似た能力を持つカッシスワーム ディミディウスが強化再生した第二形態。

右腕には細身の剣、左腕には強力な大剣を持ち、肩や頭部に剣のような鋭い突起が増えたためより凶悪な雰囲気を醸し出している。
相手が放った攻撃をエネルギーに還元して吸収し、その技をコピーして相手に跳ね返すという特殊能力が追加された。
ただし、コピーできるのは1つの攻撃を受けた場合のみで、複数の攻撃を全く同じタイミングで同時に受けた場合はエネルギーを吸収しきれずダメージを受ける
他にも仲間のワームをエネルギーに還元して吸収することも可能。
何故か、「フリーズ」は使用していない。これは単にディミディウスのみの能力だったのか、それとも使う必要がないと判断したのかは不明である。

マスクドライダーシステムの秘密を奪うべく、ZECTの機密区域に大量のサナギ体を率いて出現。
対峙したライダー達の必殺技を尽く吸収して圧倒し、最深部に迫るも阻もうとするガタックの執拗な抵抗にあい、さらにザビーへと変身した影山も加わるも余裕で圧倒してみせガタックを傷めつけ大きなダメージを与える。

しかしなおも倒れず抵抗を見せる加賀美の元にひよりを奪還し駆けつけたカブト、「弟」を傷つけられ静かに怒りを燃やすキックホッパーが集結し、彼らが同時に放った「トリプルライダーキック」を吸収しようとするも上記の通り異なるエネルギーを吸収しきれずオーバーロードし大ダメージを受ける。
その隙に天道はハイパーカブトへハイパーキャストオフ。

そして放たれたマキシマムハイパーサイクロンの莫大なエネルギー波に大量のサナギ体もろとも巻き込まれ爆散した。

――――が、その後もしぶとく3度目の復活を果たした上、さらに2体に分裂したカッシスワーム クリペウスへと変貌を遂げる。

【余談】

名前の由来は恐らくラテン語で刀剣の一種を意味するgladius。
再生後の人間体は再生前に掛けていたメガネが無くなっている。

なお、『バトライドウォー』シリーズではボスとして登場するが、本来の対必殺技用のカウンターの他、本編で使えなかった変態前のディミディウスの「時間停止」、さらには二体に分身して戦うクリペウスの力と、三形態全ての能力を揃えた状態に設定されている。

もし劇中で登場したカッシスワームがこの仕様だった場合、勝つのはさらに困難を極めたことだろう。
ゲーム仕様にかけて言えば「無理ゲー」というやつである。

最終更新:2022年09月28日 23:43