「お前、僕に釣られてみる？」
【詳細】
未来からやってきた未来人の精神体が、野上良太郎の思い描く「浦島太郎」の海亀をイメージして現出した姿。
冷静かつ頭がよく、自信家である上に女好きな性格。
人を騙す事（それを「釣り」に例える）も好み、口八丁で相手を手玉に取る詐欺師のような性格をしている。
リュウタロスとはほぼ同じタイミングで憑依し、事故で入院した良太郎の身体をのっとって病院内の看護士達を骨抜きにさせ脱走するも
モモタロスに発見される。
そして、気合を振り絞った良太郎に追い出され、デンライナーに弾き飛ばされた。
だが、その後も懲りずにうそをついて良太郎の身体をのっとり行動するも、ハナに嘘を見破られた挙句オーナーからは無断乗車扱いにされかける。
しかし、自分の嘘を良い方向に解釈した良太郎に、「自分の嘘を安っぽく解釈されるのは許せない」としてロッドフォームに変身。
クラストイマジンを倒した後は良太郎がパスの共有を宣言したためデンライナーに残ることに。
先に憑依していたモモタロスを「先輩」と呼ぶが、敬意は皆無。
後に姿を現した
リュウタロスをなだめる役に回ることも多く、知らず知らずのうちにデンライナーの雰囲気に馴染んでいった。
TV版終盤において、
NEWモールイマジン達がデンライナーに爆弾をしかけたのを察知。
爆弾を爆発させないためあえて裏切ったかのように装い、NEWモールイマジンを外に誘き出した上で自分は単独でイマジン達の足止めをするために過去へととどまった。
だが、オーナーが不在であるためナオミがデンライナーを勝手に動かし、過去へ留まった
キンタロスと共に現代に帰還。
自分の消えることもいとわず
カイ一味を全滅させ、デンライナーに乗って未来へ去っていった。
良太郎に憑依すると「U良太郎」と呼ばれる姿に変化。
七三分けで青いメッシュが一房入った髪形に、めがねを掛けた姿となる。
この姿では基本的に女性を口説いていることが多く、良太郎本人が知らない間にガールフレンドを何人も作っていた。
作中では様々な人物に憑依しており、そのたび女性を口説いている。
ディケイドに登場したときには夏海に憑依し、スーツ姿に眼鏡を着用した「U夏海」となった。
さらに海東大樹に憑依したときにはディエンドへの変身も行い、ディエンドライバーとウラタロッドを使い
G電王と戦っている。
戦闘では足技を得意とし、モモタロスと互角の戦闘力を誇る。
武器は両端に六角形の刃を備えたウラタロッド。
またNEW電王の特性によって一度「ウラタザオ」と呼ばれる姿に変身している。
だが「ウラタザオ」は軽くて扱いやすいものの、本物の釣り竿と同程度の力しかなく
マンティスイマジンにはまったくダメージを与えられなかった。
【余談】
彼はデンライナーのイマジンの中で唯一、「野上 良太郎」、「桜井 侑斗」、「野上 幸太郎」の3人の主役ライダー全員に憑依した事のあるイマジンで、「門矢 士」、「光 夏海」、「海東 大樹」と別世界のライダー（夏海は憑依した時点ではライダーではなかったが）にも憑依しており、計6人の仮面ライダーに憑依したイマジンである（ディエンドの召喚した仮面ライダーG-3を含めれば7人）。
なお、士に憑依した際には白のスーツとシルクハットの奇術師風の姿に、夏海に憑依した際にはスーツ姿のOL風の姿にそれぞれ服装まで変わっている（青いメッシュと眼鏡は共通）。通常のイマジンの憑依では髪の色が変わったり、帽子や眼鏡といった簡単なオプションが付くだけで服装そのものが変わる事は無かったのだが、何故か彼ら2人に憑依した時にだけ上記のような変化が起こっている（現に海東に憑依した際には通常と同じ変化しか起こっていなかった）。
イベントの劇中劇『Uの悲劇』ではシャンデリアの下敷きになるなどの不幸なキャラクターを演じている。
最終更新：2012年07月13日 04:18
