仮面ライダーコア

「負ける訳がない。仮面ライダーの記憶全てを得た我が、こんな者共に!」

【名前】 仮面ライダーコア
【読み方】 かめんらいだーこあ
【声】 立木文彦
【登場作品】 仮面ライダー×仮面ライダー オーズダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE
【分類】 仮面ライダー
【モチーフ】 仮面ライダー1号

【詳細】

『MOVIE大戦CORE』に登場する巨大なエネルギー集合体。
自称「暗い闇の心を糧とし、戦う戦士」、「異形となった悲しみを憎しみの力に変える者」。

下半身をバイクに変形でき、口からの光線は街を一瞬で焼き尽くし、全身の6000℃の超高熱火炎は湖を煮え滾らせたり、大地を焼き焦がす程の威力を誇る。
全身が炎で構成された仮面ライダーのような姿だが、メモリーメモリに「異形の姿に変えられた苦しみ」や「大切な者を失った悲しみ」といった偏った記憶しかない為、邪悪な性格を持つ。

プテラノドンヤミー(雄)が集めた過去の仮面ライダーの記憶を取り込んだメモリーメモリ、鎧武者怪人 完全体の身体から飛び出した3枚のコアメダルが融合して誕生した(その際に「変身!」と叫んでいる)。

星の中枢に存在する「地球の記憶」の結晶をエネルギー源とし、そこから無尽蔵に力を引き出している為、ダブルとオーズを相手に圧倒的なパワーを発揮する。
それぞれハードタービュラーとトライドベンダーで地球のコアに侵入したダブルとオーズに結晶を破壊され、それでも劣らぬパワーで2人に襲い掛かるが、アンクからオーメダルを受け取ったオーズはタジャドルコンボへのコンボチェンジを遂げる。

更にオーズのエネルギーを吸収したダブルはCJGX(サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム)に強化変身し、最期はゴールデンエクストリームとプロミネンスドロップを連続で受け爆散した(それと同時にメモリーメモリと3枚のコアメダルも破壊された)。

戦いの後、翔太郎とフィリップは風都に帰還するが、映司は日本の裏側にあるブラジルに着いてしまう。

【余談】

劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』の仮面ライダーアークのように合成で巨大に見せているのではなく、フルCGで描かれた初の仮面ライダーとなる。

同作でオーズタジャドルコンボ、仮面ライダーバースが先行登場する。

上記の台詞にオーズは「それって、得た記憶が偏ってんじゃないの?」、ダブルは「そうさ。お前は本当の『仮面ライダー』を何も知らねえ!」と返答している。
実際に「仮面ライダー、或いは人間の姿に成り掛けた」ような姿をし、身体の部位(右上腕部、左大腿部から左膝)が不自然に欠けている。
全体的な姿は仮面ライダー1号を彷彿とさせるが、どことなく平成ライダー1号であるクウガの最強フォームであるアルティメットフォームに似たポイントも確認できる。

下半身をバイクに変形させ移動能力がアップするが、後に仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーションに登場したアナザー1号はコアのように1号をベースとしたデザインかつ、下半身がバイク(にもなれる)という共通点がある。
ついでに言うならばフルCGで描かれた巨大ボスという点でも共通する。

劇場版のボスと地球の核(に近い場所)で戦うというシチュエーションは劇場版仮面ライダービルドにおけるラストバトルでも採用されており、
デザイン要素が後の劇場版の敵デザインに繋がっていること、さらにフォーゼ&オーズに登場した超銀河王は「アストロスイッチ」と「オーメダル」という異なるパワーソースで変身しているという点でガイアメモリとオーメダルを使って誕生したこのコアと共通点を見出すことが出来る。

HERO SAGA『KAMEN RIDER W -Playback-』では同個体誕生の一因となったメモリーメモリで変身するドーパントが登場する。

声を演じる立木氏は『仮面ライダーW』のナレーションを担当し、ガイアメモリの音声も演じている。

最終更新:2020年10月17日 10:39