キンタロス

「俺の強さにお前が泣いた!涙はそれで拭いとけ!」

【名前】 キンタロス
【読み方】 きんたろす
【声】 てらそままさき
【スーツアクター】 岡元次郎
【登場作品】 仮面ライダー電王シリーズ
【初登場話】 第9話「俺の強さにお前が泣いた」
【分類】 イマジン/タロウズ
【契約者】 野上良太郎
【契約内容】 モモタロスたちとずっと一緒にいたい→自分たちを彷彿とさせる?物を良太郎に渡す
【モチーフ】 クマ
【童話】 金太郎

【詳細】

未来からやってきた未来人の精神体で、良太郎に協力するイマジンの一体。
元々は本条勝という空手家の青年が思い描く童話「金太郎」からクマをイメージして現出したクマイマジンであったが、 本条との契約完了後、ライノイマジンの行動を阻止しようとして自身の消失の危機に陥りそこから良太郎に救われ、ウラタロスに続いて良太郎に憑依することとなった。

典型的な気はやさしく力持ちタイプ。
しかし、何故か「泣ける」という言葉に過敏に反応し、人の言うことを勝手に勘違いしては恐ろしいパワーをとんでもないところで発揮してしまうなどはた迷惑な面もある(「化ける」を「泣ける」と勘違いした時など)。
人情に人一倍厚く、世話好きな関西人気質のイマジン。
普段はデンライナー内で鼾をかきながら居眠りをしている事が多いが、どうやら狸寝入りをしている事も多いようでモモタロスのちょっかいを鼾をかきながら簡単によけた事も。

消滅の危機を救ってもらった為、良太郎に憑依しているイマジンの中でも彼に恩義を感じていた。
その為に終盤では過去で大量発生したイマジンを足止めするべく単独でイマジンの大群に挑む。
この時点では過去の世界で良太郎に憑依出来なくなっていた為、モモタロスたちは加勢出来ない状態にあったのだが、彼は新年会の席での良太郎の何気ない一言を「契約」として利用し、契約を完了させる事で過去へ飛び、デンオウベルトを単独で使用して仮面ライダー電王アックスフォームに変身している。

彼が過去に飛ぶ為に用いた契約の達成方法は「自分達を連想させるもの」を良太郎に渡すというもので、彼が集めてきたものは股引(ももひき)、亀ゼリー、木彫りの熊、リュウタロスの私物のシャボン玉マシンである。また、この点からも彼は良太郎サイドのイマジンの中で唯一、良太郎との契約を完了したイマジンである。そして彼の契約達成方法は皮肉にも「契約者の心情を省みず、自身の勝手な理屈を振りかざし強引な方法で契約を完了する」という敵イマジンのほとんどが行ってきたやり口と同じ方法を用いる事で契約者の窮地を救っている(なお本編を見る限りでは過去へ飛んだ後に契約を完了させた形になっており、行程が矛盾している)。

その後、オーナーの不在をいい事にデンライナーを勝手に運転したナオミに拾われ現代に帰還。カイとの決着をつけてデンライナーとともに未来へ去っていった。

良太郎に憑依すると「K良太郎」と呼ばれる姿に変化する。
髪に金色のメッシュ、瞳も金色に光っている。長髪を束ねての着流しが基本的なスタイル。
やはりありあまるパワーを持て余し、ちょっとしたことで近くにある物を壊しては一人パニックに陥る。

超電王トリロジー・EPSODE BULEではNEW電王の特性により「キンタオノ」と呼ばれる姿に変身。
しかし、あまりに重量がありすぎてまともに扱うのすら困難である。
マンティスイマジンとの戦いで変身したが、NEW電王は一撃を当てるだけでもやっとのありさまだった。

【余談】

「イマジンあにめ」では同時期に放映されていたアニメ『YES!!プリキュア5』のキュアレモネードのコスプレをしたり、2008年の映画『仮面ライダーキバ 魔界城の王』公開前の放送のミニコーナー「モモタロスのまっかっか城の王」ではゴーオンイエローの物真似を披露している(イエローの相棒・炎神ベアールVも関西弁を喋る)。

最終更新:2020年11月18日 03:47