リュウタロス

「お前、倒すけどいいよね?答えは聞いてない!」

【名前】 リュウタロス
【読み方】 りゅうたろす
【声】 鈴村健一
【スーツアクター】 おぐらとしひろ
【登場作品】 仮面ライダー電王シリーズ
【初登場話】 第13話「いい?答えは聞いてない!」
【分類】 イマジン/タロウズ
【契約者】 野上良太郎
【契約内容】 不明
【モチーフ】 ドラゴン
【童話】 竜の子太郎

【詳細】

2007年の現在にやってきた未来人のエネルギー体が、野上良太郎の想い描くドラゴンをイメージしてこの世に現出した姿。

性格はあまり物事を深刻に考えない甘えん坊タイプで、愛称は「リュウタ」。
見た目は凶悪だが良太郎の姉である愛理の優しさにまるで子供のように甘え、「お姉ちゃん」と呼びとても慕っている。
また、動物やダンスが大好きで、指を鳴らす事で人間を軽い催眠状態に陥らせる特殊能力を駆使して「リュウタロスダンサーズ」と呼ばれるダンサー達を呼び寄せてはよく踊っている。
1度催眠に掛けると効果は持続するらしく、指鳴らしが聞こえないような遠方にいたとしても催眠は発動する模様。

しばしば相手に自分の行動に対する了承を求めるが、返答は求めておらず即座に「答えは聞いてない」と言い放ち行動に移すのが特徴。
その為、クライマックス刑事では「答え聞こうよ」とあるキャラに突っ込まれている。
また仕留める際も「とどめ刺すけどいい?」と聞くも、「駄目だ」と応えた敵イマジンを「答えは聞いてない」として必殺技で撃破したことも。

ウラタロスが憑依する寸前に良太郎本人や他のイマジンが気づかないうちにこっそり憑依。しばらく誰にも気づかれず、良太郎の奥深いところに潜行していた。
憑依の目的は良太郎を倒す事であったが、やがて良太郎に発見された事で表に出てきた。
実はカイからの指示で良太郎を殺せば「デンライナーの車掌にしてくれる」との声に従ったものではあるが、良太郎を殺害すると愛理が悲しむ事から一時的に保留。
だが、終盤においてデンライナーの破壊作戦に失敗した事からカイに見捨てられ、始末されかけた事から良太郎にも心を開き比較的言動が柔らかくなった。

また、愛理と将来的に結ばれる桜井侑斗に対しては常に敵意を剥き出しにしていたが、最終的に打ち解けたのか彼が言う事を素直に聞く場面も見られた。

戦闘では身軽な動きで相手を翻弄し、リュウボルバーと呼ばれる巨大な銃を武器とする。

【余談】

彼だけ元となった童話が公式で語られていないが、これはモチーフとなったと考えられる「竜の子太郎」の著作権がまだ切れていない為である。

声を演じる鈴村氏は特撮作品での出演は今作が初となる。

最終更新:2021年07月29日 20:44