【詳細】
ウラによって眠りから復活した黒い狼の姿をした
デュークオルグ。
しかし、一匹狼気質で、ウラには従おうとしないものの、1000年前に自分を封印したガオレンジャーに対して憎悪を抱いている。
デュークだけに驚異的な力を持ち、手に持つ魔笛でガオウルフ、ガオハンマーヘッド、ガオリゲーターを召喚、使役するほか、ガオレンジャーからガオエレファント、ガオジラフ、ガオポーラー、ガオベアーの宝珠を次々と奪い取ってそれらのパワーアニマルすらも自分の道具と化した(なお、狼鬼の手中に収まった宝珠はセピア色に染まる)。
その正体は1000年前の「6人目のガオレンジャー、シロガネ」こと大神月麿(後のガオシルバー)。
当時のオルグの頭領として猛威を奮った
百鬼丸に劣勢に立たされた状況を打開するため、ムラサキ(
テトムの祖母で当時のガオの巫女)の制止を振り切り、鬼面をつけ百鬼丸を倒し、その代償として鬼面の邪気に支配され変貌した姿である。
現代に復活すると次第に自身の記憶を取り戻しかけるが、それをよく思わないウラにより特殊な虫を寄生され奴隷化し、彼の忠実な僕となってしまう。
その後、奇跡的に人間に戻るもガオレンジャーに自分の過去を語った直後に再び狼鬼に変貌し、ガオハンターで襲い始める。
しかし、新たに参戦したガオライノス、ガオマジロを百獣武装したガオキングストライカーの必殺技、ライノシュートを受け鬼面の呪縛から解放され、元の姿に戻った。
なお、鬼面に込められた邪気は「千年の邪気」と呼ばれ、邪気の集合体で、後に大神とは別個体の狼鬼オルグが出現した。
更にこの邪気を込められたオルグは誕生するごとに次々と強化される性質を持っており、最終的にウラはこの邪気を十分に成長させたうえで自分に取り込んで、
ウラ究極体になる事が目的であった。
最終更新:2020年04月26日 00:52