「たまには泣かせた人の数、数えてみたらどうだい?」
【名前】 |
スパイダー・ドーパント |
【読み方】 |
すぱいだー・どーぱんと |
【声/俳優】 |
山本太郎 |
【スーツアクター】 |
高田将司 |
【登場作品】 |
仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE/仮面ライダースカル メッセージforダブル 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 |
【分類】 |
ドーパント |
【メモリ】 |
スパイダーメモリ |
【綴り】 |
SPIDER |
【頭文字デザイン】 |
糸を吐き出す蜘蛛(S) |
【モチーフ】 |
蜘蛛 |
【生体コネクタ位置】 |
左の首筋 |
【詳細】
「スパイダー(蜘蛛)」の
ガイアメモリで鳴海荘吉の相棒・松井誠一郎が変身した風都で始めて事件を起こした
ドーパント。
ガイアメモリ購入の第1号で、スパイダーネットと呼ばれる頑強な糸を武器とし、松井の精神状況とメモリが呼応したことで人の体に小蜘蛛を埋め込み、埋めこまれた人間が「一番愛する人間」に触れるとその愛する者の体内に侵入し糸で拘束した上で爆死させるという極めて残酷な能力を獲得した。
人気オペラ歌手メリッサを悩ませる危険なストーカーで、風都ではその姿から「蜘蛛男」と呼ばれている。
彼女がコンサートを行うとそれを採点して100満点から減点した数だけ人を殺すという脅迫状を送りつける(ただ採点の結果100点満点だとして殺人は行われなかった)。
松井は鳴海荘吉の相棒として細かな情報収集や情報整理を行ってサポートする役目を持ち、喋るときに指を鳴らしたり数字の1に書き癖が存在する。
長年荘吉を支えていたが、内心では愛するメリッサが一向に自分に振り向いてくれないことと、自分が臆病故に決断ができず、荘吉のような人間になれないことを強いコンプレックスとしておりそこからガイアメモリの魔の力に魅入られてしまった。
メリッサへ脅迫状を送りつけた通り、彼女のコンサートが終わると同時に出現しメリッサに迫るが、それを阻もうとする荘吉を
バット・ドーパントと共に強襲。
彼を追い込み、荘吉がスカルに変身したため一旦その場を離れる(その際、メリッサに小蜘蛛を植えつけた上で正体を明かしている)。
その後、図書館にいたところを脅迫状と、立ち去り際に糸で書いた文章の中にあった数字の1の書き癖からドーパントの正体だと荘吉に見破られ、これまでの鬱屈した心の内をさらけ出した後、街中に小蜘蛛をばらまいて無差別に人々を爆死させていきメリッサをさらって逃走。
彼女と結婚式をあげようとするが、「越えてはならない一線を越えた」として変身を遂げたスカルのマキシマムドライブ・ライダーキックを受けメモリブレイクされた。
メモリブレイク直後、元の心を取り戻すと眠るように息を引き取った。
しかし、メモリブレイクされても彼が放った小蜘蛛は解除されておらず、それを埋め込まれた荘吉は同じく小蜘蛛を埋めこまれているメリッサ、最愛の娘である亜樹子に二度と触れなくなってしまう(長期間、娘と連絡を絶っていたのはそのためだと思われる)。
【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】
【余談】
「昭和ライダーのオマージュ」ということで目元が若干生身で、響鬼の
童子と姫のような特殊メイクに近いデザインとなっている。
ギジメモリにも「スパイダーメモリ」が存在するが、それとは異なるガイアメモリにより変身する。
これは
バット・ドーパントも同様。
上記のセリフは映画の序盤でメリッサにつれない態度をとる荘吉に向けて言ったもの。
本人にとっては精一杯の皮肉であろうその言葉は、映画終盤でスカル及びダブルの決め台詞、「さぁ、お前の罪を数えろ」の誕生するきっかけとなった。
また、鳴海荘吉とこのドーパントが戦う姿はメリッサのコンサートを見に来ていた左翔太郎と津村満里奈に目撃されており、翔太郎は生身で怪物に立ち向かう荘吉の姿に感銘を受け彼に弟子入りすることになったが、満里奈は10年後
ドーパントとなり犯罪者となってしまう(加えてこの時、ドーパントに挑んだ警官の中に若き日の刃野刑事の姿が見える)。
最終更新:2020年09月11日 00:34