ゲルトゲルト

「ギンガマンか、ちょうどいい。鏡の中に閉じ込めてくれる」

【名前】 ゲルトゲルト
【読み方】 げるとげると
【声】 八代駿
【登場作品】 星獣戦隊ギンガマン
【登場話】 第二十六章「炎の兄弟」
【所属】 宇宙海賊バルバン/イリエス魔人族
【分類】 イリエス魔人
【怪物モチーフ】 スケルトン
【その他のモチーフ】 騎士
【名前の由来】 骸骨(英:skeleton)

【詳細】

イリエス魔人族の1人。

鏡を使った妖術を得意とし、武器の盾の中に仕込まれた鏡からの光線で相手を六角形の鏡の中に封じ込める「鏡封じ」という技を用いる。
他にも長剣を武器とし、剣先で長方形を描いて作り出した巨大な鏡の中に相手を閉じ込める「鏡縛り」という必殺技も使用する。

上述の鏡封じで39人の人間を鏡の中に閉じ込め、彼らを生贄に魔獣ダイタニクスの復活を目論む。
人々を鏡に閉じ込めている最中にギンガマンが駆け付け、リョウマとヒュウガ以外の4人も閉じ込めた為に2人は撤退を余儀なくされ、自身も生贄が39人揃った為に立ち去るが、ヒュウガが賊兵ヤートットの1人に付けたカオリグサの実で居場所を突き止められる。

リョウマとヒュウガが廃工場に乗り込んでくる事態に備え、3体の死神人形を差し向け、ダイタニクス復活の儀式を行う。
あと少しで復活する直前、乗り込んだリョウマとヒュウガに人形を倒され、2人も鏡の中に閉じ込めようとするが、炎のたてがみで盾を破壊され、生贄にされる寸前の人々も解放されてしまい、その怒りからギンガマンをヤートットと共に迎え撃つが、獣装光ギンガマンの銀河の戦光を受け敗北。

その直後、バルバエキスを飲んで巨大化する。
上述の鏡縛りで身動きを封じられた超装光ギンガイオーを徹底的に痛め付けるが、ブルブラックの遺志を引き継いだヒュウガは黒騎士ヒュウガに転生し、更にゴウタウラスとの騎獣合身でブルタウラスとなり、最期は野牛鋭断を受け爆散した(それと同時に超装光ギンガイオーも解放された)。

【余談】

バルバエキスを飲む際は「イリエス魔人族はしつこいんだ」と発言している。

鏡の中に住み、妖帝イリエスに呼び出された際は鏡の中から出現している。
鎧や武器などには骨の意匠が多く見られ、「ギーシギシギシ」が口癖(骨が軋む音に由来すると思われる)。

当時は鋼星獣が登場しなかった事もあり、他の魔人が超装光ギンガイオーを物理的な攻撃で苦戦させている中、彼だけが特殊な方法で行動不能にまで陥れた為、ある意味では強敵だったのかもしれず、ギンガイオーを最後まで苦戦させたバルバンの魔人は彼と砂爆盗だけだが、両者とも最期はブルタウラスに倒されている。

第三十七章のバットバス魔人も騎士がモチーフになっている。

声を演じる八代氏は過去にも『超電子バイオマン』のメッサージュウ、『激走戦隊カーレンジャー』のWWワリッチョの声を演じている。
昭和仮面ライダーシリーズで数多くの怪人の声を演じ、モチーフに合わせた口癖から昭和テイストがふんだんに漂ってくるが、2003年6月に亡くなった為、今作で特撮作品において最後の出演となった。

最終更新:2017年02月17日 22:07